Match Preview
- 9/29 藤枝戦
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敵地から始まる頂点へ向けた挑戦。ルヴァンカップのタイトル獲得へ向けた第一歩を力強く踏み出したい
直近の公式戦、V・ファーレン長崎との明治安田J1リーグ第8節から中9日。セレッソ大阪は、Jリーグ ヤマザキビスケット ルヴァンカップ 1stラウンド2回戦に挑む。相手はJ2リーグに所属する藤枝MYFC。舞台は藤枝のホーム、藤枝総合運動公園サッカー場。キックオフは29日19時となっている。
この一戦に向けてひときわ気持ちを高めている選手が岡澤昂星。2025シーズンに期限付き移籍で藤枝へ加入すると、今年の上半期も移籍期間を延長して藤枝でプレー。明治安田J2・J3百年構想リーグではデュエル勝利数で1位に輝くなど、大きく成長を遂げた。岡澤自身、「僕にとっては初めてのJ2で、1年半お世話になって、本当に良いチームに行けたと思っています。藤枝だったから成長できて、セレッソに戻ることもできたと思います。感謝の気持ちしかありません」と藤枝での1年半を振り返っている。今シーズンセレッソに復帰する際、藤枝側で出したリリースには、「また必ずどこかでお会いできると思うので、その際はいつものように温かい藤枝MYFCで迎え入れてください」という文面も残していた。その機会が早速、訪れたとあって、「すごく楽しみ」(岡澤)と胸は高鳴る。両チームのサポーターから注目される舞台でどのようなプレーを見せるか刮目したい。また、今回の一戦は、各国代表や年代別代表に招集されている関係で、ジャクソン アーバイン、ディオン クールズ、横山夢樹、エゼモクェ チメヅェ海が不在。その分、これまでのリーグ戦では出場機会の少なかった選手たちにも出番が回ってくる可能性は高い。その中の一人、鷹啄トラビスは、水戸ホーリーホック時代に対戦経験もある相手との試合へ向けて、「トーナメントは何が起こるか分からない。自分たちのやるべきことを100%以上でやらないといけない。もしボールを握られても、持たせていると考えて崩れないようにしたい。その上で決めるところをしっかり決めることが大事」と試合に向けてイメージを高めている。勝利はもちろん、リーグ戦へ向けて選手層を厚くしていくためにも、この試合でチャンスを得た選手たちの奮闘に期待したい。.jpg)
藤枝は公式戦5連戦の4試合目と過密日程の最中。直近のリーグ戦は大分トリニータとのアウェイゲームであり、そこから中2日でこの試合を迎える。したがって、何人かの主力選手とともにフレッシュな選手も混ぜて臨んでくる可能性が高い。セレッソから育成型期限付き移籍中の金本毅騎は契約上出場不可となっているが、FC東京から期限付き移籍中の北原槙や、柏から育成型期限付き移籍中の島野怜ら、J1クラブから武者修行している選手たちのモチベーションは高そうだ。百年構想リーグから指揮を執る槙野智章監督の下、チーム一丸で向かってくる相手に対し、セレッソとしては守備でのリスク管理を徹底しつつ、攻撃で相手の5バックをこじ開けていかなければならない。また、掲げられるボードが注目を集めるセットプレーにも警戒が必要。「(藤枝は)セットプレーをかなり入念に練習します。百年構想リーグからセットプレーで取ることは多かったですし、そこからまた種類は増えていると思うので、気を付けないといけない」と岡澤も実感を込めて話す。約1週間前に行われた天皇杯3回戦で藤枝は京都サンガF.C.に0-1で敗れたが、失点は88分であり、善戦を見せた。それだけに、日程的には厳しくても、再びのJ1相手となるこの試合に向けてモチベーションを高めていることは想像に難くない。セレッソとしても、「100%以上をしっかり出すこと」(パブロ マチン監督)を心掛けながら気を引き締めて、立ち上がりから集中して試合に入りたい。
敵地から始まる頂点へ向けた挑戦。新体制となり臨んでいる今シーズン、ルヴァンカップのタイトル獲得へ向けた第一歩を、ファン・サポーターを含めたチーム全員で力強く踏み出したい。
試合前日コメント
パブロ マチン監督
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Q:直近のV・ファーレン長崎戦後、オフを挟んで、この試合に向けて重点的にトレーニングしてきたことは?
