2018明治安田生命J1リーグ
第14節第3日

2018.7.25

セレッソ大阪

0

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FULL TIME

2

0-0

0-2

鹿島アントラーズ

鈴木 優磨 (57')

土居 聖真 (60')

ヤンマースタジアム長居

16,631

監督コメント

■尹晶煥監督
「中2日で大変な試合でしたけど、多くの方々に力を与えていただきましたが、いい姿を見せることができませんでした。多くの選手を入れ替えて試合に臨みましたが、前半はよく耐えて戦いましたが、後半は、個人の能力に関して相手より劣っていたのではないかと思います。選手たちは意欲を持って戦ってくれましたが、一瞬の集中力が切れてしまって、その一瞬で敗れてしまう姿がありました。冷静に、全選手が戦う姿を見せないといけません。この暑い気候、ハードなスケジュールだと、そういう姿がなければ同じような試合を繰り返してしまいます。落ち込むことなく、これからも試合は続きます。全員で反省すべきところは反省しないといけません。もっと上を目指していくためには、今の姿では不足しています。私だけではなく、全選手がもっと奮闘してやっていかないといけません。多くの方々に足を運んでいただくことに応えられるように頑張っていきたいと思います」

Q:山内寛史選手がJ1デビュー戦でしたが、彼にかける言葉は?

「良かったと思います。J1初出場、初先発だったんですけど、自分の任務を果たしてくれました。これからもっと成長していくことができれば、もっといい選手になっていけると信じています」

■大岩剛監督(鹿島アントラーズ)
「この厳しい気候の中、大阪までたくさんのサポーターが来てくれた中で、選手たちが素晴らしい姿勢を見せてくれた90分だったと思います。抽象的ですが、非常にいいゲームができたのではないかと思っています。サポーターの皆さんに感謝しながら、次のガンバ大阪戦に向けて、またしっかりと準備したいと思います」

Q:J1第17節の柏レイソル戦から中2日でしたが、先発をほぼ入れ替えずに続けたのは、柏戦で得た自信を育みたい意図があったからでしょうか?

「はい。それも要因の一つですね」

Q:把握している範囲で、途中交代した昌子源選手の状態については?

「把握しているのは、足首を冷やしているということ。まだドクターから詳しい診断は出ていないので、これから検査などを含めて、しっかりと判断したいと思っています」

Q:金崎夢生選手の移籍が決まり、若いFWが点を取った。流れとしてはいいのでは?

「こじつけですね(笑)その結果をすごく評価したいです。ただ、先ほどDAZNさんのインタビューでも言ったのですが、彼らだけではなく、他の選手の姿勢、ボールへのアグレッシブさ、そして、先手を取るという自分たちの意思の強さに今日は感服しました。『この暑い中でもしっかりとしたパフォーマンスを出そう、チームとして一体感を持ってやろう』ということを言っていたので。点を取ったのは彼らですけど、チーム全体の勝利だと思って、非常に評価しています」

選手コメント

■山口蛍
「メンバーをかなりイジった中で、失点するまで上手く耐えられていたと思うし、チャンスも少しは作っていたと思う。
失点するまで耐えていたという感じだから、失点の仕方がもったいない。
それで流れが変わってしまった。
追いかける立場になると少し難しいものがあるから、今の自分たちは如何に失点しないようにするかという所を求められているので、その中で色んな失点が続いたので、修正していかないといけない」
Q:ターンオーバーの難しさは感じる?
「どこも一緒やし…。みんな連戦でも出来ると思うし、最後は監督が判断することだけど、みんなタフに戦えると思う」
Q:メンバーを固定できた方が良い?
「まだ2試合しか連続でしていないから、天皇杯を戦ったメンバーはずっと続いているかも知れないけど、そこまでみんなに疲労感が見えているワケじゃないと思う。
変えた中でも上手くやっていくところと、(点を)取られると本当に厳しいところもあるから、やっぱりゼロで行くプランを今日はずっと目標にしていた中で前半はやっていたので、後半で失点する前に後で何回かミスが出て、中まで持って行かれるシーンがあったので、そこを気を付けないとああいう風になってしまうなと思う」
Q:前半戦終わって広島と14差ですが
「現実的には厳しいと思うけど、ACL圏内を狙っていくためにも、これから上に食らい付いていくには勝っていくしかないので、そこをやっていければ良いです」

■杉本健勇
「前も点が取れていないし、後の責任だけじゃないと思いますけど。耐えるところがね…前半耐えられても、後半でやられるというところが、中盤になってきてやられるというところが多いので、そこはみんなで耐えないと。
去年はそこを耐えてきて勝ったから、中盤になって失点してしまうとガクッときてしまう。誰がというのはないです」
Q:先制された後の追加点の辺りでしょうか?
「そうですね、集中が切れましたし。
もうちょっと前が点を取らないといけないなと思っています。
取ったら強いので、なんとか先に取りたいです」

