2017明治安田生命J1リーグ 第14節

2017.6.4 (日) 15:03

キンチョウスタジアム

入場者数:13,363人

セレッソ大阪
  • 柿谷 曜一朗 (68'), 山下 達也 (73'), 山村 和也 (80'), ソウザ (86')
アルビレックス新潟
4-0
0-0 4-0

セレッソ大阪

GK 21 キム ジンヒョン
DF 5 田中 裕介
DF 14 丸橋 祐介
DF 22 マテイ ヨニッチ
DF 23 山下 達也 73'
MF 6 ソウザ 86' 74' 90+1
MF 10 山口 蛍
MF 16 水沼 宏太 87
MF 24 山村 和也 80'
FW 8 柿谷 曜一朗 68'
FW 9 杉本 健勇 65

サブ

GK 27 丹野 研太
DF 2 松田 陸
DF 4 藤本 康太
MF 7 関口 訓充 87
MF 15 木本 恭生 90+1
MF 17 福満 隆貴
FW 19 澤上 竜二 65
監督 尹 晶煥

アルビレックス新潟

GK 21 守田 達弥
DF 24 川口 尚紀
DF 50 富澤 清太郎
DF 4 ソン ジュフン 67'
DF 27 堀米 悠斗 76'
MF 34 原 輝綺
MF 8 小泉 慶
MF 7 ホニ
MF 10 チアゴ ガリャルド 87
MF 49 鈴木 武蔵 75
FW 9 山崎 亮平 78

サブ

GK 22 川浪 吾郎
DF 25 長谷川 巧
DF 33 西村 竜馬
MF 13 加藤 大 75
MF 15 本間 勲
MF 18 成岡 翔 85' 78
MF 30 ロメロ フランク 87
監督 呂比須 ワグナー

監督コメント

  • 【ハーフタイム】
    ■相手のカウンターに気をつけて、集中して対応しよう
    ■セットプレーを大事にすること
    ■球際で負けないこと
  • 【試合後】
    「まず中断期間に入る前に、こういういい結果を得ることができて、本当にうれしく思っています。大勢の方々の前で、こういう複数得点、しかもこういう得点を決めることがすごくうれしいですし、その喜びを皆さんと分かち合いたいと思います。
    前半は、流れをきちんと取れないようなところがありました。けれども、後半すごく高い集中力をもって入ることができ、まず得点できました。1得点で満足することなく、もっとどん欲に取りに行ったのが、こういう複数得点になったと思います。いい流れを持っているので、それを持ち続けることが大事だと思います。中断期間に入るので、そのあとにもいい試合がしっかりできるよう、その準備をするのが大事になると思います」

    Q:後半、しばらくは新潟ペースで、セレッソ的にはあまりよくない流れのように思われました。そこで、1枚目の選手交代にこめた思いとは?
    「サッカーには流れというものがありますが、その流れがよくないとき、流れを変えることが当たり前で、そういうときに選手交代をしました。選手交代がよく当たったので、いい流れを持つことができました。この前の試合もそれがうまく当たって、いい流れを持つことができたと思います。杉本(健勇)選手の今日のパフォーマンスがあまりよくなかったので、そこを替えたほうがいいと思い、そこを替えていきました。(澤上)竜二を入れたのは、竜二はスピードがあり、フィジカル的にも優れていて、相手との球際のところ(の競り合い)を好む選手なので、そこをうまく狙って交代しました」

    Q:前日のお話では『気にしていない』とおっしゃっていた尹監督自身のJ1リーグ戦通算100試合目の指揮について、節目の試合で勝利を飾ったことの感想について。
    「本当に何も思っていないです。100試合が何か意味を持つというより、これからやる試合はもっと多いので、それにもっと純粋に準備してやっていきたいと思います」

    Q:この結果を受けて、今晩の他の試合次第では暫定首位に浮上する可能性が出てきています。以前に言われていたように、目標を上方修正する思いも出ていますか?
    「今すぐはできないと思いますし、他の試合も全部見て決めることだと思います。みんなが共通点を持ってやることで、また変わることもあると思いますので、それはまた決まり次第、皆さんにお伝えできるようにします」

