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ホームタウンレポート|大阪観光局との提携協定調印式、柿谷曜一朗選手の大阪観光大使就任式が行われました

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2月1日(水)、大阪市内のホテルで大阪観光局とセレッソ大阪の提携協定調印式および柿谷曜一朗選手の大阪観光大使就任式が行われました。
出席者のコメントは以下のとおりです。

【大阪観光局 提携協定調印式】
大阪サッカークラブ株式会社 玉田稔 代表取締役社長 
「みなさん、こんにちは。本日はお集まりいただき、ありがとうございます。セレッソ大阪として、実は大阪観光局さんとは小さいイベントは過去にやっておりました。(大阪ビジターズインフォメーションセンターで)ユニフォームを着てPRをしていただいたり、英語版の日程表を作って配っていただくといったことです。ただ、もっと我々自身が大阪のために役立つことがなにかできないかということで、昨年、溝畑理事長とお会いしたときに、ご存じの通り溝畑理事長は大分トリニータの社長をされた経験がありますし、サッカーの話もいろいろ進みまして、『なにかやりましょうか』ということになり、今日に至っております。具体的には、セレッソはアカデミーがわりと頻繁に韓国などのチームを招いて交流しています。こういうことなどもセレッソ単独でやるのではなく、観光局のお力を借りて、もう少し大きくだとか多方面に広げていったりなど、コラボレーションができればと思っております」

公益財団法人大阪観光局 溝畑宏 理事長
「みなさん、こんにちは。今、私は大阪を世界の国際都市として経済的にも、観光、文化・スポーツ、いろんな意味で、これから魅力を高めていこうということをやっており、その上でセレッソ大阪さんというのは大阪の看板を背負っていくにはふさわしいチームだなと思っております。
少し遡りますと、私が子どもの頃、実は釜本邦茂さん(元ヤンマーディーゼルサッカー部所属/現セレッソ大阪)に憧れてサッカーを始めた時代がありまして、あの頃はネルソン吉村さん、ジョージ小林さんや、カルロス・エステベスさん(同所属)など、本当に名だたる選手がおられました。サッカーは、アジアや世界で大きなネットワークを形成することができます。従って、今回我々がセレッソ大阪さんと協定を結んでいくという背景には、1つ目はやはりセレッソ大阪さんがまさに大阪の歴史を背負った名門クラブであるということがあります。そんな中で、今後スポーツツーリズムという観点から、ともに大阪の活性化のために手に手を取り合って、様々な分野で協力していきたい。大阪のシティ・プロモーションを一緒にやっていく、あるいは海外のお客様のツーリズムのコンテンツとして、セレッソの試合を観ることを1つの大きなコンテンツにしたいというのもあります。
また、教育交流・サッカー交流を、セレッソさんが練習されている舞洲グラウンドなどを使ってやっていけないかと思っています。大阪の活性化ということで、お互いにWIN-WINの関係を作れるように、国内観光、インバウンド、MICE(国際大会、国際展示会、研修旅行など)、そして教育交流など、様々な分野でお互いに手と手を取り合って、これからに向かっていきたいなと思っております。
また、セレッソさんでは(今シーズンから)尹晶煥監督を迎えるということで、特に大阪は韓国と非常に良い関係にございます。日本に来られている外国人で、韓国の方が去年は500万人来られたのですが、その中で大阪にはなんと157万人が来られているのです。東京が116万人ですから、韓国の方が一番訪れる日本の都市は、実は大阪なんです。日本の中でも韓国の方に圧倒的に愛されているのが大阪なのです」

【柿谷曜一朗選手 大阪観光大使任命式】
柿谷曜一朗選手
「こんにちは。まさか自分が大阪の観光大使をさせてもらえるなんて思っていなかったので、すごく光栄に思います。これを機に大阪を世界に、そしてセレッソ大阪を世界に発信できるチャンスと思っていますので、より一層頑張らないといけないなと思っております。大阪を本当に大きい街にするために、僕たちができることは、まずしっかりサッカーで活躍することだと思うので、練習もそうですが、試合をするときに必ず勝つ、そういうチームを作っていきたいなと思います。よろしくお願いします」

【スペシャルゲストあいさつ】
大阪観光特使/韓国サッカー協会 技術教育室長 ファンボ クアン氏
大阪観光特使であるファンボ クアン氏が、尹晶煥監督と韓国の油公コッキリ(現済州ユナイテッドFC)でともにプレーした縁もあり、激励にお越しくださいました。
「みなさん、こんにちは。私は今、韓国サッカー協会の技術教育室長です。私の仕事は、韓国代表チームとユースの選手を育てることです。
観光というのは、人と人のつながり、すばらしいことであります。その中で、先ほど聞いたのですが、韓国から大阪に多くの人が来ているとのこと。私は大分に来たのが1995年、韓国に帰国したのが2011年で15年間を大分で過ごしました。大阪には試合やそのほかのいろいろな機会に何回か来ました。大阪の一番印象的なことは『言葉』です。大阪弁はおもしろかったですから。私は溝畑理事長との関係もあって、今の仕事(大阪観光特使)をやっています。そういうことが観光そのものじゃないかなと、人間関係の上で観光がつながると、そういう考えを持っています。
私もサッカーを通じて、1人でも多くの人が大阪に来るように勧めたいと思いますし、大阪の方も韓国にたくさんいらっしゃるようにしたいです。これからもよろしくお願いします」 

キム ジンヒョン選手
「僕は大阪に来て9年目になります。9年、セレッソでゴールを守っています。さきほど、大阪に来られる韓国の方がたくさんいると聞きましたけれど、自分の周りにはあまりいなかったし、スタジアムに韓国の方が足を運んで応援してくれたりという機会もあまりなかったのですが、それは自分の実力のなさ、まだまだ活躍ができていないから自分を観に来てもらえなかったのだなと思います。これからは大阪に来られる韓国の方にスタジアムに来てもらえるように、もっとアピールしたいなと思います。韓国の方々に、活躍する姿をお見せしたいです」

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