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Match Preview

  • 5/17 名古屋戦
  • メディア

地域リーグラウンドではホーム最終戦となる今節。さらなる上位を目指すべく、首位・名古屋から大きな一勝を掴みたい


前節のV・ファーレン長崎戦から中7日。セレッソ大阪はホームに名古屋グランパスを迎え、明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンド第17節に挑む。残り2試合と大詰めを迎えている地域リーグラウンド。数字上はWEST優勝の可能性も残っているだけに、「立ち上がりからアグレッシブに」(アーサー パパス監督)試合に入っていきたい。

長崎戦は激しい点の取り合いとなった。25分、ディオン クールズが与えたPKを決められて先制を許したが、その3分後、相手の縦パスを奥田勇斗がカットし、ショートカウンター。畠中槙之輔、柴山昌也と2本の縦パスで相手を崩すと、最後はチアゴ アンドラーデがゴールに流し込み、同点に追い付いた。その後も攻め立てて決定機を作るなどセレッソが優勢に進めて前半を終えると、後半の立ち上がりこそ長崎にチャンスも作られたが、すぐに主導権を奪い返して攻めると、63分、柴山のCKに田中駿汰が合わせて勝ち越しに成功。その後も3点目を目指して攻撃の姿勢を貫くが、72分、CKからカウンターを受け、マテウス ジェズスにボールを運ばれ決められてしまう。それでもこの試合のセレッソは「攻撃的なメンタリティー」(パパス監督)を発揮し続け敵陣に入っていくと、中島元彦が自身で獲得したPKこそ相手GKの好守に阻まれたが、後半アディショナルタイム、再びPKのチャンスを得ると、今度は香川真司がゴール左スミに決めて、土壇場で再び勝ち越しに成功。終始、攻め抜く姿勢を発揮して3-2で競り勝ち、第11節・京都サンガF.C.戦以来5試合ぶりとなる90分での勝利を収めた。今節もやはり求められるのはゴールを奪いにいく姿勢。名古屋のマンツーマンに近い守備をどうはがして相手ペナルティーエリアに入っていくか。ビルドアップの精度を上げるとともに、「勇気を持って前にプレーする、ペナルティーエリアに入っていく」(パパス監督)ことが重要になる。2戦連発を狙うチアゴ、さらには柴山、中島、横山夢樹ら2列目の選手たちの得点にも期待したい。

アウェイで行われた名古屋との前回対戦は、前半を0-0で折り返した後半、風雨の強さが増した影響もあり、相手のロングボール対応を含めて開始16分で3失点と一気に崩れた。そこから反撃に出るもシュミット ダニエルの牙城を崩すことができず、0-3で敗戦。明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンドで唯一、複数の得失点差で敗れた試合となった。今節へ向けて「前回対戦の借りを返したい」と話すのは井上黎生人。失点につながるプレーで途中交代と悔しさも味わっただけに、今節は期する思いで挑む。前節、ハットトリックを達成した山岸祐也はゴール前でのポジショニングの良さが際立ち、高い決定力を発揮した。今節もその動き出しには警戒したい。また、その山岸に良いボールを入れさせないことも大事。背後からのロングボール、ウイングバックからのクロス。名古屋のパスの出し手にしっかりとプレスをかけることも重要だ。特にここまで7アシストを記録し、アシストランクトップに立つ中山克広が出てきたら、仕事をさせないよう抑えたい。前節の2失点目は攻撃でのCKからのカウンターだった。今節に関しても守備でのリスク管理、システム上、ミスマッチとなるサイドでの攻防や局面での1対1で負けないことも重要になる。


現在、WESTで首位を走る名古屋との勝点差は6。今節、勝利すればその差を3に縮めて地域リーグラウンド最終節を迎えることができる。得失点差こそ大きく離れており、順位で上回ることは簡単ではないが、完敗を喫したアウェイの借りを返し、地域リーグラウンドホーム最終戦を勝利で飾りたい。


