2016明治安田生命J2リーグ
第20節第1日

2016.6.26

セレッソ大阪

リカルド サントス (53')

1

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FULL TIME

0

0-0

1-0

東京ヴェルディ

キンチョウスタジアム

10,171

監督コメント

【監督会見①】
https://youtu.be/vWWiCrnJ0ZY


【監督会見②】
https://youtu.be/yo4K0E1baCQ


【監督会見③】
https://youtu.be/kFR0_u2CjdM

ここのところ、非常にケガ人、累積(警告による出場停止)ということがあり、前線のほうの組み合わせが変わっているというところもあるが、すべてリズムがいい時間帯というわけではなかったし、耐える時間帯というのもあった。そのなかで、それを我慢するにつれて、清原(翔平)とかも含めて、時間を作れるようになったり、距離感もまあまあよくなってきて、そこで得点が取れたというのは、非常によかったと思います。追加点がなかったのですが、ある程度終わり頃になると、(相手の)長いボールも多くなるので、ラフな、どっちが落ちるか分からないようなボールも多くなってくることもあって、すべてをマイボールの時間へというのは難しいところもあるが、きちっと藤本(康太)を中心に失点ゼロに抑えたというところでは、また次につながると思っています。欲を言えば、アンカーを中心に、もう少しボールを握りながら、サイドというところを使って追加点を取れるシーンがさらに出てくればいいし、それを決め切れるような場面もあったので。そういう場面を、アディショナルタイムにもありましたが、きちっと最後に決めて終わらせることが非常に重要になると思っています。ただ、内容とともに、1個1個戦って、勝点を積み上げていくということが最重要になるので。謙虚にダメなところも認めながら、変えながら、しっかりと次の試合をやっていきたい。

Q; ソウザ選手について、得点シーンのアシストだけでなく、守備も利いていた時間もあったが、彼のここまでの評価について。
「今日については、彼が昔、トップ下もやっていたということもあって、今後、柿谷のケガや、調子、この暑さ、トップ下の過去の履歴も含めて、紅白戦にてまず数十分やったなかで、どうかなというところはあったのですが。やっぱりボランチを日本のなかでできるようにするのと同じように、トップ下もブラジルでやっていたもの、イコール、日本でできるかというところでは、なかなか難しいかなと思いました。それは、チームとしての攻守の距離感とか、そういうのが少しルーズだったり、広がっちゃったりというところがあるので、難しいかなと受け止めていました。ただ、(ポジションが)ボランチに戻ってからは、またボールを奪うというところが優れているので、今、日本人を含めて、ボールを奪えるという選手が、日本ではなかなか少ないこともあって、非常に参考になる部分もあります。逆にシンプルにつなぐところでのミスもあるが、日本人が非常に足りない部分、参考にしなければいけない部分、ボールを取りに行くこと、奪いにいくことというのは、非常にいいものを持っていると思います。サイドチェンジもできるし、シュート力も最後あるので、あとは、相手が引いたとき、リズムを作りそうなとき、作れるときのパスが、少しタッチ数が多かったり、ミスが多かったりというのがなければ、非常に日本で活躍できる選手だなと認識しています。鍛えれば、もしかしたらDFもできるかもしれないし、非常にユーティリティーさもあるので、今後非常に楽しみですし、もっと日本に慣れてくれればいいなと思います」

Q; 今季初先発の玉田圭司選手について、前線からの守備での貢献度が高かったり、ボールを握るところでもアクセントをつけていたと思いますが、監督はどう見られていましたか。
「そうですね。非常にいいところで(ボールを)もらっていたと思います。ただ、久々(の先発)なので、ゲームのスピード感が、ここで足が出てくるかとか、練習とは違う場面で、ちょっと失うところも多かったのかなと思います。さらに、切り替えのところで、ボールを失ったあととか、ポジションに戻る速さとか、そういうところについて、我々は勝点を稼がなくちゃいけない、積み上げない部分があるので、もう少し攻守の切り替えは要求をしていかなくちゃいけないのかなと思っています。今日の交代に関しては、久々の先発ということで、45分プラス、15分か20分くらいかなと思っていたところと、ちょっと首の違和感もあるという報告もあったので、あの時間帯での交代になりました。今後またいい競争をしてくれれば、非常にチームにとっては頼もしいなと思いました」

Q; 藤本選手を入れられたあと、山村和也選手から澤上竜二選手に替えられましたが、あの交代の意図について。
「どっちかというと、ボランチというよりも、ソウザのセンターフォワードというか、トップ下というか、3トップにして、3枚のボランチのようにしたところで、逆に前でプレッシャーをかけながら、ソウザのパワーみたいなものがいきるかな、もしくは、いきそうな場面もあったのですが。攻守の距離感のところで、いい部分と、ちょっと隙を作ってしまうような場面があったので。ひとりで行ける分、みんなが上がらないうちに、行っちゃうところがあって、守備の距離感がまた出てしまうところもあったので、つなぎ役として、澤上(竜二)の運動量というところを入れて、裏に出たり、ソウザのパスをいかそうということでした」