栃木SC
GK | 1 | 竹重 安希彦 | |
DF | 4 | 荒堀 謙次 | |
DF | 23 | イ ジュヨン | |
DF | 6 | ハン ヒフン | |
DF | 26 | 中野 洋司 | |
MF | 8 | 廣瀬 浩二 | 60 |
MF | 30 | 本間 勲 | |
MF | 25 | 小野寺 達也 | 27 |
MF | 38 | 中美 慶哉 | |
FW | 14 | 阪野 豊史 | 69 |
FW | 22 | 金子 翔太 |
サブ
GK | 16 | 桜井 繁 | |
DF | 18 | 坂田 良太 | |
DF | 19 | 赤井 秀行 | |
MF | 7 | 菅 和範 | 27 |
MF | 29 | ジョナタン | 60 |
FW | 9 | 西川 優大 | |
FW | 13 | 河本 明人 | 69 |
監督 | 倉田 安治 |
監督コメント
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【ハーフタイム】
・守備が良くないので、後半は修正して入ろう
・攻撃は個人の良さが出ている。このまま続けよう。 -
【試合後】
https://youtu.be/PvG8yON06V4
「非常に良いゲームだったと思います。そして選手たちの頑張りを称えたいと思います。本当に良い勝利だったと思います」
Q:ハーフタイムで守備の事に言及されていますが、どの部分が良くなかったのですが?
「この場では、どのような話をしたかは控えさえていただきます。
サッカーとは単純に「勝った」「負けた」「引き分けた」だけで語るものでもないですし、我々のチームがもっと勝者になるためには何が必要か、本当に勝てるチームになるには何が必要かクラブ全体として突き詰めていかなければいけないと思っています」
Q:完勝でしたが次節の大宮戦に向けて突き詰めていくところはどこでしょうか?
「完勝と言っていただけるのはありがたいのですが、私にはまだまだ物足りないと思える試合でした。選手たちにはこの勝利だけに満足することなく、もっとしかりとやるべきことを突き詰めていく姿勢を求めていきたいと思います。
勝利の持つ意味は非常に大きいのですが、まだまだもっと大きなサッカー感を持って、もっといいサッカーができるよう突き詰めていきたいと思っています」
選手コメント
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https://youtu.be/7fIq5w7w7XQ
山口 蛍選手
「守備で簡単にやられるシーンもあったし、最後に失点もしているので、なかなかスッキリした勝利とは言えないところもあります」
Q; 岐阜戦などは1点取ったあとに押し込まれていたが、今回は1点取ったあとも、たたみかけて圧倒していけたが?
「立ち上がりからチャンスはあったし、そこを決めていれば、たぶん、もっと楽な展開になっていたと思うので。それが影響してかは分からないですが、やっぱり、守備で簡単にやられるシーンは、ほんまに結構何回かあったので、それはなくしていきたい」
Q; 守備も含めて、勝っても、もっと突きつめるべきところがある?
「今まで守備の安定を求めてきていて、その分、攻撃はあまりうまくいっていなかったが、今日は攻撃はうまくいっていたけど、守備はそこまでうまくいっていなかったというのはあるので。そこは、チームとしてどうやっていくのか、もうちょっと、監督からだけではなく、選手間でも、もっと話し合っていったほうがいいのかなと思います」
Q; 個人的には代表から戻ってきた直後の試合だったが、最後まで走り切れていたのでは?
「どうですかね……。身体は重たかったし、疲れがないわけではないので、こんなものなんかなと思います。次は1週間あるし、しっかり疲れもとれると思うので、大宮戦に向けて、万全の状態で挑みたい」
Q; 今季初の3連勝について。
「連勝はよかったと思いますが、内容にもこだわってやっていきたいというのもあるし、そういった意味でも全然チームとしては納得していないので」
染谷 悠太選手
(良い入り方をしましたね)ああいう形で天皇杯を負けてしまったという思いがあったので、チームとしてもピリッとして入ろうというのは前から言っていましたし、良い形で入られたと思います。でもあの形で最後失点しているようじゃダメかなと思います。
プレスにどこから行くのかというのがチョットあいまいだったという点と、縦関係になっている相手に対して食い付きすぎると裏1本でやられるので、そこをどういう風に中盤からプレッシャーをかけてやるのかという指示がハーフタイムにありました。後半は上手く出来たのかなと思います。
三連勝できたのは今季初めてなので、三連勝したからには次、四連勝目が大切になってきます。でも四連勝に限らずウチは一試合一試合が大切なので、一戦必勝という思いでこれからもやって行きたいと思います。
今週良い形でトレーニングが出来ていました。またトレーニングからしっかりと気を引き締めてやって行きたいと思います。
中澤 聡太選手
Q; スクランブルの出場となりましたが、リーグ戦初出場で、勝ち試合に貢献できたのでは?
