明治安田生命J2リーグ 第19節

2015.6.21 (日) 19:04

キンチョウスタジアム

入場者数:11,332人

セレッソ大阪
  • 長谷川(24')
徳島ヴォルティス
1-0
1-0 0-0
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セレッソ大阪

GK 21 キム ジンヒョン
DF 3 染谷 悠太
DF 14 丸橋 祐介
DF 17 酒本 憲幸
DF 23 山下 達也
MF 2 扇原 貴宏
MF 5 長谷川 アーリアジャスール
MF 6 山口 蛍
MF 7 パブロ 84
MF 11 楠神 順平 57
FW 20 玉田 圭司 69

サブ

GK 27 丹野 研太
DF 30 椋原 健太
DF 33 茂庭 照幸
MF 15 吉野 峻光 84
MF 32 関口 訓充 57
FW 19 田代 有三 69
FW 29 前川 大河
監督 パウロ アウトゥオリ

徳島ヴォルティス

GK 31 長谷川 徹
DF 22 広瀬 陸斗
DF 5 石井 秀典
DF 2 福元 洋平
DF 4 藤原 広太朗
MF 7 木村 祐志
MF 20 エステバン 66
MF 10 大﨑 淳矢 78
MF 14 濱田 武
MF 24 佐々木 陽次 58
FW 23 長谷川 悠

サブ

GK 1 相澤 貴志
DF 26 橋内 優也
DF 6 窪田 良
MF 16 斉藤 大介
MF 13 佐々木 一輝 78
MF 15 廣瀬 智靖 58
FW 9 キム ジョンミン 66
監督 小林 伸二

監督コメント

  • 【ハーフタイム】
    ・楔を積極的に入れてサポートを早くしよう
    ・ポゼッションは、テンポ良くダイナミックに
    ・攻撃はシュートで終ろう
  • 【試合後】
    https://youtu.be/gGDwLr26j0w

    「後半の方が内容もより良くなっていたので、できれば後半にももう1点奪いたかった試合でした。
    ただしこの試合においても、我々のGKがセービングする必要のない、ディフェンスは安定した、いい試合運びができていたと思います。欲を言えばその内容の良さを追加点で2点目を取れれば理想的だと思います。
    心から頑張った選手たちを称えたいと思います」

    Q後半の戦い方について、前節からの修正はできましたか?
    「サッカーというのは精神的なものが大きく左右するスポーツで、以前にも話しましたがリードした後にに引き過ぎてしまうという精神的な弱さが2試合続けて出てしまいましたが、今日選手たちを見ているとメンタルの強さをしっかり意識して、プレーそして試合運びを変えていたと思います。非常にアグレッシブに相手コートでサッカーができるような姿勢を貫いてくれたように思います」

    Qもうすぐ折り返し点ですが、今の順位から上位に行くことは可能でしょうか?
    「間違いないと思っています。我々のチームはまだまだ大きく成長する余地があるし、修正するべき点も多くあると思います。だからこそ、大きく成長して必ず昇格を遂げると断言できると思います。
    今、我々よりも上位にいるチームの中には今この時期にシーズンにけるトップパフォーマンスが出てしまっているチームが何チームかあるのではないかと思います。我々は成長する余地を大きく残されているので修正を図りながら、まずは前半戦最後の3試合、今日を含めて3連勝して終わりたいと思っています。
    一時的にどの順位にいるかというよりシーズンの最後にどの位置にいるかということが大事なので、そこを見据えて修正を図っていきたいと思います。

    先ほど選手たちを心から称えたいと話しましたが、セレッソのファンそしてサポーターに対してもこの場をお借りして心から称えたいと思います。そして「ありがとう」という感謝の言葉を送りたいと思います。セレッソサポーターはいつもファンタスティックな存在でありチームを支えてくださる存在だと今日も改めて感じました。改めて感謝の気持ちを伝えたいと思っています」

    Qフォルラン選手が残した功績はどのようなものでしょうか?
    「私だけではなく、サッカー界の監督であれば、彼のような真のプロフェッショナルな選手と仕事ができるということは監督冥利に尽きると思います。
    彼は一日たりとも努力を怠ることなく常に全力を尽くすという姿勢を貫いてくれました。
    技術的にも最高レベルの選手であり、まったく格の違いを生み出せる選手だと思っています。さらにプレーヤーとしてチームに貢献するだけでなく、人としても素晴らしい人格を兼ね備えた選手です。これからの彼の活躍を心から願いたいと思います」