■田中亜土夢
「もうちょっと起点を作ってやれたら良かったかなというところです。
前半に1本、裏に抜けてクロスでチャンスは作れましたけど、それ以外なかなかチャンスを作る場面がなかったので、もうちょっと起点を作ってラストパスだったり、もうチョット自分で仕掛けて、クロスだったりシュートだったりの所まで持っていけなきゃなかなか難しいかなと感じたので、そういう所をもっと練習でやって、またチャンスが来たらそういうプレーが出来たらと思います」
Q:なかなかこのメンバーで合わせる機会がほぼなかった難しさは?
「動きとかはもうだいぶ解っているので、少しのズレとか微妙な所だと思うので、その辺はグラウンドの中で話して修正していけば問題ないところだと思う」
Q:1失点目すぐに2失点目で自分たちのリズムが崩れましたか?
「そういうところで立て直して、グラウンドの中でしっかり話せれば良かったと思うのですけど、バタバタっとやられて、足も止まっちゃったというところもあったと思う。
こういう暑い中なので、そういうところは無くしていかないといけないと思う。
簡単なミスとか、少しのラインの上げ下げというか、そういう所も細かくやっていかないといけないなと思います」

■片山瑛一
「(ゴール前でのシュートは)準備はしていたのですけど、ちょっと狙いすぎてしまって当たり損なったというのが事実なので、ああいうところを決めきれないと、2点ビハインドを負っているところであの一点があったとしたら、確実に試合も変わっていたと思う。
いつあのようなチャンスが訪れるか解らないので、一瞬一瞬、大事に集中してやって行きたいと思います」
Q:前半相手の攻撃も抑えつつスコアレスで折り返したのはゲームプラン通り?
「まずゼロでというのをベースで考えていたので、前半ピンチもありながらもしっかり守れていたなと思う。
それを前半だけじゃなくて、90分通してやらないといけないですし、失点も軽い部分もあったと思うので、そういったところを引き締めて行かないといけないのと、1失点した後にすぐに2点目を取られることがゲームプランを崩してしまったと思うので、そこをしっかり反省してやって行きたいなと思います」

■藤本康太
Q:前半は体を張って守って無失点で折り返し、後半、鹿島の先制点はパスの軌道が少し変わったアンラッキーな部分もあったのかなと思います。
「ああいうことも対処しないといけないですし、1失点目がアンラッキーだったにしろ、切り替えて2失点目は防がないといけなかったです。そういったところが、相手が一歩、上だったのかなと思います」
Q:シュート数や決定機の数は同じくらいだったと思いますが、勝敗を分けた部分もそういうところですか?
「そうですね。強かさというか、そういうところが相手の方があったのかなと思います。ただ、どういった状況でも、後ろが失点ゼロで抑えていけば、前は決めてくれると思うし、実際、今日もチャンスはいっぱい作れていたので。失点ゼロで試合を進めていくことを、(守備陣は)やらないといけないと思います」

■オスマル
Q:決定機などは両チームに等しくあったと思いますし、紙一重な試合内容だったとも思いますが、勝敗を分けたモノは何でしょうか?
「相手よりうまくボールを回せたんじゃないかなと思いますが、結局、ゴールを決めるか決めないかで、結果は決まります。自分たちもいくつか決定機を作れたんですけど、そこで決め切れなかったのが敗因だと思います。最終的には、鹿島のカウンターにやられました。こちらも決定機を決めないといけないし、決められないのであれば、もっとチャンスを作っていかないと勝てません」
Q:直近の公式戦から先発が7人代わりましたが、大きくメンバーが代わっても、チームとしてやるべきことはできていた印象ですが?
「そうですね。多くのメンバーを代えましたけど、それはこの試合の結果には関係ないことだと思います。チームは11人でできているわけではありませんし、数多くの控えメンバーもいるので。誰が出場しても、今日のやるべきことや目標はしっかりと持っていました。敗因としては、繰り返しになりますが、決め切れなかったことだと思います」
Q:途中からCBとしてプレーされましたが?
「3バックの真ん中でプレーしたこともありますし、5年間、タイでも韓国でもCBをやっていたので、慣れています。監督の起用法次第ですし、また(CBを)やれと言われても、全く問題なくできます」

■山内寛史
Q:自身、J1デビュー戦になりましたが、試合を振り返ると?
「勝てなかったことがすべてですし、自分自身の実力やプレーも出せなかったです。難しい戦いに、自分たちが自分たちでしてしまった部分もあると思いますし、自分自身、チームを救うプレーがまったくできませんでした」
Q:ある意味、この日に向けて、これまで準備してきた部分もあったと思います。先発を聞いたのはいつでしたか?
「先発は今日聞いたんですけど、その部分に関しては自分自身、準備はしていましたし、いい状態で臨めたと思います。ただ、試合展開や流れにうまく対応できませんでした。一人の選手としての実力がまだ足りません。その中でも、いまできるプレーが100%できたかと言えばそうではないと思うので…。課題が見つかったとか、そういう問題ではなく、チームが負けているので、自分も試合に出た立場として、しっかり考えていかないといけないと思います」