2017明治安田生命J1リーグ 第21節

2017.8.9 (水) 19:03

IAIスタジアム日本平

入場者数:12,324人

清水エスパルス
  • 金子 翔太 (51'), 北川 航也 (60'), 北川 航也 (73')
セレッソ大阪
  • 山村 和也 (24'), 木本 恭生 (33')
3-2
0-2 3-0

清水エスパルス

GK 13 六反 勇治
DF 5 鎌田 翔雅
DF 4 カヌ 84'
DF 26 二見 宏志
DF 25 松原 后
MF 22 枝村 匠馬 31'
MF 20 竹内 涼
MF 19 ミッチェル デューク
MF 30 金子 翔太 51' 88
FW 18 長谷川 悠 86
FW 23 北川 航也 60' 73' 90+1

サブ

GK 21 高木和 徹
DF 45 角田 誠
DF 16 村松 大輔 88
MF 44 フレイレ 86
MF 11 村田 和哉 90+1
FW 50 滝 裕太
FW 46 平墳 迅
監督 小林 伸二

セレッソ大阪

GK 21 キム ジンヒョン
DF 5 田中 裕介
DF 14 丸橋 祐介
DF 15 木本 恭生 33'
DF 22 マテイ ヨニッチ
MF 6 ソウザ 65
MF 10 山口 蛍
MF 16 水沼 宏太
MF 24 山村 和也 24' 76
FW 8 柿谷 曜一朗 65
FW 9 杉本 健勇

サブ

GK 27 丹野 研太
DF 2 松田 陸
DF 23 山下 達也
MF 7 関口 訓充 65
MF 17 福満 隆貴
MF 26 秋山 大地 65
FW 11 リカルド サントス 76
監督 尹 晶煥

監督コメント

  • 【ハーフタイム】
    ・もう少し、シンプルにプレーしよう。
    ・お互いに助け合って、良い流れを作ろう。
    ・セカンドボールをしっかりと拾うこと。
  • 【試合後】
    「大勢の方々が僕らを応援するためにここまで足を運んでくれましたけど、申し訳なく思います。前後半、別のチームになったという気がします。前半、2-0でリードいている中で後半を迎えて、勝とうとする意欲が見えなくて、こういう結果になってしまったと思います。もちろん、選手たちは最後まで諦めない、追いかけていこうとする姿は見せましたけど、失点するような状況を作ってしまって残念に思います。これから何日間か休みをしっかり取って、切り替えて、次の試合に向けていい準備をしたいと思います」

    ─柿谷曜一朗選手とソウザ選手、後半途中の2人同時交代の意図について
    「動きが鈍くなっているのが見えました。僕らのチームの主力なんですが、そういう中心の選手たちがもっと集中している姿を見せてくれれば良かったと思いますが、そうではなかったので、何か変化を付けるためには交代させる方がいいと判断して、交代させました」

    ─複数失点の試合が続いているが、今の守備の課題をどう考えていますか?
    「選手一人ひとりの守備に対する意識を強くしないといけません。それが一つになって、組織にならないといけません。今日も前半、そこまで良かったとは思いません。今は少し(組織的な守備が)劣っているので、その部分をもう一回修正していく必要があると思います」

選手コメント

  • ■山村和也
    「前半、いい形で2点を取れて、僕たちのペースでやれたかなと思うのですが、後半は失点しまったこともあって、自分たちが思うようにボールを動かしたり、保持したりするところでうまくいかなかったかなと思います。ここ何試合か失点もしていますし、全体的に、もう一回、自分たちがやってきたことを見つめ直して、また取り組んでいきたいと思います」

    ■丸橋祐介
    「2-0で勝っていて逆転されるのは悔しいし、あってはならないことなので、試合後は監督を中心にチームでいろんな話をしました。後半、相手が出て来ることは分かっていたんですけど、そこで受けてしまったのが敗因だと思います。『相手は絶対に出て来るから、集中は切らさないように』ということはハーフタイムで強く話していたんですけど、そこができなくて逆転されてしまったことは悔しいです。全体的に、ズルズル下がり過ぎてしまったということもあるし、ファーストディフェンダーが強く行けなかったこともあるので、その辺は改善しないといけないと思います」

