2016明治安田生命J2リーグ 第20節

キンチョウスタジアム
入場者数:10,171人
セレッソ大阪
  • リカルド サントス (53')
東京ヴェルディ
1-0
0-0 1-0

セレッソ大阪

GK 21 キム ジンヒョン
DF 5 田中 裕介 48'
DF 14 丸橋 祐介
DF 15 松田 陸
DF 23 山下 達也
MF 6 ソウザ
MF 18 清原 翔平 45+1'
MF 24 山村 和也 72
FW 9 杉本 健勇
FW 11 リカルド サントス 53' 86
FW 20 玉田 圭司 62

サブ

GK 27 丹野 研太
DF 4 藤本 康太 62
DF 17 酒本 憲幸
MF 2 扇原 貴宏
MF 13 丸岡 満
FW 19 田代 有三 86
FW 29 澤上 竜二 88' 72
監督 大熊 清

東京ヴェルディ

GK 31 鈴木 椋大
DF 23 田村 直也
DF 15 ウェズレイ 51'
DF 3 井林 章
DF 6 安在 和樹
MF 20 井上 潮音
MF 8 中後 雅喜
MF 2 安西 幸輝 61
MF 7 杉本 竜士 81
FW 16 中野 雅臣 73
FW 17 ドウグラス ヴィエイラ

サブ

GK 26 太田 岳志
DF 5 平 智広
DF 30 高木 純平 73
MF 10 高木 善朗 61
MF 11 南 秀仁
MF 28 楠美 圭史
FW 29 北脇 健慈 81
監督 冨樫 剛一
試合経過
澤上 竜二 88'
田代 有三 (in) リカルド サントス (out) 86'
81' 北脇 健慈 (in) 杉本 竜士 (out)
73' 高木 純平 (in) 中野 雅臣 (out)
澤上 竜二 (in) 山村 和也 (out) 72'
藤本 康太 (in) 玉田 圭司 (out) 62'
61' 高木 善朗 (in) 安西 幸輝 (out)
リカルド サントス 53'
51' ウェズレイ
田中 裕介 48'
清原 翔平 45+1'

シュート数

15 11
    リカルド サントス (53')

ゴールキック

12 8

コーナーキック

3 4

直接フリーキック

14 7

間接フリーキック

1 0

オフサイド

1 0

ペナルティキック

0 0

監督コメント

  • 【試合後】
    【監督会見①】
    https://youtu.be/vWWiCrnJ0ZY


    【監督会見②】
    https://youtu.be/yo4K0E1baCQ


    【監督会見③】
    https://youtu.be/kFR0_u2CjdM

    ここのところ、非常にケガ人、累積(警告による出場停止)ということがあり、前線のほうの組み合わせが変わっているというところもあるが、すべてリズムがいい時間帯というわけではなかったし、耐える時間帯というのもあった。そのなかで、それを我慢するにつれて、清原(翔平)とかも含めて、時間を作れるようになったり、距離感もまあまあよくなってきて、そこで得点が取れたというのは、非常によかったと思います。追加点がなかったのですが、ある程度終わり頃になると、(相手の)長いボールも多くなるので、ラフな、どっちが落ちるか分からないようなボールも多くなってくることもあって、すべてをマイボールの時間へというのは難しいところもあるが、きちっと藤本(康太)を中心に失点ゼロに抑えたというところでは、また次につながると思っています。欲を言えば、アンカーを中心に、もう少しボールを握りながら、サイドというところを使って追加点を取れるシーンがさらに出てくればいいし、それを決め切れるような場面もあったので。そういう場面を、アディショナルタイムにもありましたが、きちっと最後に決めて終わらせることが非常に重要になると思っています。ただ、内容とともに、1個1個戦って、勝点を積み上げていくということが最重要になるので。謙虚にダメなところも認めながら、変えながら、しっかりと次の試合をやっていきたい。

