2018明治安田生命J1リーグ 第4節

2018.3.18 (日) 16:03

ノエビアスタジアム

入場者数:20,108人

ヴィッセル神戸
  • 藤田 直之 (34'), ルーカス ポドルスキ (83')
セレッソ大阪
2-0
1-0 1-0

ヴィッセル神戸

GK 18 キム スンギュ
DF 34 藤谷 壮
DF 5 チョン ウヨン
DF 3 渡部 博文
DF 22 橋本 和 80
MF 14 藤田 直之 34'
MF 8 三田 啓貴
MF 10 ルーカス ポドルスキ 83' 53'
FW 27 郷家 友太 89
FW 33 大槻 周平 69
FW 21 田中 順也

サブ

GK 1 前川 黛也
DF 30 ティーラトン
DF 39 伊野波 雅彦 80
MF 23 松下 佳貴 89
FW 9 ハーフナー マイク
FW 13 小川 慶治朗
FW 19 渡邉 千真 69
監督 吉田 孝行

セレッソ大阪

GK 21 キム ジンヒョン
DF 2 松田 陸 72'
DF 14 丸橋 祐介
DF 22 マテイ ヨニッチ
DF 23 山下 達也
MF 6 山口 蛍
MF 7 水沼 宏太 71
MF 43 オスマル 21'
FW 9 杉本 健勇 79
FW 13 高木 俊幸 71
FW 18 ヤン ドンヒョン

サブ

GK 27 丹野 研太
DF 5 田中 裕介
MF 15 木本 恭生
MF 24 山村 和也 71
MF 32 田中 亜土夢
FW 8 柿谷 曜一朗 79
FW 40 安藤 瑞季 71
監督 尹 晶煥

監督コメント

  • 【ハーフタイム】
    ■プレーのテンポが遅い、判断を早くしよう。
    ■一人一人の距離感を大事にしよう。
    ■もっと気持ちを出して戦おう!
  • 【試合後】
    「中断前、最後の試合をしたのですが、選手たちは一生懸命頑張ってくれました。私の判断ミスもありました。選手たちを信じて送り出したのですが、体力的にも、精神的にも、全て相手に負けた試合だったと思います。私たちに難しい時期が訪れていますが、休む期間が与えられるので、その期間をしっかり休んで、いい姿を取り戻すことが大事です。今日もたくさんの方々に来ていただいて応援していただいたのですが、本当に申し訳ないです。もっといい姿を見せるために、努力していきたいと思います」

    Q:「判断ミス」とは、具体的にどのようなことか?

    「3試合連続で出場している選手が多いということ。体力的な部分を加味しないといけなかったのですが、選手たちが悪くなかったので、そのまま起用したことがミスだったと思います。体力的にも相手に押し込まれるところが見えたので」

    Q:J1デビューとなったオスマル選手の起用の狙いと、今日の内容について

    「中断期間が終われば、5月までハードなスケジュールが待っているのですが、他の選手はある程度の能力を持っていることは分かっていますが、オスマル選手がどういった能力を持っているのか見たかったですし、悪くなかったと思います。全体的に疲れていたので、目立つプレーはなかったですが、これからチームの助けになってくれると思います」

    Q:ルーカス ポドルスキ選手を中心とした神戸の攻撃に対して、守りにくさもあった?

    「先ほどもお話をさせていただいたのですが、体力的に押し込まれていたので、守備の組織で難しい部分がありました。連係と流動性というところで、しっかりできなかったのかなと。そういった部分に関して、自分たちがしたいことをできなかったので、相手はより楽にプレーできたのかなと思います。もちろん、彼は能力のある選手なので、そういった姿を見せたと思います。神戸の選手たちの方が勝とうとする気持ちも強かったことで、こういう結果が出たのかなと思います」

選手コメント

  • ■杉本健勇
    「今日はボールも回されましたし、ヴィッセルも良かったと思いますけど、その中でも、悪いなりに前半を耐えることであったり、そういう力は付けないといけない。前線の選手もあまり良くなかったので、今日は反省しかないですね。勝てていないので、歯がゆいというか、悔しい気持ちもありますけど、みんなはしっかり休んでリフレッシュして欲しいですし、自分は代表に行くんですけど、W杯前、最後の合宿になるので、しっかり頑張りたいなと思います」

    ■山口蛍
    「今日は守備であまりハマらなくて、いろんなところで後手に回ってしまったのかなと思います」

    Q:連戦で体力的な部分で厳しかったですか?

