2017JリーグYBCルヴァンカップ
準決勝 第1戦

2017.10.4

セレッソ大阪

リカルド サントス (23')

木本 恭生 (81')

2

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FULL TIME

2

1-1

1-1

ガンバ大阪

赤﨑 秀平 (16')

井出 遥也 (86')

ヤンマースタジアム長居

21,800

監督コメント

「本当に残念な結果が出てしまったと思います。でも、まだ希望は残っていると思います。今日、先制点を許してしまいましたが、そのあと、逆転まですることができました。でも、最後の集中力を欠いてしまって、同点に追い付かれてしまいました。ここ最近悪く出たところが、また出てしまった気もしますが、でも、僕らの選手たちは最後まで頑張りました。そして、もう1回チャンスは残っているので、もちろんアウェイにはなりますが、絶対、必ず勝って、決勝進出を決めて、大勢の方々が喜べる、そういう雰囲気を作っていけるように、最善を尽くしたいと思います」
Q; 途中出場の清武弘嗣選手について、フリーキックからアシストをした一方、奪われ方が悪かったところもあり、得点、失点の両方に絡む形になりました。それでも、彼の状況はだいぶよくなってきていると捉えていいでしょうか。
「皆さんがご覧になったとおり、完全であるとは言えないですね。でも、現在、少しずつ出場時間を増やしながらやっていっている途中なので。もちろん、試合感覚も今は少し落ちていると思いますし、コンディションも徐々に上げていく段階であって、コンディションが上がってくれば、チームの活力にもなってくると思います」

選手コメント

■斧澤隼輝選手
「トップチームで初めての大阪ダービーで、そういう緊張感のある試合で勝ちたかったですが…。自分も得点ができそうなチャンスもあった。でも、次に切り替えていきたいと思います。
Q:同点に追い付くきっかけは、斧澤選手のプレスから始まりました。狙いを持ってやれたのでは?
「そうですね。中に縦パスを出した選手が結構わかりやすく出してくれたので、あそこは狙いを持って強くボールを取れたところが、点につながってよかったです」
Q:先手を取られながらも、チームとして戦える部分も多かったのでは?
「負ける感じはあまりなかったので。そこはみんな強く(戦うことが)できて、よかったと思います」
Q:後半にやってきた決定機のシーンについて)
「あれは練習でも結構蹴っていた感じだったので、決めたかったですね」
Q:次の試合は、勝てば決勝に進めるというシンプルな目標になります。次に向けて
「今日は引き分けでしたが、次は切り替えて勝てるように準備したいなと思います」

■秋山大地選手
「こっちのペースで戦えていた分、勝ちたかったですが、(チームとしていい流れでできたことを)プラスに捉えて、次がまたすぐにありますし、しっかり勝てるように頑張りたい。
Q:先手を取られ、今までならそこからやられていたのが、チームとして折れずに戦えて、逆転まで持っていけました。自分たちの戦いができていたのでは?
「先手を取られても、『全然気にしないでいいから、次に切り替えよう』と、みんなで声を掛け合ってやっていくことができた。そこは、今までなら気持ちが下がっていたところを、うまく切り替えてできたのかなと思います」

■リカルド サントス選手
Q:あの同点弾はナイスゴールでしたね!
「(日本語で)アリガトウゴザイマス!」
Q:ゴールシーンについて
「(福満)隆貴からパスが来て、ヤス(木本恭生)だったか裏に回ったときに、そこに出すふりをして、センターバックは向こうに付いて行ったので、ボールを右側に持っていって、そこで打つだけでした。いつも練習でやっていることが出た。ボールが入る瞬間もしっかり見ることができ、練習でやっていることが出せたので、すごくうれしいです。特に大阪ダービー1試合目だったので、ゴールを決めることができて、本当にうれしいです。ただ、もうちょっといい結果で終わることができれば、もっとよかったと思っています。今度はアウェイになりますが、勝利を目指して頑張りたい」
Q:ルヴァンカップで優勝するため、そしてリカルド サントス選手が得点ランキング<現在2位タイ>でトップに立つためにも、次は絶対に勝たなきゃいけませんね?
「得点王は個人的なことなので、そこはあまり考えていなくて、あくまで優勝することを目的に今はやっています。もちろん優勝と得点王のどちらかなら絶対に優勝を目指しますし、それが両方叶うなら、なおうれしいです」
Q:第2戦に向けて大事にしていきたいことは?
「あとは自分たちの『やる気』だけです。そこは自分だけではなく、みんな。ダービーはそうだと思います、確率は50:50というものなので。ただ、自分たちはアウェイに行って、なんとしても勝たなければいけない。結果はあとからついてくると思います」

