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【8/8 スルガ銀行チャンピオンシップ2018 OSAKA】Match Preview

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昨季のルヴァンカップ王者として挑む今大会。誇りを胸に、チームの総力を結集して、南米王者に立ち向かう 8日、今大会で11回目を数えるスルガ銀行チャンピオンシップがヤンマースタジアム長居にて行われる。今回、Jリーグを代表して出場するのは昨季のJリーグYBCルヴァンカップ王者であるセレッソ大阪。昨季は天皇杯を含む2冠を獲得し、今季の開幕前にはFUJI XEROX SUPER CUPも制したセレッソにとって、初めて挑む大会、初めて狙う国際タイトルとあって、今大会に臨むチーム、選手のモチベーションは高い。 前日会見に出席した尹晶煥監督も、「最近のリーグ戦ではいい結果を出せていませんが、少しでもいい雰囲気にしていくために、明日の試合では勝つ必要があると思っています。最善を尽くして頑張ります」と話し、タイトルへ向けた意欲を語った。同じく前日会見に選手を代表して登壇した秋山大地も、「Jリーグを代表として出ることになるので、恥じないような戦いをして、絶対に勝ちたいと思います」と意気込みを述べた。 一方、地球の裏側から大阪に乗り込んできたのは、昨季のCONMEBOLスダメリカーナ王者であるインデペンディエンテ。これまで数々の国際タイトルを獲得してきた歴史を持つ、アルゼンチンの強豪クラブだ。「我々には夢があります。夢とは、トロフィーをブエノスアイレスに持ち帰ること。その夢を叶えるためには、一生懸命やることは当然なことです」とアリエル ホラン監督が情熱的に語るなど、今大会のトロフィーを勝ち獲る意欲も高く、時差、暑さ対策も含めて大会1週間前に来日。大学との練習試合も組むなど、今大会へ向け、万全の準備を施しているようだ。FIFAワールドカップロシアのウルグアイ代表GKでもあり、キャプテンのマルティン カンパーニャも、「時差の問題はもうない。暑さにも慣れてきた。攻撃的でダイナミックなサッカーを見せたい」と試合に向けて確かな自信を示した。 FIFAワールドカップロシアのアルゼンチン代表MFマキシミリアーノ メサなど選手個々のレベルも高く、チームとしても攻撃的なスタイルを持ち味とするインデペンディエンテに対し、セレッソとしては耐える時間が長い、我慢が問われる試合展開となることが予想される。昨季のルヴァンカップを優勝する過程で発揮した粘り強い戦いが、勝利には欠かせない。「どんなに回されても、粘り強く、今までやってきたことを出したい。そうすれば勝つチャンスはある」と秋山は試合展開を見据える。直近のリーグ戦では思うように勝利を挙げることができずにいるセレッソだが、「ここで勝つことによって、チームの雰囲気もまた良くなる。チーム全員でしっかりと戦いたい」(秋山)と、タイトルが懸かった今大会を、チームが上昇するための転換点にしたい考えだ。 真夏の12連戦の真っ只中に行われる今大会。相手は南米王者。当然、思うようにはいかない時間も長く、難しい試合になるだろう。それでも、昨季のルヴァンカップ王者の誇りを胸に、FUJI XEROX SUPER CUPに続く今季2冠目となる新たなタイトルをその手に収めるべく、チームの総力を結集させ、セレッソがアルゼンチンの強豪に立ち向かう。

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