【5/3 鳥栖戦】Match Preview

≪難敵・鳥栖を撃破するために、求められる攻守の意思統一。コンディションもカギに≫

前節の鹿島アントラーズ戦からから中3日。セレッソ大阪は、アウェイに乗り込み、サガン鳥栖との明治安田生命J1リーグ第11節に挑む。前節の敗戦から顔を上げ、リバウンドメンタリティーが求められる一戦だ。

前節は、「勝つことで、上位争い、優勝争いに加わっていける」(小菊昭雄監督)と強い意気込みで臨んだが、前半15分までに2失点。安定していた守備に乱れが生じ、難しい展開を余儀なくされた。今節へ向けては試合の入りも含め、立て直しが必要になる。もっとも、組織として崩されたわけではなく、局面での対応で後手を踏んだ結果の3失点。チームとしてのやり方を変える必要はなく、選手個々の対人や判断、チャレンジ&カバーも含めたグループでの対応など、細かい部分を修正し、堅守を再構築していきたい。守備以上に現在の課題となっているのが攻撃面。リーグ戦では直近2試合で無得点。カップ戦も合わせると、3試合連続でネットを揺らすことができていない。ボールはしっかり運べているだけに、ファイナルゾーンでラストパスを合わせること、シュートの精度、こちらもゴールにつながる細部の質を求めていきたい。

対する鳥栖は、今季を迎えるにあたり、昨季の主力が大量に移籍。大幅に選手は入れ替わったが、川井健太新監督のもと、攻守ともに機能的な姿を披露し、開幕からリーグ戦10試合で敗戦は1試合。安定した戦いを続けている。前体制から継続し、ボールを丁寧につなぐ姿勢も変わっていないだけに、セレッソとしては、どう相手の攻撃に対応するかがポイント。「ハイプレス、ブロックを落とすことも含め、使い分けながらゲームをコントロールすることが必要」と小菊監督も話すように、鳥栖のビルドアップに対し、ハイプレスとスペースを埋める守備、その使い分けが求められる。また、スプリント数を含めたハードワークも鳥栖の変わらぬ伝統。走り負けないために、「コンディションを見極めながら」(小菊監督)の選手起用も必要か。組織的な鳥栖に対し、セレッソも攻守に意思統一したプレーを披露し、チームとして隙を見せずに戦うことが重要になる。

リーグ戦10試合を終えて、3勝4分3敗の勝点13。9位に位置しているセレッソ。今節と次節、ゴールデンウイーク中の2試合は、上位に食い込むためにも勝利のみが求められる。鳥栖のホームに乗り込む今節は、スタジアムの雰囲気も含めて相手の圧が強い一戦になることは間違いないが、全員で怯むことなく立ち向かい、難敵を撃破したい。

≪試合前日コメント≫

■小菊昭雄監督

Q:1週間で3試合という連戦に挑むにあたり、チームのマネジメントについて
「明日のゲームが終わったら、中2日でまた試合があります。選手たちとも共有したのですが、『今までと変わらず全員でいい準備をして、高い競争の中から総力戦で臨めるようにやって欲しい』と伝えました。前節の敗戦の後でしたが、この2日間もいいトレーニングができました。メンタルの回復も含めて、今節に向けて、いい準備ができたと思います」

Q:サガン鳥栖の印象と、今節、重要になるポイントについて
「鳥栖は、攻守にエネルギッシュでアグレッシブな、素晴らしいチームだと思っています。やっているサッカー、順位、前節の結果も含めて、素晴らしい。立ち位置を変えながら、可変しながら、ビルドアップに特長がある相手に対し、我々がどのように守備をしていくのか。ハイプレス、ブロックを落とすことも含めて、色々と使い分けながらゲームをコントロールする時間帯を増やす必要があると思っています」

Q:攻撃について。ここ数試合は山田寛人選手と加藤陸次樹選手の2トップを継続しているが、連戦を乗り切るにあたり、変化は加えていく?
「ブルーノ(メンデス)も(アダム)タガートも前節は素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれました。練習でも、コンディションが上がってきている印象を受けています。チームでデザインしている守備のタスクもこなせるようになってきていますので、FWの組み合わせも、この連戦は変えながら、試合の流れを見ながら(決めたい)。連戦はコンディションが大事になってきますので、しっかりとコンディションを見極めながら判断していきたいと思います」

■原川力

Q:継続していきたいところ、課題など、チームの現状をどう見ている?
「攻撃が速すぎるシーンもあるので、もう少し押し込んで揺さぶる時間があってもいいのかなと。その使い分けは課題かなと思います。速いなら速い、持つなら持つ。状況や相手を見ながら、全員のフィーリングを合わせることも含め、チームとして統一して共有することが大事かなと思います」

Q:前節の鹿島アントラーズ戦について
「後半、相手が落ちてくるイメージはあったので、前半の失点が要らなかったと思います。ボールを運んで押し込んで、ボックスまでは持っていけましたが、そこからはクロス一辺倒になってしまったので、もっと揺さぶりながら、他のアイディアも出せれば、クロスも生きたかなと思います」

Q:内容は悲観的になる必要のない敗戦だったと思うが、前節の結果、首位に立った鹿島との差はどのように感じた?
「ちょっとした空中戦で負けたり、ガチャガチャとなったところで相手ボールになったり。そういうシーンで失点したり、ピンチになったりしたことが多かった。チームとして、というより、一人一人の選手がどう成長できるか。チームというより、個人、個人のところで負けて、あのスコアになったというイメージはあります」

Q:今節について。原川選手が在籍していた頃とは選手も大きく変わっているが、鳥栖の印象について
「土台は変わっていないと思います。ハードワークできる土台があった上で、ボールを持ってアグレッシブにプレーできるチーム。ボールを持たせたら面倒くさいイメージもありますし、逆に、一つ二つ、プレッシャーを外せたらチャンスになるイメージもあるので、そういうところを中盤でやっていきたいです」

Q:そういう意味では、在籍していた頃と、チームとしてのキャラクターは変わっていない?
「変わっていないと思います。しっかりポジショニングを取って、周りを見ながらやれる選手は多いと思うので、それを継続してやっている、というイメージですね」

Q:今節、勝つためにチームとして表現したいことや、試合のポイントについて
「先制点を取ったら勝てるイメージはあるので、やっぱり先制点は大事だと思います。入りのところで前節は失点しているので、試合の入りは、みんなで共通認識を持ってやれたらいいかなと思います」

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2022明治安田生命J1リーグ 第11節 サガン鳥栖 1 - 1 2022明治安田生命J1リーグ 第11節