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【Match Review】奥埜の2戦連発、片山のJ1初ゴールで快勝!開幕3連勝を飾り、単独首位に浮上!

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■試合データ(選手・監督コメント/スタッツ) https://www.cerezo.jp/matches/2020-07-08/ 約4ヶ月ぶりの再開となった明治安田生命J1リーグ第2節から中3日。セレッソ大阪はホームに戻り、清水エスパルスを迎えた。ホームでの、無観客のリモートマッチとなった今節は、ユニフォーム、バナーでスタジアムをピンクに染める演出が施され、試合展開に応じたチャントも流れて、ピッチで戦う選手を後押しした。
前節と同等、試合前はVの字で整列。開幕3連勝を目指して試合に臨むと、立ち上がり、清水の攻撃を受けるも、慌てずしのぐ。次第に前からのプレスを強めて主導権を握ると、15分、相手GKのパスをカットした柿谷曜一朗から都倉賢へ渡ってチャンスを作る。16分にも、坂元達裕が高い位置でボールを奪い、柿谷、奥埜博亮とつなぎ、最後は再び都倉がシュート。ここは仕留めることができなかったが、セレッソが試合を支配して前半を終えた。
後半は、セレッソのボールの失い方が悪く、清水にスピードに乗った速攻を許す。何度か決定的な形になりかけたが、粘り強いディフェンス陣の対応もあり、清水に得点は許さない。すると、この時間帯をしのいだセレッソに決定機。63分、柿谷がペナルティーエリア内で相手を背負いながらヒールで丸橋祐介へ送ると、サイドを破った丸橋は落ち着いて逆サイドの松田陸へパス。フリーで受けた松田が狙い済ましたシュートを放ったが、ここはDFに防がれた。
セレッソに流れが傾きかけたタイミングで、64分、ロティーナ監督は柿谷に代えて清武弘嗣、坂元に代えて片山瑛一を投入。前節も攻撃の軸となった清武は、ここから攻撃のギアをさらに上げていく。軽快にパスをさばいて攻撃のタクトを振ると、自らも仕掛けてゴールに迫る。すると、71分、試合は動いた。清武の仕掛けはディフェンスに防がれるも、こぼれ球をピッチ中央で拾った丸橋がドリブルで運んでスルーパス。抜け出した奥埜がワントラップから落ち着いて左足でネットを揺らした。
欲しかった待望の先制点を挙げたセレッソは、85分にも追加点。清武が中央でディフェンス2人をかわして、途中出場の豊川雄太へスルーパス。抜け出した豊川に反応したGKが弾いたこぼれ球を片山が拾い、冷静にディフェンスをかわしてシュートを決めた。
終わってみれば、後半の立ち上がり以外は終始、自らのペースで試合を進めたセレッソ。7年ぶりの開幕3連勝を飾り、単独首位に浮上した。
試合後は、バックスタンドに飾られたユニフォームや、書き込まれた応援メッセージを前に、選手たちが挨拶。リモートで応援を送ってくれたサポーターと勝利を分かち合った、次節はいよいよ、スタジアムにお客さんが戻ってくる。

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