明治安田生命J2リーグ 第42節

2015.11.23 (月・祝) 14:04

キンチョウスタジアム

入場者数:12,013人

セレッソ大阪
  • 茂庭(30')
  • 茂庭(69')
東京ヴェルディ
2-0
1-0 1-0

セレッソ大阪

GK 21 キム ジンヒョン
DF 5 田中 裕介 74'
DF 14 丸橋 祐介
DF 23 山下 達也
DF 33 茂庭 照幸 30' 69' 75
MF 6 山口 蛍
MF 11 楠神 順平 79
MF 31 橋本 英郎 20'
MF 32 関口 訓充
FW 19 田代 有三
FW 20 玉田 圭司 83

サブ

GK 27 丹野 研太
DF 22 中澤 聡太 75
MF 7 パブロ 81' 79
MF 25 小暮 大器
MF 34 阪本 将基
FW 10 エジミウソン 83
FW 29 前川 大河
監督 大熊 清

東京ヴェルディ

GK 1 佐藤 優也
DF 2 安西 幸輝
DF 23 田村 直也
DF 3 井林 章 22'
DF 6 安在 和樹 85
MF 20 三竿 健斗
MF 8 中後 雅喜
MF 11 南 秀仁 70
MF 9 アラン ピニェイロ 50' 76
FW 25 平本 一樹
FW 7 杉本 竜士

サブ

GK 26 柴崎 貴広
DF 15 ウェズレイ 85
MF 10 ブルーノ コウチーニョ
MF 14 澤井 直人
MF 16 中野 雅臣
MF 45 永井 秀樹 70
FW 18 高木 大輔 76
監督 冨樫 剛一

監督コメント

  • 【ハーフタイム】
    ・攻撃はシンプルに、サポートを早くしよう。
    ・攻守の切り替えは非常によくできている。後半も続けること。
    ・後半の試合の入り方に注意すること。
  • 【試合後】
    【監督会見①】
    https://youtu.be/H58HnkbPAHI


    【監督会見②】
    https://youtu.be/U5vxgECDel8


    【監督会見③】
    https://youtu.be/uThqOEk9yVY


    【監督会見④】
    https://youtu.be/YAu38nGsKts


    【監督会見⑤】
    https://youtu.be/p-iPbQaAWl8



    メディア皆さんをはじめ、スポンサーの方々のご支援、雨の日も風の日もアウェイも熱心に応援していただいたサポーターの方々にお礼申し上げたいと思います。

    セットプレーを取るためには、そこそこ流れが良くないと、なかなかコーナーも取れないという意味では、ある程度やろうとしていることはできたのですが、点を取れるシーンでの決定力や、最後のチャンスの精度など個人にもグループにもよりますが、各確率を上げていくことが必要だと思います。
    セレッソ本来の特徴である攻守のアグレッシブさ、本質の切り替え、球際の厳しさを短い時間で徹底してきて、まずまず出来ていました。もう一度ビデオを見直して、なるべく隙を作らないチームで残り試合を行いたいです。

    残りの試合(プレーオフ)は自分たちよりも、皆さんに作ってもらった時間だと思っています。それを真摯に受け止め、セレッソの築き上げてきたものをしっかりと噛みしめながら、残り試合をやることが一番重要かと思っています。

    悔いが残らないように応援してくれる方々と、恩返しをするような気持ちでJ1の昇格に向けてしっかり戦いたいと思います。
    よろしくお願いいたします。


    Q:茂庭選手を起用した理由とケガの状態について
    腿の前に張りのような、つったような感じがあるようですが大丈夫だと思います。
    起用については、みんな一生懸命やっている。競争と協調の中で誰をチョイスするかというところだと思います。
    フィードがいい、1対1が強いなど全部ができるスペシャルな選手よりも足して2で割った時にチームとしてどれを取るかを考え、この選択にしました。
    この試合に向けては、茂庭のチョイスになったという事です。