    「いや、体力的な部分というよりも、連係というか、どこでハメに行くのか、そういったところがうまくいかなかったです」

    Q:オスマル選手とのコンビについては?

    「僕個人としては、やり易かったです。うまくお互いを見ながらやれましたし、今日はオスマルが少し残ってくれる分、自分が前に出て行くことも多くなった。そこはソウザと違って、オスマルと組んだ時のいい部分でもあると思う。ソウザと組んでも、攻撃などソウザのいい部分もあるので、どちらと組んでも問題なく、合わせることができると思います」

    Q:中断前に勝ちたかったと思うが?

    「負けてしまったので、そこはもちろん悔しいけど、中断期間を挟んで、ホームでリスタートできるので、そこに向けてみんながしっかり気持ちを切り替えてやっていけばいいと思います。ただ、序盤といっても、もっと危機感をもってやらないといけないし、みんながそういう気持ちを持ってやれば、少しずつでも変わっていくと思います」

    Q:もどかしさもありますか?

    「そうですね。今までは、勝てなくても最後に追いついて引き分けたけど、今日はそういう感じもなかったので。この負けを引きずらないようにやっていかないといけないし、中断明けにケガから帰ってくる選手もいると思うし、またいろいろ競争も始まると思うので、刺激し合いながらやって、チームがいい方向に進むようにやっていきたいと思います」

    ■オスマル
    Q:J1デビューになりましたが、試合を振り返ると?

    「厳しい試合になりました。時間が経つにつれて慣れていった部分もありましたが、今日は厳しい試合になりました。チームに貢献して、今季のリーグ初勝利を目指したのですが、それができなかった。ここからオフがあるので、少し休んで、その後、またいい練習をして、次、勝てるように準備をしていきたいです」

    Q:今日、一緒に試合をした選手たちとは、これまで実戦で合わせることはなく、難しさもあった?

    「最初はきつかったですが、徐々に慣れた部分もありました。いいポジショニングを取って、できるだけ早くボールをもらって、散らすようにしていました。周りを意識しながらやりました。各ポジションにいい選手はいっぱいいるので、声もかけてくれましたし、彼らにボールを預ければ、いろんなプレーをしてくれたので、そこはすごく助かったと思います」

    ■高木俊幸
    「前半はボールを結構、持たれてしまって、自分たちが守備でハメることができなかったので、後手に回ってしまいました。パスが出たところに選手が遅れて出て行ったり、自分のサイドも縦を使われたり、クロスまで行かれた場面もあったので、守備の課題はありました。後半はこっちにリズムもあったんですけど、途中からまたそのリズムもなくしてしまって、ここ最近の試合では、一番、内容も伴わない試合で負けてしまったと思います」

    Q:神戸のパス回しは予想以上にうまかったですか?

    「ただ、回されていても、回される位置的に脅威ではなかったし、気にするところではないけど、前が行っても後ろが取れなかったり、自分たちで取りどころが定まらなくて、行き切れなかったので、無駄に体力を消耗してしまったのかなと思います。でも、最後は回して崩されたわけではないから。個のところでやられたので。最近のセットプレーの失点もそうだと思いますけど、最後は個人のところでもあるので、修正しないといけないと思います」

    ■安藤瑞季
    「チームとして勝てていなくて、自分自身もJリーグデビューだったので、勝ちたい気持ちはあったのですが。この前と同様、負けている時間帯に入って、自分はトップ下に入ったんですけど、難しい部分もありました。でも、その中でも(柿谷)曜一朗くんが入って、ヤンさん(ヤン ドンヒョン)も含めて連係で崩せた部分もあったと思います。ゴール前での攻撃のレベルをもっともっと上げて、ゴールに迫る回数を増やさないといけない。自分たちで、ゴール前のクオリティーを上げていきたいです」

    Q:トップ下としてのプレーはどうでしたか?