選手コメント

  • https://youtu.be/05GBgGrikGY


    山口 蛍選手
    (決勝点につながった、長谷川アーリアジャスール選手への縦パスについて)最初はシャケさん(酒本憲幸)に出そうとしたんですが、相手も詰めてきて、出すのが厳しくなったので、とっさにアーリアくん(長谷川)に切り替えた感じです。結構難しい形でしたが、アーリアくんがうまくトラップしてくれて、思い切りのいいシュートをしてくれたので、パスというよりも、シュートやトラップを褒めるべきだと思います。

    長谷川 アーリアジャスール選手
    (決勝点のシーンは、長谷川選手らしさが出た得点でしたが?)(山口)蛍が縦に意識してパスを出してくれましたし、トラップで後ろを向かずに、あそこで入れ替わって前を向けたのが(ゴールにつながった)。ずっと意識をしていたのですが、なかなかそういうタイミングもなくて、ただ、今日はいい形で前を向けて、シュートを打ったら、やっぱり打たないと始まらないなというゴールでしたが、そこでシュートを打てたというのは、自分のなかでも意識が変わったのかなと思います。
    (試合を振り返って)ただ、1点だと、何が起こるか分からないもの。後半も含めて、チャンスはあったし、しっかり最後までやり切らないと、カウンターはJ2(の対戦チーム)では鋭いものがあるので、2点、3点取れるような攻撃をしていかないといけないと思います。それでも、引き分け、引き分け、勝ったり引き分けというなか、負けないでしっかり勝てたのはデカかった。今日勝てたということで、次も勝たなくちゃ意味がない。次に向けてしっかりコンディションを整えていきたいです。
    (仲の良かったフォルラン選手を、自らの決勝点で送り出せたことについて)ディエゴはチームのためによくやってくれましたし、最後、送り出す試合で、勝ってセレモニーができたということは、ちょっとは華を添えられたのかなと思います。

    田代 有三選手
    (出場が)この間と同じパターン(1-0でリード)だったから、しっかり、はっきりしたサッカーをしなきゃいけないなと思って、試合に臨んだなか、この間の教訓を活かせたと思うし、みんなすごく頑張っていたので、大きな1勝だと思います。これからがスタートだと思うので、連勝していって、上とちょっとでも差を詰めていかないといけないし、いい形で前半戦を折り返したいので。自分のコンディションも上がってきたので、早く得点も入れて、もうちょっと自分の特長を分かってもらえるように頑張っていきたいです。ただ、特長について、やっているうちに、みんなも理解してくれてきているので、試合でちょっとずつ僕の使い方も分かってくれたら、これからもっといいボールも入ってくるかなと思います。
    (試合の締め方が安定していたのでは?)そうですね。残り時間が少なくなったなか、得点を取りたかったですが、今は勝点3が一番必要なので、無理して攻めるのではなく、時間もうまく使いながら、チャンスがあればという形で、みんな意思統一できていたので。本当は点を取りたいですが、ああいう形でみんなが守備を頑張ったので、今日は本当にいい勝ち方をしたなと思います。

    扇原 貴宏選手
    自分たちでしっかりボールを握りながら攻めていこうというのは言っていたので、ある程度それは、前の試合とかよりもよくなってきているし、時間が作れている分、自分たち(中盤の選手)も前に行けるので。少しずつですが、前の試合でダメだった課題とかも、修正できている。そういうのが、中盤の選手だったり、攻撃参加につながっていると思います。今日はアーリアくんが得点を取りましたが、もっと中盤の選手がどんどん得点に絡んでいければ、チームも上に行けると思うので、そういう意味では(結果が出て)今日はよかったかなと思います。
    (フォルラン選手との約1年半を振り返って)偉大な選手だし、こうやってセレモニーをやること自体、特別な選手なんだなと感じます。サポーターの皆さんからも愛されていたし、チームメイトのみんなからもすごくリスペクトされていて、本当に学ぶ点が多かったので。もっと一緒にプレーしたかったのはありますが、自分たちがディエゴから見習った部分を、これからもっと生かしていかないといけないし。ディエゴがセレッソに来た意味を、自分たちが成長していくことによって、学べた部分は生きてくると思うので、しっかりとこれからにつなげていきたいです。

    酒本 憲幸選手
    ここ2、3試合、1点を取ってから受けちゃったので、そこでどうやるかというのをみんなで話し合って、途中から入ってきた選手もみんなすごく理解してやっていたし、チームとして戦えたなというのが、一番感じたし、大きいことだと思います。
    (攻めのバリエーションが増えている印象だが?)ケガから復帰した人たちを含めて、特長を持った選手が前には多いので、どんどん持ち味をいかせるよう、一人ひとり意識してやっていけているんとちゃうかなと思います。
    (フォルランとの約1年半を振り返って)いろんなことを勉強させてもらいました。ああいう世界的なプレーヤーと一緒にプレーできたことは、一生忘れないと思います。ああいう選手のいいところを、僕自身ももっともっと理解して吸収せんとあかんし、それを、できれば、(後身に)伝えていけるようにしてきたいなと思います。

