Match Review
- 5/17 名古屋戦
- メディア
攻め続ける姿勢を発揮し、圧巻の6得点。今大会、積み上げてきた成果を披露し、首位・名古屋から大きな一勝を掴む
.jpg)
試合データ(選手・監督コメント/スタッツ)
https://www.cerezo.jp/matches/result/2026051706/
3-2で勝利した前節のV・ファーレン長崎戦から中7日。セレッソ大阪は、ホームに首位・名古屋グランパスを迎え、明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンド第17節に臨んだ。残り2試合と大詰めを迎えた地域リーグラウンド。前節終了時点で数字上はWESTグループ優勝の可能性も残っていただけに、「全てを懸けて戦う。複数得点を取る必要もあるので、立ち上がりからアグレッシブに戦いたい」(アーサー パパス監督)とチームは強い気持ちで試合に入った。.jpg)
立ち上がりは名古屋にボールを支配されて押し込まれたが、セレッソも柴山昌也がボールを受けて、保持の時間を作って押し返すと、12分、前からのプレスで追い込み、相手のCBから中盤に出たパスを田中駿汰がカット。そのまま高い位置まで上がると、柴山のパスを巧みに左足でトラップし、右足でシュート。相手GKも反応できない、流れるようなフィニッシュでネットを揺らした。その後もボール保持は名古屋だが、セレッソもDFラインを高く上げ、対角に蹴ってくる攻撃に対してもスライドも怠らずに対応すると、22分に追加点。今度は相手のボランチから出たパスを柴山がカット。石渡ネルソン、中島元彦とつなぎ、中島のスルーパスに抜け出した横山夢樹がダイレクトで左足を振り抜き、ニアを打ち破った。横山にとっては嬉しいJ1を舞台にした初ゴール。試合後は「ホッとしました」と安堵の表情を浮かべた。ここから名古屋の攻撃はさらに圧力を増すが、中村航輔の好セーブや奥田勇斗のシュートブロック、井上黎生人のカバーなど守備陣も集中力を高く保って応戦。35分には大外から大外のパスで振られ、最後は木村勇大に決められたが、オフサイドで事なきを得た。すると39分、名古屋の攻撃をしのいだセレッソが3点目。相手のパスを井上が高い位置で奪い、柴山、石渡のコンビネーションで右サイドを打開。石渡のクロスにニアで中島が潰れ、ファーでフリーになった横山が押し込んだ。試合前に指揮官がポイントに挙げていた「試合の流れを掴むこと」を実践。相手の時間帯ではしっかり耐えて、好機を確実に仕留める決定力を発揮した。42分にCKの流れから1点を返されたが、前半は3-1と上々の結果で折り返した。.jpg)
.jpg)
後半も立ち上がりは名古屋の幅を使った攻撃を受けると、47分、FKから野上結貴にヘディングシュートを決められてしまう。ただし、ここはVAR判定によりオフサイドで得点は取り消しに。セレッソとしては胸をなでおろす結果になると、54分、カウンターから4点目。この試合、攻守にスプリントを繰り返していたディオン クールズのパスに抜け出した石渡がドリブルで右サイドを運び、中を見てパスを出すと、チアゴ アンドラーデが相手との駆け引きを制してフリーな状況を作り、ダイレクトでゴールに流し込んだ。1点差に迫られるピンチから一転、3点差に広げたことで一気に優位に立つと、尚もセレッソが攻め立てる。56分には左サイドを突破した横山の右足アウトサイドでのクロスに逆サイドからクールズが飛び込み決定機。58分にも柴山と中島で中央を崩し、最後は中島に決定機。60分、今度は柴山のパスから背後に抜けたチアゴに決定機。いずれも仕留めることはできなかったが、相手を崩した形を作った。その後は名古屋の攻撃が続き、セットプレーも連続して受けたが、失点せずにしのぐと、終盤は途中出場の選手たちが躍動。87分、相手のポストプレーのミスを拾った上門知樹から香川真司、本間至恩とつなぎ、本間が香川とのワンツーで敵陣に進入。左サイドから中央の櫻川へパスを付けると、相手DFを背負いながら前を向いて収めた櫻川が反転してシュート。豪快に決めた。さらに2分後、本間がピッチ中央でボールを奪い、ドリブルで加速。並走しながらボックス内に入った櫻川へパスを送ると、背番号9がニアを打ち抜きネットを揺らした。上門、香川も絡んだ形で本間から櫻川のラインで2点を追加したセレッソ。トータル6-1の大差で首位・名古屋から大きな勝利を掴んだ。.jpg)
.jpg)
試合後は、開口一番、「素晴らしい結果とパフォーマンスでした」と話したパパス監督。「(点差ほど)簡単な試合ではありませんでした」とも話し、「時間帯によっては、相手に持って行かれる可能性もあった試合でした。ただ、流れが良くない時間の中で、うまく持ちこたえることができたと思います。自分たちの流れが来た時には、前へ向かってプレーができていました」と総括した。今節ヴィッセル神戸が勝点を積んで32まで伸ばした結果、最終節でのセレッソのWESTグループ首位浮上の可能性は消滅したが、今節示した気概は確かに伝わった。圧巻の6得点を生み出したパフォーマンスは今大会で積み上げてきた成果だ。地域リーグラウンド最終節となる次節はアウェイでのファジアーノ岡山戦。ホームでの前回対戦で敗れた相手にしっかりとリベンジを果たし、3連勝で地域リーグラウンドを締めくくりたい。