■関口訓充選手
「キックオフ前に円陣を組んだとき、『180分トータルだから、先制をされても焦れないで、落ち着いていこう』という話もしていましたし、別に(相手に)先に点を取られたところで、そこですぐに結果が出るわけでもないので、自分たちは特に気にすることなく、いつもどおり、もう1回やろうという話はピッチ内でもしていました。それで、落ち着いて勝ち越しするところまでみんなの力をうまく使っていけていたのかなと思います。最後のところで追い付かれたのは非常に残念なところです。
Q:次の第2戦では、シンプルに『勝つ』という目標で戦うことになるが?
「そうですね。本当にシンプルなことだと思います。勝てばいいだけなので。もう攻撃的に行くしかないと思います」
Q:関口選手が足をつるくらい、チーム全体でハードワークできていたのでは?
「そうですね。向こうのキーになるのは、自分のサイドの左からだろうという話はしていました。あそこのサイドバックとサイドハーフのところで、コンビプレーをしてくるからという話もあったので、シャケくん(酒本憲幸)と話をしながらうまく守れていたし攻撃もできていたので、先にガンバのほうが焦れていたのかなと思います」
Q:次の試合に向けての修正点について
「失点したのは、なにかしらの原因があると思いますし、みんながカバーしきれなかった部分でもある。そこは1つの反省材料だと思います。次につなげなければいけない。でも本当に、次は点を取られても、しっかり勝てばいいだけ。本当にシンプルなことだと思います」

■福満隆貴選手
「難しいゲームになるというのは分かっていました。なかなか失点してなかったですが、失点してしまって難しい展開になってしまったけど、1回は逆転したので最後踏ん張れなかったかな…という感じです。(今日の結果を)マイナスにとらえないで、負けなかったというのをプラスにとられて、次に勝てば決勝進出できるので、日曜日に勝つ事だけを考えてやるしかない。そこはみんなマイナスには思っていないと思う。逆にハッキリと勝つしかないということだけなので、勝つ事だけに集中してやりたいなと思います」

■木本恭生選手
「スペースを空けてくれたので、そこを狙って良いボールが来たので、上手くスラせたのがゴールに入ったので良かったです。非常に良い時間に点が取れて、そのまま後に下がったので、後は守り切るだけだなと思ったところで失点してしまったので責任も感じています。あそこで守り切れたら最高の形でしたけど、本当に最低限の結果だったと思います。本当に次は勝つだけなので、「切り替えよう!」という話で1つになっている感じはします」

■茂庭照幸選手
「次に繋がったので、ヨシとするしかないです。後はフレッシュなヨウイチロウ(柿谷)と今日多分悔しさが残っていると思うキヨ(清武)はバッチリやってくれると思う。サブ組というかルヴァン組の第1戦でしたけど、最高の形ではないにしろ最低限の仕事をやってバトンを渡せたかなというところです。本来は1-0のまま終わらせたり、0-0で粘り強い、いつも通りの戦いができれば良かったのですけど、ガンバ相手にそう簡単にはやれないというのはよく分かったし、その中でも粘り強く最後までやり切ったというのは自信にしても良いのじゃないかなと思います」

■ソウザ選手
「良い試合だったのですけど、ガンバの方がポゼッション率では上回っていたと思います。ただ自分たちもチャレンジしていましたし、リカルド サントスもゴールを決められたのは良かったですが、難しい試合でした。また最後の最後で同点にされましたし。とにかく次の試合を考えないといけない。(ガンバとは)3試合やって2分1敗なので、そろそろ勝たないとダメですね!」

■丹野研太選手
Q:良いセーブもたくさんありましたが…
「1試合に何回か絶対に危ないシーンというのはあると思うので、それをキッチリやるということには集中していたのですが。勝ちたかったのは本音ですが、問題無いというわけじゃないですが、シンプルにアウェイで勝てば良いだけの話なので、また切り替えて次の試合に良い準備をして、出る人出ない人みんなが気持ちを込めてやれれば良いかなと思います」Q:1失点目は無回転で落ちた?
「ちょうどポカンと一人空いちゃって、人数はいたのですけどブラインドになっていたのとブレ球みたいな蹴り方で…後で映像を見てみないと分かりませんが…勿体ない失点だったと思います。あそこにしっかりプレッシャーに行かせるのと…止めたかったところです」Q:次で決着を付けないといけませんね!
「そうですね。そこに集中して、本当に大きなチャンスだと思うし、下を向いている暇はないので、魂込めて頑張りたいと思います」

■清武弘嗣選手
Q:2点目になるフリーキックは?
「長沢さんとか、高い選手がいたのでその前に落としたら良いなと思って蹴りました。ヤス(木本)が決めてくれたので良かったです。次の試合は自分たちが勝つしかないので、何がなんでも勝つつもりで臨みます。すごいチャンスなので、タイトルを取るためにはこういう試合を勝たないといけないと思うし、ガンバのホームでダービーで勝って決勝に行きたいと思います」