    Q:今日の流れだと、この暑さもあり新潟に先手を取られかねないところもあったと思いますが、それでもこうやって我慢して、集中して、組織的な守備が構築できていたと思います。監督はその要因について、どういったところがあげられると思いますか?
    「両チームとも、もっとやらないといけない時間帯もあると思いますが、最近僕らの選手たちはそれをすごく我慢強くやってくれていると思います。先にも話したように、流れを変える、そういう部分で、そういうところを気にして(選手)交代することで、流れを持っていくことを、うまくやっていくことができたと思います」

    Q:0-0で終えた前半に、カウンターのような形で危ないシーンもいくつかあったと思いますが、守備に関して次の試合までに修正したい点などあれば教えてください。
    「僕らの選手たち全員、相手のカウンターに対していい準備ができていました。そのカウンターをうまく止めたことで、僕らの流れに持ってこられたと思います。勝っているときに、選手たちに必要以上に強く言うのもあれかなと思いますが、やっぱり勝っているときこそ、中央のつるべの動きとか、もっとしっかりしてほしいですね。そして、選手のみんなに、こういう暑い天気のなか本当に多い運動量で走ってくれてありがとうというメッセージを贈りたいと思います」

選手コメント

  • ■柿谷曜一朗選手
    「暑かったですが、みんなの動きは別に悪くはなかったし、(澤上)竜二が途中から入ってきて前でしっかり身体を張ってくれました。いろいろな得点のなかの3アシストくらいはあいつだと思うし、前の(ヴィッセル)神戸戦もそうですが、ああやって途中から出てきた選手が活躍してくれるのは、チームがいい状況の証拠だと思う。
    Q:前半、ゴールを取り切れなかったなかでも焦れずに戦えていたが?
    「引き分けの状況でしたし、相手のカウンターもちょっと鋭かったなかで、正直集中しきれていないところもあったし、課題はまだまだありますが、(キム)ジンヒョンに助けられたなと思います。相手のいいところを消しながらやれれば、もっとよかったのかなと思います。お互いいいところが出たんじゃないかなと思いますし、PKで先制できたのは運みたいなものもある。そこで勝負は決まったのかなと思います」
    Q:この展開で最初に失点しない守備陣の強さがあり、それに攻撃陣が4点で応えたところもあって、攻守に信頼関係を感じられたが?
    「結果だけを見ればそう思いますが、GKと1対1のシーンも何個もありましたし、そういうのを相手に決められていないから、そう言えるところもあると思います。もし決められていたら、また試合は変わっていたと思うし。納得のいく試合ではなかったと思います。そういうの(危ないシーン)を1個でも減らさないと、そういうのを決めきる選手がいるチームには勝てるのかというところもある。修正するというか、もっと集中してやらなければいけないと思います」
    Q:ただ、3点目に代表されるように、セットプレーで、隙を見て集中を切らさずにできたところも、今年のチームの強さなのでは?
    「セットプレーだけではなく、流れからももっとできればいいと思います。少し(セットプレーの得点に)偏っているので、僕たち前の選手がもう少し工夫しながらできればいいかなと思います」
    Q:柏レイソルの今晩の結果次第では、暫定首位に立つ可能性があります。14試合を終えた今のポジションについて。チーム状態のよさを感じますか?
    「もちろんそれもありますが、ただもう課題ばっかりだと思いますし、今日の内容にしても。しっかり直すところは直してやっていかないと、すぐに順位なんて変わっていくもの。本当に順位を気にするのは残り3試合くらいになってきたら、また(今とは)話が変わってくると思いますが、今からはまだまだ1個1個戦っていくというか、大事に戦っていくべきだと思います」