「勝てたのはよかった反面、どんな形にしろ、ああやって1点くらったのは、ちゃんと締めくくれなかったところは、よくなかったなと思いました、個人的にも」
Q; これまでなかなか出番に恵まれないところもあったことについて。
「でも、こうなったのも、自分の招いたケガが続いたところもあるので。正直、何回離脱したか分からないくらい、リハビリのリハビリもあれば、4〜5回はつまづいて、リハビリをやってというところもあって、自分自身、今年を振り返ると、それ(リハビリ)ばかりだったので。そのなかで、ちょっとでも出て、(ピッチから)サポーターを見て、『やっぱり(サッカーは)楽しいな』というのも感じられましたし、試合に出るときは正直プレッシャーもありましたが、『サッカーっていいな』と思えるところと、お客さんの前でやれることを、すごい感謝しています」
Q; ここからの大事な時期に、戦力として、今後の活躍も期待されるが。
「それはもちろん。『何しにきたんだ?』と言われれば、そこだと思うので。『チームの戦力になるために』と最初から言っていますし、入院してベッドにいるときでも、『いつかは(戦力になる)』という思いをずっと常に持っていました。それがなければ、ああいうこと(リハビリ)も乗り越えられなかったと思うので。ここから残り少ないですが、練習からでも自分(の持ち味)を出していきたい」
山下 達也選手
「前半が終わってから、『今までで一番ひどい守備だ』と、監督からハーフタイムに言われましたし、アウェイの愛媛戦でもそういうことは言われていましたが、そういうところについて、守備としてはもう少し隙を作らないようにやるべきだったのかなと思います」
Q; それでも、前線の選手がしっかり得点を取っていたが?
「かなりボールは動いていたと思うので、いいサッカーはできていたと思うし、2点、3点と入ったら、後ろも楽になるので。そこは助かりました」
Q; 今季初の3連勝となり、この結果も勢いにつなげられるのでは?
「そうですね。次も、1試合1試合勝っていったら、連勝も続くと思うので。次の相手が一番強いと思いますが、しっかりと抑えたい」
関口 訓充選手
「結果を見たら、4点取れて、勝つことはできていますが、危ないシーンもありましたし、点を取る前にも2、3回決定打があったなか、取れなかったので、ああいうのを、大宮とか上位のチームは許してくれないので、そこら辺は、もっともっと突きつめていかなければいけないと思います」
Q; そのなかでも、サイド、前線の連動性を出せているところもあったのでは?
「足下でもらうときと、裏で抜けるときと、メリハリをつけて、相手が食いついてきたときに、うまく裏に抜けることができていたので。チームとして、ある程度機能した部分もあると思いますし、もう少しやっていかなければいけないところもあると思います」
Q; 3連勝は、チームとして今季初になるが。
「こんな最後のほうになって初めての3連勝というのは、普通なら上位にいるチームではないと思うので。その辺は、もっと厳しく、1試合1試合やらなければならなかったのかなと思いますが、ここに来て、3連勝できて、順位も2位と勝点差3につけているというのは、運もあると思うので、この運を無駄にしないように、しっかりJ1自動昇格を勝ち取って、昇格できるように頑張りたいなと思います」
田代 有三選手
僕自身、入り方が良くなくて、最初のシュートは確実にゴール出来るシーンだったので。オフサイドかなと思いながら撃ったら、全然オフサイドじゃなかった。その後もボールが足につかない場面があったので、僕自身はコンディションも良くなかったという感じでした。
少し試合間隔が空いたので、三連勝という感じはしないですけど。上位がほとんど勝っているので、次に大事な試合があるし最後の連戦なので、ここでみんなの力を合わせて連勝していきたいです。
(磐田との差がなかなか縮まないもどかしさは?)僕らが負けた時に磐田も負けてくれていたし、勝った時は向こうも勝っていたので、残り11試合あるし最後まで混戦だと思う。最後までチームに貢献できるようにやっていきたいです。
玉田 圭司選手
Q; 玉田選手の先制点でチームに火がついたところもあったのでは?
