明治安田生命J2リーグ 第8節

2015.4.19 (日) 16:04

ヤンマースタジアム長居

入場者数:17,212人人

セレッソ大阪
  • フォルラン(2')
ザスパクサツ群馬
  • 小林(28')
  • 小林(84')
1-2
1-1 0-1

セレッソ大阪

GK 21 キム ジンヒョン
DF 3 染谷 悠太
DF 14 丸橋 祐介
DF 23 山下 達也
DF 30 椋原 健太 46
MF 2 扇原 貴宏
MF 5 長谷川 アーリアジャスール 64
MF 6 山口 蛍
FW 7 パブロ 46
FW 10 フォルラン
FW 20 玉田 圭司

サブ

GK 27 丹野 研太
DF 37 池田 樹雷人
MF 11 楠神 順平
MF 16 安藤 淳
MF 17 酒本 憲幸 46
MF 31 橋本 英郎 64
MF 32 関口 訓充 46
監督 パウロ アウトゥオリ

ザスパクサツ群馬

GK 23 富居 大樹
DF 16 久富 良輔
DF 5 乾 大知
DF 3 青木 良太
DF 29 川島 將
MF 36 永井 雄一郎 67
MF 8 アクレイソン
MF 30 松下 裕樹
MF 26 江坂 任 81
MF 6 小林 竜樹
FW 18 野崎 桂太 77

サブ

GK 22 北 一真
DF 4 小柳 達司
DF 33 小林 亮
MF 19 黄 誠秀
MF 15 吉濱 遼平 67
MF 11 オリベイラ 81
FW 20 小牟田 洋佑 77
監督 服部 浩紀

監督コメント

  • 【ハーフタイム】
    ・縦パスを優先して、相手コートでプレーしよう
    ・球際を激しくいこう
  • 【試合後】


    「まずはザスパクサツ群馬を称えたいと思います。そして、今日私たちの目指すサッカーが全くできなかった、その内容に関する責任そして敗北という責任は監督である私にあります。さらに自分たちに負けてしまった試合だったと思います。全く言い訳はできません。負けてしかるべき内容だったと思います」


    Q:なぜ、先制しながら相手に攻め込まれてしまったのか?
    「先制点はしっかりと狙い通りの形でを取ることがでました。ただゴール以降は我々のやるべきことを出すことができなかった流れでした。確かに先制点は運という部分もあると思いますが、先制したからといて最初から流れがすべてよかったわけではなかったです。オーガナイズという意味でもディフェンスにおいて今までで一番よくない試合でした。ディフェンスだけでなく中盤もよくなかったし、内容でいえばすべてがよくなかった事になりますが、
    先ほども言いました通り監督である私にすべて私にあります。その原因はしっかりと、これから振り返って考えたいと思います」

    Q:ハーフタイムに「球際を激しく行け」とコメントされましたが、球際の甘さはどこにありましたか?
    「リスペクトがかけていたというより、自分たちに対する誇りを見せることができなかったと思います。少ないチャンスを決めた相手を称えたいと思いますし、我々は決めるべき時に決められなかったと思います」

    Qチームの調子が上がってこないのは、どこに原因があると思いますか?
    「プレーオフ圏内からも外れてしまったということですが、あくまでも一時的なこと、ととらえられるように、長いシーズンの中でしっかりと立て直していかなければいけないと思っています。今までやってきたことが、この2試合において、特に先日の試合の後半、本日の試合、この2試合に渡って出せない時間帯が非常に多かったことが原因だと思います。
    具体的には、センターバックから逆のサイドバックへの展開、大きな展開、縦を意識した攻撃など今までできていたことができなくなっているので、今日の結果は出るべくして出た結果だと思います。そして、プレーオフ圏内すら今いることができていないという高い代償を払いました。しかし長いシーズンですので、しっかり立て直してプレーオフ圏外は一時的なものであったと絶対に言わせて見せたいと思います」

    Q:「自分たちに負けてしまった」とのはどの部分でしょうか?
    「全てにおいて、やろうとすることがミスで終わってしまった、意図することができなかった、やってきたことが出せずに終わってしまった、ということを「自分たちに負けた」という言い方をしました。
    先制点においても、意図とする縦への意識を出してたといえども運に恵まれたところもあったと思います。それも含めて、今日は負けて仕方ない内容であり、全て私の責任であると、重ねて伝えたいと思います」

    Q:次節への決意を教えてください
    「対戦相手がどういうチームかは重要ではないと思っていています。自分たちに負けてしまう試合をしてしまったからです。次の試合がどうなるかは、全て我々次第だと思っています。
    我々が自分のやるべきことをピッチの中で表現していかない限り相手がどこであろうと、相手のチーム順位、歴史も関係ないものになってしまうと思います」

選手コメント

  • 山下 達也選手
    メンタル的なところで負けたと思うので、しっかり試合を見直して何が悪かったか冷静に反省したいと思います。
    (相手に研究されているという感じはしましたか?)自分たちの集中力の問題などもあるので、それほど感じませんが、バタバタした失点だけはもうしたくないです。どうしても中盤で余裕が有る分、もっと前に蹴れば良いのに繋いだりドリブルしたりしたところがあって、そこでミスが起きていた。相手が嫌がることをもっともっとしつこくやっていくのが大事かなと思います。(ホーム連敗は)自分自身責任を感じるし、もっともっと一人一人が去年同様にやっていくしかないと思います。サポーターのブーイングは当たり前だと思うし、そういうゲームをしちゃったからだと思います。

