2018JリーグYBCルヴァンカップ
準々決勝 第2戦

2018.9.9

セレッソ大阪

高木 俊幸 (25')

ソウザ (35')

2

HOME

FULL TIME

2

2-2

0-0

湘南ベルマーレ

金子 大毅 (31')

山﨑 凌吾 (44')

ヤンマースタジアム長居

6,589

監督コメント

■尹晶煥監督
「第1戦から短い期間でしたけど、いい準備をして臨めました。逆転するためには積極的に前から行かないといけないところがあった中、いい流れを持っていくこともできましたけど、それ以上のことを見せることができず、本当に申し訳なく思っています。大勢の方々に足を運んでいただきましたけど、こういった姿を見せてしまったことを申し訳なく思います。ただ、選手たちは最後の最後まで諦めずに戦ってくれました。これからはリーグ戦だけになりますが、最後までリーグ戦を頑張って戦っていきたいと思います」

Q:連覇が懸かった大会でしたが、あらためて、その難しさも感じましたか?

「連続して優勝するのは簡単なことではないですね。今年は最初からいい流れを掴めていなかった部分もありましたし、いい勉強になったと思います。ただし、プロの世界は結果を出さないといけないので、そういった部分に関しては、選手たちとも共有して、次に進んでいきたいと思います。そして、先ほども言ったように、残りのリーグ戦に集中してやっていきたいと思います」

Q:後半、準決勝進出へ向けて4点が必要になりました。難しい状況でしたが、それぞれの選手交代の狙いについては?

「相手はしっかりと守っている状況の中で、パスだけではこじ開けるのは難しいと感じました。相手のゴール前に早くボールを入れようという狙いで、選手交代を行いました。山下選手の場合は、後ろのリスク管理を考えて入れました。柿谷選手をもう少し早く入れればどういった状況になったか分からないですが、少し遅れた感じもします。今日の戦術に関して、もう一回、考える必要がありますし、どういう選手起用がいいのか、もう一回よく考える必要があります」

■曺貴裁監督
「お疲れさまでした。まず始めに、先週、関西地域で自然災害があり、風雨によってこの地域も影響を受けたと聞きました。加えて、北海道地方では今もまだ電気も水も使えない状態の方がたくさんいて、一週間に2度も自然災害に見舞われました。そんな状況の中、皆さんの協力によってルヴァンカップが開かれました。災害で亡くなった方に心からお悔やみ申し上げると同時に、少しでも早く復興されることを願っています。そして、我々クラブもそういうところに力を貸して、できることはクラブ、選手ともにやっていきたいと思います。試合の方は、(第1戦で)3-0でリードしたことは一旦忘れようと。ホームでの第1戦は内容と結果が伴った試合でしたが、もう一度同じ試合をしようというよりは、新しくキャンパスに向かって、我々の絵を新しく描いていこうと話しました。第1戦で大事にしていた、相手のボール回しを奪うことや、人を追い越してゴールに向かっていく我々の良さなど、それは変える必要はないけども、全体の絵が変わることは問題ないと。再現性の難しいスポーツなので、新たな気持ちで臨みました。前半から、非常に技術の高いセレッソさんのボール回しとフィニッシュの精度に苦しめられましたけど、よく我慢して、しっかり2点を取りました。後半はやり方を少し変えて、彼らのストロングポイントを出させないようなことを指示しました。それを含めて、選手はしっかり理解してやってくれました。3点目を取れればもっと良かったですけど、この2試合で大人になってきたなと思います。セレッソさんは個人の力がすごく強くて、このステージを勝ち上がるのは難しいと思っていましたが、22年ぶりに次のステージに進出できたので、選手たちを讃えたいと思います。この後のリーグ戦もルヴァンカップにつなげて、まだまだ強くなるぞという気持ちを見せていきたいと思います」

Q:金子大毅選手のゴールが大きかったと思うが、あの1点を振り返って。

「現代サッカーに必要なボランチの力は、ボールを奪うこと、そしてそれを前に運ぶこと。それに関していうと、彼は非常にそのセンスがある選手で、監督の僕もどこへ行くかわからないドリブルをしますが、1年目の選手があの場面で相手の逆をとってシュートを決めるのは、なかなかできないプレーだと感心しています。ただ、若いので、調子の波がすごくあるので、ここに満足させず次に向かわせます。今日、出場した杉岡や石原、いまU-19代表で頑張っている齊藤未月など、10代の選手が我々のチームの中に出てきたのはクラブにとっても非常に明るいことなので、もっとそういう選手を鍛えながら、一緒に成長させていきたいと思います」

Q:後半の修正は、山﨑凌吾選手を山口蛍選手のマークにつかせることが一つがと思うが、その他の修正点は?

