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Match Review

  • 8/15 福岡戦
  • メディア

新体制における初のアウェイゲームは0-3の完敗。後半に見えた光明を次節に生かしたい



試合データ(選手・監督コメント/スタッツ)

https://www.cerezo.jp/matches/result/2026081509/

見事な逆転勝ちを収めたファジアーノ岡山との開幕戦から中6日。セレッソ大阪は、連勝を目指して敵地に乗り込み、アビスパ福岡との明治安田J1リーグ第2節に臨んだ。先発は開幕戦から1人変更。ホルシュタイン・キール(ドイツ)へ期限付き移籍した髙橋仁胡に代わり、大畑歩夢が左ウイングバックに入った。



立ち上がりはドルトムント戦や岡山戦でも機能したディオン クールズ、中村拓海、香川真司で組む右サイドからチャンスを作る。9分には、カウンターから左サイドで横山夢樹がドリブルで持ち込みカットインからシュート。惜しくも枠には行かなかったが、可能性のあるフィニッシュを放った。ただし、10分を過ぎたあたりから福岡のプレスに対してボールを前に運べなくなると、12分、自陣左サイドではめられて、クロスから決定機を与えてしまう。ここはウェリック ポポのヘディングが枠を外れて事なきを得たが、以降も試合の流れは変わらない。「距離感も悪かったですし、セカンドボールもなかなか自分たちのボールにできず、相手に拾われて相手のペースになっていた。前半の飲水タイムで何かしら変えることができれば良かったのですが、前半はそのままズルズル行ってしまった」と試合後に田中駿汰も振り返ったように、その後も後ろに重く、WBが高い位置を取れないまま試合が進むと、35分に失点。左右に揺さぶられ、最後は自陣右サイドからのクロスに逆サイドのファーで競り負けて、混戦になった中央で相手に押し込まれた。それでも、悪い流れなりに1失点で前半を終えることができれば良かったが、43分に2失点目。サイドからのクロスをクリアしたボールを拾われて、ミドルシュートを叩き込まれた。失点シーンを見れば、クロス対応やセカンドボールの争いで課題が残った形となったが、相手のプレスを回避できず、自陣に閉じ込められたビルドアップの不全が前半の流れを呼び込んだとも言えた。





後半開始から岡澤昂星に代えてジャクソン アーバインが入った。「0-2だったので、僕たちは失うモノがなく、相手は下がる。そうした状況もあり、後半は前進することは簡単になりました」と試合後にアーバインも話したが、後半はセレッソがボールを握って敵陣に入る時間が増える。「意識したことはリンクマンになろうということ」というアーバインがボールを受けて運び、縦に付けることで攻撃にリズムも生まれた。57分には決定機。セカンドボールを田中が拾ったところから、最後は横山のクロスに櫻川ソロモンがうまくヘディングで逸らしたが、惜しくもポストを叩き、ゴールならず。直後の60分には、横山と香川に代わり、チアゴ アンドラーデと小見洋太がピッチに入る。この時間帯はセレッソが押し気味に試合を進めたが、74分、自陣右サイドでボールを失いカウンターを受けると、最後はポポに抜け出され、クールズの懸命なカバーも及ばずGKとの1対1を決められた。78分、4枚目の交代カードとして中村拓海に代わってパブロ サバックが投入されると、小見が右ウイングバックに落ちて、前線は左からチアゴ、櫻川、サバックが3トップで並ぶような形に変更。より相手に圧力をかける布陣で攻め込むと、後半アディショナルタイムには高い位置を取ったクールズのスルーパスから抜け出した田中に決定機も、シュートは惜しくも枠を外れた。試合はこのまま0-3で終了。新生・セレッソにとっては開幕2戦目で多くの課題を突き付けられる敗戦を喫した。





戦術的な駆け引き、1対1の戦い、様々な要素で福岡に上回られた試合となったが、この時点で課題が出ることは悪いことではない。アーバイン、小見、サバックの3選手がセレッソデビューを果たしたことも、今後につながる要素。「この試合ではフィジカル的に、相手にゲームを支配された。僕が入ることによって、中盤での強度や存在感を増やしていきたい」(アーバイン)、「仕掛けるプレーからシュート、ゴールやアシストに結び付けたい」(小見)、早くコンディションを高めて、100%の力でチームの助けになれたらと思います」(サバック)と試合後に話した彼ら3選手の今後に期待するとともに、次節のホーム・清水エスパルス戦に向けて今節の課題を洗い出し、勝点3を奪いに行く。

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