    ■山村和也選手
    Q:チーム3点目となったゴールシーンについて
    「GKが出てきていたので、タイミングをずらせるようにトゥーキックで蹴ったら、うまい具合に入ったのでよかったです。あのシーンは、新潟の選手も少しポジショニングとか集中が切れたのかなと思うようなシーンだったので、そこをうまく(柿谷)曜一朗と突くことができてよかったなと思います」
    Q:前半の流れ、この暑さもあり、難しい展開だったと思いますが、焦れずに戦えた要因は?
    「前半からいつもより距離感が少し遠いなと感じながらプレーをしていましたが、後半ヨニッチがPKを獲得してくれて、それをしっかり(柿谷)曜一朗が決めてくれた。流れのなかじゃなくてセットプレーから決めることができて、ちょっと自分たちのペースにまた持っていくことができたのかなと思います」
    Q:今年、苦しいときにもセットプレーで取り切れるというのは、チーム全体にセットプレーでの自信が出ているように思われるが?
    「そうですね。試合の流れというところも大事だと思いますが、セットプレーで取れるということは拮抗した試合とかですごく大事になってくると思うので。そういう強みをいかしながら、試合の内容も詰めていきたい」
    Q:しっかり守備を固めつつ、取るべきところで得点を取れるようになっており、上位に来るべき力がこのチームにも備わりつつあるのでは?
    「今は本当に結果につながっているけれど、それは全体が献身的に守備をやって、いい攻撃につながっているからだと思う。それを忘れずに、僕たちはJ1昇格プレーオフから上がってきたチームなので、一戦一戦集中しながら献身性を忘れずに戦っていきたいと思っています」
    Q:3試合連発弾で、杉本選手とともにチーム得点王(6得点)になっています)
    「本当に今、チーム全体として点も取れていますし、継続して、僕だけじゃなく全体として取れるように、また守備からいい攻撃につながるようなプレーをしていきたい」

    ■ソウザ選手
    Q:今晩の試合次第では、暫定首位の可能性もあるが?
    「すごくうれしいことです。いつも目指しているところは1位なので。1位になったとしても、ずっと1位でい続けられないといけないと思います。そこを目指しているので、モチベーションも上がりますし、もっとやらないといけないなという気持ちになります」
    Q:今のチームはいい守備ができていると思いますが、その要因は?)
    「みんなが一生懸命やっていて、監督が求めていることをやっているからだと思います。毎日いい練習をしていますし、試合のためのいい準備をしています。それ(守備のよさ)は、後ろのメンバーだけではなく、(柿谷)曜一朗だったり、(杉本)健勇、キヨ(清武弘嗣)、(山村)和也とか、前の人もディフェンスに貢献してくれているおかげで、ディフェンスが成り立っていると思います」
    Q:もちろんフル出場したかったと思うが、選手交代の際には、サポーターから大きな拍手が贈られていました。そのときの気持ちは?)
    「皆さんが自分のサッカーを気に入ってくれて、本当にうれしく思っています。いつもいい練習をして、チームのために貢献しようという思いで臨んでいる。契約したときも、サポーターの期待もあって(セレッソに)来ているというのは、絶対にあるもの。自分の役割ができて、本当にうれしく思います」
    Q:あの直接フリーキックは、本当にナイスゴールでした
    「すごく集中していたので。一番の感謝の気持ちは、曜一朗とマルが自分に対して信頼があって蹴らせてくれたこと。すごく感謝しています。もちろん、ゴールもすごくうれしいです!(日本語で)アリガトウゴザイマス!」

    ■キム ジンヒョン選手
    Q:チームの苦しいときにも、ジンヒョン選手のビッグセーブもあり、そういった頑張りが、この4-0という結果につながったのでは?
    「相手がカウンターを持っているとわかっていたなか、攻める時間は結構長くなると思っていましたが、相手の一発のカウンターで危ないシーンまで持ってこられて、そういうところをやられないように、しっかり修正して守ることができたと思います」
    Q:カウンターのピンチでも、最後までDFが相手を追ってきてくれるからこそ、身体を張りやすいところもありますか?
    「そうです。(守備をするとき)1つの選択だけじゃなく、2つ3つと選択肢があったので。1つだけなら勝負に賭けるしかないけど、2つ3つと選択肢があるのでちょっと(セーブまでに)余裕を取れる時間を味方が作ってくれたと思います」
    Q:今季はこうやって無失点で終えられる機会が多いですが、チーム全体でオーガナイズされた守備ができている実感は?)
    「今季、あまり自分の仕事がなかったので。こうやって相手に何回かチャンスが来たところをしっかり止めるということを、いつも考えながらやっています。結構攻めていて簡単にやられちゃうともったいないなと思いますし、11人みんなが守備の意識を昨年よりもかなり持っているし、前がこれだけ(攻守に豊富に)走ってくれたら、後ろも気を抜くことはできない。今日も、いつも考えていることをやれていたのかなと思います。
    Q:今の段階で、J1のなかで最少失点となっていることはうれしいものでは?)
    うれしい数字ですが、数字だけで認められるものでもないので。しっかり自分が失点をゼロにするのと、どれだけチームの役に立てるかということも、すごく大事になります。数字は一番いいように見えているかもしれませんが、今年は先にも言ったように自分のやる仕事はあまりなかった。それは、自分としては、見せるところはあまりなかったのかもしれないですが、チーム的に自分までボールが来ないということなので、守備の力が伸びているんじゃないかなと思います」
    Q:韓国代表にも、いい形で入れますね
    「いい形で入れますが、リーグと代表戦はまた別なので。しっかりそこでやるべきことをやっていきたいと思います」