    丸橋 祐介選手
    守備ではしっかり人にいけているので、あまり厳しい場面はなかったと思うし、得点の部分も、もっと取れたかなと思うので、そこをもっと精度を上げてやっていかないとダメかなと思います。
    (攻撃のバリエーションは、田代選手へのクロスなども含めて、出てきているのでは?)そうですね。サイドで起点になれたし、細かいパスでシュートまでいけていたのでよかったと思います。有三さんが入って、高さも増えたので、バリエーションも増えたかなと思います。
    (フォルラン選手との約1年半で得たものは?)シュートの意識が高いし、どんどん決めてくれるので、むっちゃ頼りになる選手でした。プロ意識の高さも練習から見せてもらえたので、それをもっと自分たちもやっていかないといけないなと思いました。

    山下 達也選手
    (試合の締め方が今までよりも安定していたのでは?)パワープレーのところで、怖さはありましたが、みんながすごいいいポジションでやれていたので、やられる雰囲気はなかったかなと思います。今日みたいに集中してやっていたら、なかなかやられないと思いますし、継続していきたいです。
    (後ろからのビルドアップで、縦へのくさびのパスを意識していた?)後ろからつないでいこうというのは、今週もう1回みんなで意識を統一していたし、そこはみんなチャレンジできていたと思います。
    (フォルラン選手との約1年半を振り返って、得られたものとは?)DFとしては、寄せないと、すごいシュートが入るし、世界レベルではその一歩というのが大事なんやなというのを、すごい感じさせてくれるプレーヤーでした。何に対しても真摯に向き合うし、そういうプロフェッショナルな選手だったと思います。

    楠神 順平選手
    後(=ディフェンス)がゼロで抑えてくれたので、堅い闘いが出来てきているのかなと感じます。
    (ここ数試合、後半の後半になると防戦一方になっていたのが改善されたのでは?)そこをみんなで、「受けるのは良くないし、自分たちが主導権を握ってやろう」と話し合ってやりました。蹴ってばかりいると受けちゃうので、自分が交代してからですけど、みんなが声を出してできたことは本当に良かったと思います。
    連勝していかないといけないので、ここからだと思います。
    (追加点がほしかったが…)もちろん点は取りたかったですけど、勝つことが優先だったので、1−0で勝ったことは大きいと思います。

    関口 訓充選手
    内容も前半から安定していたと思うし、非常に良い前半の入りをしたと思うので、あの時間に点が取れたというのは良かったと思います。まだまだそこから追加点が奪えなかったというのは課題かも知れませんけど、1−0で勝つゲームというのはサッカーの中ではいっぱいあると思うし、ここで勝ち切れたのはチームにとっては非常に大きいと思います。
    自分が入った時に中を締めて、外に出した時にプレッシャーに行こうと思っていましたし、距離感も選手同士良かったと思います。そういうところはまとまって戦えたと思います。
    (今日の試合の課題は?)疲れた中での精度や、もう少し人数をかけられたら良いなと思います。もう少し人数をかけられたら色んな選択肢があったので、その中で選択するプレーができれば、相手も嫌だったと思うし、それが点に繋がるプレーに繋がったと思う。
    大宮はちょっと抜けていきましたけど、ジュビロも負けてますし、まだまだ残り半分以上あるので、今日の勝ちを無駄にしないために連勝をしなきゃいけないので、この折り返しまでの2試合をしっかり勝ちたい。勝ち続けることによって、上位にプレッシャーをかけて、シーズンの最後には昇格を手に入れられたら良いなと思います。

    キム ジンヒョン選手
    相手が最初は前からどんどんプレッシャーをかけてきて、取られ方も悪かったりして、難しい場面もありましたが、試合中盤からちょっとずつ良くなってきて、点が入って更に良くなっていったし、悪い時間帯もあったけど、みんなが意識して守備をして失点しなかったのは、みんなに感謝です。
    前半はイージーミスが多かったが、慌てると取られ方も悪くなるので、ダメだったら後で回しても良いから落ち着いていこうとしたら、後半はそんなに取られていないと思います。それでつなぐサッカーもできていたので、あとは点を決めることだけが課題ですね。
    (キーパーとしては完封できたので満足?)僕は2試合連続なので!今年はじめて2試合連続の完封なので、この1−0で勝てる試合をどんどん増やしていきたいです。前はリードしていても逆転される試合が多かったので、みんなが守備の意識を持ってやっているので、これからどんどん増えると思うし、僕の自信にもなると思います。
    (韓国代表にもつながりますか?)繋がらないことはないとは思いますけど、まずチームでしっかりやることをやりたいです。

