タグ・ホイヤーサポーティングマッチ

明治安田生命J2リーグ 第23節

2015.7.12 (日) 19:00

キンチョウスタジアム

入場者数:9,602人

セレッソ大阪
  • 田代(17')、玉田(37')、玉田(62')
北海道コンサドーレ札幌
  • 都倉(56')
3-1
2-0 1-1

セレッソ大阪

GK 21 キム ジンヒョン
DF 3 染谷 悠太
DF 14 丸橋 祐介
DF 17 酒本 憲幸
DF 23 山下 達也
MF 2 扇原 貴宏
MF 7 パブロ 85
MF 31 橋本 英郎
MF 32 関口 訓充 90
FW 19 田代 有三
FW 20 玉田 圭司

サブ

GK 27 丹野 研太
DF 30 椋原 健太
DF 33 茂庭 照幸 85
MF 15 吉野 峻光
MF 34 阪本 将基 90
MF 35 沖野 将基
FW 29 前川 大河
監督 パウロ アウトゥオリ

北海道コンサドーレ札幌

GK 25 ク ソンユン
DF 3 パウロン
DF 5 櫛引 一紀
DF 24 福森 晃斗
MF 38 前 寛之
MF 10 宮澤 裕樹
MF 17 稲本 潤一 46
MF 31 堀米 悠斗
FW 15 古田 寛幸 60
FW 27 荒野 拓馬
FW 13 内村 圭宏 76

サブ

GK 1 金山 隼樹
DF 6 前 貴之
DF 14 上原 慎也 76
DF 29 永坂 勇人
MF 22 神田 夢実
MF 32 中原 彰吾 60
FW 9 都倉 賢 46
監督 バルバリッチ

監督コメント

  • 【ハーフタイム】
    ・受け身にならず、攻撃的な姿勢を続けること
    ・守備をさらに強く激しく行うこと
    ・危険なエリアでファールをしないこと
  • 【試合後】
    https://youtu.be/W8uCzh0JaHw



    「今日のゲームですが試合の立ち上がりから非常に内容の良いゲームだったと思います。
    そしてこの試合における対策、戦略もあったのですが、やるべきことをしっかり最後までタフに戦い抜いた選手たちを心から称えたいと思います。
    非常に残念だったのが失点のシーンです。集中力を欠いたプレーからボールを奪われて失点をしてしまったのですが、以前同じような形で失点をして最後は勝ち点を失った試合がありました。これまでの反省を無駄にしないためにも、失点は絶対にしてはいけないと改めて選手たちにこれから伝えたいと思います。
    試合の内容以上に素晴らしかったのはサポーターの皆さんです。今日の試合では最後までタフに戦い抜いた選手たちと、そして最後まで声援を送り続けたサポーターの皆さんが主役である“選手”と“サポーター”が一体となったいいゲームだったと思います」


    Q攻撃は試合を重ねればよくなるとのことでしたが、実際に攻撃の連携についてどうでしたか?
    「サッカーを理解している方であれば非常によくわかっていただけると思うのですが、結果が出ないからと言って信念がぶれるようでは話にならない。コンセプトがあり信念があればそれを継続していくことが何よりも大事であるということをサッカーをご存知の方であればわかってくださると思います。今日、それがまさしく結果につながったということで攻撃面での手ごたえを感じています。ただ、この勝利で浮かれることなく、今日は新しい攻撃陣が一歩前に歩みを進めたという事でありまだ1勝で、これを連勝につなげられるようにやっていかないといけないと思います。
    あと、試合前に選手たちへチームの勝者としての勝にこだわるスピリットという意味でメンタルの強さも要求しましたが、その強さをよく出してくれたのではないかと思います」