    Q; ソウザ選手について、得点シーンのアシストだけでなく、守備も利いていた時間もあったが、彼のここまでの評価について。
    「今日については、彼が昔、トップ下もやっていたということもあって、今後、柿谷のケガや、調子、この暑さ、トップ下の過去の履歴も含めて、紅白戦にてまず数十分やったなかで、どうかなというところはあったのですが。やっぱりボランチを日本のなかでできるようにするのと同じように、トップ下もブラジルでやっていたもの、イコール、日本でできるかというところでは、なかなか難しいかなと思いました。それは、チームとしての攻守の距離感とか、そういうのが少しルーズだったり、広がっちゃったりというところがあるので、難しいかなと受け止めていました。ただ、(ポジションが)ボランチに戻ってからは、またボールを奪うというところが優れているので、今、日本人を含めて、ボールを奪えるという選手が、日本ではなかなか少ないこともあって、非常に参考になる部分もあります。逆にシンプルにつなぐところでのミスもあるが、日本人が非常に足りない部分、参考にしなければいけない部分、ボールを取りに行くこと、奪いにいくことというのは、非常にいいものを持っていると思います。サイドチェンジもできるし、シュート力も最後あるので、あとは、相手が引いたとき、リズムを作りそうなとき、作れるときのパスが、少しタッチ数が多かったり、ミスが多かったりというのがなければ、非常に日本で活躍できる選手だなと認識しています。鍛えれば、もしかしたらDFもできるかもしれないし、非常にユーティリティーさもあるので、今後非常に楽しみですし、もっと日本に慣れてくれればいいなと思います」

    Q; 今季初先発の玉田圭司選手について、前線からの守備での貢献度が高かったり、ボールを握るところでもアクセントをつけていたと思いますが、監督はどう見られていましたか。
    「そうですね。非常にいいところで(ボールを)もらっていたと思います。ただ、久々(の先発)なので、ゲームのスピード感が、ここで足が出てくるかとか、練習とは違う場面で、ちょっと失うところも多かったのかなと思います。さらに、切り替えのところで、ボールを失ったあととか、ポジションに戻る速さとか、そういうところについて、我々は勝点を稼がなくちゃいけない、積み上げない部分があるので、もう少し攻守の切り替えは要求をしていかなくちゃいけないのかなと思っています。今日の交代に関しては、久々の先発ということで、45分プラス、15分か20分くらいかなと思っていたところと、ちょっと首の違和感もあるという報告もあったので、あの時間帯での交代になりました。今後またいい競争をしてくれれば、非常にチームにとっては頼もしいなと思いました」

    Q; 藤本選手を入れられたあと、山村和也選手から澤上竜二選手に替えられましたが、あの交代の意図について。
    「どっちかというと、ボランチというよりも、ソウザのセンターフォワードというか、トップ下というか、3トップにして、3枚のボランチのようにしたところで、逆に前でプレッシャーをかけながら、ソウザのパワーみたいなものがいきるかな、もしくは、いきそうな場面もあったのですが。攻守の距離感のところで、いい部分と、ちょっと隙を作ってしまうような場面があったので。ひとりで行ける分、みんなが上がらないうちに、行っちゃうところがあって、守備の距離感がまた出てしまうところもあったので、つなぎ役として、澤上(竜二)の運動量というところを入れて、裏に出たり、ソウザのパスをいかそうということでした」

試合後記

  • リカルド サントスのホーム初得点で東京Vを下し、今季2度目の4連勝で6月を締めくくる

    明治安田生命J2リーグ戦にて、6月最後の試合となったJ2第20節は、前節同様、キンチョウスタジアムでのホームゲームとなった、セレッソ大阪。昨シーズン、最後までJ1昇格プレーオフ入りを争った東京ヴェルディと対戦した。この一戦では、ブルーノ メネゲウが累積警告のため出場停止。負傷離脱中の柿谷曜一朗と並んで今季5ゴールを決めている10番に替わって、玉田圭司が今季初先発した。また、開幕からセレッソ大阪U-23にてプレーしてきた丸岡満がトップチームでは初めて登録メンバー18人に加わり、ケガから復帰した田代有三とともに、ベンチ入りした。

