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Match Review

  • 10/10 横浜FM戦
  • メディア

リーグ再開初戦はスコアレスドロー。集中力を切らさず無失点も、得点の形を作り切れず攻撃に課題を残す



試合データ(選手・監督コメント/スタッツ)

https://www.cerezo.jp/matches/result/202610108/

代表ウィークが明けて再開された明治安田J1リーグ。セレッソ大阪は、ホームに横浜F・マリノスを迎え、明治安田J1リーグ第9節に挑んだ。天皇杯3回戦・鹿児島ユナイテッドFC戦から中2日での連戦。先発は7人を変更。1トップにはパブロ サバックが入り、リーグ戦としては加入後初スタメンとなった。



立ち上がり、前からプレスに行く意識は高かったセレッソだが、6分、7分と自陣でボールを奪われてショートカウンターを受けてピンチも招く。攻撃では直近の公式戦3試合連続ゴール中のルーカス フェルナンデスを起点にチャンス。20分には高い位置で相手のパスをカットしたルーカスからサバックへパスが渡り、ゴールに迫る。23分、横浜FMの右ウイング近藤友喜に縦を突破されてクロスから被決定機も、天野純のシュートはヒットせず、事なきを得た。31分にはセレッソアカデミー出身、鈴木冬一の突破を井上黎生人が阻止。これまでのリーグ戦8試合中7試合で先制している横浜FMの攻撃を防ぐと、42分、CKからルーカスのキックがGKの背後を超えて直接枠へ向かったが、直前で相手DFにクリアされてゴールならず。すると44分、井上の縦パスがサバックに入ったところを狙われショートカウンターを受けると、最後は近藤のクロスに逆サイドから走り込んできた宮市亮に頭で合わせられたが、ここもクロスバーの上。崩された形だっただけに、胸をなでおろす結果となった。このままスコアは動かず前半は終了。セレッソとしては思うように攻撃の形を作れずピンチの数も多かったが、何とか無失点で終えて後半につなげた。





後半も横浜FMのサイド攻撃から46分、48分とピンチを招いたが、ディオン クールズのクリアなどセレッソも中を固めてゴールは許さない。すると前半は沈黙していた横山夢樹が後半の立ち上がりに躍動。49分、53分と左サイドの高い位置でボールを受けて縦に突破。得点の可能性を感じさせると、58分にはサバックの落としを受けてシュート。強烈な弾道でニアへ飛ばしたが、GKの好セーブに防がれた。前半から近藤の突破を許す回数が多かったハビ エルナンデスが53分に交代。3CBの左に鷹啄トラビスが入り、J1デビューを飾った。もっとも、自身にそうした感慨にふける余裕はなく、「フワっと入らないように、集中して入ることを心掛けた」(鷹啄)と神経を研ぎ澄ませてピッチに入った。守備の処置を施しながら攻撃にも転じたいセレッソは、62分、ルーカスに代えて小見洋太、71分にはサバックと横山に代えて香川真司と岡澤昂星を投入。小見の1トップに香川と岡澤をシャドーに並べる配置となった。スピードのある小見には「背後に抜ける動き、相手を引っ張る動き」、香川と岡澤には、「高い位置からの守備と試合のコントロール」を求めたパブロ マチン監督。その交代策の中で、特に香川がボールを受けて周りを動かすことで攻撃はスピードアップ。自身もドリブルでカットインして中へクロスを上げるなど惜しい場面も作った。後半の中盤以降は横浜FMの攻撃を抑えていたセレッソだが、85分に大ピンチ。ただし、ゴール手前で放たれた相手のヘディングシュートをクールズが体に当ててブロック。88分にも大畑歩夢が相手のシュートをブロック。守備陣の体を張った守りに応えたい攻撃は90+5分、ラストプレーでビッグチャンス。GK中村航輔のキックからクールズが競り勝ちボールを落とすと、巧みなトラップで背後にボールを運んだ小見が右足を一閃。前に出ていた相手GKの虚をつくシュートを放ったが、惜しくもサイドネット。劇的な決勝弾とはならなかった。試合はこのまま0-0で終了。リーグ戦4試合ぶりの勝利とはならず、ホームでは2試合連続のスコアレスドローとなった。





試合後、無失点に抑えた立役者の一人である井上は、「危ないシーンもたくさん作られましたが、結果的に失点ゼロで抑えたことは、ディフェンスとして最低限の仕事はできたと思います」と安堵した一方、「チームとしても個人としても、(さらなる)積み上げが必要」と危機感も滲ませた。得点に至る形を作り切れなかった攻撃のさらなるブラッシュアップを図り、ルヴァンカップを挟んで迎える次節のホーム・川崎フロンターレ戦こそリーグ戦5試合ぶりの勝利を目指す。

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