2017JリーグYBCルヴァンカップ 第2節

山梨中銀スタジアム
入場者数:5257人
ヴァンフォーレ甲府
セレッソ大阪
0-0
0-0 0-0

ヴァンフォーレ甲府

GK 23 岡 大生
DF 5 新里 亮
DF 3 畑尾 大翔
DF 17 津田 琢磨
MF 25 森 晃太 30
MF 20 黒木 聖仁
MF 2 島川 俊郎
MF 13 河本 明人
MF 11 堀米 勇輝
MF 24 曽根田 穣 89
FW 26 熊谷 駿 45

サブ

GK 33 山内 康太
DF 22 小出 悠太
DF 32 入間川 景太 89
MF 18 道渕 諒平 30
MF 19 若杉 好輝
MF 30 保坂 一成 45
FW 7 石原 克哉
監督 吉田 達磨

セレッソ大阪

GK 21 キム ジンヒョン
DF 3 茂庭 照幸
DF 5 田中 裕介
DF 29 舩木 翔
DF 39 庄司 朋乃也
MF 13 丸岡 満
MF 15 木本 恭生 72
MF 16 水沼 宏太
MF 18 清原 翔平 62
MF 26 秋山 大地
FW 11 リカルド サントス 82

サブ

GK 27 丹野 研太
DF 4 藤本 康太 72
DF 33 椋原 健太
MF 17 福満 隆貴 82
MF 20 酒本 憲幸
MF 38 西本 雅崇
FW 40 岸本 武流 62
監督 尹 晶煥
試合経過
入間川 景太 (in) 曽根田 穣 (out) 89'
82' 福満 隆貴 (in) リカルド サントス (out)
72' 藤本 康太 (in) 木本 恭生 (out)
62' 岸本 武流 (in) 清原 翔平 (out)
保坂 一成 (in) 熊谷 駿 (out) 45'
道渕 諒平 (in) 森 晃太 (out) 30'

シュート数

6 8

ゴールキック

7 8

コーナーキック

4 2

直接フリーキック

13 13

間接フリーキック

2 1

オフサイド

2 1

ペナルティキック

0 0

監督コメント

  • 【ハーフタイム】
    ■急ぎすぎている。ボールをもっと大事にしよう。
    ■自信をもって、集中していこう。
    ■セットプレーを大切にしよう。
  • 【試合後】
    「連戦の中、今日はカップ戦では若手選手や出場機会が少ない選手で臨むことになりました。何かやろうとする意欲は見せてくれたと思いますが、少し焦りなど、急いでやろうとする様子も見られました。それでも、発展できる姿もはっきり見えたので、これから何試合かやっていけば、もっといい選手に成長できると思います。そのために、これからいろいろ改善していければと思います。
    平日にも関わらず、遠くまで足を運んでいただき感謝しています。勝点1しか取れなくて、お詫びしたいと思います。すぐ、リーグ戦でガンバ大阪との大阪ダービー(4/16・日・ヤンマー)があるので、いい準備をしたいと思います」

    Q:無得点に終わった要因をどう考えますか?
    「まず、相手は守備に人数をかけてきました。なので、僕らはそこを崩していくのに実力が足りなかった。戦術のところも必要ですが、こういう時は個の力もいります。それが、今日は円滑にできなかったと思います。甲府の守備も良かったと思います」

    Q:トップチームでのデビュー戦となった岸本武流選手の評価について
    「初めて試合に出ましたが、今日の試合だけで評価をするのは難しいですね。ただ、本人がこういう舞台でプレーすることを感じて欲しいです。自分に何が必要なのか。そしてこれから自分が何をして、どこを伸ばしていかないといけないのか。感じて欲しいですね。それについて、もちろんアドバイスはします。正解というものはないですが、武流だけではなく、若手選手にうまく伝えていきたいと思います」