    丸橋 祐介選手
    1点目を入れられた後から崩れてしまって、相手にあわせすぎてしまった。
    まだシーズンは始まったばかりで修正がきくので、切り替えてしっかりと反省していきたいと思います。

    酒本 憲幸選手
    自分の持ち味を出してくれと言われて出ました。(前半は)もっと前からディフェンスに行かせたいなと思ってみていました。攻撃面では長い単発のボールが多かったので、長いボールを意識しながら、もう少し自分たちがボールを持つ時間を長く、ボールを回せるようにしたいなと思っていました。
    (この時期の順位は気にする?)それは見ますし、連敗したらアカンというのは前もJ2でやっていた時に意識していた。連敗すると厳しくなるというのは感じていたし、今も感じているので、ここから立て直さないとアカンと思いますし、立て直すのが楽しみです。

    染谷 悠太選手
    二試合続けて二失点しているので、そこに尽きると思います。(球際が緩かったと感じた?)セカンドボールが相手にこぼれてしまっていたので、まず1発目の弾くところを含めて球際のところがチームとしてもできてなかったのかなと思います。相手を見て入ったというか、幸先良く1点取れたのに、その後で自分たちがギアを上げなきゃいけなかったところを、相手に合わせてしまったというのが考えられると思う。相手が早い内に1点喰らって出鼻をくじかれているところを2点目、3点目を取りに行けるようなチームとしてのオーガナイズが足りなかったと思うので、そこをしっかり修正したいと思います。

    山口 蛍選手
    俺らがやらなきゃいけないことを相手がやって来た。俺らも前から行けば、行けてたと思う。上手く守備もはまらなかったし、攻撃も上手くいってなかった。相手が前から来てたのを上手く剥がせずに、結局は蹴るだけになってしまっていたと思う。もう少し上手く剥がせられたらチャンスを作れていたと思うし、最後の裏に出すボールやクロスの精度だと思います。自分たちの動きも少なく、あっても誰か裏に一人だけ行くだけだったので、もう少し連動した動きが必要だったと思う。攻撃もですが、守備がもっと安定しないとダメだと思うし、ボールにもっと行かないといけないと思う。(前線の運動量が足りない分、後が我慢する時間が長くなってしまっているのでは?)それは割り切っているところでもあるので。前半からセンターバックやサイドバックには下がらずにボールにアタックに行ってくれと試合中ずっと言っていた。アタックに行って相手に抜かれてやられてしまうのなら仕方ないけど、自分たちが受けに回ってしまって、後手に回って失点しているので、それは良くないと思う。

    キム ジンヒョン選手
    今日の失点はスーパーゴールじゃないので、自分が止めれば勝てた試合だったし、責任を感じています。この二試合とも責任を感じています。
    (連敗は)すぐ気持ちを切り替えてやるしかない。これ以上、僕自身も許せないので、責任を持って、残り全試合ゼロで抑えることだけ考えていきたいです。

    関口 訓充選手
    前半、点が早い時間に取れていたが、押し込まれる時間帯が多かった。自分は前よりプレッシャーをかけられるところはかけて、相手をもうちょっと押し込めたらいいなと思ってピッチに入っていきました。前から動いて、パスコースを作ってやれれば、ボール保持者に対して、いろんな選択肢も増えると思うし、それを判断できる選手はたくさんいるので。パスコースを作って上げられるように、どのポジションに出ても、顔を出してやれたらいいなと思ってやっていました。
    (ハーフタイムの交代準備時や、出場時、プレー時での関口選手への声援がものすごく大きかったが、その期待感を受けての思いは?)プロである以上、結果がすべてなので。負けてしまい、サポーターの期待に応えられず、非常に残念な思いです。チームとしても悔しい思いをしましたが、シーズンは長いので、まだまだ下を向いていくわけにはいかないと思うし、今日の反省を生かして、後半、取れるときに、点を取らなきゃいけないと思うし、取れなかったから、一発でやられてしまったところがあるので。今度は、これを勝ちに持っていける試合展開に持って行ければいいなと思います。
    (しっかり守られてカウンターという相手に続けてやられてしまったところで、チームの様子について?)でも、下を向く必要はないと思いますし、練習から危機感を持ってやっていけば、絶対に変わってくると思うので。J2はどのチームも拮抗していて大変(なリーグ)だと思うし、今日も千葉が負けているように、勝ったり負けたりというのが繰り返し起こるところもあると思いますが、ここで連勝できるチームがJ1に昇格できると思うので。自分たちは連敗しましたが、次の試合にもう1回切り替えて、ここから勝点を積み重ねていけるようにやっていくだけです。

