2016明治安田生命J2リーグ
第22節第1日

2016.7.9

セレッソ大阪

0

HOME

FULL TIME

0

0-0

0-0

北海道コンサドーレ札幌

キンチョウスタジアム

13,443

監督コメント

【監督会見①】
https://youtu.be/KA69eA-5uMQ


【監督会見②】
https://youtu.be/RES0lwiqnHA


【監督会見③】
https://youtu.be/OxCMeCAuzBw

「ブルーノ(メネゲウ)の移籍という、ある意味、想定外のことが起こったのですが、サッカー界ではそういうことも想定内(あり得ること)でもあり…というなかで迎えた試合。(メンバーなどの)選択肢はいくつかあったのですが、ソウザは本来ブラジルでトップ下の経験があるというところで(ブルーノ メネゲウがいたポジションに起用した)。前半はボールも握れたし、あとは決められればなというところだったなと思います。ただ、ちょっと運動量が落ちて、(北海道コンサドーレ札幌の)ディフェンスの固いかつ枚数も多くて、後半も相手が疲れたところを突くということがなかなかできなかった。そこで、間(スペース)を突くことのできる玉田(圭司)を入れて、相手が疲れたところで、彼の間で受けるところや、前に出られるところを生かそうという狙いでした。そこはある程度やれたのですが、得点までには至らなかったことが非常に残念です。
 けれども、今日は多くのサポーターの方々が、首位決戦ということで来てくださったなかで、選手は出し切ってくれたと思います。のちほどビデオを見るが、後から出た選手のクオリティーだったり、決めきる(べき)ところだったり、(相手の守備の枚数が)5枚だろうが6枚だろうが、もう少し丁寧にディフェンスラインの裏に出るというところで、決定的な場面がもう少し作れるのではないかなと見ていました。
 今日も無失点だったのですが、今後も1試合1試合積み重ねる部分と、少し状況が変わったなかでしっかりとした守備から得点を取っていくというところを、しっかり考えながら、土台をしっかりして、1試合1試合やっていきたいと思います。
 今日もたくさんのサポーターに来ていただきましたが、ホームはもちろん、アウェイも含めて1試合1試合出し切りながら戦っていきたいと思います」

選手コメント

●杉本健勇選手
「全体的には自分たちが支配していましたし、ボールを持ったなかで、後半の終盤も相手が引いて守ってきた。自分のなかでは点を取りに行く気持ちはもちろんありましたが、相手のカウンターが鋭いものを持っているので、前でボールを失ったあとの切り替えの速さは意識してやっていました。今日は間違いなく勝ちたかった試合。相手はほとんどロングボールかセットプレーでしかチャンスはなかった。その分、僕たちはつないでサイドから攻める形は出せていたのですが、最後のところで決めきれなかったというのは、反省するところです。悔しいですが、相手の(ク)ソンユンもよかったですし、途中から出てきたGK(金山隼樹)もよかったので…」

●山下達也選手
「最後、危ないシーンがあって、(キム)ジンヒョンに救われた部分もあったので、その辺は自分自身も反省する点。でも、チャンスはあったし、僕たちが相手を押し込める時間も結構長かった。これを続けていけば、順位もいいほうに変わってくると思います。
 今日もみんな、サイドは特によく走っていたと思うし、(山口)蛍も前で走り回って、ディフェンスを助けてくれたので、そのように1人ひとりが誰かのためにというか、無理してやってくれるというのは、これからの戦いにも利いてくるところ。それができれば、絶対に夏は乗り切れると思います」

●田中裕介選手
「相手のゴールキックの時間の使い方とかを見ても、あまりリスクをかけずにやっていて、(札幌は)負けることを一番避けたいのかなというのは一番感じたところ。僕らはもちろん勝ちに行きましたが、残り15分を切ったくらいから、どちらがパワーを使うかというような形になり、1点勝負という状況になった。試合のなかでは、セットプレーを含めてお互いチャンスがあって、GKの好守も両チームにあった。今日はこういう形のゲームになるというのはある程度予想があったなか、ディフェンスとしては、今日は失点ゼロで抑えることができたのはよかったなと思いますが、やはりまだまだ僕らは追いかける立場なので…。それでも、ここから後半戦スタートですし、またここから勝点を積み重ねていって、最終的に(首位に)抜け出すことができれば一番いい。(山口)蛍も入ってきたり、ソウザがトップ下をやったり、チーム力というのは、これからどんどん問われていくと思う。いい意味で、いい競争をして、(チームとして)レベルアップしていきたい」