    「楽しかったです。トップ下から抜け出したり、自分が作り出したりするのは面白い部分もあって。空けてもらったスペースに自分がダイアゴナルで走り込んで、いいシーンもありました。ハンドにはなったんですけど、曜一朗くんとのコンビネーションだったり、良かった部分もありました。でも、点を決めていないということはFWとしては悔しいですし、もっともっとクオリティーを上げていかないといけないと思いました」

    ■松田陸
    「神戸が本当にいいサッカーをしていました。もっと自分たちがハードワークしなくちゃいけなかったですし、チャンスも数回でしたけど、その数回の中でも決めきる力というのが去年はありました。
    ただ、まだ始まったばかりだし、2週間空くので、そこでしっかりリフレッシュして切り替えて、また次はホームで湘南戦があるので、そこにチーム全体で持って行けるようにやりたいです」

    Q:セレッソのサッカーが研究されていた?
    「研究されているというか、僕たちが結構単純なサッカーをしているなというのは思います。背後を狙いたいのですけど、背後を消されている中で、もう一つ僕たちにアイディアだったりが欲しいかなというのはあります」

    ■ヨニッチ
    「本当にガッカリした内容ですね。パフォーマンスとしては満足出来ませんでしたし、全体的に神戸の方が上というか、こちらはチャンスを作れなかったので、本当に残念です」

    Q:1点目の失点シーンは?
    「本当に良いコースの素晴らしいゴールでしたが、その前にこちらのミスがあったので、そこの対応はもう少し上手く出来たのじゃないかと思います」

    ■水沼宏太
    「相手が自信を持って、そして開き直った感じでボールを回してきていたので、それに対してディフェンスでハマらなかったなというのはあります。
    それでも、チャンスに決めていたら、こっちにちょっと流れが来たかも知れなかった。今、簡単に先制点を入れさせているので、そこが課題かなと思います」

    Q:オスマル選手から水沼選手の前の右サイド奥のスペースにパスが良いパスが出ていましたね
    「ああいうボールがオスマルから来るので、そこからどうやって攻撃していくかというのもそうですし、走ったら出てくるというのは今日、何回か出てきたので、それに上手く合わせていけば、もっともっとバリエーションも増えますし、得点につながるプレーにもなると思う。
    今日初めて試合でやりましたけど、これから色々合ってくるのじゃないかなと思います。
    とにかく1勝出来れば流れは来ると思う。これまで頑張って追いついて引き分けていた試合が多かったけど、負けて逆に開き直って出来ると思うので、ちょっとリフレッシュして次かなと思います」

    ■山下達也
    「クロスが多いというので、あのようなセカンドボールは気を付けないと行けなかったが、スーパーゴールが入ったという感じで、少し不運だったかなと思います。しっかり切り替えて、休みもあるので、オフ明けにしっかりやれるようにしたいです」

    Q:2失点目は…
    「3バックにして、良い形が取れなくて、相手にセカンドボールを拾われたり回される時間が多い中で、あと一歩の寄せが出ない部分が多かったのかなと思います。
    自分たちのミスから失点するのを先ず止めないといけないし、ゼロで抑えていたら絶対に1点は取れるようなメンバーもいるので、アウェイで相手に流れを持って行かれないような試合運びをしないといけないと思います」

試合後記

  • 攻守がかみ合わず、今季初のリーグ戦黒星。中断期間を経て、再スタートを図る

    AFCチャンピオンズリーグMD4のブリーラム戦から中3日で迎えたJ1リーグ 第4節・ヴィッセル神戸戦。今季のリーグ戦初勝利を目指して敵地に乗り込んだセレッソ大阪は、ブリーラム戦からソウザに代わってオスマルが入った以外は同じ先発。ここまでのリーグ戦で3試合2得点の柿谷曜一朗はベンチスタートとなり、ブリーラム戦に続き、杉本健勇とヤン ドンヒョンが2トップを組んだ。

