【5/6 磐田戦】Match Preview

≪3連戦のラストで中2日、タイトな日程だが、ホームのパワーも力に変えて、勝利を目指す≫

前節のサガン鳥栖戦から中2日。3連戦の3試合目となる今節。セレッソ大阪は、ホームにジュビロ磐田を迎え、明治安田生命J1リーグ第12節に挑む。磐田との対戦は、2戦2勝した19年以来、3年ぶりとなる。

前節、セレッソは、立ち上がりから鳥栖の圧力を受ける展開となったが、セットプレーも含めた相手の攻勢をしのぎ、失点は阻止。開始15分までに2失点した前々節・鹿島アントラーズ戦の課題をクリアすることで、勝機を膨らませていくことにつなげた。最終的に、昨季までのチームメート、藤田直之に強烈なミドルシュートを決められ、1失点こそ喫したが、粘り強く相手の攻撃に対応した守備の立て直しには成功した。今節も、守備の堅さは継続していきたい。攻撃面では、前半は相手のゴール前までボールを運ぶ回数は限られたが、鳥栖のプレスを外してスペースを狙いつつ、後半はコンディションの上がってきた外国籍選手が活躍。ジェアン パトリッキの突破からブルーノ メンデスのシュートで得たPKを、ブルーノ メンデスが自ら決めて、チームとしてリーグ戦3試合ぶりの得点を奪った。そうした選手たちの活躍については「チームの底上げにもなりますし、嬉しく思っています」と小菊昭雄監督も顔をほころばせた。過密日程で迎える今節は、先発の顔ぶれにも注目だ。
対する磐田は、昨季のJ2を優勝し、今季は3年ぶりのJ1を戦っている。前節こそ鹿島に1-3で敗れたが、それまではリーグ戦4試合無敗。前々節は名古屋グランパスを相手に劇的な逆転勝ちを収めるなど、昇格チームとして健闘を見せている。名古屋戦では、大津祐樹が途中出場から2得点を奪い、前節は後半から入ったファビアン ゴンザレスが攻撃を活性化し、1得点。かつてセレッソでゴールを重ねた杉本健勇も含め、前線のタレントは豊富に揃えている。また、精度の高いキックを誇る遠藤保仁も健在。長身選手も多いだけに、セレッソとしては、磐田のセットプレーにも警戒が必要だ。守備では後ろを5枚で固めてくる時間帯もある。そうした相手の守備をどうこじ開けていくかも、今節のポイントになる。

「フライデーナイトJリーグ」として金曜日に開催される今節。3連戦のラストであり、前節から中2日という厳しい日程ではあるが、「応援して下さるサポーターの皆さんに、今度こそホームで勝利の喜びを届けたい」とジェアン パトリッキ。勝利を渇望するホームのパワーも力に変えて、チームの総力で、今季4勝目を手にしたい。

≪試合前日コメント≫

■小菊昭雄監督

Q:前節のサガン鳥栖戦は消耗の激しい試合だったが、中2日で挑む今節へ向けて
「3連戦のラストかつ中2日、さらに、鳥栖戦はタフなゲームだったので、私も選手たちの疲労具合は心配だったのですが、想像していた心配がウソのように元気で(笑)今日の練習も素晴らしい準備をしてくれました。表情も、いい顔つきでした。トレーナーやフィジカルコーチの意見も聞きながら、最終的には明日、メンバーを決めたいと思いますが、全員がいい準備ができたと思っています」

Q:少し勝利から遠ざかっている状況ですが、チームについて、監督自身が何かアプローチされることはありますか?
「チームがいい状況の時は、選手たちが自らそれぞれ、いい雰囲気を作り出そうという姿勢が見られます。逆に、私もコーチ時代に様々な経験をさせてもらいましたが、チームの状況が良くない時は、明るくサッカーに取り組めないこともあります。ただ、現在はそうではなく、非常に活気があり、集中力があり、強度の高い練習ができています。選手たちが自分たちで、高い意識でやってくれています。頼もしく思っていますし、感謝しています」

Q:ジュビロ磐田の印象と、今節のポイントについて
「監督が代わり、システム、立ち位置を試合の状況や対戦相手によって変えながら、相手の変化も見ながら、策を練ってくるチーム。遠藤選手を中心にパスワークで崩してきます。そうした相手の良さを出させないように、チームとして粘り強く戦うことが大事。連戦で難しさはありますが、球際の攻防、セカンドボールの攻防、1対1のバトル。そうしたところで強度を落とさず、一人一人が全うできるかもカギになります。ホームで勝てない試合が続いている中でも、いつも温かく力強くサポートして下さっているサポーターのためにも、明日は必ず勝利したいと思います」