    Q監督という立場で改めてこのチームを見て感じたポテンシャルを教えてください。
    違う立場、角度で見ていた時も信じていたし、ポテンシャルはあると思っていたし、今も思っています。
    選手に言ったのは、持っている素質が評価されるのではなく、今出した能力が評価される
    持っているものがすごかったり強かったりではない。「チームも個人も出して強い選手、チームになる、というところがもう一度見直すべきではないか」と選手に言いました。
    関口選手も今日は(スタミナが)落ちるかと思っていたところもう一回行った気持ちがプレーに表れていたのですが、GKから全員で18人しか入らないし、気持ちの部分も出し切る。控えの選手も含めてクラブ全体で残り試合をしっかり戦いたいと思います。


    Q:準決勝をホームで戦えることについて
    自分たちの家(ホーム)で、スポンサーの方々、多くのサポーターの方々、関係者各位と戦えるのは非常に大きいと思います。
    主役はサポーターの方々、選手であり我々スタッフは手助けしかできないので
    指示はしますが、自立して自分たちで選択し本気になってサポーターと一緒にホームでできるがゆえに、それに甘えないということがこれからの試合で重要だと思います。

    Q今シーズンは何度か前線メンバーが変わりましたが、今日のメンバーの評価とメンバー選びで重要視することは?
    正直、確かめている時間もなくて、選手を信用し私も私自身を信用してやる時間しかないと思います。
    チャンスを待っているという事ではなく、出し切って次にタスキを繋げるサッカーをしたい中で、今日もちょっと不満が残るところもありました。
    「交代3枠18人」「競争、結束」ということをやってきて、ここから役割、システムを変える時間はないと思います。累積などで戻ってくる選手もいますがベースはしっかりする中で本質である切り替えだとか球際の受け身に立っていたところにスポットを当てることが重要かと思っています。

    Q過去2回J1に上がりましたが、過去とは違う今回のプレーオフで重要なものはなんですか?
    メンタル的にはトーナメントだと思いっていて、リズムや勢いがなかなか出ないということがサッカーにはあるし、セレッソがそれを跳ね除けなくちゃいけないという場面は今日はたまたまなかったです。
    逆境を跳ね除けられるのはまだ100%ではないと思っているので、何人かの選手が戻ってくる中で戦える逆境をもこちらに手繰り寄せられる選手をチョイスして戦うことが一番大切かと思います。
    長いシーズンでも同じですが、トーナメントこそが大きいのかと思います。
    戦える選手、戦えなくなった選手を3人交代で見極めて常にピッチにいる11人が常に戦える状態で残りの試合をやる。ということが重要だと思います。

    Q今までトーナメントでよい戦い方をしてきた大熊監督だと思いますが、その経験を踏まえて今回はどのように戦いますか?
    全員で守って全員で攻撃するというとこは、まずまず出来ていたともいます。それを90分間、隙なくやるのは簡単ではないと思います。その確率をトレーニングや意識で変える時間はあまりないですが、全員で攻守をやること、なるべく隙を作らないこと、かつ諦めず逆境を跳ね除ける気持ちの部分を頂点に持っていって戦うのが一番の思いです。

選手コメント

  • https://youtu.be/5QcC1TrtGxA


    丸橋 祐介選手
    (監督が変わって、この試合で一番変わったところは?)メンタルもそうですが、みんなとの距離感が近くなってボールも回るようになったし、攻撃のバリエーションも増えたと思うので、その辺は良かったかなと思います。
    (今までの空気とガラッと変わった?)監督が変わったので雰囲気は変わるし、良い方向に雰囲気は変わったと思います。
    良い形で終われたので、プレーオフにしっかり臨みたいと思います。
    (愛媛とのプレーオフのポイントは?)一発勝負なので、まず失点しないように、チャンスがあればシュートを決めていきたいなと思います。
    見ていてどこが上がるか分からない状況だし、何が起きるか分からないので90分通して集中したいと思います。
    切り替えてプレーオフに向けて良い準備をしたいと思います。

