2017JリーグYBCルヴァンカップ 第5節

キンチョウスタジアム
入場者数:5361人
セレッソ大阪
  • 丸橋 祐介 (79')
アルビレックス新潟
1-0
0-0 1-0

セレッソ大阪

GK 21 キム ジンヒョン
DF 3 茂庭 照幸
DF 5 田中 裕介
DF 22 マテイ ヨニッチ
DF 29 舩木 翔 65
MF 7 関口 訓充
MF 10 山口 蛍
MF 15 木本 恭生
MF 17 福満 隆貴 84
MF 18 清原 翔平 63
FW 11 リカルド サントス 62'

サブ

GK 27 丹野 研太
DF 2 松田 陸
DF 14 丸橋 祐介 79' 65
DF 23 山下 達也
MF 6 ソウザ
MF 46 清武 弘嗣 63
FW 8 柿谷 曜一朗 88' 84
監督 尹 晶煥

アルビレックス新潟

GK 21 守田 達弥
DF 24 川口 尚紀
DF 2 大野 和成
DF 4 ソン ジュフン 89'
DF 27 堀米 悠斗
MF 15 本間 勲
MF 6 ジャン パトリック 63
MF 29 森 俊介
MF 20 端山 豪 79
FW 18 成岡 翔 22
FW 16 平松 宗

サブ

GK 31 稲田 康志
DF 26 酒井 高聖
MF 8 小泉 慶
MF 13 加藤 大
MF 34 原 輝綺 63
FW 9 山崎 亮平 22
FW 32 河田 篤秀 79
監督 片渕 浩一郎
試合経過
89' ソン ジュフン
柿谷 曜一朗 88'
柿谷 曜一朗 (in) 福満 隆貴 (out) 84'
丸橋 祐介 79'
79' 河田 篤秀 (in) 端山 豪 (out)
丸橋 祐介 (in) 舩木 翔 (out) 65'
63' 原 輝綺 (in) ジャン パトリック (out)
清武 弘嗣 (in) 清原 翔平 (out) 63'
リカルド サントス 62'
22' 山崎 亮平 (in) 成岡 翔 (out)

シュート数

7 7
    丸橋 祐介 (79')

ゴールキック

12 8

コーナーキック

6 6

直接フリーキック

11 8

間接フリーキック

2 2

オフサイド

2 1

ペナルティキック

0 0

監督コメント

  • 【ハーフタイム】
    ■ボールを奪いに行ったら粘り強く対応しよう。
    ■ポジショニングが悪いので良いポジションを取ろう。
    ■相手よりもしっかり走ること。
  • 【試合後】
    「結果には満足していますが、結果を出すために多くの選手を起用しましたけれども1点しか取れていなかったのは本当に残念に思います。でも、勝ったというところにポイントを合わせていきたいと思います。そして、大勢の方々が平日にもかかわらず、スタジアムに足を運んでくれ、本当にいい姿を見せるために選手たちは努力しました。
    そして後半、主力選手たちが試合に入り、流れを変えて、いい形を作りました。そのなかでも、シュートまで持って行けなかったのは残念だと思います。いい結果を持ってくることはできましたが、これから改善しなければいけないところはしっかり改善していきたいと思います。
    まず、ルヴァンカップのグループステージで3位以内に入ることができてよかったと思いますが、これからずっとリーグ戦とカップ戦をやらなければいけませんし、これから試合がずっと続くので、いい準備をしなければいけません。この前の柏戦で負けたことを今日はちょっと挽回できたと思いますが、このいい雰囲気をずっと持ち続けていくことが大事になると思います」

選手コメント

  • ■丸橋祐介選手
    「得点シーンでは、キヨくん(清武弘嗣)とリカ(リカルド サントス)がいい動きをしてくれたので、そこに蹴って、それがたまたま入ったのでよかったです。
    Q:尹晶煥監督から点を取りにいけという指示があったのか?
    「直接は言われなかったですが、キヨくんが出た時から攻撃的に行くんだなというのは、見ていてありました」
    Q:途中出場は久しぶりでは?
    「そうですね。途中から試合に出るのは久しぶりでしたが、前半からベンチで、どこが悪いかなとか、どこがチャンスになっているかなとか、みんなで話しながら見ていましたし、いい準備はできていたかなと思います」
    Q:舩木選手について
    「あの歳にしては落ち着いてプレーできていましたし、(U-20日本)代表に入っている選手だなと見ていて感じました。堂々とプレーしていたので、すごいなと思います」
    Q:ルヴァンカップのグループステージでは、Bグループでプレーオフステージ圏内の3位以内が確定しました。次に向けては?
    「まだ試合は残っているので、目の前の試合を勝っていきたいです」