    ■マテイ ヨニッチ選手
    「とてもタフな試合に感じました。前半から相手は引いて守って、なかなか突破できないような状況だったのですが、後半になってやっとPKが取れて、それを機にどんどん攻め続けることができました。
    Q:あのPKにつながったシーンについて、相手との競り合いがあった中でファウルを受け、PKだという確信もありましたか?
    「あれは100%、PKでしたね。倒されましたから」
    Q:苦しいときでも、今のチームはセットプレーだったりPKだったりで点を取れます。そういうところも強さの一因では?
    「そうですね。セットプレーはチームの強みになってきています。攻撃的な選手が突破だったり、いろいろな組み合わせもあってゴールを決めることができなくても、セットプレーという武器を持っているので、それはとてもいいことだと思います」
    Q:今日も失点ゼロで抑えることができました。チームが組織的に守備をできている要因について
    「チームが組織的に守備をすることに、みんなが自信を持ってやることができています。組織的にディフェンスに集中して取り組めていることが(失点が少ない)要因だと思います。あとは、今日みたいな試合では、(キム)ジンヒョンがいくつか好セーブをして、ジンヒョンが輝いていたので、ジンヒョンのおかげで0点に抑えることができたと思います」

    ■丸橋祐介選手
    Q:前半のような苦しい流れもありつつ、今は後ろがしっかり抑えていれば点は取れるというような、チームに自信が備わっているのでは?)
    「前半は多少うまくいっていなかったもののチャンスはあったし、後半になってからはもう1段ギアが上がっていい攻撃もできて、点も入ったのでよかったと思います。前半はチャンスを決めきれなかったところもありましたが、みんな焦っていなかったし、後半は落ち着いてやっていけたかなと思います」
    Q:相手のカウンターの手強さについて
    「そこはしっかり分析していたし、カウンターが速いことはわかっていたので、リスク管理というのは90分間通してできていたのかなと思います。そこはよかったなと思います」
    Q:チームとしてセットプレーで点を取り切れるところも、今の結果につながっているのでは?
    「今年は、本当にセットプレーで点が入るので。点が入っていなくてもセットプレーを取れればチャンスになる。1本1本セットプレーも集中して、僕も(キッカーとして)蹴りますし、中(ゴール前)の選手たちも勢いよく入ってきてくれる。そういったことが得点につながっていると思います」
    Q:ホニ選手とのマッチアップでも粘り強く抑えていました。守備の貢献度も高かったと思います
    「前線から(パスコースなど)限定してくれていたので。(ボール奪取のとき)狙いやすかったし、そこが結果につながったと思います」

試合後記

  • 粘り強い守備と、後半の4得点で、新潟に快勝! 尹監督J1通算100試合目の指揮を白星で飾る

    6月最初の試合となったJ1リーグ戦第14節に臨んだ、セレッソ大阪。今回は、ホーム・キンチョウスタジアムに、17位のアルビレックス新潟を迎え撃った。JリーグYBCルヴァンカップで、今季すでに顔を合わせている相手との再戦となったが、この一戦では、ケガのため前日練習を回避していた清武弘嗣が欠場し、代わって、前節のヴィッセル神戸戦で値千金の決勝弾を叩き込んだ水沼宏太が、開幕戦以来となるリーグ戦での先発となった。また、右サイドバックには田中裕介が今季J1で初スタメン。松田陸はベンチからのスタートとなった。

    青空が広がった15時からのデーゲーム。強い陽射しもあり、気温は30.5度にまで上昇。まるで夏を思わせるような陽気のなかで始まった試合は、まさに消耗戦の様相だった。ただ、そのなかでも、序盤、山村和也の巧みなポストプレーから、ソウザや柿谷曜一朗が好機を迎えれば、18分には丸橋祐介の左からの折り返しを受けた山口蛍がミドルシュートで相手ゴールを強襲。前半、桜色のサポーターに向かって攻めるセレッソが、新潟を押し込んでいく。

