【5/27 鹿島戦】Match Review

《拮抗した展開も、鹿島のプレスに屈して失点。今季2度目の連敗を喫する》


■試合データ(選手・監督コメント/スタッツ)
https://www.cerezo.jp/matches/2021-05-26/

前節のサンフレッチェ広島戦から中2日の平日ナイトゲーム。鹿島アントラーズとのアウェイ戦に挑んだセレッソ大阪は、原川力が10試合ぶり、瀬古歩夢が9試合ぶりの先発を飾り、ベンチには4試合ぶりに大久保嘉人とアダム タガートも戻った。


前半、セレッソはボールこそ鹿島に握られる時間は長かったが、中を固めてゴールから遠ざけると、シンプルに裏を突く攻撃で活路を見出す。3試合連続の先発となった加藤陸次樹が背後を狙えば、今節は2トップの一角でスタートした奥埜博亮が下がり目で受けて起点を作る。21分、奥埜が収めて清武弘嗣、原川とつないで左サイドを崩し、原川のクロスを奥埜が落として松田陸がシュート。25分には、丸橋祐介のパスから斜めに抜け出した加藤が狙う。45分にも、加藤が前線で頑張り、坂元達裕のパスから原川がシュートで鹿島ゴールを脅かした。守っては42分、永戸勝也の直接FKをキム ジンヒョンが横っ飛びで好セーブ。前半は0-0で折り返した。


後半、セレッソは開始から加藤に代わり、アダム タガートが2トップの一角に入ると、加入後2試合目となった背番号9が果敢に裏を狙って攻撃を活性化。53分には、清武、原川とつなぎ、アダム タガートが右へ展開。松田陸のライナー性のクロスに飛び込んだが、惜しくも合わず。56分にもカウンターから坂元がドリブルで持ち運んでシュートを放つなど、積極的にゴールへ迫る。静かな展開で終えた前半から一転、オープンな展開となった後半は鹿島のプレスの強度、攻撃の鋭さも増した中、54分にはゴール前で丸橋が体を張ってカバー。GKキム ジンヒョンも安定したセーブを続け、鹿島に得点は許さない。


拮抗した試合は72分、思わぬ形で動いた。鹿島の連動したプレスに対し、最終ラインからのつなぎでパスがズレたセレッソは、相手にショートカウンターを許して失点。直後の75分、藤田直之に代えて大久保を投入したレヴィー クルピ監督。復帰戦となった大久保は、前線からの果敢な守備に加え、78分にはクロスに飛び込んだが、あと一歩合わず。82分には、アダム タガートが前でボールを奪い、そのままゴールへ迫ったが、相手DFの体を投げ出した守備に阻まれた。


84分には西尾隆矢がCBに入り、瀬古がボランチへ上がる。最後まで同点を目指して攻めたセレッソだが、試合はこのまま終了。5試合ぶりの勝利を目指して挑んだ一戦だったが、鹿島の牙城を崩すことができず、今季2度目の連敗を喫した。6月はACLへ参加するため、中3日で迎える次節のベガルタ仙台戦が、セレッソとしてはリーグ戦の一区切り。必ずや勝利で締めくくり、苦しんだ5月の戦いを終えたい。


2021明治安田生命J1リーグ 第16節 鹿島アントラーズ 0 - 1 2021明治安田生命J1リーグ 第16節