    ■舩木翔選手
    「今まで試合の流れの中でのクロスというのがあまりなくて、(前半終了間際などに見せたような)ああいうところのクロスの質とかを練習してきました。それが1本でも出たのはよかったのかなと思いますが、それが何本もできないといけない。自分のところでビルドアップで詰まってしまったりというのも結構あったので。いい場面も何回かありましたが、課題が残る試合でもありました。くさびのボール(縦パス)とかは何回か入れることができたのでよかったですが、丸くん(丸橋祐介)とかを見ていると、自分とは違って、ああやって得点を決めていましたし、前にも行っていましたし、守備も献身的にしていました。自分とは違うところがあり、そこがあるからこそ、J1で試合に出ているのかなと思いました。(山口蛍ら先輩たちと)試合で一緒にピッチに立ったのもそうですし、練習とかでも1個1個のプレーの質とか寄せの速さとか違うものを感じたので、それを自分も見習って、自分ができるようにやっていかないと、今後はないと思う。そういうところは少しでも早く吸収してやっていきたい。
    Q:サポーターからも試合後に温かい声援でU-20ワールドカップへと送り出してもらいました。頑張らなければという思いになったのでは?
    「クニさん(関口訓充)とかみんなに、『すぐに帰ってくるやろ!』とかいじられましたが(笑)、大会後に『そんなに早く帰ってきませんでした!』って言いたいです。そして、サポーターの皆さんにも温かく見送っていただいたので、自分が結果を残してU-20日本代表が勝てるようにしたいです。頑張ってきます!」

    ■木本恭生選手
    「前半、自分たちの周りの距離感がちょっとよくなくて、相手のボランチにプレッシャーに行けなくて、それで悪い時間帯、攻め込まれる時間帯が多くありました。前半ではなかなか修正しきれなかったのですが、失点ゼロで抑えたので、それが後半につながったと思います。
    Q:山口蛍選手とコンビを組んだボランチで、意識していたプレーは?
    「まずは距離感を意識して、(秋山)大地と蛍さんはプレースタイルが似ていることもあって、守備は蛍さんに任せて、攻撃でもできるだけサポートをして、リズムを作ろうと思ってやっていました」
    Q:試合前、くさびのパスを入れたいという話もありましたが、この試合では?
    「何回かチャレンジはしたのですが、あまり(パス)コースがなくて、どちらかというと蛍さんのほうがボールを持つ時間が長かったこともあり、あまりチャンスはなかったのですが、もっと積極的にボールを受けて前を向ければよかったのかなと思います。今日は自分らしいパスがなかったのかなと思います」
    Q:攻撃面では1点だが、しっかり1-0で勝ち切れた。チームの総力がついているという実感は?
    「今日の得点も、ちょっとラッキーというのもありますが、ああいう形で勝てるというのも、順位を上げるためには必要なことだと思いますし、今日の勝利は本当に大きいと思います」

    ■田中裕介選手
    「ちょっと自陣に閉じ込められたり、回された時間帯はありましたが、やりながら修正していったというか、前半を失点ゼロでいけたのが、後半の攻勢につながったのかなと思います。
    Q:後半、敵陣でプレーする時間が増えた要因について
    「『いい守備から、いい攻撃へ』という言葉があるように、いい位置でボールを取れたり、プレッシャーがはまったりしたので、優位になることができ、ウチのディフェンスラインが高い位置でボールを取れたので、相手陣地でサッカーができるようになった。それが後半の攻勢の要因だと思います」
    Q:しっかり勝ち切れたところに、積み上げてきた成果が出ているのでは?
    「今日に関していえば、やっているなかで、やりづらさはほとんど感じていなくて、前回の広島とのアウェイ戦であれだけ苦しい展開を守り切れたことが、すごくみんなの自信になっていた。この試合も、やりながら点を取れるだろうという思いでやっていました。今日の得点はラッキーでしたが、前回の広島戦に比べたら、精神的には落ち着いてやれていました」
    Q:ルヴァンカップのグループステージでは、Bグループでプレーオフステージ圏内の3位以内が確定しました。チーム全体のモチベーションもさらに高まるのでは?
    「ここまで来られたのも、今、ケガをしてしまっていますが、(水沼)宏太が2点取ってくれたり、(秋山)大地も得点を取ってくれたり、藤本(康太)も広島戦での無失点に貢献しましたし、そういった選手たちの頑張りを含めて、チーム全体の積み上げがこの勝点につながっていると思います。僕らは1位で勝ち抜けるためには、次戦に絶対に勝たないといけない。最後までそこを目指してやって、最終節は1試合休みになりますが、次(第6節・ヴィッセル神戸戦)もホームでできるので、神戸に勝つというところ。それが最後、(結果を)待つというところにもつながるし、プレッシャーにもなると思うので、そこを目指すだけです」
    Q:試合前には、すぐに試合をしたいという話もしていたが、柏戦の負けを払拭し、次のリーグ戦にもつなげるような試合になったのでは?)
    「そうですね。ホームで勝つというところは癖をつけないといけない。今日はマルが、ラッキーでしたが、ああやって(柏戦で)ミスをしたあとに、こうやって点を取ってくれたので、彼的にもチーム的にも、今日の勝ちはマル(○)だったのかなと思います」