    ■山口蛍
    「チームの中で、どこかのラインというか、中盤にしろ、後ろにしろ、失点してバタついた時に、どこかのラインが強く保っていないと、一気にチームは崩れてしまう。強いチームは、例えば中盤がバタついても、後ろがしっかりしているとか。そういうところはあると思う。今のウチは、中盤、後ろ、前、どこかがバタつくと、全体的にそれがみんなに伝わって、全体がバタバタしてしまうところがある。チームの絶対的な拠り所を作っていかないと、こういう厳しい試合になってしまうと感じています」

    ■柿谷曜一朗
    「悔しいですね。今日は、いろんなところで惑わされてしまった。チームとしても、サポーターも、雰囲気も。そこで落ち着いてやれれば良かったし、俺も、もうちょっと中でまとめれば良かったと思うけど、自分たちで慌てて、慌てて…。相手もやり易かったと思います。もちろん、誰も手を抜いてやっていないけど、相手がその上を来たというか、サポーターも含めてそういう雰囲気にさせられてしまいました。2-0からひっくり返されるのは良くないことやし、全員、悔しい。でも、悔しがっているだけじゃ次には進めないので。もう一回、見つめ直すところは見つめ直してやらなアカンと思う。2点を取るまでは良かったけど、っていう話をするまでもなく、最終的にこういう結果になってしまってすごく残念ですし、次また、アウェイですが、連敗しないように、と。暑い中、みんな一生懸命やっていると思うし、結果がどっちに転ぶか分からない中でみんなは全力でやっているから、負けたからといって悲観するのではなく、自分たちを信じて、謙虚に、自分たちでしっかりやっていくことは続けていかないといけない。試合後はみんなで話し合って、すごくいいミーティングができました。『監督と選手が一つになってやっていこう』という話ができました。ここまで、バラバラにならずにやって来られているのは、監督がしっかりまとめてくれているから。1試合負けたくらいでバラバラになるチームじゃないし、しっかり休んで、夏場、また苦しい試合はあるので、一つずつ乗り越えていければいいと思います」

    ■水沼宏太
    「来たチャンスを全員が決め切って、突き放すことも大事でしたけど、一生懸命ピッチ上で戦うとか、動くとか、こういう負ける試合は大体、そこが足りないので、もっともっと、ピッチ上で表現しないといけないと思います。試合後は、『やられる時はこういう感じでやられる』という話も監督からありましたけど、自分たちでも分かっているし、セレッソの悪いところが出た試合なのかなと思うけど、上に行くためにも、疎かにしてはいけない部分を見直さないといけないと思います。一つひとつの球際とか、チームのために一歩走るとか、隣の選手の分まで一歩戻るとか、一人ひとりの役割を全うすることが大事なのかなと思います」

    ■杉本健勇
    「反省しかないゲームになって申し訳なく思います。失点して、落ち着きをなくしてしまった。何て話していいか分からないですけど、一人ひとりの甘さも出たと思うし、集中力もそうですけど、1失点してからバタバタしてしまうところ、ズルズル最終ラインが下がってしまうところ、ボランチが吸収されて(前線との)距離も空いてしまうところ。細かい部分を言えば、もっとあると思いますけど、ズルズル押し込まれる時間帯は改善しないとダメだと思っているので、そこはまた、大阪に帰って話し合いたいですね。僕と(山村)和也くんにしても、2人で20点くらい取っているわけで、相手のセンターバックは、『こいつらを潰してやろう』という気持ちで来ると思うし、マークも厳しくなる。その気持ちに負けていたらアカンけど、今日はうまく行かなかった。決して気持ちで負けていたわけではないけど…。もっとシンプルにプレーしても良かったなと思うし、今日は反省するところがすごく多いですね」

