天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会
3回戦

2019.8.14

レノファ山口FC

0

AWAY

FULL TIME

3

0-2

0-1

セレッソ大阪

澤上(28') ソウザ(31') 澤上(60')

維新みらいふスタジアム

監督コメント

■ロティーナ監督
「いいスタートが切れました。ボールを支配して、相手の裏も取ることができた。その中で、素晴らしいシュートが2本、決まった。後半は、少しリラックスしたのか、山口にボールを握られて、我々は少し下がり過ぎた。ただし、幸運にも3点目が入った。その後、また山口にボールを支配されて攻撃されたが、そのまま勝つことができたという印象です」

Q:効果的に決まった前半のミドルシュート2本について

「エリアの外からミドルシュートを打てる選手がいるということは重要なこと。ソウザがいいシュートを打てることは誰もが知っているが、(澤上)竜二も、この前のJ3で今日と同じような素晴らしいミドルシュートを決めた。今日もそれを繰り返してくれた」

選手コメント

■澤上竜二
Q:1点目のミドルシュートについて

「最近、(J3で)点を取っていたので、自信を持って打てました。トラップして、相手も来ていなかったので、とりあえず(足を)振ろうかなと思って打ったら入りました(笑)コンディションが戻ってきて、今はシュートの感覚も悪くない。いい感じで打てました」

Q:J1リーグ戦に出るためにも、次につながる2ゴールだったのでは?

「そうですね。(田中亜土夢のシュートが当たって入った)2点目は分からないですけど(苦笑)1点目は、左足(のシュート)という自分の持ち味を見せることはできたので、少しはアピールできたのかなと思います」

■ソウザ
Q:2点目のミドルシュートについて

「その瞬間に打てると感じたので打ちました。相手をかわした時に空いていたので、打ちました」

Q:雨の後で強烈な湿度だったと思うが?

「暑かったですね(苦笑)。自分はずっと試合に出ていたわけではないし、90分も久しぶりだったので、きつかった。まだ試合勘や試合の体力が少し足りていない部分があります。暑かった分、ポジショニングに気を付けながらプレーしました」

Q:良いアピールになったのでは?

「もう4年もいるので、自分のプレーはチームメイトもみんな知っていると思う。ただ、試合に出ているメンバーもすごく良いプレーをしているので、僕は待つだけです」

■柿谷曜一朗
「僕も含めて久しぶりに(頭から)試合に出る選手も多くて、暑さもあり、みんなしんどかったと思うけど、攻守において戦って、特に後ろの選手は最後に踏ん張って、勝つことができました。相手の左サイドからの攻撃は特長で、攻められる時間もあったけど、瑛ちゃん(片山瑛一)がしっかり抑えてくれて、外からのクロスも中で跳ね返せた。途中からはヤス(木本恭生)も入ってきて、バランスを整えてくれた。全員で守れたと思います。J2相手とは言え、いい選手が揃っています。他の会場を見ても、1発勝負のトーナメントは難しい。毎年、J1のチームが苦しい状況に追い詰められることも多いけど、その中で、今日、自分たちは結果を出すことができた。2年前、決勝の舞台に立って、優勝できたからこそ、もう一度、みんなで行きたい気持ちが強い。みんなでちょっとずつ成長していけたらいい。自分自身、練習からもっと90分動ける体を作って、もっともっとチャンスを作っていけるようにしたい。チームのために頑張れるようにやっていきたい」

Q:試合展開としては、澤上竜二選手の1点目がチームとしては大きかったですね。

「だいぶ調子を上げているし、チームとしても、FWの競争が激しくなることはいいこと。新しい選手も入ってきたし、いろんなタイプがいる中で、みんなが準備している。もちろん、僕も今日、結果を出して、競争に入っていきたいと思っていた。そういう結果で見れば、今日は何もなかったけど、チームとして一番上を目指してやっているので、勝つことができて良かった。もちろん、結果を出さないといけないのは誰よりも分かっているし、皆の期待に応えたいけど、それもいいプレッシャーに変えて、仲間を信じて走り続ければ、(ゴールは)転がってくると思う」

■田中亜土夢
「勝てて良かったです。このような状況でも見に来てくれた人もたくさんいましたし、みんなの笑顔を見ることができて良かったです。勝つっていいですね(笑)」

Q:台風の影響も心配だったのでは?

「心配しましたね」

Q:結果的には影響なくて、安心しました。

「ただ、湿度がすごくて。今まで感じたことがないくらいでした。両チームともきつかったと思います」

Q:まさにサウナ状態ですか?

「ほんとに(笑)暑くはなかったんですけど、汗がすごくて(苦笑)変な感じでした。90分プレーするのも久しぶりでしたし、最後の方はきつかったです。まぁでも、勝ち上がることが大事だったので。今日、会場に来ることはできなくても、結果を気にしてくれていた人もいたと思いますし、次に進めて良かったです。気持ち良く大阪に帰れます!(笑)」

■瀬古歩夢
「終わってみれば3-0で勝てましたけど、難しい試合でした。前半も入りでピンチがありましたし、後半も押し込まれたんですけど、我慢できたことが、この結果につながったと思います」

Q:後半はサイドから攻められる時間も長かったが、慌てることなく、中で跳ね返していた印象だが?

「サイドからの攻撃、という相手の特長は分かっていたので、その中で、ヨニッチ選手ともヤス君(木本恭生)とも、ゴール前を固めてクリアできたのは良かったです」

Q:次に進めたことは何よりの収穫ですね。

「そうですね。リーグ戦もあって、天皇杯もあれば、また競争もありますし、ここでアピールすればリーグ戦にもつながっていきます。そういう舞台を自分たちでまた作ることができたことは良かったです」