    試合は、開始2分、セレッソが東京Vに初めて許したコーナーキックから、ピンチを迎える。それでも、ドウグラス ヴィエイラのヘディングシュート、そして、こぼれ球に素早く反応した中後雅喜のシュートを、立て続けにセーブしたのが、GKキム ジンヒョン。8分の安西幸輝のシュートにも対応するなど、今節もキャプテンマークを巻いた桜の絶対的守護神の好守で、序盤の嫌な流れをたち切り、相手に先制点を与えない。

    すると、次第に落ち着きを取り戻したセレッソも、18分には、この日、サポーターからの大声援を受けていた玉田が、直接フリーキックを狙う。これはわずかに枠外に逸れるが、昨年のチームトップスコアラーでもある頼もしきレフティを中心に、主導権を握る時間を増やしていくと、30分以降は、清原翔平、ソウザ、丸橋祐介、リカルド サントスと、決定機を迎え続けた。ただし、シュートをなかなか決めきれず、前半はスコアレスで折り返す。

    後半の最初も、自陣ペナルティーエリア手前で相手にフリーキックを献上するなど、決して入り方はよくなかったが、難を逃れると、53分、歓喜の瞬間がセレッソに訪れる。丸橋の左サイドからのロングスローが、右サイドにいた清原のところに流れると、清原の折り返しを受けたソウザが、相手のプレッシャーを受けながら、ふわりとしたクロス気味のラストパスを出す。これに反応したのが、リカルド サントス。この試合で相手DFとの競り合いをことごとく制するなど、前線で圧力をかけ続けた11番が、ヘディングシュートをあわせると、ボールはGKも反応できない、絶妙なコースに進み、ゴールに吸い込まれた。ホーム初ゴールを決めたリカルド サントスは、すぐさま熱い声援をおくってくれるサポーターのいるゴール裏へ駆け寄り、喜びを爆発させた。

    これで5試合連続での先制点となったセレッソ。最近では残り30分の戦いを課題としていたが、この試合でも、1点をリードしたあと、すぐに相手の反撃を許してしまう。それでも、藤本康太や澤上竜二を投入してチームに活力をつけ、古巣対決となった杉本健勇をはじめ全体で粘り強く対応していくと、松田陸や清原のミドルシュートで相手ゴールを脅かすなど、前節の反省をいかして下がりすぎず、相手を押し返していく。さらに86分には、田代を送り込むと、16試合ぶりの出場となった19番も試合の締めくくりに貢献。チームとして追加点を奪いきれない反省点も残ったとはいえ、1-0のまま勝ちきり、今季2度目の4連勝で、勝点を試合数のちょうど2倍となる40に伸ばし、6月をいい形で終えることができた。

    「結果と内容についても、徐々に(よさが)ついてきつつある。今日みたいな試合をすれば、これからもずっと勝ちをたぐり寄せられると思うので、続けていきたい」というのは、松田。ホームでは第3節ザスパクサツ群馬戦以来となる無失点勝利を達成できたのも、今後につながることだ。「長崎のアウェイで追いつかれて、ヤス(木本恭生)がロスタイムで取ってくれたところからつないだ4連勝。あれでチームが前を向くことができた。今日はヤスもブルーノ(メネゲウ)もいなかったが、みんなで同じ方向を向いて一つひとつ勝つことが大事。次は前半戦のラストなので、しっかり勝って5連勝にしたい。そして(第22節のホームゲーム、北海道コンサドーレ)札幌戦へというイメージはある」と田中裕介もいうように、首位の座をつかんでJ1昇格へ進むためにも、桜色の戦士たちはチーム一丸となって、これからも勝利へと走り続ける。

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