2018明治安田生命J1リーグ 第7節

2018.4.11 (水) 19:03

等々力陸上競技場

入場者数:17,113人

川崎フロンターレ
  • 知念 慶 (22')
セレッソ大阪
  • 丸橋 祐介 (31'), 福満 隆貴 (36')
1-2
1-2 0-0

ハイライト動画

川崎フロンターレ

GK 1 チョン ソンリョン
DF 17 武岡 優斗
DF 5 谷口 彰悟
DF 23 エドゥアルド 47'
DF 2 登里 享平
MF 21 エドゥアルド ネット 51' 55
MF 10 大島 僚太
MF 16 長谷川 竜也 55
FW 4 大久保 嘉人
FW 20 知念 慶 22' 71
FW 11 小林 悠

サブ

GK 30 新井 章太
DF 3 奈良 竜樹
DF 18 エウシーニョ
MF 25 守田 英正 55
MF 19 森谷 賢太郎
MF 37 齋藤 学 55
MF 41 家長 昭博 71
監督 鬼木 達
試合経過
85' 木本 恭生 (in) 福満 隆貴 (out)
72' 清武 弘嗣 (in) 田中 亜土夢 (out)
家長 昭博 (in) 知念 慶 (out) 71'
71' 杉本 健勇 (in) ヤン ドンヒョン (out)
齋藤 学 (in) 長谷川 竜也 (out) 55'
守田 英正 (in) エドゥアルド ネット (out) 55'
エドゥアルド ネット 51'
エドゥアルド 47'
36' 福満 隆貴
31' 丸橋 祐介
知念 慶 22'

テキスト速報

シュート数

15 7
    エドゥアルド(1), 長谷川 竜也(2), 大久保 嘉人(1), 知念 慶(3), 小林 悠(6), 齋藤 学(1), 家長 昭博(1)
    丸橋 祐介 (1), 福満 隆貴 (1), 田中 亜土夢 (1), 柿谷 曜一朗 (4)

ゴールキック

5 14

コーナーキック

3 5

直接フリーキック

10 12

間接フリーキック

1 0

オフサイド

1 0

ペナルティキック

0 0

監督コメント

  • 【ハーフタイム】
    ■奪ったボールは大事にしよう。
    ■後半の入り方をしっかりとすること。
  • 【試合後】
    「ハードなスケジュールの中で、遠くまでお越しくださったファンの方に感謝を申し上げます。ファンの力、応援によって、我々は勝利することができました。試合の入りは、選手の体も重く見えたのですが、失点までつながってしまった。前半で逆転することは、選手たちの努力も必要でした。セットプレーからゴールを挙げることができました。効率的な仕方で得点できました。それ以降、選手たちもしっかりと試合に入ってくれました。押され気味でしたが、最後まで守ることができて、勝利につなげることができました。一つ残念なのは、失点がずっと続いていること。試合の入りのところ、最初のプレーがよくありませんでした。そこについては、しっかりと改善していく必要があると思います。ただし、ハードなスケジュールの中で選手はしっかりと雰囲気を作って、雰囲気に乗っていけています。5月までのハードなスケジュールをみんなで克服できると思っています。ケガ人も多く出ていますが、選手たちがしっかりとやってくれているので、選手たちに感謝したいと思います」

    Q:前節から先発を6人変えました。中2日で迎える次節以降も見据えての采配ですか?

    「もちろん、ハードなスケジュールの中で、今まで出てきた選手が今節も出たい、そういう気持ちは理解できるのですが、この1試合、2試合で終わるわけではないので。そういった選手のローテーションも、事実、考えました。普段、(リーグ戦に)出ていない選手も多く先発し、最初の入りで重さも見えたのですが、それが改善されることによって、より活用できる価値を見出すことができたのではないかと思います」

    Q:復帰した清武弘嗣選手について

    「いい状況に向かっているのですが、今すぐ先発で起用することは無理があるのではないかと思います。もちろん、最初から出ることができればありがたいですが、ここでケガをされてしまうと、(復帰まで)長い時間かかってしまう。今は、少しずつ出場時間を増やす方向に向かっています。清武選手の場合は、最初から出てしまうと、あまりにも一生懸命、頑張ってしまい、オーバーしてしまうこともあるので、しっかりとブレーキをかけてあげる必要があると思っています」

    Q:2点目を決めた福満隆貴選手について

    「いつも一生懸命、頑張る選手です。そして、誠実な選手です。どこのポジションで起用されたとしても、自分の役割をしっかり担ってくれる選手です。前半から出ようと、後半の途中から出ようとも、いい姿をずっと続けてくれています。この1年間でしっかりと成長してくれましたし、これからもっと良くなると見ています」

