2017JリーグYBCルヴァンカップ 第1節

キンチョウスタジアム
入場者数:7601人
セレッソ大阪
  • 木本 恭生 (31'), リカルド サントス (56')
横浜F・マリノス
2-0
1-0 1-0

セレッソ大阪

GK 1 圍 謙太朗
DF 3 茂庭 照幸 83
DF 5 田中 裕介 44'
DF 29 舩木 翔
DF 39 庄司 朋乃也
MF 7 関口 訓充 63
MF 13 丸岡 満
MF 15 木本 恭生 31' 78
MF 18 清原 翔平
MF 26 秋山 大地
FW 11 リカルド サントス 56' 56'

サブ

GK 27 丹野 研太
DF 22 マテイ ヨニッチ 83
DF 33 椋原 健太
MF 6 ソウザ
MF 17 福満 隆貴 63
MF 20 酒本 憲幸
MF 24 山村 和也 78
監督 尹 晶煥

横浜F・マリノス

GK 31 杉本 大地
DF 15 新井 一耀
DF 4 栗原 勇蔵
DF 2 パク ジョンス
DF 28 高野 遼
MF 8 中町 公祐 57
MF 6 扇原 貴宏
MF 19 仲川 輝人
MF 26 中島 賢星
MF 18 遠藤 渓太 80
FW 17 富樫 敬真 65

サブ

GK 30 鈴木 彩貴
DF 34 ミロシュ デゲネク
DF 27 松原 健
MF 44 堀 研太
MF 35 吉尾 海夏 80
MF 25 前田 直輝 57
FW 16 伊藤 翔 65
監督 エリク モンバエルツ
試合経過
マテイ ヨニッチ (in) 茂庭 照幸 (out) 83'
80' 吉尾 海夏 (in) 遠藤 渓太 (out)
山村 和也 (in) 木本 恭生 (out) 78'
65' 伊藤 翔 (in) 富樫 敬真 (out)
福満 隆貴 (in) 関口 訓充 (out) 63'
57' 前田 直輝 (in) 中町 公祐 (out)
リカルド サントス 56'
リカルド サントス 56'
田中 裕介 44'
木本 恭生 31'

シュート数

6 12
    木本 恭生 (31'), リカルド サントス (56')

ゴールキック

12 6

コーナーキック

4 4

直接フリーキック

10 12

間接フリーキック

1 2

オフサイド

1 2

ペナルティキック

0 0

監督コメント

  • 【ハーフタイム】
    ■良い流れになっている。
    ■落ち着いてゲームを作ろう。
    ■フィニッシュはシュートで終わろう。
  • 【試合後】
    「カップ戦になりましたが、『今季初勝利おめでとう』という言葉を、選手たちには伝えたいと思います。
    最近あまり試合に出ていない選手たちが試合に出ることになりましたが、すごく意欲的で、この1試合でいろいろなことを見せてくれたと思います。今日まで勝ちがなかったのですが、今日勝つことによって、次にもっといい雰囲気でつなげられると思っています。今日の試合でいろいろな選手の能力を確認することもできました。これからもっといい選手たちが続々と出てきて、トップ(チームの試合)でも使える選手が出てきてほしいです。また中2日で試合がありますが、その試合の準備を明日からまた徹底したい。まだリーグ戦での勝ちがないので、リーグ戦で勝点3が取れるようにしたい。次戦は(古巣でもある)サガン鳥栖との対戦になりますので、より勝ちたい気持ちが強いです」

    Q:舩木翔選手がトップチームでのデビュー戦となりました。コーナーキックのキッカーなど、非常にいい活躍をされていたと思います。舩木選手への評価と、今後への期待を教えてください。
    「今日、公式戦で初めて見ましたが、すごく落ち着いてプレーしてくれたと思います。ポジショニングなど、いろいろなところでまだ学ぶことなどはたくさん残っていると思いますが、今日1試合だけを見てみるとこれからの可能性がすごくある選手だと思っています。カップ戦だけではなく、リーグ戦でも使える、そういう選手に育てばいいなと思います」

