明治安田生命J2リーグ 第10節

2015.4.29 (水・祝) 17:04

キンチョウスタジアム

入場者数:14,631人

セレッソ大阪
  • フォルラン(18')、フォルラン(33')、フォルラン(64')
京都サンガF.C.
3-0
2-0 1-0
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セレッソ大阪

GK 21 キム ジンヒョン
DF 3 染谷 悠太
DF 14 丸橋 祐介
DF 23 山下 達也
DF 30 椋原 健太
MF 2 扇原 貴宏 89
MF 6 山口 蛍
MF 7 パブロ
MF 11 楠神 順平 72
MF 32 関口 訓充 84
FW 10 フォルラン

サブ

GK 27 丹野 研太
DF 4 藤本 康太
MF 5 長谷川 アーリアジャスール 89
MF 16 安藤 淳 84
MF 17 酒本 憲幸
FW 18 カカウ 72
FW 20 玉田 圭司
監督 パウロ アウトゥオリ

京都サンガF.C.

GK 33 山田 元気
DF 2 菅沼 駿哉
DF 3 山口 智
DF 22 磐瀬 剛
DF 30 石櫃 洋祐
MF 5 金 南一
MF 11 伊藤 優汰 66
MF 13 宮吉 拓実 46
MF 20 バヤリッツァ
MF 23 和田 篤紀 46
FW 17 有田 光希

サブ

GK 1 杉本 大地
DF 24 内田 恭兵 66
MF 10 原川 力
MF 14 山瀬 功治 46
MF 19 田森 大己
FW 18 石田 雅俊
FW 31 大黒 将志 46
監督 和田 昌裕

監督コメント

  • 【ハーフタイム】
    ・二人、三人で連動して、相手の背後を常に狙おう
    ・粘り強く対応して、ファールを与えないように
    ・失点0にこだわろう
  • 【試合後】




    「こんばんは。今日は非常に重要な勝利をおさめることができましたし、さらに内容としてもしっかりとしたいいものが出せたと思います。
    ただし、もっと点を取って、得失点差ということを考えれば点差をつけて勝たなければいけない試合だったとも思います。
    とは言え、非常に難しい対戦相手から勝ち点3を挙げたということは、非常に重要な勝利だと思いますし、選手を心から称えたいと思います」

    Q:関口選手を先発に入れて、「4・2・3・1」にシステムを変更した理由は?
    「私が常に大事にしているのは「4・2・3・1」や、「4・3・3」、 「3・5・2」であるとか数字の上でのフォーメーションではなくて、「いかに戦うか」ということです。
    プレーの原則として、約束ごととして「チームが何をやっていくか」が大事で、中盤の形は中で変わることがあります。
    チームの中で健全な競争が必要、ということです。
    みなさんや選手に言ってきていることですが、みんながいつもいい準備をしてきているので、今日こういったチャンスをしっかりと彼は彼らしくプレーしたと思います」

    Q相手DFとGKの間にシンプルに長いボールを入れる戦術を使った理由は?
    「我々が相手を分析するように、相手も我々を分析して臨むことは当然あると思います。
    試合ごとに戦略を考えるわけですが、これは対戦相手へのエチケットとしてこの場で話すことは控えさせていただきたいと思います」

    Q:縦パスを使って素晴らしい攻撃をしましたが、横パスをつないで相手を崩すサッカーについてどうお考えですか?
    「我々はいつも横と縦という2つのキーワードを意識した攻撃を練習してきています。
    ただし戦略として試合によっては、まずは縦を優先するというゲームがあるというのが事実だと思います。
    私は日本のサッカーを見ていると、安易な横パスが非常に多いと思います。
    足りないのは縦への意識ではないかと思っています。
    もちろん両方が備わっていることが一番いい形だとも思います」

選手コメント





  • 椋原 健太選手
    5連戦の内の2つを勝てたというだけですが良かったです。スカウティングをした上で、ディフェンスラインが固定できていなくて、コミュニケーションが上手く取れていないという情報が入っていたので、なるべく裏を狙ってました。日頃から裏は狙っていますが、それがより一層良い形になって、先制点も取れましたし、セットプレーでもやっと点が取れてやりやすかったし助かりました。縦に速くしようというのはやりながらも感じてましたので、見てる人はもっと感じただろうなと思います。守備は試合をこなしていく内にヤマ君(山下選手)の良さを出すためにポジショニングも分かってきたし、すごくやり易くなってきて、今日に関しては良かったと思います。ただ、5連戦の内の2試合だけなので、慢心せずに次に備えたいと思います。でも上位が負けたので、正直嬉しいです。ホームで勝点6を落としたので、それを取り返すためにもチーム一丸となって勝てて良かったです。

    山下 達也選手
    良い形で崩せて、FKやPKですけど、良い攻撃ができたと思うので、そこはこれからにつながると思います。あとは無失点で終われたというのも自分としてはある程度は納得できています。セットプレートかチャンスを作られたところもあったので、その辺の集中力を上げていかないといけないと思います。今までは1点取ってから落ち着いちゃうところがありましたが、1点取ってからでも自分たちがやろうとしたサッカーをハッキリしようという声があったので、そこを意識してやりました。大黒選手の裏の取り方はピカイチでしたし、クロスへの入り方もいやらしかったので、自分としては最初から出ていたらもっと嫌だったと思います。