    Q:押されていた中でも粘り強い守備ができていたと思うが、後半の終盤、クロスから2度、ピンチを招いた場面について

    「クロスを与えてしまったのですが、失点にはつながらなかったことは良かったです。最後は相手がクロスを上げてくるという予想の下、ああいう守備陣形を取りました。もちろん、フリーでヘディングさせてしまったことは問題です。ただ、その中でも選手たちはしっかりと集中している姿も見ることができました。もちろん、ヘディングさせましたが、楽な状態でさせなかった。そういう姿も見られました、なので、失点にはつながらなかった。攻守の切り替えの姿に関しても、以前の姿を取り戻している、そういった姿が見えます。勝利に対する欲も、しっかりと取り戻せていると思います」

選手コメント

  • ■丸橋祐介
    Q:同点の直接FKを振り返ると?
    「コースは真ん中に行ったけど、スピードは良かったので、入って良かったです」

    Q:素晴らしい軌道を描いたが?
    「とりあえず、速いボールでGKに向かうボールを蹴ろうと思ったので、それが最終的に入って良かったです」

    Q:前節はCKを直接決めて、今節はFKで決めました。珍しい記録かなと思うが?
    「(前節は)変なゴールといったらアレですけど(笑)。今回はうまく決めることができました。セットプレーから取れることはセレッソの武器だと思うので、これからも続けていきたいです。セットプレーで点を取ると、相手に与えるダメージも大きいと思うので」

    Q:先に失点してしまったが、どう巻き返そうと思っていましたか?
    「まだ早い時間帯だったので、みんなも落ち着いてできていました。絶対、逆転できると思っていました」

    ■福満隆貴
    Q:得点シーンを振り返ると?
    「思い切って飛び込んだら入ったので良かったです。ボールが浮いた時に、自分の方が前向きだったので、思い切って飛び込んでみようかなと。思い切りの良さを出せたことは良かったですが、チャンスらしいチャンスは作れなかったので、次はそういったところも良くしていきたいと思います」

    Q:同点につながったFKも、福満選手の仕掛けから生まれたが?
    「チャンスがあれば前に仕掛けることは考えていましたし、仕掛けてファウルをもらえてことは良かったです。あとは、マルくん(丸橋祐介)が素晴らしいキックでした。あの得点で勢いに乗ったと思うので、チームの雰囲気の良さも出せたと思います」

    Q:リーグ戦での得点はまた違いますか?
    「そうですね。リーグ戦で活躍したい、ということは去年からずっと言っていましたし、今年はチャンスをもらえているので。今日も自分自身、何か爪痕を残さないといけない、と思っていたので、ゴールという形で爪痕を残せて良かったと思います」

    ■清武弘嗣
    Q:どういう気持ちでピッチに入りましたか?
    「勝っている状況で出たので、とりあえず失点はしないように心がけて出ました」

    Q:試合前はサポーターから横断幕も掲げられていましたが?
    「自分がまたこうやってピッチに戻って来られたのは、監督やスタッフ、チームメートもそうですし、家族もそうですし、その中でもサポーターの力っていうのはすごく大きいので、すごく感謝しています」
     
    Q:チームも3連勝を果たしたが?
    「今日は普段あまり出てない選手が何人か出て、すごいいいパフォーマンスをしていましたし、去年と同様、チームが一丸となって総力戦で戦えているので、そこはすごくいいと思います。1つ(課題を)挙げるとしたら、毎試合、失点しているので、そこはもう1回、直さないといけないのかなと思います」

    ■山口蛍
    「最初はうまくいかない時間帯もあり、失点もしてしまったけど、その後、みんなで声を掛け合ってしっかりブロックを作って守れたので、そこはすごく良かったかなと思います。メンバーが変わった中でも、しっかりと結果を出せたことは良かったと思います」

    Q:山口選手の守備、特にインターセプトが目立ちましたが?
    「どうですかね、フロンターレとやると、真ん中も突いてくるし、人も密集しているから、そういうインターセプトは狙いやすいと言えば狙いやすいですけど」

    Q:この試合に懸ける強い思いも見えましたが?
    「昨季、ここで負けているから、その借りを返したいという思いはありました。向こうもこっちもメンバーが変わっているから、今日勝って、返せたのか分からないけど、アウェイでもしっかり勝点3を持って帰ることができたことはすごく評価できる。変わって出た選手も、最初はバタバタしたところはあったかも知れないけど、徐々に慣れてきたと思うし、ACLも含めて、いろんな選手が出て結果も出せている。今日も、そういった選手がしっかりやってくれたと思います。(福満)隆貴にしても、点を取ってくれたので、すごく良かったと思います」