試合後記

  • 壁にぶち合ったアウトゥオリ・セレッソ。ホーム2連敗を喫する。

    明治安田生命J2リーグ戦第8節、セレッソ大阪は、ザスパクサツ群馬に1-2と逆転負けを喫し、これでホーム2連戦で2連敗という最悪の結果となってしまった。順位も、J2昇格プレーオフ圏内からも転落し、9位に後退。序盤戦とはいえ、1年でのJ1復帰に向けて、大きな壁にぶち当たるような状況になってしまった。一方の群馬は、連敗を3でストップし、16位に浮上。対セレッソ戦では2008年以来となる勝利となった。

    今週別メニュー調整が続いたカカウがメンバーから外れ、玉田圭司が2試合ぶりに先発に名を連ねた、この一戦。試合の入りでは、その玉田が絡んで、セレッソが幸先良く先手を取った。開始2分、山下達也からのロングフィードをフォルランがヘッドでそらし、そのボールを受けた玉田がペナルティーエリアへ侵入。玉田はシュートこそ打てなかったものの、粘り強くキープし、ラストパスを出すと、走り込んだフォルランが左足で押し込んだ。チームが今季推し進める『縦への意識』の表れた形で、決めるべき選手が決めて、前線のコンビもうまく機能。それだけに、今後も得点を積み重ねられるのではないかという期待感も生まれた。

    しかし、「先制したからといって最初から流れがすべてよかったわけではなかった」と、アウトゥオリ監督。群馬の「守備を徹底して、スライド、ファーストディフェンダー、球際(の強さ)、そういうものをしっかりと、速くやる、強くやることを徹底して臨んだ」(服部浩紀監督)戦い方に、後手を踏む。相手のプレスを受けて、ミスやバックパスも増え、CKやスローインを許す場面も目立ち始めた。そのなかで、29分の失点も、いわば必然だったのかもしれない。この試合がJデビューとなる群馬DF川島將のロングスローからの、ふわっとしたボールをクリアしきれず、ルーズボールを小林竜樹に決められた。さらに、前半終了間際にもピンチを招いたが、キム ジンヒョンの身体を張った守備もあり、なんとか1-1で折り返した。

    流れのよくないなか、ハーフタイムでアウトゥオリ監督が動いた。今季初めて、後半開始からの2枚替えを実行。精彩を欠いたパブロと椋原健太に代えて、関口訓充と酒本憲幸を投入した。特にサポーターからの大歓声を受けた関口は、「パスコースを作って上げられるように、どのポジションに出ても顔を出してやれたらいいなと思っていた」というプレーで、持ち味の攻守でのハードワークを発揮して、チームを活性化。桜の32番を中心に、サポーターの大きな応援コールとスタジアムが作り出す雰囲気も力に代えて、セレッソが攻勢を強めていく。さらに、64分にも最後のカードとして橋本英郎を送り込み、勝負をかけたアウトゥオリ・セレッソ。しかし、相手の牙城を崩すまでには至らない。

    すると、84分、一瞬の隙を突かれた。橋本のクロスから山口蛍がボレーシュートを放ったあとの、群馬のゴールキックからの流れだった。群馬のつなぎをなかなか奪えずにいると、川島の左クロスからのこぼれ球を、再び小林竜樹にヘッドで押し込まれた。53分と56分のピンチは好守で防いでいたキム ジンヒョンだったが、この瞬間はさすがに弾き返せず。「責任を感じていますし、自分が許せない」と自らを責めたが、彼だけの問題ではないことも明らかだ。「セレッソは守から攻は速いが、攻から守は遅かったので、そこはキーになると思っていた」というのは、群馬DF青木良太。今のセレッソのウイークポイントを的確に突かれた、痛恨の失点だった。終了間際には、山下を前線に上げてパワープレーも試みたセレッソだが、結局、1-2のまま終了。ホームスタジアムにブーイングが響き渡るのも、これまた必然のことだった。試合後、パウロ アウトゥオリ監督も、「全く言い訳はできない。負けてしかるべき内容だった」と、チームを代表して反省の弁を述べていた。

    喫してしまった2連敗は、もう消すことはできない。だからこそ、ここからの切り替えと奮起が重要になるセレッソ。「下を向く必要はないと思うし、練習から危機感を持ってやっていけば、絶対に変わってくる」というのは、J2の難しさをよく知る1人、関口。「ここで連勝できるチームがJ1に昇格できると思うので。自分たちは連敗したが、次の試合にもう1回切り替えて、ここから勝点を積み重ねていけるようにやっていくだけ」と、気丈に前を向いた。絶対無二の目標、J1復帰に向かって、今の桜の戦士たちに落ち込んでいる暇はない。

シュート数

11 8
  • 丸橋 祐介(1)
  • 山下 達也(1)
  • 扇原 貴宏(1)
  • 山口 蛍(1)
  • フォルラン(5)
  • 玉田 圭司(1)
  • 関口 訓充(1)
  • 永井 雄一郎(2)
  • アクレイソン(1)
  • 江坂 任(1)
  • 小林 竜樹(3)
  • オリベイラ(1)

ゴールキック

8 19

コーナーキック

7 6

直接フリーキック

7 7

間接フリーキック

0 2

オフサイド

0 2

ペナルティキック

0 0