Q:磐田のアタッカー陣には強烈な選手も揃っているが?
「高さがあり、パワフルで、警戒しないといけないと思っています。まずは、その前線にクリーンなボールが入らないように、チームとして連動した守備をしていく必要があります。今までやってきた守備を、明日も90分、全うできるかどうかが大切になると思います」

Q:古巣戦になる、磐田の杉本健勇選手について
「ずっと先発で出ながら、チームを引っ張っていると思います。彼の良さは私自身もよく分かっていますし、選手もよく分かっています。良さを出させないように対応したいと思います」

Q:ジェアン パトリッキ選手について。Jリーグやチームにも馴染んできた様子はありますか?
「本人も、日本の文化、サッカーのスピード、チームの規律、色んなことが整理されて、理解できてきた様子です。コンディションも上がっており、手応えも感じているみたいです。常々、素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれていますので、後はコンディションのところだけだと思っていましたが、長い時間、彼にプレーさせる準備はできたと思います。性格も真面目で、戦術理解も高い。トレーニングも100%でやってくれて、積極的にコミュニケーションも図ってくれていますので、チームにプラスの影響を与えてくれています」

Q:左サイドとしては、清武選手とはタイプが違うが、周りもうまく彼の良さを生かしていくことが必要?
「そうですね。彼の良さとしても、飛び抜けたモノがあります。相手の分析もしながら、時間帯、色んな要素を考えて、彼の武器をチームとして最大限、生かせるようにやっていきたいと思います」

■ジェアン パトリッキ

Q:前節はPK獲得に貢献。持ち味のサイドからの突破が得点につながったが?
「日本のサッカーはスピーディーですが、自分のコンディションも上がってきたので、自分の特長を見せられたのは嬉しかったです。これからもっと試合に出て、味方を助け、チームの勝利に貢献したいです」

Q:Jリーグの各チームの守備力はどう感じている?
「それぞれのチームに特長があり、ブロックを作るチームもプレスをかけてくるチームもありますが、どのチームも個々のプレッシャーは強いと感じます。ただし、その中でも自分の力が通用する手応えはあるので、自分の力が勝利につながればいいと思います」

Q:ヨドコウ桜スタジアムの印象は?
「素晴らしいスタジアムだという感覚です。サポーターの応援により、さらに素晴らしいスタジアムになっていると思います。その中で、まだホームでは勝利がないことが悔しく、もどかしい気持ちです。明日はサポーターのためにも勝利をプレゼントしたいです」

Q:日本の食べ物で、美味しいと感じたモノは?
「通訳さんが紹介してくれてラーメンを食べたのですが、美味しかったですね(笑)ブラジルにも似たような食べ物はあるのですが、だいぶ違う味でした。これからも食べたいです」

Q:途中出場が多いが、途中から出る上で意識していることは?
「やはり選手としては、より長い時間プレーしたい思いはあります。最初から出たい気持ちもありますが、チームにはいい選手がたくさんいます。なので、時間は少なくてもベストを尽くすことを心がけています。その時間の中で、自分のプレーを見せることが大事。その上で、出場時間が増えるようにプレーしていきたいと思っています」

Q:積極的にシュートを打つ場面も増えている。ゴールが近づいている感覚もあるのでは?
「前線の選手なので、やはりゴールは大事。ただ、一番はチームが勝利すること。その中で、得点やアシストを狙っています。自分でも、そろそろできる、という感覚はあります」

Q:チームメートとの連係について
「前線の選手とのコミュニケーションは高まっています。勝利が付いてくれば、それが自信になり、もっと連係やコンビネーションは高まっていくと思います」

Q:ジュビロ磐田の印象と、明日はどう戦いたい?
「Jリーグは、どのチームも強いチームばかりですが、明日についても、相手の分析はして、どう戦うかは準備しています。今日、練習したことがグラウンドで出せれば、勝てると思います。それを信じて戦います」

Q:ホームで迎える今節に向けての意気込みを
「どの試合でもそうですが、まずは100%の力を出すこと。そして、先ほども話しましたが、ホームではまだ勝利がないので、応援して下さるサポーターの皆さんに、今度こそ勝利の喜びを届けたい。明日、出場できれば、サポーターのためにも頑張りたいです」

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2022明治安田生命J1リーグ 第12節 ジュビロ磐田 2 - 1 2022明治安田生命J1リーグ 第12節