    楠神 順平選手
    練習からやっていた形だったし、クニ君(関口選手)はああいうボールを出すのが上手いので、信じて走ったらイメージ通りのボールが来たので、キーパーより先に触ればチャンスになると思いました。良いボールでした。(PKは)一瞬蹴ろうと思って近づいた瞬間に「No, No」と言われたのですぐ諦めました。ディエゴ(フォルラン選手)が決めればチームも乗るし、結局3点も取ったので何も言えないです(笑)この5連戦は大事になってくると思うので、一試合一試合勝っていくだけです。チーム全員が勝とうという意識で1つになれているので良い感じかなと思います。連戦ですが、試合に出ていたらそんなに疲れは感じないので、全然大丈夫です。

    山口 蛍選手
    3点以上取れていたチャンスはあったので、3−0に満足するのではなく、点が取れる時にもう少しとっておくべきだし、3−0は何が起きるか分からないので、しっかり締めないといけない。あまり良い入り方はできなかったけど、良い時間帯にPKが取れて少し落ち着いた。守備面では相手がもっと繋いでくると思ったけど、それほど繋いでこなかったし、狙いとしては真ん中を狙ってくるので、間合いは定めやすかったです。縦パスというよりか、相手の裏がかなり空いていたから、後から一発で裏が取れていたので、シンプルに裏を狙うという方が相手にとっても穴だったと思うし、効果的にできていたかなと思う。自分たちが裏を狙うというチャレンジをする中で、スペースがあったし、ディエゴ(フォルラン選手)は裏を取るのが上手く常に動き出しているのをみんな見えていたと思うので、それ以外にもジュンペイ君(楠神選手)だったりパブロだったりが常に良い動きを見せた。PKになったシーンもジュンペイ君が逆から裏に入るというプレーだったし、ああいうシーンが多く出ていたので、京都相手だけでなく、これから当たる相手に対しても有効になると思う。毎回蹴るだけじゃなくて、状況に応じて蹴る時と繋ぐ時を使い分けているので、今日は裏が空いていたから多くなったというだけです。

    キム ジンヒョン選手
    初完封だったので嬉しいです。ずっと続けていきたいです。もっと自分も含めて集中させないといけないと思って声を出していきましたが、簡単に点が入ってから、声がなくなったこともあったので、もっともっと声を出し続けないといけないと思います。相手が前からプレッシャーをかけてきたので、みんな無理矢理つなぐのではなく簡単に相手の裏に出すようにしました。今日はボールポゼッションができなかったけど、裏に蹴ったから危ないシーンも少なかったし、相手が引いていたので、その後のセカンドボールを大事にしていたので、悪くはなかったと思います。大黒選手には絶対にやられないようにと考えていたし、後半に入ってきてゴールに繋がる動きやシュートを撃ってきたので集中してやりました。今年は失点が多いので、もっとゼロで守り切りたいです。

    フォルラン選手
    チームの調子がいいし、得点を決めるのは誰であってもうれしいもの。ただ、ゴールを決めることができてよかったです。2点目のFKについては、本当は、クロス気味で、ゴールに向かったボールで、誰か、ヤマ(山下達也)とかに当たればいいなと思っていたのですが、そのまま入った形になりました。(得点ランキングトップに立ったが?)いつも言っているが、点を取るのは当たり前。チームが勝つことが一番大事。点を決めたうえでチームが勝つことが一番だ。

    扇原 貴宏選手
    前半の入り方が悪かったのは修正しないといけないが、全体的には、バランスもよかったですし、セットプレー以外にそんなにピンチはなかったと思うので、よかったのかなとは思います。自分たちのやることがはっきりしているというか、どこが相手でもぶれずにやろうというのは、監督も言っていましたし、そういうところが少しずつですが、しっかりとみんなでやれてきているのかなと思います。連勝が今までなかったので、なかなか勝点が積み上がらなかったが、ここからの連戦でしっかりと連勝して、上と勝点を縮めていけるようにやっていきたい。

    関口 訓充選手
    京都は非常に強い相手でもあり、今後、シーズンを通して、J1昇格争いをしてくるライバルチームになってくると思うので、その相手を3-0というスコアで叩けたのは、大きいと思います。何より、失点をしないで90分やることができたのはよかったと思います。(前節の楠神選手のプレーに刺激を受けたところは?)順平は本当にずっと腐らずやってきていましたし、本当にお互い出られなくても頑張ろうと言ってきて、順平も結果を出してくれたので、非常にうれしかった。サブも、みんなでこうやって頑張っていくことで、チームの底上げになると思うし、ベンチにいる選手でも、試合に出てもおかしくない選手もたくさんいると思うので。監督に、いい意味で、(メンバー選考を)考えてもらえるようにしていきたい。

    染谷 悠太選手
    大黒さんが出てきたら動き出しが凄くいいので、そこは気を付けないとと思っていました。大黒さんが入るのと入らないのでは全然違うと思います…個人的な感覚ですが。最初から相手は縦関係になっていて、一人チャレンジして一人が裏を狙っているなというのを感じられたので、ファーストとセカンド(ディフェンス)のところをディフェンスラインで徹底すれば、セットプレー以外ではやられないなと感じました。カウンターに対しては潰せる時は潰して、できない時は1つ引いて全体をコンパクトにしながら相手が出てくるのを待つという感じです。最後はゴールを守れば良いという形です。
    もっと精度を上げていければゼロで終えられる試合が増えてくると思います。

試合後記

  • フォルラン3得点、4試合ぶりの無失点、京都に3-0と勝利!

