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U-17 オランダ遠征レポート(6)
オランダ遠征6日目。
「YANMAR HANASAKA International Youth Cup 2026」も、いよいよ最終日を迎えました。
昨日までの試合で出た課題を整理し、最終日は「この遠征で何を残すか」を意識して、3試合に臨みました。
■ 第4試合 SC Cambuur U-19
10:00キックオフ (18分×2) @Almere City FC 天然芝
セレッソ大阪U-17 vs SC Cambuur U-19 (SCカンブールU-19)
結果:0-3(0-1、0-2)


昨日の反省を生かし、立ち上がりから集中して試合に入りました。
3分には、コーナーキックから榊原選手がボレーシュートを放ちましたが、相手GKのスーパーセーブに阻まれます。
その後も積極的にプレーしましたが、前半終了間際にロングシュートを決められ、0-1で前半を終えました。
後半は、スピードのある相手ストライカーに背後を突かれ、後半4分、14分と失点。0-3で試合終了となりました。
結果は悔しいものとなりましたが、立ち上がりの入り方や、相手に対して積極的にプレーする姿勢など、昨日からの改善も見られました。
■ 第5試合 FC Twente U-19
14:30キックオフ (18分×2) @Almere City FC 人工芝
セレッソ大阪U-17 vs FC Twente U-19(FCトゥウェンテU-19)
結果:0-2(0-1、0-1)

2試合目も、立ち上がりからアグレッシブにプレッシャーをかけ、ボールを奪う場面を作りました。
14分には竹添選手がサイドで相手をかわしてクロス。毛利選手がシュートまで持ち込みましたが、相手GKのセーブに阻まれます。
上位チームとの対戦ということもあり、個人の技術、スピード、フィジカルなど高い能力を持つ選手が多い中、少しずつ相手の強度にも対応できる場面が増えてきました。
しかし、前半終了間際にサイドを崩されて失点。後半にはPKから追加点を許し、0-2で試合終了となりました。
海外の高い基準の中でも、自分たちの技術を発揮し、相手に対応できる選手が出てきたことは、この遠征での一つの成果です。
■ 第6試合 ADO Den Haag U-19
15:00キックオフ (18分×2) @Almere City FC 天然芝
セレッソ大阪U-17 vs ADO Den Haag U-19(ADOデン・ハーグU-19)
結果:2-3(2-0、0-3)

大会最後の試合は、9・10位決定戦。
ここまで大会でまだ勝利がなく、「最後は必ず勝って終わりたい」という思いを持って試合に入りました。
選手たちは前からのプレッシャー、素早い切り替え、球際、技術、そして戦う姿勢を全面に出し、最後まで必死にプレーしました。
開始3分、毛利選手のアシストから有山選手がゴール。さらに16分には、林選手のアシストから毛利選手がドリブルで相手をかわしてゴールを決め、2-0。前半を2-0で終え、待望の初勝利が見えてきました。
しかし後半9分、クロスがオウンゴールとなり1点差に。その後もチャンスを作りながら追加点を奪えず、16分、17分には立て続けにサイドで1対1の勝負を仕掛けられて失点。2-3と逆転を許し、そのまま試合終了となりました。
あと一歩のところで勝利を逃し、選手たちにとって非常に悔しい結果となりました。
◆ 試合詳細はこちら
■ 大会を終えて
今大会は、最後まで自分たちの力を十分に発揮しきれなかった悔しさが残る大会となりました。
一方で、オン・ザ・ピッチ、オフ・ザ・ピッチの両面で、現地の環境に対応し、適応していく力やコミュニケーション力を見せる選手も出てきました。
対戦したチームは、個人の技術、スピード、フィジカルなど、さまざまな面で高い能力をもっていました。
その中で改めて感じたのは、上のカテゴリーとの対戦を通して、試合への入り方や準備の重要性、そして個人能力の高い相手に対して、どう自分たちのサッカーを表現し、攻略していくのかということです。
自分たちの持っている技術やポゼッション、攻撃的なサッカーを、どうやってゴールや勝利につなげていくのか。
大会を通して、多くの課題が見つかりました。
大会後、対戦した各チームの監督にもセレッソ大阪U-17の印象を聞きました。
「基本技術は高く、面白いサッカーをする。ポゼッションも上手い。ただ、怖さがない」という声がありました。
さらに、仕掛けること、1対1で勝負すること、多少強引でもシュートを打つこと。そして、ゴールへの意識や勝利への執念を、もっと高く持ってほしいというアドバイスもいただきました。
今回の経験を、ただ「良い経験だった」で終わらせるのではなく、これからの成長につなげていかなければなりません。
■ 決勝・閉会式
その後、決勝戦と閉会式が行われました。
大会優勝は、今大会でセレッソ大阪U-17も対戦したAZ Alkmaar(AZアルクマール)となりました。
セレッソ大阪U-17は10位となりましたが、フェアプレーへの姿勢が評価され、フェアプレー賞をいただきました。

FCフローニンゲンU-19を率いるのは、元オランダ代表のスター選手、アリエン・ロッベン監督。
貴重な機会に、記念撮影をさせていただきました。

この遠征のキャプテン・長谷川選手と、アルメレ・シティFCのキャプテンとの記念撮影。

今回の遠征では、サッカーだけでなく、YANMAR EUROPEの工場見学やアルメレ・シティFCとの交流など、さまざまな経験をさせていただきました。
アルメレ・シティFCの皆様、YANMAR EUROPEの皆様、そして大会関係者の皆様には、素晴らしい環境と貴重な機会を用意していただき、本当にありがとうございました。


また、今回の遠征を支えてくださったハナサカクラブの皆様、日頃からセレッソ大阪アカデミーを支援してくださっている皆様にも、心より感謝申し上げます。

選手たちは、多くの方々に支えていただいていることを改めて感じる遠征となりました。
今回の悔しさを、次の成長への力に変えて、ここからまた新たな競争が始まります。
そして、いつかこの経験を糧に、世界へ羽ばたく選手がこの中から出てくることを願っています。
「YANMAR HANASAKA International Youth Cup 2026」に関わってくださったすべての皆様、本当にありがとうございました。
(セレッソ大阪アカデミーマネージャー 猿田 浩得)
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