    しかし、5月中旬から指揮をとる呂比須ワグナー監督のもとで下位からの脱却を図る新潟も、堅守速攻の色を強めて対抗。スピードをいかしたカウンター攻撃に、セレッソも苦しめられる。21分には堀米悠斗のシュートに飛び込んできたホニに、34分にはチアゴ ガリャルドに、決定機を作られた。それでも、そこで身体を張ってゴールを死守したのが、桜の絶対的守護神、キム ジンヒョン。高い集中力のもとでビッグセーブを続け、相手に先手を与えない。また、ホニらにゴール前へと抜け出されても、田中が好カバーを見せるなど、セレッソの全体の守備の意識もこれまで同様、高いものがあった。

    0-0で折り返した後半、最初の15分はなかなかリズムに乗れなかったセレッソ。そこで尹晶煥監督が動く。「サッカーには流れというものがあり、その流れがよくないとき、流れを変えることが当たり前で、そういうときに選手交代をした」(尹監督)。65分、前線の核の1人、杉本健勇に代えて、澤上竜二を送り込む。すると、その采配に呼応するように、流れはセレッソに。澤上も絡んだプレーから立て続けにコーナーキックを得ると、ゴール前の競り合いのなかで、マテイ ヨニッチが相手DFに倒されて、PKを得る。これを柿谷曜一朗が、新潟GK守田達弥を最後までよく見て逆を突き、冷静に押し込んだ。

    この1点で勢いが生まれたセレッソ。そこからは、今季の大きな武器、セットプレーを存分にいかしていく。73分には、ソウザのフリーキックからゴール前で混戦が生まれ、そこから、水沼の丁寧な左クロスに、ファーサイドであわせたのが山下達也。身体を目一杯使ったヘディングシュートで相手ゴールネットを揺らした。ディフェンスリーダーの今季初得点でリードを広げると、ホームチームの勢いは止まらない。80分には左サイドで得たフリーキックから、柿谷が一瞬の隙を突いてクイックリスタート。これにすぐ反応した山村が、相手GKが飛び出してきた鼻先で、トゥーキックで逆サイドのサイドネットに突き刺すようなゴールを記録。背番号24の3試合連続得点で試合を決めると、締めくくりは、86分。ソウザが自ら得たフリーキックを直接決めきり、こちらも今季初ゴール。結局、大量4得点を奪ったセレッソは、守備でも最後まで粘り強く戦って無失点に抑え、リーグ戦今季初の4連勝を達成。キンチョウスタジアムでの公式戦は今季これで8戦全勝。桜の聖地は、今回もサポーターの歓喜に沸いた。

    J1通算100試合目の指揮を白星で飾った尹監督。試合後には「選手のみんなに、こういう暑い天気のなか本当に多い運動量で走ってくれてありがとうというメッセージを贈りたい」と、イレブンを讃えていた。チームは暫定2位に浮上。いい形で中断期間に入ることができたが、「ただもう課題ばっかりだと思いますし、しっかり直すところは直してやっていかないと、すぐに順位なんて変わっていくもの」と気を引き締めたのは、主将の柿谷。山村も「僕たちはJ1昇格プレーオフから上がってきたチームなので、一戦一戦集中しながら献身性を忘れずに戦っていきたい」と述べるように、初心を忘れず、目の前の戦いにチーム一丸となって全力を傾けるのが、今のセレッソのよさ。それが、この試合にもよく表れていたことが、結果につながったと言えよう。

シュート数

12 8
    マテイ ヨニッチ(1), 山下 達也(2), ソウザ(2), 山口 蛍(1), 山村 和也(2), 柿谷 曜一朗(2), 杉本 健勇(2)
    川口 尚紀 (1), 堀米 悠斗 (1), ホニ (2), チアゴ ガリャルド (2), 鈴木 武蔵 (1), 加藤 大 (1)

ゴールキック

4 11

コーナーキック

7 7

直接フリーキック

10 10

間接フリーキック

1 3

オフサイド

1 1

ペナルティキック

1 0