2017明治安田生命J3リーグ
第1節第2日

2017.3.12

セレッソ大阪U-23

岸本 武流 (17')

岸本 武流 (33')

2

HOME

FULL TIME

2

2-0

0-2

グルージャ盛岡

岩渕 良太 (70')

谷口 堅三 (77')

キンチョウスタジアム

1,038

監督コメント

「まず、J3の開幕戦ということで、今年もまたここで戦えることを非常にありがたく思っています。サポーターの皆さんも駆け付けて下さって、大変うれしく思います。前半は、入りの良い立ち上がりから、リスタートで先制して、追加点を奪えて、ある程度自分たちが意図しているゲームができたのですが、後半ですね、喜田陽が少しけがをしたあたりから、多少、全体的に止まってしまって、相手にスペースを与えてしまったなと思います。1点取られて、2-1になった時のメンタリティーですね。去年もそうだったのですが、多少受け身になってしまったなと。まだまだ成長していかないといけないと強く感じました。後半きつくなった時に、どうしても自分たちが持つ時間が短過ぎたというのが一番の原因かなと思います。ああいう状況の中で、我々がうまく収めて、前線で時間を作ったり、そういうことを90分通してやれていれば、我々が勝利できたのかなと思っています。ただ、今日は半分くらいユースの選手ということで、非常に若い選手がJ3の舞台で緊迫感のあるゲームが経験できたことは、我々にとって非常に大きなモノだなと思います。この時間を大事にしながら、また準備していきたいです。やっぱり、勝たないといけないと思います。我々はプロなので、勝って結果を残していくと。その上で、一人でも多くトップチームに選手を送り出せたらなと思っています」

─この試合ではオーバーエイジが一人もいませんでした。意図や狙いはありますか?
「来週は週の半ばにルヴァンカップもありますので、尹監督とコミュニケーションを取りながらやっています。その結果、今節は我々の方だけのメンバーでということになりました」

─今日のメンバーでは、唯一、セレッソのアカデミーを経験していない山根選手が先発しました。これまでと違う環境の中での初陣だったと思いますが、彼のプレーと今日の評価は?
「(山根)永遠に関しては、(やってきた)サッカーが全然違いますので、最初の1ヶ月くらいは彼自身も悩んでいたところもあると思いますが、今日のプレーを見ると、今までのウチにいなかった選手であることを非常に強く感じました。一番危険なところで仕掛けながら、ゴールを狙えます。今日も何本か非常に惜しいシュートがありました。守備の負担も多いのですが、彼もチャレンジしながら、今日のゲームに関しては非常に良かったと思います」

選手コメント

■岸本武流選手
─2年目のJ3が始まりましたが?
「まず、J3で点を取らないと、上のカテゴリ―に上がれません。J3もユン監督は見ていると思うので、しっかりアピールしないとダメだと思ったし、そこで2点を取れたことは良かったと思います」

─前半は、チームとしても個人としても、いい入りができた?
「そうですね。いい流れで入れたことは良かったんですけど、後半は2点を取られて、ズルズルとなっていく去年の悪いところが出てしまったのかなと思います」

─山根選手との2トップについては?
「まだまだ連係は良くないと思うので、これからどんどん2人で練習から声を掛け合って、もっといいコンビになれたらいいなと思います」

─同年代の選手がJ1やJ2で試合に出ていることは意識しますか?
「そうですね。下の世代の選手もどんどんJ1にデビューして活躍しているので、置いていかれないように、早くトップチームに上がりたいと思います」

─今日のチームだと、岸本選手がチームを引っ張る役目もあったかと思いますが?
「そうですね。始めてこの舞台に立つ選手もいっぱいいたので、早く点を取って、少しでも余裕を与えることができたらなと思っていたので、そういう意味では、早めに点が取れて良かったです」

■山根永遠選手
─J3でのデビュー戦となりました。試合を終えた感想はいかがですか?
「きつかったんですけど、一言で言ったら、楽しかったです」

─加入当初は、セレッソのスタイルに馴染めるかな、という話もしていましたが?
「今はもう馴染んでいるので、それを90分間続けることを意識してやっていきたいです。FWなので、点を決めることもできれば良かったんですけど、決められなかったのが今の実力です。また一週間後に試合があるので、しっかり準備して戦いたいと思います」

─自身の特長や姿勢も出せたのかなと思いますが?
「結果を残したかったので、ひたすらゴールを狙っていたんですけどね。あともう一つ、最後に決め切れる力を付けて、次の試合に挑みたいと思います」

─チームが苦しい時に、何か自分が意識的にやっていることは?
「2-0で前半を折り返したので、自分の仕事としては、もう1点を取って、チームを楽にしてあげることでした。相手のパワーをゼロにする感じでやろうと思っていたんですけど、そんな甘いモノではなくて、相手の意地が見えて、後半は押されっぱなしになりました。その中でも得点チャンスはあったんですけど、そういうチャンスで決め切らないと、J3では勝っていけないと思うので、次の試合ではしっかりと結果を残せるように準備したいです」

■西本雅崇選手
「去年と同様、前半はみんなで声をかけて連動して2-0で終われたんですけど、後半に入って、ラインが下がり過ぎて、相手に持たれて、自分たちで苦しくしてしまいました。去年も、シーズンの最後の方は2点を取って、その後に取られてという、もったいない試合が続いていたのに、また同じことを繰り返してしまったということで、あまり反省を生かせていなかったので、悔しいです。今日に関しては、自分たちの年代が一番上なので、去年の経験を伝えてチームを引っ張らないといけなかったんですけど、自分も流れに一緒に入ってしまったので、悔しいですね」

─前半は、チームとしても西本選手個人としても、随所にボールを奪い切る姿勢を発揮していましたが?
「開幕戦だったし、前半はみんな気持ちが入ってプレーできていました。それを90分間通してできれば絶対に勝てたと思う。次は…というか、いつも次は、と言っているんですけど、どうにかして改善したい。みんなで話して、自分がリーダーになって、改善していきたいと思います」