「セレッソさんが前半から、アンカーを一人置いて、2シャドー2トップのような形で試合に入っていて、どうしても2シャドーの出入りを抑えられなかったので、3バックの選手がボールを持っているビルドアップは多少、目を瞑り、揃えてから(プレッシャーに)行った方がカウンターができると思いました。相手の出所を抑える狙いで、多少、引き込んでから行く狙いがありました。相手の2シャドーも嫌がって下がってボールをもらうようになったので、少し後ろも落ち着けたと思います」

Q:松田天馬選手が調子を上げているが、彼の評価は?

「よく走るようになりました。それをベースにして、彼の持っているアイディアを出せるようになってきました。今日も1点目に惜しいシュートがありました。非常にアイディアがある選手で、ゴール前で時間を作ったり、パスを出したりできます。それが走ることによって消えていた時期がありましたが、ここ最近は自信を持って、自分のベースを出しながらトライして、選手としてはいい流れになっていると思います。まだ大卒1年目ですが、世界で言えば22歳はチームの中心になっていくべき歳なので、そういった責任感も含めてまだまだ伸びてほしい選手の一人です」

選手コメント

■ソウザ
Q:大量得点が必要な試合で、攻撃的な入りをして、いい形で先制できたが?

「最初から相手にプレッシャーをかけて、自分たちもゴールをどんどん取ろうという狙いで試合に臨みました。準決勝へ行くためにみんな頑張ったのですが、仕方ないですね」

Q:先制点の後の失点が試合を難しくした面はありますか?

「突破のためには、『最低でも3点を取って無失点で終えないといけない』という条件は、やはり厳しかったです。点を取るためには前線に力を入れないといけないですし、後ろもリスク管理をしないといけない。難しい試合でした。それでも、自分たちは最後まで諦めずに戦ったと思います」

Q:得点は素晴らしいミドルシュートでした。

「アリガトウ(笑)」

■高木俊幸
Q:積極的な入りをして、先制点の瞬間は、「行ける」という雰囲気もあったと思います。

「自分たちは点を取りにいくしかない状況でしたし、先に1点取れば相手の気持ちも難しくなると思ったので狙いにいったんですけど、得点後の失点の仕方がもったいなかったです。それが試合を左右してしまったと思います」

Q:試合を通じて、かなり気持ちが入っていたように見えました。

「個人的な話になってしまいますけど、自分が移籍してきて、天皇杯を逃してしまい、ルヴァンカップに対する意気込みは強かったです。今日の試合も厳しい状況ではありましたけど、自分の経験上、昨季は浦和レッズでACLを戦った中で、そういう難しい条件をひっくり返して優勝まで行けました。カップ戦のホーム&アウェイはそういうことが起こり得ると思ったので、今日の試合に対する意気込みは強かったです」

■山口蛍
「試合開始から自分たちは点を取りに行かないといけない中、失点には気を付けていましたけど、こういう試合(打ち合い)になることも予想はしていました。最後まで勝ちに行く姿勢は見せたと思いますが、厳しかったです。自分たちが招いた結果なので仕方ないですが、相手が向こうのホームで3-0という結果を持っていたことは大きかったです。湘南には頑張って上まで行って欲しいです」

■山村和也
Q:攻撃的な試合の入りは出来ていたように思います。

「そうですね。点を取りにいくために前から行ったのですが、そういった時間帯に点も取れて良かったのですが、それを継続して最後までできなかったです」

Q:得点後の失点が痛かったですね。

「前から行っている分、後ろがタイトになってしまうのは仕方なかったのですが、点を取った時に、落ち着かせるのか、どうすればよかったのか。さらに勢いよく出て行ってしまったところもあったので、リスクマネジメントするところはしっかりして、前に出ることができたらよかったかなと思います。失点したことで、第2戦で逆転することが難しいゲームになってしまいました」