選手コメント

  • https://youtu.be/zEAG_GHWUH8



    田代 有三選手
    3試合連続スターティングメンバーで、フル出場で使ってもらっていたので、なんとか本当に結果を出したかった。前半で(ゴールという)結果が出て、自分としてもリラックスしてゲームに臨めることができましたし、できれば2点目を自分が取りたかったですが、タマさん(玉田圭司)が、いいコンビネーションで(2点を)取れたので。今日は収穫がある勝点3だと思います。
    (ゴールシーンについて)
    パブロが出してさえくれれば、フリーだったので、本当に落ち着いて、コースだけ狙って、強気でいって、狙ったらいいコースにいってくれたので、よかったです。
    (玉田選手にアシストしたプレーも含めて、周りともうまく絡めてきた?)
    そうですね。今日はグラウンドが本当によかったし、この間の試合についても言い訳にはできないですが、今回は得点を取ったこともあって、自分で(ボールを)引き出すこともできたし、周りも結構見えていたので。タマさんがいい動きをしてくれたし、練習でもいい形ができつつあったので、それが試合に出て、これからもああやって2人の関係で点を取れたら、いいチームになっていくと思います。
    (この2試合スコアレスドローが続き、もどかしさもあった?)
    もちろんです。FWで点を取れていなかったし、後ろが頑張ってくれていたのに、僕自身チャンスは2試合ともあったので。今日、本当に決めることができて、ホッとしています。
    この3連戦もすごく大事なものだったし、勝点はなかなか伸びなかったですが、また連戦もあるし、そのなかで、タフに戦える選手が残っていくと思うので、そういう選手になっていけるようにしたい。長丁場のJ2では、夏が一番大事だと思うので、そこで早く(J1自動昇格圏内の)2位に行けるように頑張りたい。

    玉田 圭司選手
    (意図がしっかり絡み合った、いいゴールでしたが、手応えについては?)
    (田代)有三とは、特に距離感とか大事にしながらやっていこうというのは、言っていたので。練習のときから、いい形でやれていたし、それが試合で出るかというのは、また別物ですが、それが試合に(結果として)出たことは、僕らにとってもそうだし、チームにとってもすごく大きなことだと思います。
    (3人、4人絡んで動けるところも、いい距離感でできていたのでは?)
    パブロとかクニ(関口訓充)とか、中に絞って中盤の仕事をしたり、ワイドに張って仕掛けたりというのをやってくれたから、俺はすごくやりやすかった。もっと絡んでいけば、もっといい攻撃ができると思うし。今日は、俺としては、ハッシー(橋本英郎)がすごく頼りになったというか、いろいろ声をかけてくれて、守備の面だったりとか言ってくれたので、それはすごく頼もしかった。本当に経験のある選手なので、中盤にそういう選手がいるというのは、すごく大きかった。
    (ピッチのなかで、チームでしっかり声を掛け合ってできていたようだったが?)
    でも、これを続けていかないと、まったく意味がないと思うので。
    (キンチョウスタジアムでのゴールが初めてだったが、この近い距離感での雰囲気について)
    俺はキンチョウスタジアムがすごく好き。そこで得点が取れて、チームが勝てたことが大きいし、ホームで自分たちらしいサッカーというのを絶対にしていかないといけないから。ホームでの勝利というのも、大きいと思います。

    酒本 憲幸選手
    前線の絡み、パス交換が増えたのと、良い守備から良い攻撃ができたのかなと思います。有三さん(田代選手)とタマさん(玉田選手)の2人の攻撃というのも見られたし、チームのコンセプトのサイドからやサイドチェンジも良い形が作られた。前半で2点取ってくれたのが大きいし楽になりました。(2人が取ってくれたことは)チームとしても盛り上がるし、ドンドン決めて行ってほしいと思います。(久しぶりに勝てたのは?)引き分け続きで次の試合が大事と言っていた中で勝てたので、バランスどうのこうのではなく、チームとして勝って行けたらと思います。

    関口 訓充選手
    早い時間帯に点が取られて、追加点も奪えたので、良い前半だったと思います。後半の立ち上がりに自分たちのミスからの失点をしてしまったのは一番やってはいけない失点だったと思う。2-0のまま行けばもっと楽な展開だったと思いますけど、2-1になって次の1点が試合を左右する状況になってしまったので、あの1点は要らない失点だったと思う。でもそこから盛り返して点を取る力が今のチームにはあると思う。非常にチームとしてこのライバルチームに3点取って勝てたのは非常に良かった。この夏場にあのような無駄な失点を減らして行ければ良いと思う。得点シーンは非常に良かったと思う。個人的にはそこにもっと絡める力を残しておきたかったですが、その分守備でもしっかりできているので、いずれ点は取れるという気持ちで試合に入れば良いかなと思う。

