2019JリーグYBCルヴァンカップ/Cグループ
第2節第1日

2019.3.13

ヴィッセル神戸

0

AWAY

FULL TIME

0

0-0

0-0

セレッソ大阪

神戸総合運動公園ユニバー記念競技場

7,414

監督コメント

■ロティーナ監督
「前半はヴィッセル神戸がゲームを支配して、我々は自陣から出て行くのが難しい展開でした。チャンスを作られてはいなかったのですが、彼らにボールを持たれていた。後半は逆の展開になりました。我々がゲームを支配して、相手のエリアに入って、チャンスを作ることができました。カウンターでピンチもありましたが、後半は快適に、思っているようにプレーすることができました。基本的には満足しています。何に満足しているかと言うと、チームのプレー、ボールを持ったときのチームのプレーに満足しています。ゴールは奪えなかったのですが、ボールを持って、より相手の陣地に入っていくことができました。少しずつ改善しており、今日もその一歩を踏み出せたと思っています」

Q:Jリーグデビューとなった西川潤選手のプレーについて

「彼はまだ若いですが、それは年齢の話であって、サッカー選手としては、とても成熟しています。我々に大きく貢献してくれる選手だと思っています。まだまだ成長していくことができる、成長すべきなのはもちろんですが、クオリティーがあることも間違いない。少しずつ成長していってくれればと思います」

選手コメント

■圍謙太朗
「チームが良い状況ではないので、そこは意識していて、僕が1年目の時もこういう状況で出番が回ってきて、そのマリノス戦に勝って、そこから乗っていけばという過去があったので、ゲームもですが、チームとしての流れもキーパーというポジションで引き寄せられるようにとずっと思っていました。
本当は勝って流れを持って行きたかったですけど、次はリーグでもう一度トライして、全員で流れを持って行けるようにと思っています。
僕の中でも(チーム戦術を)イメージするために、監督やコーチに『どのチームを手本にしたら良いですか?』と聞きました。やっぱりキーパーが一番解っていないとダメだと思って。『マンチェスター・シティやバルセロナやベティスの試合を観るように』と言われたので、家ではずっと観て研究していました。
でも僕だけの頭じゃ11人が動ける訳じゃないので、もっと声の質だったりタイミングを上げていったら、もっともっと良くなるんじゃないかなと思いました。1つのパスで最後の終着点の絵も変わってくると思うので、そういう所まで自分が一番意識して、周りを変えられるようにならないと、この戦術だとキーパーが生きてこないかなと感じさせられています。毎日毎日、かなり刺激のあるトレーニングなので、楽しくサッカー出来ています。多分、みんなもそうだと思うので、それが今日の試合に出たのかなと思います」

Q:圍選手から足下のパスを繋ぐだけじゃなく、ロングキックもありましたが、自分の判断ですか?

「好きなようにやって良いよと、監督は結構キーパーを立ててくれるので。あと、僕の特長が裏に飛距離のあるパスを出せる事なので、本当はもっと蹴りたかったですけど、やっぱり練習でやってないことは出ないなというのを感じて…。
チームでやらなくても、トレーニング中に居残りでやったりをもっとしないといけないなと思ったし、細かいミスは有ったので、キーパーは100でやらないといけないので、100%の成功率を目指してトレーニングしようと思いました」

Q:ナイスセーブも多かったですが、自分的には今日は何点?

「結果、ゼロで抑えられた所だけで言うと、キーパーとしては合格だと思いますけど、そういうサッカーじゃないので、ちゃんとボールを保持して勝ちきるというサッカーなので。ゼロで勝ちというスポーツなら良いですけど…。そう考えると合格点ではないなと思います。次も頑張ります!」

■田中亜土夢
Q:ゴールが遠かったですね。

「ガンガン狙っていましたけど、枠外が多かったかなという感じですね」

Q:ペナルティエリアにドリブルで切り込むシーンも何度か見られました。

「ああいう姿勢を見せられたし、どんどんゴールに向かうというのは意識してやったことなので、また次に繋げたいなと思いました」

Q:今日はチームとして良かったと思いますが。

「そうですね。やろうとしていることをみんながやろうとしていましたし、徐々に良い方向に行っていると思うので、後は最後のところだと思う。ゴール前での崩しというかアイディアをもっと出してやりたいなと思います」

Q:後はゴールですね!