    玉田 圭司選手
    監督が変わったということで自分たちも気合いが入っていましたし、大熊監督の為にもという気持ちは少なからず有ります。
    監督は難しいことを言っている訳ではなく、自分の考えをシンプルに言ってくれるので自分たちはやりやすいし、それが試合で出せていると思います。とにかく先制点が今のうちには大事だなと思っていたので、セットプレーでですけど、入ってすごく楽な展開になりました。
    今日は妻の誕生日だったので、どうしても点が取りたかったのだけど(笑)、チームが勝ったのは良かったので、プレーオフには自分が決定的なチャンスが作られれば良いかなと思います。
    次(プレーオフ)は引き分けでもオッケーという条件なんだけど、それは余り考えずにやりたいし、ホームでやれるという利点もあるから、甘い考えはしたくないし、とにかく勝ちたいね。もう1試合のことは余り気にせずにやりたいし、自分たちの試合に集中してやりたいですね。
    何試合も勝ってなかったので、今日勝ってプレーオフに臨めるのは大きいと思います。自信を付けるためには勝利というのが一番の薬だと思うので、今日勝てたのは大きいし、この1週間を有意義に使えるなと思います。
    (沢山の修羅場をくぐってきた中で、このプレーオフは独特な雰囲気でしょうね?)そうだね。プラスに考えたいし、ここを乗り越えればセレッソはもう一つ大きくなると思うから、良い意味でセレッソのために良かったのじゃないかなと思います。
    自分自身もプラスに考えたいし、こういう中で「玉田すごいな!」と思って貰えるようなプレーをしたいし、チームを助けたいです。
    (ここでこそベテランの味がでる?)ベテランと思ってないから!(笑)今日のメンバー表を見て、スタメンの平均年齢が30歳だったからね。それが悪いわけじゃないと俺は思う。

    キム ジンヒョン選手
    プレーオフに入る前に勝って良かったと思います。
    今日も勝ち点3を取りに行っていましたし、試合前に、何かするより、自信を持ってやれることをしっかりやればゼロで抑えられると思っていました。今日は自信を持ってしっかりやれたと思います。

    田代 有三選手
    とりあえず良かったです。これまであまり距離感が良くなかったので、フォワードの距離感であったり中盤との距離感であったりを、近すぎず、遠すぎずというのをみんな意識しだしたら、練習から結構良い形で出来ていたので、今日勝ったことによってまた良い雰囲気で次に臨めるのかなと思います。
    ああやってディフェンスが点を取ってくれたらすごく助かるし、フォワードもしっかり決めなきゃいけないですけど、ああやってプレーオフも勝ち上がって最後に昇格したいです。
    (後は何が課題?)最後の最後まで今日は行けていたので、何度かポストとかに当たったり、深くまで崩せたりしていたので、あそこは次の課題で、形はできてきているので次1本入ればみんなすごく楽に出来るんじゃないかなと思います。
    後2試合、勝って終われるように頑張ります。
    本当は3位までしか上がれないので、3位までが自動昇格だったら本当は無い試合だから、僕たちは救われる形で出られるので、4位は挑戦者という気持ちでできるので、最後笑って終わりたいです。

    茂庭 照幸選手
    (Jリーグ戦での)ゴールは十何年前のことなので、あまり覚えていないんですが、気持ちいいものですね。(1日2得点は初?)そうです。通算が1点なので(笑)。(1点目のゴール後にベンチへ走っていった気持ちは?)最高ですよ! 今年、厳しいシーズンで、いろんな選手がいて、ベンチに入れない選手とか、ベンチに入れても試合に出られない選手とか、たくさんいたし、僕もそのなかの1人だったので。とにかく1つのゴールをみんなで喜ぶ、みんなでつかんだゴールだということで、ああやってみんなで喜ぶことができたのは価値があると思います。(あの瞬間、スタジアムの雰囲気も一体となって盛り上がったが、そういうことも狙いにあった?)そういうところは小さいことかもしれないけど、すごく大事だと思うので。スタジアム全体で勢いをつけていければ。結果としてよかったです。
    今年いろんなことがあって、なかなか厳しいシーズンでしたけど、チームのJ1昇格のためにみんなやってきたし、いつ(出番が)来てもいいように準備をしていたので。ここ何試合か僕が出たときも複数失点があって、なかなか勝ちきれない試合が続いたので、苦しかったですが、下を向かずに来たからこそ、こういう結果になったというか、(J1昇格)プレーオフに向けていい形で入っていけると思います。