「結構、相手のラインが高かったので、2列目とかがいい形でボールを持ったら、タイミングが合えば狙おうと思っていました。(先制点では)そのタイミングがパブロとあって、いいボールが来ました。(あの形になれば、決めきれるという感じでしたか?)自信は持っていますね」
Q; この試合では、岐阜戦などに比べれば、手応えのあるものになったのでは?
「自分が意識したのは、俺と(田代)有三が前線に張っちゃうと、なかなかボールもうまく回らなくて、だから、ある程度、有三を(前に)張らせて、自分が(相手の)嫌らしいところに降りたりして、自分はちょっとトップ下みたいな感じで、意識してやっていました。(玉田選手のところを相手が捕まえられなかったから、チームが機能していたのでは?)大分戦と、天皇杯と、試合に出なかったから、外から見て、そういうところは思っていたことだったし、そういうのは意識してやっていました。(田代選手とのコンビは合うなという感じ?)いい感じでやっていますね」
Q; 区切りの10ゴールに達しましたが。
「やっとディエゴ(フォルラン)に追い付いたね(笑)。二桁は一応目標にしていたところ。もちろん、それ(10点)で止まるつもりはないし、チームとして勝つことが大事なので、勝つためには自分の得点数をもっと増やしていきたいです」
酒本 憲幸選手
立ち上がりも割としっかり入られたと思う。攻撃面は練習を積み重ねた成果が出た試合だと思う。
僕も含めて、要らないミスがあった。ボールの取られ方だったり、チームというより個人的なミスが多かったかなと思う。
本当は最後までゼロで抑えられたら良かったですけど、次はしっかりゼロで行けるように、もう一回一つ一つ詰めていかないといけないなと思う。
みんな3連勝は意識していたと思う。終盤にですけど3連勝できたというのは、残り11試合に向けてチームとして勢いづいたと考えて戦っていきたいです。
(セレッソらしい躍動感のあるゲームでしたね?)楽しそうにやってるなと思いました。
(次の大宮戦は?)前半戦、大宮で僕たちはいいサッカーをしていたので、イメージは悪くないと思う。もう一つここで勝って、一つ一つという感じですけど戦っていきたいです。
丸橋 祐介選手
前半から良い形で得点が取れたので良かったと思います。あと守備の部分でもう少し行く部分としっかり引いて守る部分が上手く出来れば良かったかなと思います。
良い形で勝てたし、次は大宮との上位対決なので、しっかり勝って、全部勝つ勢いでやっていきたいと思います。
扇原 貴宏選手
この2週間で凄く良いトレーニングができたので、そういうところはみんな自信を持って試合に入られた。もっと早く取れるチャンスはありましたし、逆にピンチもあったので、守備のところは修正していかないとこれからの厳しい戦いの時に勝ちきれないと思うので、そこはしっかり締めながら入られたら良いかなと思います。
今はチームがすごく良いモチベーションで、J1昇格に向けてみんなが1つの方向を向いてやれているし、それが形になって2点目、3点目という風に取れたと思う。
こういう攻撃はしっかりと継続して行けたらと思います。
(個人としてもコンディションが上がってきた?)前までは結構キツかったのですけど、体も動くようになってきて、自分自身のコンディションも上がってきているので、もっと貢献できれば良いと思います。
試合後記
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セレッソ レビュー J2第31節栃木戦
玉田の2得点などで栃木に4-1と勝利し、今季初の3連勝を達成!