    代表ウィークによる中断期間を前に是が非でも勝点3が欲しいセレッソは、開始50秒、早速ビッグチャンスが訪れる。松田陸のパスにタイミングよくDFラインの裏へ抜け出した杉本がクロスを上げるも、中で詰めたヤン ドンヒョンには惜しくも合わなかった。13分にも好機。キム ジンヒョンのキックからDFラインの背後を取った水沼宏太が中へクロス。今度は高木俊幸が合わせたが、シュートはミートしなかった。以降の時間帯は、ボランチの1枚がDFラインに降りてビルドアップする神戸に対し、ボールを持たれる時間が増えたセレッソ。前から激しく追いかけるプレスは選択せず、4-4-2のブロックを保つことを優先した中で、連動した守備がハマらずサイドまで簡単に運ばれて神戸にクロスを上げられるシーンこそあったが、中を崩されることはなく、決定的と呼べるピンチもなかった。

    ところが、ここ数試合と同様、ふとしたミスから失点を喫する。34分、神戸のスローインに対してカットに出たマテイ ヨニッチだが、コントロールが乱れてボールがこぼれると、神戸に素早くサイドを突かれ、大槻周平にクロスを上げられる。ここは山下達也がヘディングでクリアするも、セカンドボールを藤田直之にダイレクトでシュートを打たれると、このシュートがゴール左隅に突き刺さり、神戸に先制を許した。

    追いかける展開となったセレッソは、後半開始から猛攻を仕掛ける。全体を押し上げ、ボランチの山口蛍とオスマルが素早くサイドへ散らすと、左右からのクロスでゴールを狙う。55分には、オスマルのふわりとしたパスを受けた丸橋祐介がDFを一人かわしてクロス。クリアされたセカンドボールを山口がダイレクトで狙うも、シュートはDFにブロックされた。56分にも、高木俊幸のクロスに杉本が合わせるも、シュートはジャストミートしなかった。

    71分、尹晶煥監督は水沼と高木に代えて、山村和也、安藤瑞季を同時投入。システムも3-5-2に変更する。ところが、このチェンジが思うように機能せず、攻撃は停滞し、相手に主導権を渡してしまう。すると、84分、サイドのスペースでルーカス ポドルスキに起点を作られると、強烈なミドルシュートを叩きこまれて2失点目を喫してしまった。攻めるしかなくなったセレッソは86分、山口のクロスに丸橋がヘディングで狙うも、惜しくもバーを直撃。87分には、丸橋のパスを、3人目の交代として79分にピッチに入っていた柿谷がダイレクトで落とし、安藤が走り込んでチャンスを迎えるも、肩付近に当たったトラップがハンドを取られてしまった。後半アディショナルタイムにも安藤が強引にドリブルで割って入るなど最後まで得点を目指したセレッソだが、そのまま試合は0-2で終了。リーグ戦、今季初の敗戦を喫してしまった。

    負傷者の続出、新戦力と既存戦力との融合、いくつかの誤算と課題を抱えつつ、AFCチャンピオンズリーグMD2の広州恒大戦から始まった7連戦は5分2敗と1勝もできずに終えてしまったが、シーズンは始まったばかり。ここで下を向くわけにはいかない。「中断明けにケガから帰ってくる選手もいると思うし、またいろいろ競争も始まると思うので、刺激し合いながらチームがいい方向に進むようにやっていきたい」と話す山口キャプテンを先頭に、中断明けにホームで迎えるJ1第5節の湘南ベルマーレ戦から勝利を積み重ねていきたい。

シュート数

14 11
    チョン ウヨン(1), 渡部 博文(2), 橋本 和(1), 藤田 直之(3), ルーカス ポドルスキ(2), 郷家 友太(1), 大槻 周平(1), 田中 順也(2), 渡邉 千真(1)
    丸橋 祐介 (1), 山口 蛍 (1), オスマル (1), 杉本 健勇 (2), 高木 俊幸 (3), ヤン ドンヒョン (2), 柿谷 曜一朗 (1)

ゴールキック

7 9

コーナーキック

3 3

直接フリーキック

10 12

間接フリーキック

2 1

オフサイド

2 1

ペナルティキック

0 0