2017JリーグYBCルヴァンカップ

2017.6.28 (水) 19:03

札幌ドーム

入場者数:5192人

北海道コンサドーレ札幌
セレッソ大阪
  • リカルド サントス (45+1'), 福満 隆貴 (58')
0-2
0-1 0-1
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北海道コンサドーレ札幌

GK 1 金山 隼樹
DF 20 キム ミンテ
DF 4 河合 竜二
DF 35 進藤 亮佑
MF 19 石井 謙伍 38
MF 44 小野 伸二 43' 80
MF 16 前 寛之
MF 26 早坂 良太
MF 3 田中 雄大
FW 13 内村 圭宏
FW 22 金園 英学 40

サブ

GK 30 杉山 哲
DF 24 福森 晃斗
DF 29 永坂 勇人 40
MF 10 宮澤 裕樹
MF 23 マセード
FW 9 都倉 賢 80
FW 14 上原 慎也 38
監督 四方田 修平

セレッソ大阪

GK 27 丹野 研太
DF 3 茂庭 照幸
DF 5 田中 裕介 49'
DF 15 木本 恭生
DF 20 酒本 憲幸 73'
MF 7 関口 訓充
MF 17 福満 隆貴 58' 89
MF 18 清原 翔平
MF 26 秋山 大地
MF 38 西本 雅崇 90+3
FW 11 リカルド サントス 45+1' 89

サブ

GK 1 圍 謙太朗
DF 29 舩木 翔
DF 33 椋原 健太
DF 42 瀬古 歩夢 89
MF 13 丸岡 満
MF 43 喜田 陽 90+3
FW 19 澤上 竜二 89
監督 尹 晶煥

監督コメント

  • 【ハーフタイム】
    ■サイドチェンジをタイミング良く。
    ■リスク管理をしっかりとしよう。
    ■セカンドボールをどれだけ拾えるかが大事。
  • 【試合後】
    「平日にも関わらず、遠いところまで大勢の皆さんがスタジアムに足を運んでくれました。結果で応えることができて、本当にうれしく思います。
    リーグ戦の間のカップ戦になり、今まで出場機会が多くなかった選手たちで臨みました。少し不安はありましたが、今まで頑張って戦ってくれた選手たちですし、時間が経つにつれて、その不安もなくなっていきました。選手たちが最後の最後まで戦ってくれて、結果も残してくれて、選手たちに感謝の気持ちを伝えたいと思います。今日、アウェイで2点を取れたことはリーグ戦にもつながると思いますし、力を与えてくれると思います。帰ってすぐまたリーグ戦がありますが<7/2(日)vsFC東京・金鳥スタ>、油断することなく、1試合1試合、最善を尽くして頑張りたいと思います」

    Q:リーグ戦から先発メンバーを全員替えた中でも安定して戦えた理由と、ベテランの選手がいい働きをしていると思うが、ベテランの選手の働きをどう評価しているか?
    「先ほど話した不安というのは、ケガから復帰したばかりの選手がいたことによる不安もありました。でも、試合が始まり、時間が経つにつれて、徐々になくなっていきました。若い選手とベテラン選手の調和がうまくできて、ロッカーの中から戦う雰囲気をうまく作っていたと思います。僕らはリーグ戦でもルヴァンカップでも同じように戦っていますが、ルヴァンカップ組も意欲を持ってプレーする姿を見せてくれています。実力は(リーグ戦に出ている選手たちに比べて)少し劣っているかもしれませんが、戦おうとする姿に対しては誇りに思っています。それが今、チームの力になっていると思います」

    Q:得点者の2人についての働きと評価については?
    「(リカルド サントス選手のゴールは)練習でもあまり見せないようなシーンでした(笑)。ストライカーは得点を決めることで評価されますし、それができれば仕事をしたと言えると思います。
    (福満)隆貴は、常に練習に誠実に取り組んでいて、いつかゴールを決めるだろうと思っていました。それが今日になりました。今日、ゴールを決めたことで、少しは心の荷物を下ろしたのではないかと思います。リーグ戦に絡むために、また、いい準備をしてくれると思います」

