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Match Review

  • 10/25 千葉戦
  • メディア

後半アディショナルタイムにドラマ。敗色濃厚な試合を櫻川ソロモン、横山夢樹のゴールで、土壇場で追いつく



試合データ(選手・監督コメント/スタッツ)

https://www.cerezo.jp/matches/result/2026102504/

前節の明治安田J1リーグ第11節・名古屋グランパス戦から中3日。セレッソ大阪は、ホームに戻り、ジェフユナイテッド千葉との明治安田J1リーグ第12節に臨んだ。千葉とのJ1での対戦は2006年以来20年ぶり。公式戦8連戦の6試合目となる今節。先発は前節から3人変更。出場停止明けのジャクソン アーバインと大畑歩夢が戻り、右ウイングバックには中村拓海が入った。



心配された雨も弱く、風の影響もない天候で始まった試合は立ち上がり、セレッソが掌握。ボールをつないで敵陣に入ると、失った後の切り替えも早く、高い位置で奪って押し込む。ただし、シュートに持ち込めず決定機を作り切れずにいると、徐々に千葉の攻撃を受ける回数も増えていく。特に手を焼いたのがエリソン。21分、独力でエリア内まで運ばれてピンチを招くが、ここは井上黎生人が戻ってブロック。懸命に防いだが、次のピンチで失点。23分、自陣左サイドからのクロスを収めたエリソンがシュート。ここはGK中村航輔がビッグセーブを見せるも、その後のクリアが中途半端になったところを拾われて、2次攻撃を受けると、エリソンのパスから最後は姫野誠に決められた。直前のプレーでオフサイドを主張していたディオン クールズの反応が遅れた格好となった。ここから攻撃のギアを上げたいセレッソだったが、前半はパスのつながりを欠いてスムーズに前進できず、シュートまで持ち込めない。唯一のチャンス36分。パブロ サバックが起点となって左サイドへ展開。大畑のクロスに小見洋太が合わせたが、鳥海晃司のブロックに防がれてゴールならず。前半は決定機を作り切れず、1点ビハインドで折り返した。





後半、パブロ マチン監督は中村拓海に代えて櫻川ソロモンを投入。櫻川とサバックの2トップ、布陣も4-4-2に変更した。反撃に出たいセレッソだったが、47分に2失点目。再びエリソンを止めることができず、独力で運ばれミドルシュートを決められた。このままでは終われないセレッソも後半から入った櫻川が前線で起点を作るなど押し込む時間も増やすと、67分には横山夢樹が入り、攻撃はさらに加速する。77分、横山のカットインからのクロスを起点に最後は混戦の中から田中が押し込むが、わずかに枠の外。81分、82分にも横山がカットインからシュート。ただし、前者はクロスバーを越えて、後者はGKの好セーブに阻まれた。87分にも横山が縦に突破してクロス。逆サイドに流れたところを拾ったアーバインのクロスにサバックが合わせて決定機も、ヘディングシュートは枠を外れた。後半は攻勢に出続けながらも1点が遠いセレッソだったが、後半アディショナルタイムに意地を見せた。まず90+4分、相手の決定機を井上が懸命なブロックで防ぐビッグプレーを見せると、90+6分、香川真司のCKをニアで井上が逸らし、櫻川が相手DFに囲まれながらも胸で止めて「気持ちで押し込んだ」シュートを決めた。このゴールでスタジアムの空気が一変すると、90+8分、大畑が粘ってボールを奪取。そこから横山がドリブルで中央へ切れ込み右足を振り抜くと、見事な弧を描いたシュートが逆サイドネットに突き刺さった。その1分後には、香川のパスを受けたサバックが反転してシュート。良い形を作ったが、ここはクロスバーを越えて逆転とはならず。直後に試合は終了。敗色濃厚な試合の中から追いつき、勝点1を獲得した。





もっとも、展開こそ劇的だったが、試合全体を通してみれば千葉のゲーム。セレッソとしては危機感も募る内容に。「今日に関しては、『よく引き分けた』では絶対に終わらせたくない」と香川も厳しい表情を浮かべた。ここから中2日でルヴァンカップ水戸ホーリーホック戦、さらに中2日でリーグ鹿島アントラーズ戦とアウェイが続く。連戦の最後を締めくくる1週間へ向けて、内容の修正とともに心身のリカバリーに務めたい。

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