試合後記

  • 昨季のリーグ王者撃破でリーグ戦3連勝を達成!また一つ波に乗れる、大きな一勝を掴む

    勢いが止まらない。リーグ戦2連勝、公式戦3連勝で今節のJ1第7節・川崎フロンターレ戦に挑んだセレッソ大阪は、前半22分に失点するも、その後、31分、36分と立て続けに得点。後半は川崎Fの猛攻をしのいで1-2で勝利し、リーグ戦3連勝、公式戦4連勝を達成するとともに、リーグ戦の順位も4位に浮上した。

    前節から中3日、そして、今節の後、中2日で次節のFC東京戦を迎える過密日程も踏まえ、前節のサガン鳥栖戦から先発6人を入れ替えた尹晶煥監督。AFCチャンピオンズリーグ MD5 済州ユナイテッド戦で活躍した福満隆貴や田中亜土夢、片山瑛一らがピッチに立ち、2トップの一角にはヤン ドンヒョンが入った。
     
    開始4分、相手のパスミスを拾った柿谷曜一朗が思い切りよくシュートを放つ場面こそあったが、序盤から川崎Fにボールを回されるセレッソ。ある程度、織り込み済みの展開ではあったが、「試合の入りは、選手の体も重く見えた」と尹晶煥監督も試合後に振り返ったように、川崎Fにパス回しに翻弄され、自分たちのビルドアップもままならずにいると、22分、アクシデント的な形から失点。エドゥアルド ネットの前線へのパスが、強風で若干、押し戻されると、マテイ ヨニッチと山下達也の間の絶妙な位置に落ち、飛び出したキム ジンヒョンも触ることができず、知念慶に押し込まれた。

    ただし、気持ちを落とすことなく、ここからセレッソは反撃。24分、丸橋祐介のフィードからヤン ドンヒョンがゴールに迫ると、26分には、山村和也、福満、柿谷とパスがつながりかけ、チャンスになりかける。すると、31分、中盤で大久保嘉人のパスを柿谷がプレスバックしてうまくカットすると、山村が前線の福満へ素早くパス。一気のカウンターから福満がドリブルでゴールへ迫ると、戻った大久保がたまらずファウル。これで得たFKを丸橋が見事なキックで直接沈め、セレッソが同点に追いついた。

    36分には、田中亜の鋭く曲がってゴールに向かうCKを川崎FのGKチョン ソンリョンが弾いたところを福満が猛然と飛び込み、ヘディングを叩きこんでネットを揺らし、セレッソが逆転に成功した。九州地域リーグ、JFL、J3、J2とステップアップしてきた福満にとって、ついに掴んだJ1リーグでの初ゴール。「チャンスをもらったら結果で示したい」と強い決意で臨んだ一戦で決めた得点後は、会心のガッツポーズも飛び出した。

    逆転後は、「みんなで声を掛け合ってしっかりブロックを作って守れた」と山口蛍も振り返ったように、川崎Fのポゼッションに対して、セレッソはしっかりと4-4-2の3ラインを作って応戦。味方同士の守備での距離感もよく、山口蛍がインターセプトを連発すれば、相手のクロスはマテイ ヨニッチがしっかりと跳ね返す。途中から出てきた斎藤学や家長昭博といったタレントに対しても、片山が体を張って対応するなど、川崎に反撃の糸口を掴ませない。試合終盤は木本恭生を投入して5バックで守り切ったセレッソが、昨季のルヴァンカップ決勝、今季のFUJI XEROX SUPER CUPに続き、対川崎F、公式戦3連勝を収めた。敵地で昨季のリーグ王者撃破という、また一つ波に乗れる大きな一勝を掴んだセレッソは、次節、中2日でホームに戻り、順位が一つ上のFC東京戦に挑む。

    また、この試合では、ケガから復帰した清武弘嗣がACL MD1 済州戦以来、公式戦11試合ぶりにピッチに立ち、アウェイゴール裏を埋めた多くのセレッソサポーターに拍手で迎えられた。試合後は、「監督やスタッフ、チームメイト、家族もそうですし、その中でもサポーターの力はすごく大きいので、感謝しています」と笑顔を見せ、今後の活躍を誓った。勢いに乗るセレッソに、また一人、頼もしい仲間が戻ってきた。