選手コメント

  • ■リカルド サントス選手
    Q:ゴールについて振り返ってください
    「後ろに下がって、ジャンプして、決めることができました。先制することを目的にしていたので、それが成功して良かったです。前半の残り1分くらいで取れて、後半に向けていい弾みになりました」
    Q:出場機会がなかった期間については?
    「チャンスを待っていましたし、試合に出られない時も非常にいいトレーニングを積んできました。頭の中をコントロールできたことが良かったと思います。それに、セレッソにはいいメンバーがたくさんいるので、出たいのはみんな同じだと思いますが、リスペクトしないといけないといけないですし、チャンスを待たないといけないと思います」
    Q:現在、ルヴァンカップの得点ランク上位にいます。この先、得点王を狙う気持ちも?
    「それをちょっと目指しています(笑)。でも大事なことは優勝することです。FWなので、もちろん決めたい気持ちはいつもありますが、なにより大事なことは勝つことです。セレッソを応援してくれている皆さんは、タイトルを待っていると思います。今の段階で(ルヴァンカップでは)1敗もしていません。次のホーム戦<7/26(水)金鳥スタ>では、もっと強いセレッソを見せられると思います」

    ■福満隆貴選手
    Q:ゴールについて振り返ってください
    「(田中)裕介さんが左サイドで持った時に目が合ったので、信じて動き出したらボールが来て、うまくトラップできて、いい流れでシュートまで行けたと思います」
    Q:もらう前からシュートを狙っていたのか?
    「そうですね。ゴールまで近かったですし、角度はなかったですけど、迷わず。ボールが来た瞬間、第1にシュートのことを考えて、チャレンジして良かったと思います。(GKの股は)狙っていないです。とりあえず枠に打つことを考えていました。中に何人か選手がいたので、こぼれ球でもいいかなと。シュートを打ったら入ったので良かったです」
    Q:セレッソ加入後、公式戦で初のゴールになりました
    「ルヴァンカップでも途中からスタメンで出してもらって、今までも(得点の)チャンスがあったので、遅くなったと思いますが、こうやってプレーオフステージで大事なアウェイゴールを決めることができてよかったです。アウェイで2点取れたことは大きいですし、ホームでは負けていないので、モチベーションは高く持てるのかなと思います」

    ■木本恭生選手
    Q:この試合はセンターバックでの出場となりましたが?
    「何回かクロスから危ない場面もありましたが、失点ゼロに抑えることができて良かったです。(ライン上でクリアしたプレーは)大学の時から、ああいうところでカバーする意識付けはされていたので、チームを助けることができて良かったです」

    ■秋山大地選手
    「今までルヴァンカップを戦ってきて、押されるシーンもたくさんあったけど、みんなで粘り強く戦えているので、それが失点ゼロで抑えていることにつながっていると思います。1人ひとりの意識も高いので、すごくチームの雰囲気もいい。それが大きいと思います。
    Q:今日はボランチで西本雅崇選手とのコンビでしたが?
    「最初は緊張している感じもあったけど(笑)、みんながうまいこと声を掛けて、徐々に慣れてきた感じもありました。僕もマー坊(西本雅崇)とやってみて、今まであまりコンビを組んだことはなかったんですけど、普通にバランスが取れるし、やりやすいなと思いました」
    Q:この2人がボランチでコンビを組んで勝てたことは、クラブとしても未来につながる一歩になったのでは?
    「そうですね。若い選手がどんどん引っ張っていかないとチームもよくならないと思うし、もっとレギュラーを脅かすぐらいの存在になりたいと思います」

    ■西本雅崇選手
    Q:試合前に「自分にとって大きな試合」と話していましたが、終わってみて
    「前半の入りは、自分としてはあまりうまくいかなかったというか、ちょっとチームのボール回しのところで関われずに試合に入り込めなかったというところはありました。先制できて、追加点も取れて、その中で徐々に余裕が出てきて、ちょっとずつボール回しにも関われたんですけど、もっと入りから自信と勇気を持ってボール回しに参加して、ゲームコントロールできればなと思います」
    Q:序盤は長いボールも多く、チームとしてそれを狙っているのかなとも思ったが、もっとボールを受けたほうが良かったか?
    「そうですね。自分がもっと受けてさばくことができれば、もっと早くチャンスを作れたと思います。アウェイで2点を取って勝てたことは良かったですけど、個人としての課題は残ったと思います。いい経験ができたと思います」
    Q:ミドルシュートは惜しかったですね
    常にシュートは狙って行けということは言われていましたし、自陣で持つ回数は少なかったですけど、前に抜けていくスペースがあったので。相手もボランチからの飛び出しにはマークに付けていなかったと思うので、何回かうまく抜け出せたことは良かったです」
    Q:秋山大地選手とのボランチコンビで勝てたことは、将来的にも大きいのでは?
    「大地くんとは初めて組んだんですけど、声も掛けてくれるし、まだまだ大地くんに頼っていることも多かったです。自分がもっとしっかりプレーして、大地くんの上に行けるように、刺激し合っていきたいと思います」

