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【Match Review 湘南戦】マテイ ヨニッチの劇的ゴールで連敗を2でストップ。J1ホーム通算150勝を達成

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■試合データ(選手・監督コメント/スタッツ) https://www.cerezo.jp/matches/2020-10-14/ ホームに湘南ベルマーレを迎えた明治安田生命J1リーグ第22節。セレッソ大阪は、前節から先発を3人変更。負傷離脱した松田陸に代わり、ここ3試合は左サイドバックで先発していた片山瑛一が右サイドバックに移り、左サイドバックにはリーグ戦4試合ぶりの先発となる丸橋祐介が入った。また、木本恭生がCBとしては第6節のヴィッセル神戸戦以来となる先発を果たし、2トップの一角には奥埜博亮が2試合ぶりに戻った。
立ち上がり、セレッソは、ボールを握りながら、シンプルに裏も狙い、ゴールに迫る。15分、清武弘嗣のパスにブルーノ メンデスが抜け出し、チャンスになりかけたが、シュートまでは持ち込めず。35分には、丸橋のCKにブルーノ メンデスがフリーで合わせたが、ここは枠を捉えることができない。前半アディショナルタイムには、丸橋の直接FKが湘南ゴールを襲ったが、わずかにクロスバーを越えた。「ボールを持って、動かすことはできていたが、相手の守備組織がしっかりしており、チャンスを作るのが難しかった」とロティーナ監督も試合後に振り返ったように、前半、セレッソは守備で危ない場面こそなかったが、攻撃で決定機を作ることはできなかった。
スコアレスで折り返した後半の立ち上がり、セレッソは右サイドを崩され、抜け出された岡本拓也に至近距離からシュートを放たれたが、ここはGKキム ジンヒョンが手に当てて、クロスバーを直撃。ヒヤリとしたシーンだったが、守護神のセーブに救われると、以降はセレッソがボールを握って攻め込む時間が続く。 63分に豊川雄太、73分に西川潤が交代で入り、さらに攻撃は活性化。75分には、その二人が絡んで決定機になりかけるも、シュートは打ち切れず。80分には、3枚目の交代カードとして高木俊幸がピッチに入ると、87分、清武のクロスのこぼれ球を高木が拾ってシュートを狙ったが、クロスバーを越えた。ボールは敵陣まで運ぶも、湘南の守備を崩し切れずにいたセレッソだったが、終盤、押し込み続け、連続してCKを獲得すると、90+2分、ついにスコアを動かす。丸橋のCKにマテイ ヨニッチがヘディングで合わせてネットを揺らし、土壇場でゴールをこじ開けることに成功した。
試合はこのまま1-0で終了。前節の借りを返す、後半アディショナルタイムでの劇的決勝ゴールにより、セレッソが連敗を2で止め、J1ホーム通算150勝目となる節目の勝利を手にした。

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