選手コメント

  • ■水沼宏太選手
    Q:復帰戦となりましたが、試合を振り返ると?
    「ゴールに向かうパスやシュートが少なかったので、そういうプレーを増やしていかないことには点も入りません。リーグ戦でもそうですけど、流れの中から点が取れていない部分は、そういうところにもあるのかなと思います。最後の質は課題かなと思います。
    (Q:5バック気味に守備を固めてきた甲府に苦しめられた印象だが?)
    でも、人はいても、ワンツーに付いて来れなかったりとか、そういうシーンもあったので、こっちの意図が合っていなかった部分が大きい。僕らのクオリティーの問題だと思います。相手がどういう戦いであろうと、勝つためにはそれを崩していかないといけないですし、どんな相手でも、怖いプレー、相手の嫌なプレーをやっていく必要があると思います」

    ■木本恭生選手
    「勝てなかったのは非常に残念ですし、個人的にも自分らしくないプレーをしてしまい、それも引き分けになってしまった要因だと思います」
    Q:自分らしくなかったプレーとは具体的には?
    「守備では行けていたのですが、監督からも言われていた、逆サイドへのパスがあまり出せなかったので、効果的な攻撃ができなかったのかなと思います」

    ■茂庭照幸選手
    「グループリーグなので、アウェイで勝点1は悪くない結果。グラウンドコンディションも、思ったより風も強かったりした中で、ここ何年もずっとJ1で戦っている甲府を相手に貴重な勝点1と言っていいと思います。攻撃の選手はどう思っているかわからないですけど、失点がなかったということは、チームがやろうとしている堅い守備はできたということ。今日出た課題、攻撃の精度などは、トレーニングから克服しながらやっていければいいと思います」

    ■舩木翔選手
    「個人的には勝ち切りたかったですし、自分のところで時間ができる中で、監督にも言われたんですけど、裏に蹴りすぎたというか…。それがつながってチャンスになった場面もあったんですけど、キヨくん(清原翔平)が左でフリーでいるのに裏に蹴って、相手ボールになることも多かった。自分のところでもう少しうまくチャンスメイクすることができれば、攻撃ももっとうまくいったと思います」

    ■岸本武流選手
    Q:トップチームでのデビュー戦となりましたが?
    「率直に、得点が欲しかったですね。0-0というあの状況で決めれば、もっとアピールになったと思います。得点という結果で監督の期待に応えたい一心でした。その反面、失点だけは絶対にしないでおこうとも思ったので、守備も頑張ろうと思いました。
    (出番は)もう少し後かなと思っていましたけど、心の準備はいつでもしていました。実際にトップチームの試合に出てみて、自分にはまだまだ余裕がないということを感じました。周りを見ることの大切さも知れたと思います。雰囲気やプレッシャーはJ3とは全然違うので、また練習から頑張って、チャンスを掴みたいと思います」

    ■福満隆貴選手
    「最後の場面のようなところで決めないといけないですね。せっかくチャンスをもらっているので、ああいうところで結果で示さないと、レギュラー争いに食い込んでいけないのかなと思います。でも、少ない時間でしたけど、チャンス、シュートまで行く形もあったので、次は決めることができるように、練習から意識していきたいと思います」
    Q:勝点1は持って帰りたい状況の中だったが、チームとしては得点を狙いに行ったのか?
    「そうですね。僕自身、攻撃の選手なので得点やアシストは狙いました。1点取れば勝てた試合で、役割はハッキリしていたと思うので。残念ですけど、次に切り替えていきたいと思います」