    今季初の関西ダービーとなった京都サンガF.C.との一戦で、セレッソ大阪はフォルランのJリーグでの初となるハットトリックもあり、3-0と勝利した。ようやく今季初の連勝を達成し、勝点を18に伸ばしたセレッソは、4位に浮上。同日敗れた首位のジュビロ磐田、引き分けた2位のツエーゲン金沢(同22)との差を4に縮めた。

    明治安田生命J2リーグ戦第10節。14日間で5試合という連戦の最中、カマタマーレ讃岐とのアウェイ戦から中2日での試合となった一戦で、セレッソは前節からメンバーを変更。パブロが2試合ぶり、関口訓充が第2節以来8試合ぶりに、先発に名を連ねた。一方の京都は、「前節いい勝ち方ができたので、そのままのメンバーで今回は臨もう」(和田昌裕監督)ということで、先発に変更はなし。今回も大黒将志らが控えに回った。

    ホームゲームでは2連敗中だったこともあり、「その流れを変えなければいけない」(パウロ アウトゥオリ監督)という強い思いで臨んだセレッソ。試合の入りこそ、前線の有田光希を中心に、前からプレスをかけてくる京都に対して、ミスなどで後手を踏みかけたが、そこで流れをセレッソに引き寄せたのは、ハードワーカーの32番だった。「自分が入ったときには、行けるときには前を追っかけて、無理なときには引いて、取ったときには前のFWの選手を追い越して、厚みを増して攻撃したい思いがあった」という関口に触発されるかのように、チーム全体も徐々にギアが上がっていく。すると、こちらも前節から活躍著しい楠神順平が、その関口のスルーパスに反応。ペナルティーエリアで相手GKに倒され、PK獲得する。これをフォルランが決めて、18分、セレッソは先制に成功した。

    その直後には、FKから京都にゴールを割られそうなシーンもあったが、相手のオフサイドもあり、難を逃れたセレッソ。そこからはフォルランのクロスバー直撃のシュートなどもあり、さらに桜色の戦士たちが攻勢を強めると、再びスタジアムに歓喜が響き渡ったのは、33分。左サイドでのFKで、「クロス気味で、ゴールに向かったボール」をフォルランがストレート気味に蹴ると、これが直接ゴールイン。フォルランの技術、さらに、ゴール前のセレッソの選手たちの動きが導いた得点により、リードを広げることができた。

    2-0で迎えた後半も、主導権はセレッソ。京都が大黒、山瀬功治というベテラン2人を投入し、反撃に来るも、楠神や関口、山口蛍らの桜色の戦士たちのハードワークは落ちることがなく、京都に散発的な攻撃しか許さず。逆に、フォルランのFKから、ゴール前の混戦で、扇原貴宏が押し込んだシュートを、京都DFがハンドでストップ。再びPKを得ると、フォルランが2度目のPKを真ん中に蹴り込み、セレッソサポーターを三たび、熱狂させた。

    その後も、PK時の退場処分で1人少なくなった京都に対し、パブロや、途中出場のカカウ、安藤淳らも好機を迎えるなど、どん欲にゴールを取りにいったセレッソ。「もっと点を取って点差をつけて勝たなければいけない試合だった」(アウトゥオリ監督)と課題も残ったが、最後まで集中は切らさず、無失点に京都を抑え、ホームゲームでは第4節横浜FC戦以来となる勝利、キンチョウスタジアム今季初白星を得た。

    ただし、「今日の勝利に慢心せず、しっかりと自分たちのサッカーを続けていきたい」(椋原健太)、「3点以上取るチャンスはあったので、3-0という結果に満足せずに、しっかりしなくてはと思う」(山口蛍)と、勝って兜の緒を締め直したセレッソイレブン。さらなる躍進のため、すぐに、中3日でやってくる次節を見据えていた。

シュート数

20 11
  • 染谷 悠太(1)
  • 扇原 貴宏(3)
  • 山口 蛍(1)
  • パブロ(3)
  • 楠神 順平(1)
  • フォルラン(7)
  • 安藤 淳(1)
  • カカウ(3)
  • 磐瀬 剛(1)
  • 石櫃 洋祐(1)
  • 金 南一(1)
  • 伊藤 優汰(2)
  • 有田 光希(3)
  • 大黒 将志(3)

ゴールキック

8 10

コーナーキック

6 6

直接フリーキック

10 15

間接フリーキック

5 6

オフサイド

3 6

ペナルティキック

2 0