●田代有三選手
「(交代出場で)ちょっと変化をもたらすことができればいいなと思ったのですが、ルーズな展開になってチャンスもなかった。もう少し、足下で受けるときとルーズなボールをもらうときと、メリハリをつけられたらよかったのかなと思います。札幌は守備が固くて、失点しない試合が本当に多いチーム。最後も、無理に攻めないで守る感じも出ていたが、そのなかでももうちょっと落ち着いて攻めることができれば、まだチャンスはできたのかなという思いです。
 結果について、僕らにとっては勝ちのほうがすごくよかった、勝ちたかった試合。相手はアウェイで2位と引き分けだったので、相手の狙い通りの試合になったんじゃないかなと思います。でも、これからの試合で勝点3を取って、少しでも(首位に)離されないよう、付いていかないといけない。そのなかで自分も得点して、コンディションを上げていきたいです」

●玉田圭司選手
「両チームとも『負けたくない』という気持ちがすごく強くて、そのなかで、もうちょっとリスクを冒してやりたかったなという気持ちはあります、僕自身としては。
(Q:それは試合終盤の、ロングボールが多くなったところを、もう少しつないだり縦パスを入れたりというところになるか?)
そうですね。やっぱり相手が引いていたにもかかわらずロングボールを入れるとなると、相手の思うツボだと思うし。そこで、どうにかそれをこじ開けるというか、そういうアイデアというのを、僕も含めて、出していきたかったなという思いでいます。
(Q:試合を通して、チーム全体としての攻めのバリエーションが増えている感覚、手応えもあったのでは?)
見ていても、相手(GK)のファインセーブもあったし、こっちのファインセーブもあったけど、ある程度、得点の匂いはしていた。そういうものをもっと増やして、得点につながるように、チームとしてやるべきことというのをやっていけば、得点というものは増えるんじゃないかなと思います。
(Q:この引き分けを悲観せず、次につなげるというところになるか?)
別に負けたわけではないし、悲観するような内容じゃないと思うので。続けていきたいなと思います」

●関口訓充選手
「ピンチもあり、チャンスもありで、失点してもおかしくなかったシーンや、得点してもおかしくなかったシーンもあったので、0-0が妥当な結果なのかなと思います。首位に詰められなかったのは悔しいですけど、負けなかったことをプラスに考えて次に生かしたいと思います。
自分もあの状態で何をするかをもう少し明確にプレーしたかったと思います」

●ソウザ選手
「いつもとは違って少し前のポジションでプレーしましたが、どこでやろうと自分の全てを出すだけだと思う。今日はそれをチャレンジした形になりました。いつもは前を向いてプレーしていますが、今日はトップ下ということで、どちらかというと後ろ向きでプレーすることが多かったです。少し慣れれば、もっと良くなってくると思います。難しいながらもチャンスは作れたと思います。後半に関しては、自分たちが落ちる傾向にあるので、その点に関しては修正していかないといけない。交代された点は、監督の考えをリスペクトしないといけないので、そこは何も言えません。替わりに入った選手も自分の全てを出して一生懸命やっていました。良い相手で難しい相手でしたが、勝てたと思うので悔しいです」

●松田陸選手
「前半の立ち上がりから自分たちのペースで試合を運べていたので、ああいう時間帯に点が取れたら流れは変わっていたのかなと思います。
相手のキーパー(ク ソンユン選手)もすごかったですし、替わって入ったキーパー(金山選手)も良いキーパーだったですが、チャンスは沢山あったので、そこで決める力が僕たちにあれば、今日は勝てたと思います。負けていないので、僕たちは次の試合に向けて準備をするだけです。目の前の試合を1戦1戦、絶対に勝つ気でやらなくてはいけないと思います。次も勝つ気で頑張ります」

●清原 翔平選手
「良い入り方が出来たし、ある程度は自分たちが思った通りに攻めることができたと思います。前半のチャンスで自分が決められていたら結果は変わったかなという気持ちがあるので、あそこは決めきりたかったですし、みんなには申し訳ない気持ちです。あのプレーで試合が決まるか決まらないかだったと思います。あのシーンは、少しバウンドして高いボールだったので、もう少し落ち着いていれば、トラップしてからでも撃てた場面かなと思う。もっとそこは落ち着いてやれば良かったのかなという思いはあります。
失点ゼロという所に関しては、主に守備の選手たちがしっかり守ってくれたお陰ですが、中盤、前線の選手もハードワークできたからだと思います。ゼロで抑えてくれた分、攻撃陣としては点を取って勝ちきりたかったと思います。
ここで勝っておけば、暫定ですが順位が入れかわる試合だったので、なんとか点を決めて順位をひっくり返したかったのが正直な気持ちです。でも、まだあと20試合あるし、札幌が全勝するのは難しいと思いますので、自分たちがこれから勝ちを積み上げて、しっかり最後のところで上に上がってJ1に行けるようにしていかなきゃなと思います。
バランスを取りながら、チャンスの時に前に出て点数を取るのが自分が思っているプレーで、そういう場面は自分のところに来ているので、あとは決めきるだけだと思います」