試合後記

  • 明治安田生命J2リーグ第19節、キンチョウスタジアムでのホームゲームに臨んだセレッソ大阪は、徳島ヴォルティスと対戦し、1-0で勝利。これで勝点をようやく30としたセレッソは、J1昇格プレーオフ圏内の6位アビスパ福岡に勝点1差と迫る7位に浮上。また、勝点36で並ぶ2位ツエーゲン金沢、3位ジュビロ磐田との差を6とした。
    6月15日にフォルランとの22日付けでの契約満了が発表され、この一戦が、約1年半、桜の背番号10を背負った世界的ストライカーとともに戦う、最後の試合となった。そのフォルランは、ベンチ入りメンバーから外れ、スタンドから仲間の戦いを見守る形となったが、ピッチに立ったチームメイトたちが、フォルランに勝利を捧げるべく、奮闘する。
    立ち上がりこそ、ミドルシュートや速攻を浴びたり、セットプレーのピンチもあったが、12分、染谷悠太のロングフィードから、走り込んだ楠神順平が身体を張って飛び込み、決定機を作ると、このプレーをきっかけに、流れはセレッソに移っていく。そして、24分、待望の先制点を獲得。日本代表戦から戻り、2試合ぶりに登場した山口蛍が、敵陣中央で絶妙な縦パスを送ると、ペナルティーエリア手前のエリアの「得意なゾーン」にてボールを受けたのは、長谷川アーリアジャスール。相手をかわしながら「いい形で前を向けて」、ミドルシュートを放つと、これが相手DFに触れながら、ゴールに吸い込まれた。
    その後、追加点を取りたかったセレッソだが、最近の試合同様、なかなか主導権を維持しきれず、ハーフタイム直前には徳島に攻め込まれるシーンもあった。ただ、これをしのぎ、1-0で前半を折り返すと、エンドが代わって、セレッソサポーター側に攻め込んだ後半は、徳島をシュートゼロに抑える展開に持ち込む。
    特に、試合途中からピッチに入った選手たちの貢献度は高く、ケガから復帰した関口訓充は持ち前のハードワークでチームを活気づけ、ホーム初見参となった田代有三は空中戦の強さやポストプレーなどで前線の起点に。彼らをはじめ、攻守に最後まで集中が途切れない戦いを続けた桜色の戦士たちは、ゴールこそ奪いきれなかったが、徳島を寄せ付けず、1-0での完封勝利を達成した。
    ただし、「1点だと、何が起こるかわからないもの。後半も含めてチャンスはあったし、2点、3点取れるような攻撃をしていかないといけない」と、勝ってもしっかり現状を見つめたのは、殊勲の長谷川。「今日勝てたということで、次も勝たなくちゃ意味がない」と、ここからの反攻に向けて気を引き締めつつ、「最後、(フォルランを)送り出す試合で、勝ってセレモニーができたということは、ちょっとは華を添えられたのかなと思う」と安堵の表情も浮かべていた。
    その試合後のセレモニーでは、「本当に大好きになったこのチームを去るということで、非常に残念に思いますが、心の底から仲間たちの(J1)昇格を祈り続けたい。そして、いつの日か、また日本に帰ってきて、皆さんとお会いできる日を、心から楽しみにしています。今まで本当にどうもありがとうございました! (日本語で)またあとで!」と述べた、フォルラン。チームメイトに8回胴上げされたあと、場内を一周し、サポーターに惜しまれつつ、桜色のユニフォームに別れを告げた。昨シーズン、今季と、チームトップスコアラーとして活躍し、最後までセレッソのために戦ってくれた偉大なストライカーに、今一度、敬意と感謝を表したい。彼の足跡を無駄にしないためにも、セレッソにとって真価の問われる戦いは、まだまだこれからも続いていく。

シュート数

7 4
  • 丸橋 祐介(1)
  • 長谷川 アーリアジャスール(1)
  • パブロ(3)
  • 楠神 順平(2)
  • 木村 祐志(1)
  • 佐々木 陽次(1)
  • 長谷川 悠(2)

ゴールキック

9 6

コーナーキック

8 2

直接フリーキック

10 8

間接フリーキック

5 1

オフサイド

5 1

ペナルティキック

0 0