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【Match Preview 仙台戦】リーグ戦から中2日。総力戦で挑む、グループステージ突破を懸けた一戦

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直近のリーグ戦から中2日。セレッソ大阪は、グループステージ突破を懸けて、JリーグYBCルヴァンカップ第3節、ベガルタ仙台とのアウェイ戦に臨む。

突破の条件を整理しておくと、引き分け以上で自力での突破が決まる。敗れると、勝点6で浦和レッズ、仙台と並び、当該チーム同士での得失点差の争いとなり、セレッソは浦和を下回るため、グループ1位通過は叶わない。ただし、グループ2位チームの内、上位1チームはプライムステージに進出できるため、他のグループの結果次第では、負けても突破の可能性は残る。

もっとも、他力ではなく自力で決めることが一番。「普段と同じように勝ちにいくことが重要」(ロティーナ監督)「勝って、グループステージを決めたい」(高木俊幸)と、監督、選手ともに勝利を目指すことで一致している。


今週は、明日のカップ戦、そして次節のリーグ戦と、中2日でのアウェイが続く厳しい日程を戦うだけに、ロティーナ監督としては、選手の起用法にも頭を悩ませるシリーズになる。「カップ戦を最大限、リスペクトして勝ち進める努力をしながら、リーグ戦に向けても、できるだけ回復を促していきたい」(ロティーナ監督)と、両大会を睨みつつ、マネジメントしていく構えだ。

チームとしては、カップ戦の前節、浦和戦で復帰したブルーノ メンデスや、直近のリーグ戦で復帰を果たした都倉賢に高木俊幸といった選手たちがよりコンディションを高めていくために、そして、ルーカス ミネイロや小池 裕太といった、リーグ戦では出場機会の少ない選手たちがフィット感を高めるために、このカップ戦を有効活用したいところ。その上で、もっとも大切なグループステージ突破という成果も達成し、連戦となるリーグ戦に弾みを付けたい。


また、仙台には、セレッソから期限付き移籍中の山田寛人が在籍している。この試合で対戦することになれば、マテイ ヨニッチや瀬古歩夢、庄司朋乃也らとのマッチアップは注目だ。
■ロティーナ監督

Q:引き分け以上でグループステージ突破が決まる明日のベガルタ仙台戦へ向けて
「我��はもちろん、カップ戦も勝ち進みたいと思っています。普段と同じように勝ちにいくことが重要です。試合終盤はスコアを気にしながらプレーする必要はありますが、試合の入りは普段と全く変わらず、勝ちにいく姿勢で臨みたいと思います」

Q:明日の試合、次節のリーグ戦と、中2日でのアウェイ連戦となるが?
「回復の時間は短いですし、移動もあることは、チームにとって問題です。カップ戦を最大限、リスペクトして勝ち進める努力をしながら、リーグ戦に向けても、できるだけ回復を促していきたいと思います」

■高木俊幸

Q:直近のリーグ戦で復帰されましたが、現在の状態は?
「1年以上ずっと、腰から足にかけてしびれがある状態でプレーしていましたが、ケガも完治というか、落ち着いて、今は何も違和感なく、久々に正常な体でプレーできています」

Q:手術するまでの間も、復帰と離脱を繰り返すなど、完治するまで、思った以上に時間もかかった感じでしょうか。
「そうですね。なかなか思ったようにケガが引かず、最終的に手術することになったんですけど、手術するのか、しないのか、という決断も難しかった。最終的には、手術しないとプレーできない状態になったので、決断したんですけど、手術したら復帰するまで時間もかかる。もどかしさはあったし、すっきりプレーできない歯がゆさもずっとあり、なかなか苦労しました。今まで、自分の体に異常がある状態でプレーすることはなかったので、精神的なダメージも受けていました」

Q:コンディションを整える上では、中断期間もプラスに作用しましたか?
「この時期をポジティブに捉えるとしたら、僕はそこに尽きます。コロナで自粛になったから手術を決めたわけではないですが、自分にとっては、ケガを治すための時間になったと思います」

Q:明日は引き分け以上でグループステージ突破ですが、意気込みについて
「引き分け以上で突破という条件はありますが、試合をするからには勝ちたいですし、勝って、グループステージ突破を決めたいです。これから連戦も続くので、次の試合に向けて勢いを付けるためにも、しっかり勝ちたいと思います」

■ルーカス ミネイロ

Q:カップ戦の前節、浦和レッズ戦が加入後初先発になりましたが、試合を振り返ると?
「ブラジルとのサッカーのやり方も違い、慣れるのに時間がかかっていると感じています。まだ自分のベストではないと思っていますが、ベストのパフォーマンスが出せるように、日々、練習に取り組んでいます」

Q:最もブラジルとの違いを感じているのは、どのあたりでしょうか?
「まず、スピード感が違います。ポジショニングの取り方も違います。ただ、日本でプレーすることで学んだこともありますし、その中で、自分のストロングポイントも出せるように、改善していきたいと思っています」

Q:グループステージ突破が懸かった明日の試合へ向けて、意気込みをお願いします
「突破するための大事な試合なので、しっかり準備して試合に臨みたいです。立ち上がりから、今までやってきた試合と同じように入り、試合が終わった時には勝っていたいと思います」

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