●山口 蛍選手
「監督からも言われているのですが、俺が相手のカウンターのリスクのを含めてアンカー気味に残って、今日は山村君が前に出て行くというのを練習からやっていましたし、自分もその意識でいましたから、なるべく前に出て行かずに、リスクを見ていました。
相手の隙をみて前に出るのは自分の持ち味でもありますが、今、こういう役割を求められているので、それに徹するのが自分のやることだと思います。コンディションは前回の試合よりかは動けていると思いますし、次は連戦になってくるので、これを乗り切れば自分のパフォーマンスももっと上がってくると思う。首位と2位の試合ということで、堅いとまでは言えませんが、そういう展開になってしまった。お互い決めるチャンスはあったけど、それをモノにするかどうかで試合の勝ち負けは変わってくると思う。公式記録を見ても、相手はシュートを5本しか撃ってなかったけど、自分たちの方がたくさんシュートを撃っていたので、それを決めるチャンスもあったので、しっかり決めたかった」

●リカルド サントス選手
「すごく競った試合で、最初からそういう試合は想像していましたが、均衡している中でそれを破って勝ち点3を取れるとは思っていました。結果は付いてこなかったですが、良い部分もたくさんあったので、それは次の試合に繋げられると思います。首位を争っているチームなので、良い試合ができたと思いますし、次に生かせた試合だったと思います。
大阪の暑さには自分だけではなくて、チーム全体もそうですが気を付けています。夏が来ると消費が激しくなるので、練習をよくして回復に努めています。夏の期間にフィジカル面で落ちてくるチームはたくさん出てくると思いますが、自分たちはそこで落とさず上げていけるように、勝点を積み重ねられるように頑張って行きたいです。
ソウザがトップ下で先発したのは初めてですけど、2回ほど決定的なチャンスもありましたし、彼はすごく良かったと思います」

●キム ジンヒョン選手
「勝ちたかった試合だった。点が取れなくて残念でしたが、みんなが頑張ってゼロに抑えたことは今日の試合では良かったと思います。
札幌はセットプレーが強く、クロスボールも良いボールが上がってくるし、中にもヘディングが強い選手がいるということは試合前から分かっていたので、イメージ通りできたことがゼロに繋がったと思います。相手はヘディングが強いのが特長なので、最後までみんなで体を投げ出して止めたりしたのが良かったと思います。(ソンユン選手は)オリンピック前だし、調子をもっともっと上げないといけないと思う。相手がセレッソということで、かなり気持ちも入っていると思っていたので、ちょっと嫌だなと思っていました。
あの短い時間でもすごいセーブをいていたので、僕も絶対に負けられないという気持ちになりました。それがあったので最後までゼロで抑えられたと思います。「ここが痛い」とか言っていたので、「お前、それでオリンピックいけないな」と言ったら、「いや、大丈夫です!」と言ってました。「それなら最後まで試合やれ!お前が交代したから気がちょっと抜けたわ」と言いました。最後まで戦いたかったです。
「最後まで試合やれ」って言ったら「いや痛いです」と言ってました(笑)きっとオリンピックに行きたいからビビってるんとちゃうかな(笑)
僕たちは外国籍選手なので、外国籍選手がどれだけ良いパフォーマンスを見せるかを、もっと責任感を持ってやらないといけないと思う。日本人のチームメイトよりも良いパフォーマンスを見せないと、僕はいけないと思っています。ソンユンも多分そこは意識してやっていると思うので、これからも良いパフォーマンスをできるように責任感を持ってやっていきたいと思います。

●杉本健勇選手
「全体的には自分たちが支配していましたし、ボールを持ったなかで、後半の終盤も、相手が引いて守ってきたので。自分のなかでは得点を取りに行く気持ちはもちろんありましたが、相手のカウンターが鋭いものを持っているので、前でボールを失ったあとの切り替えの速さは意識してやっていました。今日は間違いなく勝ちたかった試合。相手はほとんどロングボールかセットプレーでしかチャンスはなかったので。その分、僕たちはつないでサイドから攻める形は出せていたのですが、最後のところで決めきれなかったというのは、反省するところです。悔しいですが、相手の(ク)ソンユンもよかったですし、途中から出てきたGK(金山隼樹)もよかったので……」

●山下達也選手
「最後、危ないシーンがあって、(キム)ジンヒョンに救われた部分もあったので、その辺は自分自身も反省する点。でも、チャンスはあったし、僕たちが相手を押し込める時間も結構長かったので。これを続けていけば、順位もいいほうに変わってくると思います。今日もみんな、サイドは特によく走っていたと思うし、(山口)蛍も前で走り回って、ディフェンスを助けてくれたので、そのように一人ひとりが誰かのためにというか、無理してやってくれるというのは、これからの戦いにも利いてくるところ。それができれば、絶対に夏は乗り切れると思います」