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Match Review

  • 5/24 岡山戦
  • メディア

明治安田J1百年構想リーグの地域リーグラウンドは3連勝で締めくくり、WESTグループを2位で終える



試合データ(選手・監督コメント/スタッツ)

https://www.cerezo.jp/matches/result/2026052403/

6-1の大勝を収めた前節・名古屋グランパス戦から中6日。セレッソ大阪は、ファジアーノ岡山のホームに乗り込み、明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンド第18節に臨んだ。地域リーグラウンドとしては最終節となる今節。勝てばWESTグループ2位を確定できるとあって、選手たちは強い気持ちで試合に挑んだ。先発は前節から1人変更。名古屋戦で負傷した奥田勇斗に代わって大畑歩夢が左サイドバックに入り、3試合ぶりのスタメンとなった。



立ち上がりはホームの岡山の圧を受ける展開に。1分、スローインの流れから自陣左サイドを崩されると、岡山の右ウイングバック白井康介のクロスがファーに流れたところから左ウイングバックの山根永遠が巻いたシュートを放つ。前回対戦で1得点1アシストと活躍された山根に再び決定的なシュートを打たれたが、ここは中村航輔が懸命に手を伸ばしてビッグセーブ。開始早々の失点は防いだ。5分過ぎからセレッソもボール保持で押し返すと、8分に先制。右サイドで柴山昌也、石渡ネルソンを中心にボールをつなぐと、ディオン クールズのパスに抜け出したのは横山夢樹。「左から右に抜けて、そのタイミングで味方が右サイドでパスをつなぎながらリズムを作っていたので、自分も絡もうと思って中に動き出した」と自在にポジションを変えてボールを受けると、右足を一閃。GKも届かないファーサイドへ決め切るゴラッソを叩き込み、2試合連続となるゴールを奪った。それでも序盤は岡山の攻勢を受ける。ただし、試合前に「サイドに振られたり、揺さぶられても最後のところで体を張って守ることが大事。スライドをしっかりして、全員で守りたい」と田中駿汰が話していたように、サイドを広く使われて押し込まれても、中は人数をかけて守り、岡山に決定打は許さない。20分過ぎからはセレッソもペースを握り返し、チャンスを作っていく。26分、柴山のパスに抜け出したチアゴ アンドラーデのクロスにクールズが飛び込み好機を迎えると、36分に決定機。大畑歩夢のパスを受けた中島元彦が相手を交わして中へクロス。チアゴがトラップして逆サイドへパスを送ると、走り込んだ柴山が左足で狙ったが、わずかに枠を外れた。42分には、ウェリック ポポの落としから小倉幸成にミドルシュートを許す。崩された形だったが、DFが体を寄せてブロック。何とか枠外に弾き出した。すると45分に再び決定機。石渡がボールを奪い、横山が縦に突破して右足アウトサイドでクロス。ただし、タイミングよく飛び込んだ中島が触る直前で相手DFのクリアに遭い、得点とはならず。前半は岡山に押し込まれる時間も長かったが、1点リードで折り返した。





後半も立ち上がりは自陣左サイドを突かれて立て続けにCKを与えたが、中村航輔の好守も含めて失点は防ぐと、56分に追加点。相手の中盤でのトラップミスを奪った石渡が素早く前にパスを送り、カウンターを発動。4対3と数的優位な状況を作り出すと、石渡からボールを受けて運んだ中島が前節に続いて横山へ絶妙なパスを供給。ファーストタッチで前にボールを置いた横山がそのまま運び、出てきたGKをループで外してゴール。お手本のようなカウンターで仕留めた。2試合連続2得点と波に乗る横山は2分後にもシュートチャンスを迎えたが、ここはクロスバーを越えてハットトリックとはならず。その後、3枚替えで前線の配置も変えて圧力を強めてきた岡山に対し、71分に失点。自陣左サイドのポケットを取られると、ゴールラインを割ったと、一瞬、セルフジャッジで足を止めたところを突かれ、途中出場のレオ ガウショに決められた。1点差に迫られたセレッソも75分、76分と立て続けに決定機。ただし、前者は柴山のシュートを相手GKがビッグセーブ、後者はクールズのシュートがクロスバーを叩き、ゴールならず。それでも81分、直前に交代で入った上門知樹がファーストプレーでゴールを決めて、セレッソが再びリードを2点に広げた。この場面では、同じく途中出場の櫻川ソロモンがしっかりとボールをキープし、前を向いてスルーパス。「ソロ(櫻川)が優しいボールをくれました。右にボールを置けたので、振り抜くだけでした。『入れ!』という思いで打ちました」(上門)と右足を振り抜いた背番号7。約1年ぶりとなる復帰後初ゴールに選手たちも一斉に駆け寄り歓喜の輪が広がった。ただし、「リスペクトしている」(上門)古巣から決めた本人はノーセレブレーション。喜びは心に留めた。このまま3-1で逃げ切りたい試合だったが、90分に失点。再び1点差に迫られたが、その後は櫻川が前線で上手く時間を使うとともに、80分以降は3バック(5バック)で逃げ切りを図った守備も最後まで1点のリードを守り切り勝利。地域リーグラウンドを3連勝で締めくくり、WESTグループ2位を確定させた。





WESTグループ2位という結果に対し、アーサー パパス監督は、「試合前、『シーズン終盤に何かを勝ち取れるチームになっていきたい』と選手たちに話した上で、今日しっかりやってくれたので、一つ段階は上がった」と評価した上で、「さらにトップ争いをしていくためには、ステップをさらに踏んでいく必要はある」と目線を上げて、引き締めた。今季から田中駿汰とともにキャプテンを務めた畠中槙之輔も、「2位という順位を取れたことは良かったですが、ここまで来たら、落とした試合の重みは大きかったと思う。2位で満足する選手が多いのか、1位を取れたよね、と悔しがる選手が多いのかで来シーズンは変わってくると思います」と総括。両者の言葉からは、満足感より渇望感が伝わってきた。逃した“頂”へ挑戦する舞台は次なる26-27シーズンになる。その前に明治安田J1百年構想リーグの最終順位を決めるプレーオフラウンドが待っている。セレッソは、EASTグループを2位で終えたFC東京とホーム&アウェイで争い、3位を目指す。まずはホームでの第1戦に勝利し、第2戦へ良い形でつなげたい。

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