    山下 達也選手
    勝ってリーグ戦を終えることができたので、このあとのJ1昇格プレーオフに向けて、いい形で入れると思います。(前に行くアグレッシブな守備も目立ったが?)その辺は意識をしてやりましたし、スタジアムの雰囲気もそういうことによって変わると思うので、意識して継続してやっていければと思います。(監督交代後の1週間、難しいところがあったなかでも、この一戦での勝利によって、雰囲気をいいほうに変えるということを、結果として出せたのでは?)雰囲気は難しい状況でしたが、ああやってモニさん(茂庭照幸)が『ラッキーボーイ』というか、『ラッキーじいさん』というか(笑)、出てきてくれたし、これからが楽しみだなと思います。(守備でも無失点に抑えたが?)危ないシーンもたくさんありましたが、失点ゼロという結果はでかいと思います。ただ、内容のところはもう少し詰めていかないといけないと思います。
    (苦しい状況でも、サポーターがスタジアムの雰囲気を作ってくれたと思うが?)1試合目はホームという扱いですが、(勝ち上がったときの決勝の)2試合目もホーム同様の雰囲気を作ってくれると思いますし、そういう人たち(サポーター)のためにも何とかいい結果で終われればと思います。

    中澤 聡太選手
    (J1昇格プレーオフに勢いを付けて臨める大きな1勝だったのでは?)それはあると思います。監督が変わったなか、いま、またチームは一体感を取り戻したところもあり、以前の(よくない)雰囲気があったところでも、選手は責任を持ってやっているし、それ(監督交代という苦況)を受け止めて次に向かっていくことができたので。1週間やっても、そういう(いい)雰囲気は出ていたし、今日のスタジアムの一体感もすごかった。(サポーターの作ってくれた雰囲気も後押しになったのでは?)それはあったと思います。僕が途中から出ても負ける雰囲気はなかった。みんな活き活きしているというか、次の試合が待ち遠しい雰囲気が少なからずあると思います。(J1昇格プレーオフ1戦目のホームゲームの権利を得られたのは大きい?)そうです! その次も長居でできるというのもありますが、まずは初戦のホームでできるチケットを獲得できたので。そのうえで、まずは次の試合(が大事)になります。(同じセンターバックの茂庭選手のゴールは刺激になるのでは?)よかったですよ! モニさんも試合に出られないときも一生懸命やっていましたし、僕も一緒にサブ組でセンターバックを組むことも多かったので。そういうなかでは正直(これまでの)悔しさもあるとともに、(今日ともに勝利を分かち合えた)うれしさもあるし、それを自分がまた今度出せるように、J1昇格まであと2試合ですが、まずは目の前の1試合に全力をかけてやっていきたい。

    楠神 順平選手
    本当に勝つことがなによりも大事だったし、それができたのは本当によかったこと。チームは監督が代わりましたが、チーム一丸となってできたことは、次につながると思います。(ハードワークが全体的に目立ったが?)それがベースになっている。みんながそれをできたことはよかったです。(最近2試合、悔しい結果に終わったなか、今日のサポーターが作り出したスタジアムの雰囲気は、勇気づけられたのでは?)いま、厳しい環境のなか、たくさんの人たちが今シーズンを通してスタジアムに来てくれたし、(リーグ)最終戦、雨のなかでもこれだけ多くの人たちが応援してくれたので、絶対に勝たなきゃいけないと試合前から思っていました。このサポーターのためにも、しっかりとJ1に上がりたい、上げたいと思います。

    山口 蛍選手
    (大熊監督になって)練習の時間はそんなに多くはなかったですが、前の監督をそのまま引き継ぐ形で、そんなに大きな変更はないけど、より闘って走るということは求められている。
    相手のチャンスもありましたけど、最後みんなが体を張って守れていたと思います。自分たちが攻撃をした後の切り替えも早かったと思うし、そういうところは今日は良かったと思います。
    (終盤に前線に上がっていったシーンは)相手がスペースを開けすぎていたので、走り込んだだけです。ワールドカップ予選でも初めてのチームを経験したし、疲れていないわけではないので、次のプレーオフに向けてしっかり整えたいと思います。
    新監督がどうのというよりか、勝ちがなかったので勝って終われたのは良かったと思います。
    プレーオフの1戦目は引き分けでもOKですが、勝ち上がって行くには引き分けじゃなくて2試合ともしっかり勝って上がっていきたいと思います。今日みたいなサッカーをしていたらいけると思いますけど、一発勝負なので最後の決める所、ラストパス、ラストのドリブルの精度を高めていけばチャンスも多くなると思うので、もっと突き詰めてやって行きたいと思う。
    そこまでは自分としても上手く行ってると思うので、課題はそこですね。

