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【Match Review 広島戦】後半修正し、10人の相手を攻め続けたが、1点が遠く、悔し過ぎる敗戦

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■試合データ(選手・監督コメント/スタッツ) https://www.cerezo.jp/matches/2020-11-21/ サンフレッチェ広島をホームに迎えた明治安田生命J1リーグ第28節。セレッソ大阪は、前節から先発を3人変更。CBに瀬古歩夢、左SBに片山瑛一、そして、2トップの一角には都倉賢が入った。都倉にとっては、実に11試合ぶりの出場となった。 立ち上がり、セットプレーの機会を立て続けに得たセレッソ。2分、清武弘嗣のCKに都倉がヘディングで合わせるも、クロスバーを越える。10分には、豊川雄太が直接FKを狙ったが、壁に当たる。すると、試合は徐々に広島のペースへ。セレッソは、強度の高い広島のプレスにパスの出し所を限定されると、受け手に対しても激しく体を寄せられ、前で起点を作ることができない。ボールを動かせず、チャンスを作れずにいると、24分に失点。左サイドからのクロスを瀬古が頭でクリアしたボールがレアンドロ ペレイラに渡ると、シュートを叩き込まれた。その後も広島に支配されたセレッソ。打開の糸口を見つけることができず、0-1で前半を折り返した。
後半、ロティーナ監督は松田陸と都倉に代え、丸橋祐介と西川潤を投入。システムも[3-4-2-1]に変更し、反撃に出る。マッチアップを明確にさせて守備の安定を図ると、ボール保持でも相手を上回り始めたセレッソは、前半とは打って変わり、主導権を握る。58分、ブルーノ メンデスと奥埜博亮を投入してさらに攻撃的な布陣になると、59分、清武がペナルティーエリア内で見事な個人技で相手をかわしてゴールに迫ったが、GKに寄せられ、シュートは打ち切れない。その後も両サイドに振って揺さぶりながら、相手の守備を崩しにかかるセレッソが怒とうの攻めを展開。74分には、丸橋のクロスに中でブルーノ メンデスが潰れ、こぼれたところを坂元達裕がダイレクトでシュートを放ったが、惜しくもクロスバーに弾かれ、ゴールならず。
10人になってからは、[5-3-1]で引いて守る広島の守備を打ち破ることができないまま、時間は経過。終盤は、切り札として投入された高木俊幸が攻撃を活性化。得意のドリブルで再三ゴールに迫ると、85分には、左サイドからカットインし、クロス性のシュートがゴールを襲ったが、ここもクロスバーに弾かれ、ゴールならず。後半アディショナルタイムには、清武のクロスからブルーノ メンデスがヘディング。際どいコースに飛んだが、GKに抑えられ、試合終了。後半は広島にチャンスらしいチャンスを与えることなく最後まで攻めたセレッソだが、前半に喫した1点が重く圧し掛かり、悔し過ぎる負けを喫してしまった。

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