    橋本 英郎選手
    とりあえず(山口)蛍の代役の要素が強かったと思いますが、結果、勝つということが次につながると思っていたので。それが、(田代)有三や玉田とか、前のFWの選手の攻撃の形がすごく出て、パブロもやりやすそうにやってくれていたので、それはすごいよかったです。僕個人としては、後半の立ち上がりに失点に絡んだプレーをしているので、ああいうのは流れを本当に悪くしてしまったと思うのですが、前の2人がそこをもう1回持ち直してくれたので。3点目を取れたことで、相手のペースも変わりましたし、みんなの落ち着きも変わったので。ボールの回し方も落ち着いて、背負っていてもあまり気にしなくなりましたし、逃げなくなったし、それがよかったと思います。
    (中盤で扇原選手と時間を作りながら、前の選手を活かせていた?)
    暑さがあったので、相手もそういう意味では取りにくかったと思うので。今まで長いボールが多かった部分もあり、それを警戒して、相手がすごく広がっていたというのもあったのかもしれないですね。(それを感じて、つないで、相手を食いつかせるようにした?)そうですね。監督もそういうのは言っていて、パブロが監督と言葉が通じる部分もあるので、そういうところは理解して動けていたというのもあったかなと。
    (初先発でフル出場となったが?)
    思ったよりも大丈夫でしたね。もっとしんどいかなと思いましたが。前半はしんどいものだと思っていたので、その範囲内ではあったのですが、言うほどではなかったです。相手のほうがしんどさもあったようなので、それは助かりました。それは(戦前の)読み通りでぴったりでした。よかったです。

    山下 達也選手
    後は我慢して守れていたし、あとは前がいつ点を取ってもおかしくない状態だった。前半に2点入ったというのは凄く戦いやすかったです。(ショートカウンターが増えてきていると思いますが?)みんながハードワークしていると思うし、取った後いかに繋いでカウンターに繋げるかというところの意識やサポートの部分で、みんながしっかり走ってやれているのじゃないかと思います。ディフェンスとしてはもう一回失点シーンの映像を見て、ああいう所は研究したいところではある。一瞬スキというのをディフェンスラインで声を出しながらやっていきたいと思います。

    阪本 将基選手
    (トップ昇格後初出場となったが)時間も少なかったし、点差もあったので、やることははっきりしていました。自分は前から行くしかなかったし、ボールにプレッシャーに行くようにしていました。でも、今日、試合に出ることができたことで、これを次につなげられればいいなと思います。次(の出場機会を得ること)が、一番大事だと思うので、ここからどれだけ試合に出られるかというところにもなるし、試合に出たのがよかったと言えるように、次につなげたいです。
    (ひとりで頑張らなければいけないところもあったので、難しさもあったのでは?)
    いや、でも、思い切りやるだけでしたし、ミスとか気にしていられなかったので。
    (プロになってから、勝利の瞬間をピッチで味わったのは初めてだが)
    そのなかに入れたのはすごくうれしいです。

    染谷 悠太選手
    早い段階でああやって点が取れると、試合の運びは楽になりますし、みんなもそれに乗じて良いプレーができたと思います。1失点は余計だったと思います。(試合中によくコミュニケーションを取っているように思いますが?)試合中にあのように話せるのはすごく良いことだと思うので、それをしっかり継続していって、より強固な組織になって行ければという思いが、みんなそれぞれ出ていると思うので、それがこうやって形になって良かったと思います。

    (チームとして欲しい選手に得点が生まれたのは波に乗れる?)そうですね。今いらっしゃったので(田代選手が横を通り過ぎた)しっかり話を聞いてあげてください!(笑)

    でも、点は取れなくても一生懸命頑張ってくれているので後が頑張れるので…「有三さん、有り難うございます!」(笑)

    パブロ選手
    良い試合でした。勝利が必要だったし、ホームで応援もたくさん来てくれていたので良かったです。日本に来てからずっと言っていたのが、パスをしたりゴールを決めたりするのが自分の目標だったので、今日の試合は点を決められなかったですが、スルーパスを2本出せたのは嬉しいし、3点目にも絡めたのは自分としては嬉しいですし、チームに貢献できているのが嬉しいです。

    (前線2人とのコンビネーションは?)いつも顔を上げてやっていかないといけないといけないし、MF、FWをやっている時は顔を上げてやれば見えるので。1点目は、相手DFがはね返した時に来ると分かったので、そこにちゃんと行けたのが良かった。そのまま右側に持って行って、田代さんにスペースを空けてあげて、そこにパスを出しました。

    二点目は完璧なワンツーで、玉田さんがダイアゴラム(斜め)に走ってくれたのが良い動きだったのでそこに出してあげた。こういう動きが出てきて、自分たちがやって来たサッカーが間違っていないということが分かりました。

    目標はJ1に上がることだし、3位から6位に入ることではなく、できれば1,2位に入って、できれば優勝したい。今やっているサッカーを続けていけば自然と1、2位に入ると思います。

    (スルーも上手かったですね)ディフェンスと体が当たったので、ボールをトラップしたらディフェンスに寄せられると思ったし、後に田代さんがいたのが分かっていたので、スルーしました。その後、玉田さんに良いパスを出してくれたのは素晴らしかったです。

試合後記

  • 継続の成果を発揮! 田代のセレッソ初得点と、玉田の2得点で、札幌に快勝!