8月23日の第30節を終えてから、天皇杯による中断期間を経て、約3週間ぶりに再開した明治安田生命J2リーグ戦。その第31節に臨んだセレッソ大阪は、栃木SCとのホームゲームで、今季最多タイとなる得点を奪い、4-1と快勝。残り3カ月となり、佳境を迎えつつあるJ1昇格争いにて、9月初陣を白星で飾っただけでなく、ようやく今季初のリーグ戦3連勝を達成。キンチョウスタジアムに集まった1万1千人を超えるセレッソサポーターの期待に応える成果を残すことができた。
栃木同様、8月29日の天皇杯1回戦でカテゴリーが下の相手に苦杯を喫したセレッソ。カップ戦でのタイトル獲得という夢が潰えたなか、今季の唯一無二の目標となり、かつ、至上命題でもある『1年でのJ1復帰』へ向けて、約2週間の調整期間では、「天皇杯の悔しさはあるが、そこから立て直すんだという気持ちを、しっかり選手たちは見せてくれている」とパウロ アウトゥオリ監督も手応えを感じるようなトレーニングを実施。いい緊張感を保ったなか、『リスタート』となる一戦では、天皇杯の鬱憤を晴らすかのようなゴールラッシュを見せつける。
その先陣を切ったのが、第29節FC岐阜戦以来の先発となった、玉田圭司だ。序盤からセレッソが相手を押し込み続けていたなか、18分、パブロの絶妙なラストパスを受けると、栃木GK竹重安希彦をよく見て、ふわっとループシュート。経験に裏打ちされた技術をしっかり発揮し、勝利への扉を切り開く。
その4分後には、酒本憲幸の右クロスに、パブロがダイビングヘッドであわせて、自身にとってのキンチョウスタジアム初得点を記録。42分には、山口蛍のロングフィードを受けた田代有三が、パブロとともに2試合連続得点となるゴールを決めて、前半だけで一気に3-0と栃木を突き放すと、後半にも、67分、関口訓充の右クロスのこぼれ球を、玉田が右足で押し込み、試合を決定づけた。ちなみに、第23節コンサドーレ札幌戦以来となる1試合2得点をマークした玉田は、これで今季10得点目。フォルランと並び、チームトップスコアラーになった。「二桁は一応目標にしていたところ。もちろん、それ(10点)で止まるつもりはないし、チームとして勝つことが大事なので、勝つためには自分の得点数をもっと増やしていきたい」(玉田)。
スコアだけをみれば、完勝とも言える試合になったが、「守備で簡単にやられるシーンもあったし、最後に失点もしているので、なかなかスッキリした勝利とは言えないところもある」と振り返るのは、日本代表戦後の強行日程でもタフに走り続けて、勝利に大きく貢献した、主将の山口。その守備だけでなく、攻撃面でも序盤や終盤にも立て続けに決定機を活かせなかったところもあり、セレッソとしてはパーフェクトな勝利とは言えないところもある。「私にはまだまだもの足りないと思える試合。選手たちにはこの勝利だけに満足することなく、もっとしっかりとやるべきことを突き詰めていく姿勢を求めていきたい」と、アウトゥオリ監督も、勝って兜の緒を締め直していた。
それでも、次節、首位を快走する大宮アルディージャ戦を前に、弾みとなる結果になったことは間違いない。「次(9/20(日)vs大宮)にも大事な試合があるし、これから最後の連戦に入るので、ここでみんなの力で連勝していきたい。最後まで混戦になると思いますが、最後まで(個人的にも)チームに貢献できるようにやっていきたい」という田代をはじめ、桜色の戦士たちは、J1自動昇格圏内となる2位入りに向けて、再び確かな一歩を踏み出した。
シュート数
12
9
- 山下 達也(1)
- パブロ(4)
- 田代 有三(4)
- 玉田 圭司(2)
- 吉野 峻光(1)
- 荒堀 謙次(1)
- 中美 慶哉(1)
- 阪野 豊史(3)
- 菅 和範(2)
- ジョナタン(1)
- 河本 明人(1)
ゴールキック
5
10
コーナーキック
11
5
直接フリーキック
11
10
間接フリーキック
2
2
オフサイド
2
2
ペナルティキック
0
0