試合後記

  • 甲府の堅守を崩せずスコアレスドローに終わるも、アウェイで貴重な勝点1を加える

    公式戦4連勝中と勢いに乗る状態で迎えた『JリーグYBCルヴァンカップ』グループステージ第2節のヴァンフォーレ甲府戦。セレッソ大阪の尹晶煥監督は、直前のJ1第6節の鹿島アントラーズ戦の試合後に「この前の試合(第1節の横浜F・マリノス戦)はいい試合を見せることができたので、もう1回、その選手たちにチャンスを与えたい」と話していた通り、鹿島戦からGKキム ジンヒョンと木本恭生を除く先発9人を入れ替えて試合に臨んだ。水沼宏太は、試合途中に負傷交代したリーグ開幕戦以来となる公式戦での先発。この試合が復帰戦となった。また、ベンチには、トップチームの試合では初の帯同となった岸本武流と、出場すればトップチームでは初となる西本雅崇も入るなど、フレッシュな陣容でこの試合を迎えた。

    試合は、序盤からセレッソがペースを握る。長いボールやクロスなどシンプルな攻撃で甲府陣内に攻め入ると、7分、秋山大地のパスからDFラインの裏に抜け出したリカルド サントスがシュートを放てば、9分には、田中裕介のクロスを丸岡満がヘディングで合わせてゴールを狙う。いずれも枠を捉えることはできなかったが、その後も舩木翔のフィードなどでチャンスを伺う展開が続いた。甲府の守備ブロックを崩すには至らず、決定機を生み出すことはできなかったが、手堅い守備はこの試合でも健在。一度だけ、23分に甲府にクロスから決定的なピンチも招いたが、熊谷駿のヘディングは枠を逸れて事なきを得た。

    互いに相手の守備を崩せないまま0-0で折り返した後半は、甲府の攻撃のテンポが上がり、セレッソは守勢に回る時間も増える。55分には、かつてセレッソでもプレーしていた黒木聖仁がゴール前でドリブル突破、DFが防いでこぼれたボールから河本明人が決定機を迎えたが、ファーサイドへ狙いすましたシュートはわずかに枠を外れた。68分には再び河本にゴール前でシュートを打たれるも、ここは庄司朋乃也がヘディングでクリアした。

    甲府の攻勢が続く展開に尹晶煥監督もテコ入れを図る。62分、清原翔平に代えて、「チャンスをもらえれば、やってやる!」と出場機会に飢えていた岸本武流をピッチに送り込む。すると、岸本は前線での体を張ったキープや献身的な守備でセレッソにペースを持ち込む。82分には、リカルド サントスに代えて福満隆貴を投入してさらに攻撃に変化を加えると、残り10分+後半アディショナルタイムはセレッソが攻勢をかける。90+1分には相手のクリアを拾った岸本から丸岡とつなげ、最後は福満がシュートを放つも、惜しくもシュートはGK正面。1分後には、今度はGKキム ジンヒョンからのキックを岸本が収めて反転してシュートを放つも、再びGKに防がれた。

    最後まで守備での帰陣も速く、運動量が落ちなかったセレッソは、試合終了の笛がなるまで守備の意識は高く保ち続けたが、第1節の横浜FM戦ではチャンスが生まれたセットプレーも含め、ついぞ甲府の堅陣を破ることができなかった。試合後、スコアレスドローという結果に攻撃陣は一様に反省の言葉を並べたが、「グループリーグなので、アウェイで勝点1は悪くない結果」(茂庭照幸)であることも確か。「アウェイで貴重な勝点1」(茂庭)を重ねたことで、セレッソは勝点を4に伸ばし、得失点差でBグループの首位も堅持した。

    「連戦の中、今日はカップ戦では若手選手や出場機会が少ない選手で臨むことになりました。何かやろうとする意欲は見せてくれたと思いますが、少し焦りなど、急いでやろうとする様子も見られました。それでも、発展できる姿もはっきり見えました」と試合を総括した尹晶煥監督。公式戦での連勝は4で止まったが、連続無失点試合は5に伸ばすなど、安定した戦いぶりは継続できている。このまま、チーム一体となった姿勢を保ち続け、大阪全体が熱く燃える一戦、ガンバ大阪との大阪ダービー(4/16・日・ヤンマー)に挑む。

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