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【Match Review】堅守は今季も健在。ブルーノ メンデスの先制点を一丸で守り抜き、開幕戦を勝利で飾る

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■試合データー(選手・監督コメント/スタッツ) https://www.cerezo.jp/matches/2020-02-22/ いよいよ開幕した2020年の明治安田生命J1リーグ。セレッソ大阪は、ホームのヤンマースタジアム長居に大分トリニータを迎えての一戦となった。 先発には、しばらくコンディション不良でチームを離れていたGKキム ジンヒョンが復帰。JリーグYBCルヴァンカップ第1節の松本山雅FC戦はベンチスタートだった清武弘嗣もスタメンに名を連ねた。 開始早々、セレッソは瀬古歩夢のボール処理が大きくなったところを大分の知念慶に奪われ、ヒヤリとするも、シュートはキム ジンヒョンがビッグセーブ。すると、直後の8分、先制に成功する。坂元達裕の突破からCKを得ると、3回ショートコーナーを続けた後の4本目。清武の鋭いキックにブルーノ メンデスがニアで合わせ、ネットを揺らした。 その後は守備から入ったセレッソ。大分にボールを握られサイドを突かれたが、丹念にスライドを繰り返し、クロスにはマテイ ヨニッチを中心に中で跳ね返す。大分に決定機を与えることなく1点リードで前半を折り返した。 前半は大分のサイド攻撃に対処していたセレッソだったが、60分、右サイドを突破され、クロスに対して逆サイドで松本怜に決定的なヘディングを許したが、ここはポストに救われた。セレッソも70分、坂元がドリブル突破から際どいシュートを放ってスタジアムを沸かせると、84分にも坂元が右サイドで起点となり、攻撃参加してきた松田陸がクロス。ニアでブルーノ メンデスが合わせてチャンスを作るなど2点目を狙いにいく。 終盤は柿谷曜一朗、豊川雄太と攻撃陣をテコ入れしつつ、86分には、木本恭生に代わってボランチの位置にルーカス ミネイロが入り、Jリーグデビューを飾った。60分のシーン以降は大分に決定機を与えず試合を進めたセレッソだったが、ラストプレーで肝を冷やす。後半アディショナルタイムも目安の3分が経過した90+4分、クリアを知念に拾われると、ペナルティーエリアの外から放たれたシュートがポストを直撃。スタジアム全体がどよめきに包まれる中、こぼれ球を丸橋祐介がクリアして、試合は終了した。 悲願のリーグ初優勝を目指す今季の開幕戦。大分のプレスと徹底したサイド攻撃に苦しめられたセレッソだったが、昨季、ロティーナ監督の下で積み重ねた堅守は健在。ブルーノ メンデスの渾身の一撃を最後まで守り抜き、勝利で新たなシーズンをスタートさせた。

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