    ■清原翔平選手
    「失点ゼロで試合を進めることができたことが大きかったですね。決めた時間帯も良かったですし、後半もしっかり入れました。(試合の)立ち上がりは押し込まれた部分もありましたけど、みんなで耐えて、耐える時間帯をしっかり耐えているので、それが勝利につながっていると思います」
    Q:地元で勝つ姿を見せることができて良かったですね
    「そうですね(笑)。スタメン自体も久しぶりだったので、そういうことも含めて、試合を楽しめたかなと思います」

    ■関口訓充選手
    Q:先制点のアシストについて振り返ってください
    「あの時間帯で取れたことは非常に大きいかなと思います。(左足でのアシストは)あまりイメージはないですけど、最近は左サイドをやっている時間も多くて、練習でのクロス練習も左でやっていたので、感覚的には悪くなかったです。いつも蹴っていた分、いいクロスが上がったかなと思います。でも、シュートのところで決めないといけなかったので、そこは反省点ですね」
    Q:序盤は相手に押し込まれる時間も長かったですが?
    「相手のフォーメーション的に、ワイドに選手がいる分、誰が出るのかというところで。出た後にスライドが遅れたりしていたので、もう少しスライドを早くしようという話も試合中にしていました。後手を踏んだ場面もあったんですけど、粘り強く戦って、しっかりアウェイゴールも取れました。カップ戦は、リーグ戦であまり出ていない選手で戦っていますが、一体感を持って戦えているのかなと思います」
    Q:今日もそうでしたけど、前線の選手の攻撃から守備への切り替えも非常に速いですね
    「そうですね。切り替えの速さは、正直、リーグに出ているメンバーよりもみんな意識していると思いますし、いい攻守の切り替えができていると思います。(グループステージ第3節の)鳥栖戦以外、失点もしていませんし、手堅く点も取れていると思います。みんなが一生懸命プレーして、助け合っているのがこのチームの良さだと思います」

    ■瀬古歩夢選手
    「勝っている状態で試合に入って、時間は少なかったですけど、失点ゼロで抑えることは意識していたので、ゼロで終われて良かったです。5バックにしたので、絶対失点してはいけないと意識して試合に入りました。今回は(トップチームで)初めてアウェイに来て、いい経験もできましたし、改めて出場機会を伸ばしたいと感じたので、日々の練習から頑張っていきたいと思います。(リーグ戦の第16節・ベガルタ仙台戦も)ベンチに入って、すごく出たいという気持もあって、出場できなくてちょっと悔しかったので、(トップチームで)出たい気持ちは高まりました」
    Q:今日は喜田陽選手もトップチームでのデビュー戦を果たしましたが?
    「ちょっとでしたけど、同じトップチームの舞台で一緒に出ることができたことはすごくうれしかったです(笑)」

    ■喜田陽選手
    「ちょっとだけの出場でしたけど、楽しかったです(笑)。アップ中から楽しみにしていて、出ることができた時はうれしかったです。
    Q:ルヴァンカップのグループステージ第6節で瀬古歩夢選手がトップチームデビューして、自分もという気持ちもありましたか?
    「そうですね。歩夢が先にデビューして、僕もデビューしたかったので、今日出られて良かったです(笑)」
    Q:最近はトップチームで練習する機会も多いですが?
    「トップチームは判断のスピードやフィジカルの強さが全然違うので、トップチームで練習させてもらった時に少しでも吸収して、J3やユースに帰っても、それを発揮できるようにしたいです」