    橋本 英郎選手
    とりあえずは良かったですが、プレーオフのことを考えたら、まだまだ今まで勝っていなかった部分の粗いところがあったと思う。
    相手が先制してもおかしくないシーンを作られているので、勝って良かっただけじゃなくて、今こそそういうところとチャント向き合って、次の愛媛の時に勝てるように、引き分けじゃなく勝てるサッカーをやらないと昇格ということを考えると、福岡が来たら絶対に勝たないといけないので、勝てるサッカーをもう一回考えたいです。
    今日は結局セットプレーだけでしか点が取れていないので、やっぱり流れの中でもうチョット落ち着いて形を作らないと後々しんどい思いをするのは自分たちなので、次までのインターバルが少し短いので、その辺をもう一回締められるようにしないといけないなと思います。
    前線に入って良い形になりそうなところでミスが多かった。後半の立ち上がりなどはそういう時間があって、前の長崎も金沢も、僕らが「行けるかな?出ようかな?」と思っている時に返って相手にチャンスを与えていることが多いので、もうちょっと僕らも試合運びを上手にならないといけないなというのはすごくあります。
    今日も同じ事をやっちゃっていたのもあるけど、前半に点を取れていたので、みんな前向きなプレーがあったと思うけど、その辺は裏腹じゃないかなと思う。
    疲れてきた時にどれだけ締めて、真ん中で落ち着いて守備ができるかが大事だと思うので、もう一回話をしながらやっていきたいと思います。
    ホタル(山口)も動けるので、その辺のカバーのし合いが続けていければ、クニ(関口)もジュンペイ(楠神)も走れるので、監督もその辺の連動を言っていたので、もう一度やらないといけないと思います。
    (プレーオフで重要になることは?)僕は1個目も2個目も勝つつもりじゃないといけないと思う。これまで上のチームが上がっていないということは、勝たなくても良いという発想になると絶対にダメだと思う。あとは点を取ること。取りに行かないから負ける、やっぱり点を取りに行く姿勢があると相手が前に出てこれなくなるし、自分たちが支配できると思う。90分あるので受け身にならないことが大事だと思う。
    今日の最終戦は、6位のチームだけ勝ってないだけで、プレーオフに出るチームは勝っているので、ある程度良い流れで来ているので、面白い試合ができるんじゃないかなと思う。
    今までチャンスが少なかったり、あったとしても余裕がなかった。点が取れるという自信が自分たちの中にもうちょっとあれば、あんなに焦らなくて良かったり、パスのズレというところで変わってくると思う。マル(丸橋)からホタルへの横パスが伸びちゃったりとか、ああいう形がどれだけ丁寧にできるかが次の試合で大事になってくると思う。相手にチャンスがあっても決めきらないと僕らが点を取るチャンスを与えてくれることになるので、今の感じだと圧倒的な力で勝つというのは難しいと思うので、その辺の精度がすごく大事だと思う。
    (山口選手の出足が重いかなというのを見てて思ったが?)後半あれだけ走れているので、負担というよりもやっているメンバーが変わっているのと、監督が変わって時間が余りなくて、やり方が変わって、みんなの意識が変わってというのがあるので、その辺の難しさが最初はあったと思います。でも彼はすぐ修正する能力が高いので、徐々にフィットしていったので、後半ゴール前に入っていきましたし、守備でも戻って来れますし、前から追うこともできるので、良さは出ていたと思います。

試合後記

  • 終盤戦での低迷などもあり、この試合を前にした11月17日に監督交代を敢行。心機一転、大熊清新監督の下でJ1昇格を果たすべく、クライマックスを迎えることになったセレッソ大阪。6戦ぶりの勝利、そしてリーグ戦後にやってくるJ1昇格プレーオフのホームゲーム開催権を持つ4位を確定させるべく、明治安田生命J2リーグ戦の最終戦となる第42節では、7位・東京ヴェルディと対戦した。

