2019明治安田生命J1リーグ
第22節第2日

2019.8.11

セレッソ大阪

奥埜 博亮 (19')

1

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FULL TIME

2

1-0

0-2

サガン鳥栖

林 大地 (88')

豊田 陽平 (90'+5)

ヤンマースタジアム長居

27,571

監督コメント

■ロティーナ監督
「彼らが2点を取り、我々は1点しか取れなかった試合でした。我々にも試合をモノにするチャンスはありましたが、決めることができず、相手のGKも素晴らしいセーブを見せました。私にとっては、今日は審判のエラーが決定的でした。結果につながるエラーを犯したと思っています。こういうことはあまり言いたくないし、申し訳なく思いますが、今日の出来事を理解するのは難しいです」

■金 明輝監督
「立ち上がりからしっかりと自分たちの色を出しながら、いい形に持って行けた時間帯と、セレッソさんの個人の技術やデザインされたビルドアップに対して後手を踏んだ場面もありました。セットプレーから失点し、ゴール前まで行かれる回数もありましたけど、自分たちのプレーはしっかりできました。結果的に、途中から入った選手がしっかり結果を残してくれたことが全てかなと。チーム一丸となって戦えたことが結果につながったと感じています」

Q:交代で入った3選手が2得点に絡んだが?

「前回の試合も、チアゴ(アウベス)が得点チャンスを作ってくれましたし、狙い通りの形で点が取れました。ビハインドを負うと、どうしても難しい展開になるので、そういった部分は修正しながらも、しっかりと3人がやってくれたと思います」

Q:同点ゴールを決めた林大地選手はJリーグデビューだったと思いますが、彼をメンバーに入れた意図と、点を取ったことに対する感想は?

「意図については、見てもらったとおりです。ダイナミックに飛び込めること。変に知識があるとガムシャラにできない部分もありますが、彼に対しては、『ボールを奪いに行ってくれ』『ボールを収めてくれ』『クロスに対して飛び込め』と。その3点だけを伝えました。彼、点を取ることに関しては長けているので。そこも期待しました。タイミングとしても、豊田選手を使う前の、難しい時間、きつい時間だったので、走れる彼を先に使って、最後、豊田選手を投入しました。タイミング的にも良かったと思います」

Q:前半の早い時間帯に失点して、後半も攻められる時間がありながら守備陣が踏ん張ったことが逆転につながったのでは?

「どうしても、前がかりになってカウンターを受ける場面もありました。ブルーノ メンデス選手の能力に対して後手を踏む場面もありましたが、しっかり体を張ることができました。ビハインドなので、ああいうカウンター(を受けること)も仕方ないと。ただ、後半も押し込んでいた部分もあるのでCKも取れましたし、最後の場面でランニングできたことは、ポジティブに、次につながっていくと思っています」

選手コメント

■奥埜直亮
「(得点シーンについては)こぼれ球は狙っていましたし、力が抜けて、良い所にシュートを撃てたと思います。ただ、その後、2点目を取るチャンスが僕自身にも、チームとしてもあったので、そこで決められなかったことが最後に響いたと思います」

Q:ダメージが残る負け方になってしまったのでは?

「試合に負けたのでダメージがあることはありますが、すぐに天皇杯がありますし、リーグ戦は続くので。切り替えて、良い準備をしていきたいと思います」

Q:今日は随所で攻守に絡み、フォワードとしてプレーした試合の中では、一番良かったと思うが?

「そうですね。ここ何試合か後半の早い時間帯に替えられていたので、どうにかフォワードとして結果を残したいと思っていましたし、長い時間プレーして、チームに貢献したかった。その中で、前半、点は取れましたけどミスも多くて。後半は、チームが苦しい中でも収めるプレーができていた部分もあったと思います。まだまだ動けた部分もあるので、もっともっと貢献していきたいと思います」

■ブルーノ メンデス
「今日はいい試合をしたと思いますが、セットプレーから同点ゴールを決められました。その前に試合を決めるチャンスはありましたが、残念ながら、決め切ることができませんでした。最後まで自分たちは勝利を求めて戦ったのですが、カウンターから2点目を決められてしまいました。悔しいし、悲しいです。相手も良かったですし、リスペクトしないといけませんが、自分たちは勝利に値する試合をしたと思います。今日は悲しい気持ちですが、来週は天皇杯もありますし、週末にはまたリーグ戦もあるので、顔を上げたいと思います」

─やはり、2点目を奪えなかったことが悔やまれますか?

「チャンスはあったのですが、ゴールが生まれませんでした。もう少し丁寧にやらないといけなかったところもありますし、今日は相手のGKも良かったと思います。いいプレーをしたとしても、決めないと意味がありません。最高の形で終わるには、ゴールを決めないといけません。次の試合に向けて切り替えて、頑張るしかないです」

■水沼宏太
「追加点を取れなかったこと、2試合連続でセットプレーから失点していること、最後のカウンターも、相手の方がゴール前にいた人数は多かった。僕らも必死で戻らないといけなかった。課題はたくさんあるかなと思います。根本的な、走ること、戦うことを、僕自身もそうですし、もう一回、チームとしても見直さないといけません。その上で、チームとして積み重ねてきていることはあるので。土台が崩れてしまうと、チームとしてやりたいこともできません。もう一回、自分たちのやるべきことを見直して、地に足を付けて、一生懸命、ピッチで全力で戦う姿を見せないといけないと思います」