「休みの期間を使って充電できたと思います。フィジカル的なコンディションも、この休暇で回復できました。そこから試合に向けて5日間トレーニングをしました。取り組んできたことは、攻守にゲームモデルに沿った形をもう一度、落とし込むこと。そこが主でした。ケガ明けで戻ってくる選手もいます。次の試合はJ1の意地を見せないといけません。スカッドとしては少ない人数ですが、全員で戦うこと。全員にとってチャンスの試合ですので、出た選手はそのチャンスを生かすことを意識してもらいたいと思います」
Q:代表選手が不在のスカッドを考えると、これまでリーグ戦では出場機会の少ない選手たちが出場する可能性も高いと思われます。チームの底上げを考えても、彼らに期待する部分は大きい?
「おっしゃる通りです。出番の少なかった選手たちは、ここで能力を見せるチャンスです。今まで出場時間が少ない選手にも信頼を置いています。一発勝負のカップ戦ですが、しっかりと自分の力を見せてくれると確信しています。元々、今シーズンのスカッドに関しては、クラブと一緒に話をして、できるだけ少ない人数で全員に出番が回ってくるように、という狙いも含めた構成です」
Q:藤枝MYFCの印象と、試合のポイントについて
「すごく良いチームだと思います。セットプレーも強みにしています。システムのところでは、見た感じ、攻撃では4-3-3・守備では5-4-1と可変するスタイルです。試合に関しては相手がJ2でも関係ありません。一発勝負は何が起こるか分かりません。100%以上をしっかり出すこと、良い入りをすること、僕も含めて一人ひとりが良い準備をして臨むことが大事になります。全ての要素をしっかり詰めて、勝利で終われるようにしたいです」
岡澤 昂星選手
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Q:今シーズン、セレッソに復帰する際、藤枝側で出したリリースでは、深い感謝の気持ちとともに、「また必ずどこかでお会いできると思うので、その際はいつものように温かい藤枝MYFCで迎え入れてください」という文面もありました。その機会が早速、訪れた形になりましたが、試合を明日に控えた現在の心境について
「シーズンが始まって、ルヴァンカップの組み合わせが決まった時、『藤枝とやれる』と思ったことがすごく嬉しかったです。藤枝は力のあるチームなので、必ず勝ち上がってくると思っていました。すごく楽しみな一戦です」
Q:1年半プレーした藤枝の長所と試合のポイントはどう考えていますか?
「藤枝の選手は技術のある選手が多く、流動的なサッカーをしてくる上に、槙野監督になって強度も求められるようになりました。球際や走力はJ2の中でもトップクラスだと思います。J1通用する選手も揃っています。試合の中では、細部のセカンドボールや走り負けないことが特に大事になると思っています」
Q:J1相手ということで、槙野監督も選手たちを鼓舞して向かってくると思われます。そうしたチーム全体のモチベーションの高さも警戒するところでしょうか?
「そうですね。槙野監督は選手時代からそうですが、すごくモチベーションが高い方ですし、チームや選手にも良い影響を与えてくれます。相手が高いモチベーションで来ることは間違いないです。天皇杯では京都に負けて、カップ戦はルヴァンカップしか残っていないので、僕らもそうですが、藤枝としても落とせない試合になると思います。受けて立つのではなく、自分たちから試合を動かせるように、立ち上がりからしっかり戦っていかないと危ない試合になる。気を引き締めながら、チーム一丸で試合のスタートからしっかり臨みたいと思います」
Q:両チームのサポーターから注目される舞台になると思いますが、勝利のために、個人としてはどのようなプレーを見せたいですか?
「まずは自分の長所であるハードワークや球際は発揮しながら、積極的にゴール前にも顔を出して、得点やアシストも狙いたいです。チームの勝利もそうですし、藤枝に対して恩返し弾というか、成長させてもらったチームなので、そういう形で感謝の気持ちを伝えることができたら良いなと思います」