試合後記

  • 守備での無失点に加えて、貴重なアウェイゴールも2発!ノックアウトステージ進出へ近付く快勝を収める

    JリーグYBCルヴァンカップのノックアウトステージ進出を懸けた戦いであるプレーオフステージ。敵地でAグループ3位のコンサドーレ札幌との第1戦に臨んだセレッソ大阪は、直近のJ1第16節・ベガルタ仙台戦から先発11人を総入れ替え。ボランチでは、秋山大地がルヴァンカップグループステージ第4節・サンフレッチェ広島戦以来の先発復帰を果たし、西本雅崇とコンビを組めば、1トップには、公式戦の出場がルヴァンカップグループステージ第5節・アルビレックス新潟以来となるリカルド サントスが入った。2列目には、関口訓充、福満隆貴とともに、北海道出身の清原翔平も先発に名を連ねた。

    開始早々、清原のドリブルからセレッソがCKを得るが、次第にホームの札幌にボールを握られ、セレッソは耐える時間が続く。それでも、札幌に決定的なシュートは許さず試合を進めると、30分過ぎからはDFラインも押し上がり、中盤でボールも回るようになったセレッソ。31分には、酒本憲幸のクサビを福満が落とし、西本がリカルド サントスとのワンツーから思い切り良くミドルシュートを放つ場面もあった。札幌が負傷で2人の選手交代を余儀なくされた中、セレッソは前半終了間際に待望の先制点を奪う。CKの流れから左サイドの関口にボールが渡ると、関口が左足でゴール中央へ正確なクロス。そこへ飛び込んだのがリカルド サントス。相手DFより頭一つ抜け出した打点の高いヘディングを豪快に叩き込んだ。

    1点を先取して迎えた後半。58分には、福満がセレッソ加入後初得点となる追加点を鮮やかに決めた。「目が合った」(福満)左サイドの田中裕介から届いたアーリークロスをうまく胸でトラップして前を向くと、角度のないところから相手GKの股間を抜く技ありゴールを決めた。

    2点差となったことで、ここからは札幌の攻撃をセレッソが防ぐ展開が続く。福満のゴールから5分後には、内村圭宏のヘディングがバーを直撃し、そのこぼれ球も札幌の選手に詰められたが、ここはゴールに吸い込まれる寸前で木本恭生がクリア。65分、69分には、丹野研太にビッグセーブも飛び出した。セレッソも72分に決定機。リカルド サントスのスルーパスに抜け出した関口が、鋭い切り返しでDFをかわしてシュートを放つも、GKに防がれた。詰めた福満のシュートもバーを越えた。

    80分に札幌のエースストライカー・都倉賢が交代でピッチに入ると、札幌の攻撃の圧力が増す。82分には、その都倉が競ったこぼれ球から内村にシュートを許したが、酒本が足を投げ出してブロック。その後は89分に得点者2人に代わって澤上竜二と瀬古歩夢が入り、5-4-1で逃げ切る体勢を整えるとともに、90分+3分には喜田陽もトップチームデビューを果たした中、最後まで得点を奪われることなく、0-2で完封勝利を収めた。「ルヴァンカップでは押されるシーンもたくさんあるけど、みんなで粘り強く戦えている」と秋山も話すように、この試合でも攻撃陣は守備への切り替えを徹底し、守備陣は懸命に体を張って相手の攻撃に対応。最後の一線を割らせることはなかった。
    「(試合に臨むにあたって)少し不安はありましたが、時間が経つにつれて、その不安もなくなっていきました。若い選手とベテラン選手の調和がうまくできて、ロッカーの中から戦う雰囲気をうまく作っていたと思います。ルヴァンカップ組の戦おうとする姿に対しては誇りに思っています」と尹晶煥監督も称えるまとまりのある戦いを見せた。

    選手1人ひとりの試合に懸ける意欲、チームとしてのアウェイでの戦い方、そのいずれもが申し分のない快勝を収めたセレッソが、ノックアウトステージ進出へ向け、ホームで迎えるプレーオフステージ第2戦<7/26(水)@金鳥スタ>へいい流れを持ち帰ることに成功した。

シュート数

11 11
    前 寛之(2), 内村 圭宏(6), 金園 英学(2), 永坂 勇人(1)
    関口 訓充 (2), 福満 隆貴 (2), 清原 翔平 (2), 西本 雅崇 (2), リカルド サントス (3)

ゴールキック

4 9

コーナーキック

4 6

直接フリーキック

10 11

間接フリーキック

0 0

オフサイド

0 0

ペナルティキック

0 0