    ■福満 隆貴選手
    「得点を求められていると思いますし、アシストだったり、得点に絡めるプレーというのを意識しながらやっていきたいです。もしスタメン(先発)であれば、ホームで初スタメンなので、自分の持っている力を存分に発揮したいと思いますし、しっかりチームのために献身的なプレーをして、いい結果が得られるように頑張りたい。(シーズンの)最初のほうでは、ルヴァンカップでもスタメンではなかったり、少ない出場時間でしたが、そのなかでも自分のできること、トレーニングをしっかりやってきました。こういうチャンスをもらっているときに結果で応えられるよう、準備はしてきたので、(試合が)本当に楽しみですし、結果がすべてだと思うので、勝っていい流れでまたリーグ戦につなげられればなと思います。(ルヴァンカップの前節、サンフレッチェ)広島戦では攻撃面で何もできなかったし、ホームですし、攻撃のところでの自分の持ち味をしっかり発揮したいというのが、今の意気込みとしてあります。守備面では、(選手同士の)距離感だったり意識しながらやりたいと思いますし、前からのプレスなど前線の選手の役割だと思うので、そういう面でもさぼらずにやっていきたいなと思います」

試合後記

  • 丸橋の超ロング弾で1-0と勝利。Bグループ3位以内を確定!

    JリーグYBCルヴァンカップのグループステージでBグループのセレッソ大阪は、その第5節、アルビレックス新潟とホームのキンチョウスタジアムで対戦した。J1第10節柏レイソルとのアウェイ戦から中3日での試合となったが、GKキム ジンヒョンだけでなく、MF山口蛍、DFマテイ ヨニッチと、リーグ戦で主軸となっている選手を複数起用。「今回の試合を勝つことで、(決勝)トーナメント(※ノックアウトステージ)進出に、もう1歩近づける。(リーグ戦の)レギュラーで出ている選手が試合に出て、絶対に勝つという保証はないが、それくらい勝とうとする気持ちが強いので、サブのところもレギュラーで出ている選手たちで構成した」と戦前に述べていたのは、尹晶煥監督。控えにも、柿谷曜一朗、清武弘嗣、ソウザをはじめ、柏戦で先発していた選手がずらりと並んだ。

    準備期間の少ないなか、新たなメンバー構成で試合に挑んだセレッソ。しかし、序盤は、監督交代後初の試合で、勝利への強い意欲を持ってやってきた新潟の攻勢にあい、ペースをなかなかつかめない。10分にはリカルド サントス、12分には木本恭生がシュートを放ち、相手ゴールを脅かすシーンもあったが、13分には新潟の右MF森俊介に左足でのループシュートで、決定機を作られてしまう。それでも、GKキム ジンヒョンが手をいっぱいに伸ばして何とか弾き、ボールはクロスバーに当たって、失点を回避。正守護神の好守でピンチをまぬがれた。

    すると30分ごろからはセレッソも攻勢の時間が増える。36分にやってきたフリーキックの場面では、ルヴァンカップ5試合目となる19歳のDF舩木翔が直接狙うが、ボールは惜しくもサイドネット外に。その舩木は前半終了間際にも見せ場を作り、左サイドから好クロスを上げたのだが、ゴール前であわせた福満隆貴のヘディングシュートは枠の上にそれ、チャンスをいかせず。結局、前半はスコアレスで折り返す。

    ただし、前半、新潟の攻撃の時間を粘り強くしのぎ、「失点ゼロで抑えたので、それが後半につながった」と木本恭生もいうように、後半になると、セレッソが敵陣でプレーする時間が続く。63分に清武、65分に丸橋祐介と、次々と選手を送り込み、攻撃的な姿勢を強めると、79分、待望の先制点を獲得。丸橋が自陣左サイドから相手ゴール前へロングフィードを送り込むと、これに清武とリカルド サントスが反応し、必死にボールへ詰めていく。2人はそのボールに届かなかったのだが、そのハイプレスが新潟GK守田達弥の一瞬の隙を誘い、ワンバウンドして高く弾んだボールは、守田の頭を越えて、そのままゴールに吸い込まれた。丸橋にとっては、柏戦で自身のクリアミスから失点し敗北を喫したこともあり、まさに汚名返上となるゴールになった。

    その後は、新潟の反撃にもあったが、茂庭照幸が相手シュートをヘディングでクリアするなど、チーム全体が身体を張って守り、新潟に得点を許さない。結局1-0で勝ちきったセレッソは、勝点を11に伸ばし、同日勝利している首位のヴィッセル神戸(勝点12)とともに、プレーオフステージ進出圏内の3位以内が確定。3年ぶりのルヴァンカップにてベスト8入りへまた一歩前進した。「チーム全体の積み上げが、この勝点につながっている」というのは、田中裕介。柏戦での悔しさを払拭するだけでなく、4日後のJ1第11節サンフレッチェ広島戦、そして、ルヴァンカップ・グループステージ最終戦となる第6節の神戸との首位攻防直接対決に向けても、チームは弾みをつけた。

    また、試合後は、FIFA U-20 W杯韓国大会に出場する舩木にサポーターからエールが贈られ、その舩木は「サポーターの皆さんにも温かく見送ってくださったので、自分が結果を残してチーム(U-20日本代表)が勝てるようにしたい。頑張ってきます!」という言葉を残し、桜色の戦士を代表して、決戦の舞台へと向かった。

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