    明治安田生命J2リーグ戦第23節、セレッソ大阪はホームのキンチョウスタジアムで、勝点1差の眼下のライバル、コンサドーレ札幌と対戦し、田代有三のセレッソ加入後初得点と、玉田圭司の第2節大宮アルディージャ戦以来となる1試合2ゴールの活躍もあり、3-1と勝利。3試合ぶりの白星で、勝点を38に伸ばしたセレッソは、再び順位を4位に上げた。

    試合前、「ディフェンスの安定感は継続したからこそ出てきたもの。継続性は、攻撃においても、やはり、時間をかけていくのも必要。今いる選手たちへの信頼感というものは、私は変わらない。得点が決まってないからといって、焦らないで、しっかりと高い意識を持ってやるべきことをやっていく」と述べていたのは、パウロ アウトゥオリ監督。最近2試合、スコアレスドローに終わり、なかなか成果を出せていなかったものの、田代、玉田、関口訓充、パブロと、3試合続けて同じ攻撃陣を信頼して送り出すと、その指揮官の思いに、彼らがしっかりと応えた。

    形になって表れたのは、前半の17分。札幌DFのクリアミスを、パブロが奪ってからだった。相手をひきつけた7番は、絶妙のヒールパスを出すと、これを受けた田代が、「本当に落ち着いて、コースだけ狙って、強気で」右足を振りぬき、前セレッソGKク ソンユンからゴールを決めきった。「3試合連続スターティングメンバーでフル出場で使ってもらっていたので、なんとか本当に結果を出したかった」という19番の得点が、チームに流れを呼び込んだ。

    さらに、37分にも追加点が生まれる。この日、累積警告により出場停止となった山口蛍に代わって、これがセレッソでの初先発となった橋本英郎と、扇原貴宏のパス交換がきっかけとなり、扇原が隙を突いて縦パスで攻撃にスイッチを入れる。それを受けたパブロが、田代とのワンツーで中央を崩すと、パブロのラストパスに反応した玉田が、得意の左足で、鮮やかにゴールへ突き刺した。

    2-0で折り返したなか、56分、後半から出場していた札幌FW都倉賢にヘディングシュートを叩き込まれ、一時は1点差に詰め寄られたセレッソ。「集中力を欠いたプレーからボールを奪われて失点をしてしまった」(アウトゥオリ監督)こともあり、嫌な流れになりかけた。しかし、その暗雲を振り払ったのが、前半にゴールを決めていた2トップだった。62分、左サイドの丸橋祐介から斜めにパスが入ると、パブロが相手DFとつぶれるようにしながらスルーし、中央の田代にボールが収まる。すると、田代は、ゴールに背を向けながら、絶妙ヒールパス。これを受けた玉田が、難なくループシュートを決め、再びリードを2点に広げた。これで、ほぼ勝負は決まった。

    その後、パワープレーを仕掛けて来る札幌に、終盤は押し込まれることも多かったが、GKキム ジンヒョンの好セーブや、DF陣の踏ん張りなどもあり、札幌にゴールを許さず。ホームゲームでは6月21日の第19節徳島ヴォルティス戦以来となる勝利で、試合後には『Cerezo(さくら)満開』がキンチョウスタジアムに響き渡った。

    蒸し暑さや連戦の影響もあり、札幌の動きが鈍かったのは、相手のバルバリッチ監督も認めるところ。それでも、連戦の条件は同じ。そこで、セレッソとしては、チームの一体感を出して、最後までハードワークを惜しまなかっただけでなく、攻撃陣の奮起により、J1昇格争いのライバルに勝ちきった意義は大きい。「今日は収穫がある勝点3だった」という田代は、「長丁場のJ2では夏が一番大事だと思うので、そこで早く(J1自動昇格圏内の)2位に行けるように頑張りたい」と、セレッソ真夏の反攻へ、さらに気合いを込めていた。

シュート数

12 9
  • 酒本 憲幸(1)
  • パブロ(4)
  • 関口 訓充(1)
  • 田代 有三(2)
  • 玉田 圭司(4)
  • パウロン(2)
  • 福森 晃斗(1)
  • 堀米 悠斗(1)
  • 古田 寛幸(1)
  • 荒野 拓馬(1)
  • 都倉 賢(3)

ゴールキック

6 16

コーナーキック

1 6

直接フリーキック

17 10

間接フリーキック

1 2

オフサイド

1 2

ペナルティキック

0 0