    Q:今日の試合では秋山大地選手がキャプテンマークを巻いていました。その経緯は? 彼は守備面などでも頑張っていましたが、プレーについては?
    「練習試合ではベテランの茂庭(照幸)にキャプテンをさせたりしましたが、若い選手たちにももっと責任感を与えるために、そして中盤で活躍している大地にその責任感を持たせるためにキャプテンを任せました。大地はすごくいい姿勢を見せたし、キャンプからすごくよかったので、信頼して、信じて、キャプテンマークを付けさせることができました」

    Q:監督ご自身、今季から新たにセレッソの監督に就任されて、3試合未勝利で、今回メンバーを入れ替えて臨むことはかなり勇気のいることだったと思いますが、そういったなかで初勝利できたお気持ちを聞かせてください。
    「メンバーを替えることで心配が全然なかったというわけではないのですが、今日の試合に臨んだ選手たちを信じて、最後までやってくれると思っていました。その結果、勝利という本当に価値のあるものになりました。どのスポーツでも勝つことはすごくうれしいこと。相手がやろうとしていることは何もさせずに我々はすごくいい試合をしたと思いますし、うれしい気持ちを隠せないくらいです。そして、こういう気持ちで試合に臨んで成長していかなければいけないということと、成長することによって勝利も手にできるんだということを、選手たちが改めて教えてくれたと思います」

選手コメント

  • ■リカルド サントス選手
    「ゴール後のパフォーマンスについて、最初からやろうと決めていました。私たちの家族にまた新たに命が宿り、お父さんになるので、みんなにそれを見せたかったんだ!妻には、『ゴールを決めたら、ボールを持ってお腹のなかに入れるからね』と伝えていました。その約束を守ることができてよかったです。そして、ゴールに関係なくこの試合ではみんなですごく頑張ってやることができたし、プラスなこともすごくあり、やっぱり勝利を達成できたことが一番です。
    試合では、相手がパスを回していたとはいえ、そんなにチャンスを作っていなかったし、プレッシャーに行けるときは、みんなで行くことができました。今日は、本当にプラスに考えていいと思います。勝利以外でもポジティブに考えていいことがいっぱいあったと思います。この勝利は次につながるし、次のことをもう考えていかなければいけない。明日も練習があるので、切り替えて、次に向けて準備していきたい」

    ■清原翔平選手
    「試合としては、立ち上がりから相手にボールを持たれる展開だったので、もうちょっと自分たちでボールを持つ時間というのもほしかったですし、(ボールを持つ時間を長くして)落ち着かせることができれば、もうちょっと自分たちの攻撃もよくできたのかなと思います。けれども、日頃(試合に)出ていない選手たちで臨んだなか、試合に対するどん欲さというか、これからリーグ戦のほうにも出ていくんだという気持ちを持つことができた試合だったと思います。みんなのそういう気持ちで戦えたので、しっかり我慢しながら、自分たちの行ける時間というか、セットプレーもそうですし、チャンスを待ちながら試合をできたのかなと思います。自分たちは我慢していた分、セットプレーで得点できたということは、精神面でも落ち着きますし、相手にとっても嫌なプレッシャーというのを与えられるのかなと思います。そういった意味では、いい時間帯でセットプレーで点を取れましたが、しっかり我慢できたので、ああいう得点になったのかなと思います」

    ■秋山大地選手
    「勝てたことが一番うれしいですし、みんな最後までハードワークして戦えていましたし、よかったかなと思います。90分間集中を切らさずできていたので、それが勝利につながったのかなと思います。
    Q:監督から信頼してキャプテンマークを任せたという話が会見であったが?
    「そう言ってもらえるのはありがたいです」

    ■山村和也選手
    「2−0で勝っていたこともあったので、(途中出場したときには)無理をせず、しっかりブロックを組みながら守備をしっかりすることを心がけてやりました。
    (最近のリーグ戦出場のときとは)また違うポジションでのプレーでしたが、今までやってきたポジションでもあるので、そこはすんなりと入ることができました。何をやるべきかというところはしっかり考えつつ、いつでもどこでも出られるように準備していたので、そこは全然大丈夫でした。
    Q:舩木翔、庄司朋乃也といった若手たちの間でプレーしたなか、彼らの今日の奮闘ぶりについて
    「すごく頑張っていたし、結果につながるようなプレーをやっていた。勝利にすごく貢献してくれたと思います。今日は今までリーグ戦に出ていたメンバーとはまた別の選手が結構出ていましたが、『チーム一丸となって、これから戦っていくんだ』という意思表明になった試合だったと思うし、これからまた頑張って、みんなでレギュラー争いをしながら、チームがよりいい方向に向かっていけるように頑張っていきたい」

試合後記

  • 新たに出番を得た選手たちが奮闘! 尹体制にて公式戦初勝利!

