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【Match Review】ソウザのゴールで先制し、試合を優位に進めるも、後半に失点。悔やまれるドローに

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■試合データー(選手・監督コメント/スタッツ) https://www.cerezo.jp/matches/2019-11-02-15/ 2019明治安田生命J1リーグ 第30節、17位の松本山雅FCをホームに迎えたセレッソ大阪は、前節から先発を1人変更。負傷離脱したブルーノ メンデスに代わり鈴木孝司がスタメンに名を連ねた。鈴木にとってはこの試合がJ1初先発。ベンチには、しばらく戦列から離れていた丸橋祐介とレアンドロ デサバトが復帰した。 立ち上がり、松本のプレスを前に、ビルドアップに苦しんだセレッソだが、慌てることなく試合を進めると、次第にプレスを外してボールを回し始め、ポゼッションで制圧。15分、水沼宏太のパスに奥埜博亮が抜け出して最初のチャンスを迎えると、24分、先制に成功した。 舩木翔のパスを前線で鈴木が収め、柿谷曜一朗、ソウザ、柿谷とつなぎ、マテイ ヨニッチを経由して、藤田直之が右サイドへ展開。メッセージが込められた藤田のパスを受けた松田陸がダイレクトでクロスを上げると、中で合わせたのはソウザ。打点の高いヘディングでゴールネットを揺らした。流れを掴んだ時間帯に先制する最高の展開となったセレッソ。前半の終盤こそ松本の反撃を受けるも、上々の内容でハーフタイムを迎えた。 ただし、前半から一転、後半はセレッソのビルドアップに対してプレスのやり方を変えてきた松本に対し、後手に回り始める。パウリーニョに裏に抜け出された54分のシュートはGKキム ジンヒョンがセーブするも、ここで与えたCKのセカンドボールを杉本太郎に拾われ、シュートを許すと、ポストを直撃。にわかに雲行きが怪しくなると、62分に失点。最終ラインでのパス回しを松本に狙われ、マテイ ヨニッチから松田に出たところを奪われると、素早く前線につながれ、永井龍のキープから、最後は杉本にシュートを決められた。 流れを変えたいセレッソは、失点直後の65分、丸橋がピッチに入り、左サイドの攻撃を活性化。さらに、ロティーナ監督は立て続けに高木俊幸と田中亜土夢を投入し、1点を奪いにかかる。80分から試合終了までの時間帯は、柿谷と丸橋の縦関係で再三、松本の右サイドを押し込むが、最後のクロスが合わない。90+1分には、ソウザのクロスを柿谷が折り返すも、中で飛び込む選手がおらず、90+4分には、ソウザが丸橋とのワンツーでペナルティーエリア内に進入したが、シュートは打てず。 終盤は怒とうの攻撃で押し込むも、松本の粘り強い守備を崩すことができず、1-1でタイムアップ。勝利で上位に食らいつきたかったセレッソとしては、先制して優位に試合を進めていただけに、悔やまれるドローとなった。

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