試合前日コメント

アーサー パパス監督

Q:前回対戦でのリベンジも含め、明日の名古屋戦に臨む意気込みについて

「明日の試合は様々な側面があります。残り2試合の時点で我々を含めて3チームに優勝の可能性が残っています。我々にとっては、可能性は低いですが、まだ可能性はあります。ここ何年かで、残り2試合で優勝の可能性が残っていることは久しぶりのことだと思います。それはつまり、このチームが前進している、成長している証だと思います。思っていたより、このタイミングが早く来たなと思います。優勝の可能性が残っているのであれば、全てを懸けて戦う必要があります。そのためには複数得点を取る必要があります。立ち上がりからアグレッシブに戦いたいです。もちろん、相手もアグレッシブなチームで質の高い選手が揃っています。相手の監督も攻撃的な哲学をお持ちで、私もその考え方をリスペクトしています。ただし、我々のいい部分にもしっかりと意識を向けて戦うことが大事です。攻撃的なチームがぶつかり合う面白い試合になると思いますが、我々が上回る自信も大いにあります」

 

Q:やはり明日も大事になることは、前節の試合後にも話していた「勇気を持って相手のペナルティーエリア内に入っていくこと」でしょうか?

「おっしゃる通りです。長崎戦に関しては、攻撃のパフォーマンスは今シーズンでベストだったと思います。得点数だけではなく、シュート数、ボール保持率の数字も良く、自陣ペナルティーエリア内でも相手に仕事をさせなかったという意味で、ポジティブなパフォーマンスを発揮しました。ただし、明日はまた違った試合になります。相手も攻撃に強みがあるチームです。ただ、我々も先週の攻撃の勢いそのままに、明日の試合を迎えたいと思います」

 

Q:そうした攻撃的な姿勢を発揮すると同時に、前節は攻撃時のCKからカウンターを受けて失点しました。名古屋も鋭い攻撃を仕掛けてくるチームですが、そうした守備でのリスク管理についてはどう考えていますか?

「確かにあのシーンに関してはもっとよく守れた部分はありましたが、今、我々がこの順位にいることは、攻守ともセットプレーで上手くやれているからです。ポジティブな面にも目を向けていきたいです。セットプレーに関して、今年はとてもいいオプションになっています。選手たちは前節の2失点目も教訓に学んでくれていると思うので、そこは信頼しています」

 

Q:90分での勝利へ向けて大切になることは?

「やはり試合の入り方は大事になります。また、このクラブが特別である理由としては、サポーターとチームのつながりが強固なことです。選手もサポーターが背中を押してくれていることはとても感じています。何か大きなことを成し遂げるためには選手とサポーターが一体となって戦うことが必要不可欠になります。私がこのクラブの監督に就任した時から、優勝の可能性を残してシーズン終盤を迎えることは願っていたことでした。クラブとしても、そのためにやっています。明日の試合に関して、これまでやってきたことを大きく変えることはありませんが、我々のフットボールにポジティブに取り組むためにも、サポーターの力は必要不可欠です」

 

中村 航輔選手


Q:名古屋との前回対戦では、0-3の敗戦を喫しました。ホームでやり返したい気持ちもあると思いますが、試合に向けた意気込みについて

「最前線から最後尾まで素晴らしい選手が揃っている名古屋グランパスという相手に対して、私たちも100%で取り組まなければ難しい試合になると思っています。いいパフォーマンスを発揮して、勝利を掴み取りたいと思います」

 

Q:前回対戦で2得点を決められた山岸祐也選手は前節ハットトリックを達成しています。山岸選手を含めた相手の攻撃を抑えるために守備陣や選手たちと話し合ったことは?

「チームのスタイルとして、名古屋は攻撃的なスタイルを志しているので、自分自身としてもチームとしても、そうした相手の攻撃を抑えることは大事になります。ただし、守備のところもそうですが、自分たちのスタイルを貫いていこうということは、守備陣だけではなく、全ての選手たちと共通認識を持っています」

 

Q:先ほどパパス監督は、「優勝の可能性が残っているのであれば、全てを懸けて戦う必要がある。そのためには複数得点を取る必要がある」という話もされていました。今節も攻める姿勢が大事になる一方で、名古屋の攻撃も鋭いです。最後尾から守る立場として、そうした守備でのリスク管理はどう考えていますか?

「もちろん、上に行ける可能性がある限り、できることを私たちはチームとして取り組みます。ゴールが必要なこと、失点も限りなく少なく抑えることは共有していますので、それを果たせるよう、明日は頑張りたいと思います」

 

Q:中村選手自身、明日の試合で果たしたい役割は?

「自分自身の役割は主には守備になりますが、チームが勝点3を取るために貢献できるよう、自分自身のパフォーマンスをしっかりと発揮して、明日の試合に向けて取り組みたいと思います」


名古屋グランパス戦特設サイト

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