【Match Preview 柏戦】ミッションは“オルンガ封じ”。好調同士の一戦で勝利を掴み、2位浮上を狙う

JリーグYBCルヴァンカップ第3節・ベガルタ仙台戦から中2日。セレッソ大阪は、再びアウェイにて、柏レイソルとのJ1第10節に挑む。

13日に仙台から帰阪し、14日には柏へ向かう強行スケジュールだが、気持ちの上では充実感もあるだろう。仙台戦では、最も大切だったグループステージ突破という成果を挙げただけではなく、柿谷曜一朗、高木俊幸に今季初ゴールが生まれ、ブルーノ メンデスも再開後、初ゴール。守備では庄司朋乃也が今季初出場を果たした上で無失点と、内容的にも収穫が大きな試合となったからだ。

チームとしての一体感を増した上で迎える今節の相手、柏もルヴァンカップではグループステージを3戦全勝で突破し、リーグ戦でも4連勝を含む直近の5試合で負けなしと絶好調。今節は、リーグ全体で川崎フロンターレに次ぐ安定感を誇示して戦っているチーム同士の対戦と言えるだろう。

この試合におけるセレッソのポイントは、まずは何と言っても、ここまで10得点で得点ランクトップに立つオルンガに仕事をさせないこと。常に複数でマークできる立ち位置を意識しておきたい。そして、彼に良い形でボールを入れさせないことも重要だ。柏の得点パターンを見ると、相手の縦パスをカットして、素早くオルンガに入れる形も多いだけに、セレッソとしては、狙いを持った柏の守備にかからないことが大切。相手のカウンターを受けないビルドアップがいつも以上に重要になるだろう。

攻撃では、8月に入って復帰したブルーノ メンデスに都倉賢、高木俊幸が状態を上げており、仙台戦を回避した坂元達裕も、“古巣戦“となった前節のFC東京戦を経て、また一回り成長を遂げた。柿谷曜一朗も仙台戦では1得点1アシストと結果を残し、ルヴァンカップの浦和レッズ戦で決勝アシストを決めた西川潤も「今節の選択肢に入っている」とロティーナ監督は話すなど、指揮官がメンバー選考に頭を悩ませるほど、陣容は整ってきた。前節は主導権を握った中で無得点に終わったが、今節はしっかりとボールを握った中から得た決定機で、仕留めたい。

次節に対戦を控える首位の川崎フロンターレを追いかける上で、是が非でも勝利を掴みたい一戦。勝点2差で迫ってくる柏を蹴落とし、2位浮上を狙う。
■ロティーナ監督

Q:監督にとっては初対戦となる柏レイソルの印象は?
「今季まで一緒のカテゴリーで戦うことはなかったですね。昇格した後も素晴らしいシーズンを送っているチームだと思います。攻撃力のある選手が多く、得点数も多い、危険なチームです」

Q:中でも、ここまで10得点を挙げているオルンガ選手の印象と、彼に得点を与えないために大事になることは?
「彼はスペインにもいたので、スペイン時代から知っている選手です。成長していくだろう、という印象を持っていましたが、その通りになっています。ゴール前で効果的な動きをする、今季のリーグで一番のFWだと思います。ただし、だからと言って、自分たちのやり方を変える必要はありません。どの相手も同じですが、相手を知ることは大事。しっかり分析して、相手を知った上で、『恐れることはない』と選手には伝えています」

Q:柏とは、ルヴァンカップの準々決勝でも当たることになったが?
「全く違う大会で、今はカップ戦のことは頭に入っていません。リーグ戦はリーグ戦で、集中して戦います。常に、目の前の試合が一番大事。次の試合に向けて準備していきます」

■ブルーノ メンデス

Q:カップ戦のベガルタ仙台戦では、再開後、自身初ゴールを決めたが、乗っていけそうか?
「ゴールすることが僕の仕事であり、ゴールは常に狙っています。チームのために、自分がゴールをすれば、みんなと喜びを分かち合えるので、これからもどんどん狙っていきたいです。ケガで数試合、離れていたので、リズムが掴み切れていない部分もありましたが、復帰して、試合をこなす中でコンディションは上がってきました。試合を続けていけば、自然とコンディションは戻っていくと思います」

Q:好調同士の対戦となる今節に向けて
「両チーム、調子はいいので、難しい試合になると思います。ただ、自分たちも積み上げてきたモノがあるので、それをぶつけて、みんなで勝利を掴み取りたいです」

Q:仙台戦から中2日になるが?
「昨日、今日と移動が続きますが、ホテルでもゆっくり休めますし、限られた中でも、試合に向けていい準備をしていきたいです」

■奥埜博亮

Q:カップ戦の仙台戦では、久々にボランチでプレーしたが?
「ピッチに立った時に、FWとは景色が違うので、最初はそわそわしましたが、試合をやっていくにつれて、ボールに関与する回数も多いですし、楽しかったです」

Q:その仙台戦では、メンバーも入れ替えながら快勝したことは、リーグ戦にも好影響を与えそう?
「チームとしてのやるべきことは、全員が共通意識として持っています。そのベースの上で、個々が自分の良さを出せるようにもなっているので、仙台戦も、崩れず戦えました。今後のリーグ戦でも、誰が出ても戦えると思います」

Q:好調同士の対戦となる今節に向けて
「柏もチームとしてまとまって戦えるチームで、前線は個の能力が高い選手が多い。上位対決で、優勝を狙う中で大事なゲームになってくると思うので、アウェイですが、勝点3を持って帰りたいです」

Q:柏の攻撃を機能させない上で大切になることは?
「チームのコンセプト通り、全員がいい守備をしていけば、チャンスはあまり作らせない自信はあるし、守り切れる自信もあります。あとは、最後の部分で体を張るとか、そういう部分が大事になると思います」

Q:本日は31歳の誕生日ですが、新たな1年に向けて抱負をお願いします。
「もう30歳を超えて、年齢を増やしたくない気持ちもありますが…(苦笑)若い選手に負けずにいっぱい走って、チームの勝利に貢献していけたらなと思います」

2020明治安田生命J1リーグ 第10節 柏レイソル 3 - 1 2020明治安田生命J1リーグ 第10節