試合後記

  • 前半、2点を先取も、後半に3失点。敵地で悪夢の逆転負けを喫する
    前節のコンサドーレ札幌戦から中3日。真夏の連戦となった今節、敵地に乗り込んで清水エスパルスとの一戦に臨んだセレッソ大阪は、前半に2点を先取するも、後半にまさかの3失点。悪夢の逆転負けを喫してしまった。
    序盤、セレッソは清水の攻撃を受ける。8分、松原后にミドルシュートを打たれると、9分には、ミッチェル デュークに深い位置まで切り込まれる。19分にも、金子翔太にペナルティーエリア内へ進入され、決定的なシュートを放たれた。それでも、劣勢の時間帯をしのぐと、ワンチャンスをモノにして先制に成功する。24分、ソウザのCKを田中裕介が頭で折り返し、中央で待ち構えた山村がジャンピングボレーでネットを揺らした。前節を欠場し、「今節はチームの勝利に貢献できるプレーをしたい」と意気込んで臨んだ背番号24に待望のリーグ戦6試合ぶりのゴールが飛び出すと、続く33分、今度は水沼宏太がドリブルで獲得したFKから2点目が生まれた。丸橋祐介の精度の高いキックにニアで合わせたのは、静岡県出身の木本恭生。ご両親も観戦に訪れるなど、故郷へ錦を飾る木本のゴールで追加点を奪ったセレッソは、その後は序盤のバタつきから一転、落ち着いたパス回しでリズムも出てきた。立ち上がりは少し重たい前半だったが、その後、しっかりとセットプレーから2得点。強かな試合運びで折り返した。

    後半も、開始50秒、3点目のチャンスが訪れる。ソウザのパスに右サイドを抜け出した水沼がDFラインの裏を取って、角度のないところからシュート。ただし、ここは惜しくもポストに弾かれると、直後の47分。右サイドのクロスから長谷川悠にヘディングでネットを揺らされるも、オフサイドの判定。長谷川の位置はオンサイドであったが、その奥にいた北川航也が少し前に出ていた。セレッソにとっては幸運な判定とも言えたが、この判定を巡って清水の選手、そしてスタジアム全体がヒートアップ。異様な雰囲気に包まれ、清水の闘志に火が点くと、51分、松原の突破に対して、たまらず田中がファウル。PKを与えると、これを金子に決められ1点差に迫られる。防戦一方に追い込まれたセレッソは、60分には、相手スローインから北川にトラップで前を向かれてシュートを決められ、同点に追いつかれた。62分、丸橋のクロスから柿谷曜一朗がヘディングで清水ゴールを脅かすも、GKに防がれると、65分、その柿谷とソウザを同時に交代させる荒療治に出た尹晶煥監督だが、清水に傾いた流れは止められない。セレッソは全体が下がり、清水のボランチに自由にボールを持たれて押し込まれると、73分、高い位置を取って攻め込む清水の左サイドバック、松原のクロスから再び北川に左足ヒールで流し込まれて逆転を許してしまった。

    76分、山村に代わってリカルド サントスがピッチに入り、終盤はパワープレーに活路を見出したセレッソだが、思うように決定機は作れない。それでも、セカンドボールを拾っては丹念にサイドからクロスを入れ続けると、90分+5分。ビッグチャンスが訪れた。水沼のクロスを清水GK六反勇治が弾いたボールが木本の元へ。ゴール前、絶好の同点のチャンスだったが、シュートは枠を捉えることはできず、タイムアップ。敵地で無念の逆転負けを喫した。
    試合後、選手たちは通常より30分ほど遅くミックスゾーンに姿を現した。チームは緊急ミーティングを行っていた。「いいミーティングができました。1試合負けたくらいでバラバラになるチームじゃないし、しっかり休んで、夏場、また苦しい試合はあるので、1つずつ乗り越えていければいいと思います」と話したのは柿谷。ここから次節のジュビロ磐田戦まで9日間が空く。まずはしっかりと休息を取って心身を回復させ、その上で、失点が増えている守備の改善を図りたい。今節の結果、暫定首位から2位に後退したセレッソだが、シーズンはまだまだここから。もう一度、ファイティングポーズを取り直し、出直しを誓う。

シュート数

10 9
    カヌ(1), 松原 后(1), 枝村 匠馬(2), 金子 翔太(2), 長谷川 悠(1), 北川 航也(3)
    田中 裕介 (1), 木本 恭生 (3), ソウザ (1), 水沼 宏太 (1), 山村 和也 (1), 柿谷 曜一朗 (1), リカルド サントス (1)

ゴールキック

11 10

コーナーキック

4 6

直接フリーキック

10 14

間接フリーキック

2 2

オフサイド

2 2

ペナルティキック

1 0