「そうですね。前の選手なのでゴールはもっと狙っていかないといけないですし、ガンガンシュートを撃って、確率を上げればゴールは決まると思うので、狙っていきたいと思います」

Q:髪の毛もプレーも目立ってください!

「そうですね、髪の毛はちょっとミスりましたけど・・(笑)。前の色の方が良かったのですけど、ちょっと落ちちゃったので同じ色を入れようと思ったら、違う色になっちゃって、ちょっとイメージと違っちゃいました」


■藤田直之
「互いに、そんなに決定機は作れない試合でした。お互い、似たようなやり方でやりたい中、後ろではボールを持っても、なかなか前を絡めての攻撃はできていなかったのかな、という印象です」

Q:後半は相手のゴール前まで行く場面も増えたが?

「間延びして、カウンターでゴール前までは行けるシーンはありましたが、お互い、ゴール前の、後1本のパスが合わない、クロスが合わない。そういうことも含めて、お互い、イーブンだったかなと思います」

Q:古巣相手の試合になりましたが?

「変な感じでしたね(笑)数ヶ月前まで一緒にやっていた選手と試合をしたので。もちろん、勝ちたかったですけど、ルヴァンカップでまた対戦しますし、リーグ戦でも対戦はあるので、今日の試合をまた振り返って、しっかりやっていきたいと思います」

■都倉賢
「個人としてもコンディションが上がっていますし、チームとしてもこのルヴァンカップを迎えるに当たって監督が積み上げてきたコンセプトを体現できているということはチームとして素晴らしい事ですし、やはり試合を重ねるごとにチームの成長を感じられます。
後はコレを出せるようにやっていけば勝つ確率は上がっていくと思うので、そこは焦らずにやっていければなと思います」

Q:広島戦といい今日といい、少しずつ形が見えかけている?

「前提のビルドアップというのは徐々にチームとしても共通意識の中でできはじめているので、その次のステップという意味で、今週は最後の崩しの部分を意識した中でトライしたことは、すごく出ていたのかなと思います」

■瀬古歩夢
「(グループステージ第1節の)大分戦では、ウィングバックを押し出すところで、うまく生かせていないところがあったのですが、今回はそれを修正できて、ウィングバックともうまく連係できたかなと思います。相手が1トップなので、ウィングバックが高い位置を取ればスペースも空くし、それによって自分がフリーになってボールも運べる。コミュニケーションを取りながら、高い位置でボールを受けるか、低い位置でもう一回やり直すか、試合の中で話し合っていました」

Q:1本のパスで裏を狙うシーンもありました。

「そうですね。相手が1枚のFWなので、自分がフリーになるのは分かっていましたし、その中で、ボールを少しずつ運びながら、相手の空いているところを突いていこうと思っていました」

Q:無失点で終えたことについては?

「大分戦では、最後に2失点して不甲斐ない形で負けてしまったので、今回はそういうことのないように、ということはチーム全体も分かっていたし、90分間、集中して失点ゼロで抑えたことは自信にもなりました。続けていきたいと思います」

■西川潤
Q:プロのピッチに初めて立った心境は?

「途中出場でしたけど、すごく楽しみにしていました。いざ、ピッチに入ったときは、緊張もありましたけど、自分のプレーに自信を持ってプレーしようと思って、ピッチに入りました。元々、途中出場というのは分かっていたので、心の準備はできていました。スペースをうまく使いながら、ギャップで受けて、相手をかく乱できればと思ってプレーしました」

Q:ピッチに立ってプレーをして、何を感じましたか?

「自分として、通用するなと思うプレーもあって、チャンスを作れた場面もあったのですが、チャンスの数を増やしていく必要はあるし、ミスも目立ったので、そこは修正していきたいと思います。もっとできた、という思いもあります。力が入り過ぎて、シュートが力んでしまった部分もあったので、そこは次につなげていきたいと思います。出る機会はまた来ると思うので、そこで得点やアシストという結果を出して、監督に使ってもらえるようにやっていきたいと思います」

Q:西川選手が入ってチャンスの数も増えたと思いますが、どういったことを狙って試合に入りましたか?

「アタックすること、左足のアーリークロスを増やしていくことを考えていました。ブルーノ メンデス選手や都倉選手と中で合わせる選手がいたので、そういったプレーは狙ってピッチに入りました。監督からは、『判断する材料を増やせ』ということと、『状況に合わせて判断の質を上げていくことを心掛けるように』と言われているので、今日の試合もそうですし、これからも心掛けていこうと思います」