     この一戦では、前節に引き続いて扇原貴宏が累積警告のために出場停止となるも、キャプテンの山口蛍が日本代表戦から戻ってきただけでなく、左サイドの要でもある丸橋祐介も3試合ぶりに先発復帰。攻撃陣では玉田圭司、田代有三、楠神順平、関口訓充という4選手が今季初めてスタートから揃い踏みした。そしてGKキム ジンヒョンにとっては、ケガからの復帰後、初のホームゲームとなった。

     J1昇格プレーオフに出場するためには勝つしかない状況だった東京Vの鋭い出足もあり、いきなりのピンチもあったセレッソ。その状況を耐え難を逃れると、相手ゴール前での楠神のシュートや田代のヘディングシュートがゴールポストを直撃するなど、桜色の戦士たちも応戦。
     そして30分、待望の3試合ぶりのゴールが生まれる。玉田圭司の蹴ったコーナーキックに合わせたのは、茂庭照幸。桜の魂を持つセンターバックがヘッドで決めきり、セレッソ加入後初得点を記録。33番は一目散にベンチに駆け寄り、チームメイトと喜びを分かち合った。チームとしても第36節・ギラヴァンツ北九州戦以来となる先制点が生まれ、スタジアムのボルテージは一気に高まった。

    1-0で折り返した後半も、決して盤石な戦いができていたわけではなかったセレッソ。東京Vの巧みな個人技、パスワークやカウンターに手こずる場面もあったが、この一戦で桜色の戦士たちはハードワークを怠らず、たとえ一度抜かれても、再び戻って取り返すようなチャレンジとカバーを繰り返し、粘り強く戦っていく。
     すると69分、貴重な追加点を獲得。決めたのは、またも茂庭だった。関口のコーナーキックに、ニアサイドでうまく合わせた「狙い通り」のヘディングシュートは、セレッソサポーターが集う桜色に染まったゴール裏スタンドの目の前で決まった。スタンドから歓喜とともに、無数に広がる「も・に・わ」コール。キンチョウスタジアムはまさに茂庭劇場となった。

     その後、反撃を繰り出す東京Vを、アグレッシブな守備が光った山下達也、途中出場の中澤聡太やキム ジンヒョンを中心とするディフェンスで封じ込めれば、終盤になっても運動量が落ちない関口らの力走、カウンターなどで好機も作ったセレッソ。追加点こそ挙げられなかったものの、2-0で完封勝利を達成。6試合ぶりの白星、9試合ぶりの複数得点で苦況を打破し、4位の座も自力で確定。ホームで迎えることのできるJ1昇格プレーオフに向けて、弾みとなる1勝でリーグ戦を締めくくった。
    「本当に勝つことがなによりも大事だったし、それができたのは本当によかったこと。チームは監督が替わりましたが、チーム一丸となってできたことは次につながると思う」(楠神)

     試合後には、ホーム最終戦セレモニーも実施。挨拶のなかで「(J1)自動昇格という最初の目標を達成できなかったことは、選手、スタッフ一同を含め、非常に申し訳なく思う」と述べたのは、キャプテンの山口。それでも、「J1に昇格するチャンスがなくなったわけではないので、残り2戦、プレーオフを含めて、皆さんの力が必要になってくる。ともに力を合わせて頑張りましょう!」と、サポーターにさらなる後押しを呼びかけた。
     クラブ、選手、スタッフ、サポーターが一丸となってJ1昇格プレーオフに挑むべく、勢いを取り戻したセレッソは、1年でのJ1復帰へ、ここから最後の戦いに進んでいく。

シュート数

13 12
  • 茂庭 照幸(2)
  • 山口 蛍(1)
  • 楠神 順平(3)
  • 橋本 英郎(1)
  • 関口 訓充(3)
  • 田代 有三(1)
  • 玉田 圭司(1)
  • 安在 和樹(2)
  • 三竿 健斗(2)
  • 中後 雅喜(1)
  • アラン ピニェイロ(5)
  • 杉本 竜士(2)

ゴールキック

10 8

コーナーキック

6 7

直接フリーキック

20 13

間接フリーキック

2 1

オフサイド

2 1

ペナルティキック

0 0