    J1リーグ戦に復帰できたからこそ参戦できる舞台、JリーグYBCルヴァンカップ。その舞台に臨んだセレッソ大阪は、開幕戦の第1節、ホーム・キンチョウスタジアムにて、横浜F・マリノスと対戦した。「今まであまり出場機会のなかった選手たちにとって、動機付け(モチベーション)になる試合」と戦前に尹晶煥監督も述べていたように、この一戦では、4日前に行われたJ1第3節の北海道コンサドーレ札幌戦から、スターティングメンバーを総入れ替えしたセレッソ。今季トップ昇格した18歳のDF舩木翔、2年目で19歳のDF庄司朋乃也にとってはトップチームでのデビュー戦となり、新加入GK圍謙太朗もセレッソでの初出場となるなど、フレッシュな陣容でこの試合を迎えた。

    試合では、序盤から、こちらもメンバーをJ1第3節から総入れ替えしていた横浜FMに、元セレッソの扇原貴宏を中心にボールを回される展開となった。それでも、この日キャプテンマークを巻いた秋山大地や、丸岡満、木本恭生をはじめ、球際を激しく、全体でハードワークし、守備を固めながら対抗していくと、13分に舩木の縦パスをきっかけにサイド攻撃から決定機を作るなど、攻勢を仕掛けていく。すると、31分、舩木の蹴ったコーナーキックから、ファーサイドの茂庭照幸がヘッドで折り返し、最後はゴール前に詰めていた木本が頭でプッシュし、ゴール。J1カテゴリーの舞台を初めて経験するボランチの今季初得点で、先制に成功することができた。

    1−0で折り返した後半早々、前からのプレッシングで相手からボールを奪って速攻を仕掛けるなど、勢いのよさを見せたセレッソ。ただし、前半同様、後半も横浜FMにゴールを脅かされるなど、ひやりとさせられるシーンもあったが、圍、茂庭照幸らが最後まで身体を張ってプレッシャーをかけたこともあり、相手がシュートミス。ピンチを逃れる。逆に、横浜FMのミスを見逃さなかった清原翔平がボールを奪って速攻を仕掛け、シュートは惜しくも相手に阻まれたが、そこで得た56分のコーナーキックから、待望の追加点を獲得。再び舩木が蹴ったボールから、ゴール前での混戦で木本が競り合い、そこからこぼれてきたボールがフリーのリカルド サントスに。ブラジル人ストライカーはそれを落ち着いて右足で流し込んだ。

    2点のリードを得たセレッソは63分に新加入のMF福満隆貴を投入し、攻撃をさらに活性化すると、78分には山村和也、83分にはマテイ ヨニッチをピッチに送り込み、守備を固めながら、追加点を狙う体制に。そのなかで、最後まで集中を切らさなかった桜色の戦士たちは、2−0の完封勝利を達成。尹晶煥監督体制での公式戦初勝利をホームに集ったサポーターとともに喜び合うことができた。そして、Bグループを首位で発進することもできた。

    「最近あまり試合に出ていない選手たちが試合に出ることになりましたが、すごく意欲的で、この1試合でいろいろなことを見せてくれたと思います。今日まで勝ちがなかったのですが、今日勝つことによって、次にもっといい雰囲気でつなげられる」と、イレブンの奮闘を讃えたのは、尹晶煥監督。庄司、舩木の若手陣も堂々のプレーを見せるなど、「みんな最後までハードワークして戦えていた」(秋山)ことで、勝利をつかみとっただけでなく、チームの総合力を高められたことも、今後にとって明るい材料だ。「『チーム一丸となって、これから戦っていくんだ』という意思表明になった試合だったと思うし、これからまた頑張って、みんなでレギュラー争いをしながら、チームがよりいい方向に向かっていけるように頑張っていきたい」と山村も言うように、チーム一体となって高みに向けて進んでいく、セレッソ。今回得た勢いを、3日後にすぐにやってくるJ1リーグ戦にもつなげていきたいものだ。

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