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Match Preview

  • 10/21 名古屋戦
  • メディア

対面の相手に負けずに攻守で戦い、現在の停滞した流れを払拭する大きな勝利を掴みたい

前節の明治安田J1リーグ第10節・川崎フロンターレ戦から中3日。セレッソ大阪は、敵地に乗り込み、名古屋グランパスとの明治安田J1リーグ第11節に挑む。公式戦8連戦の5試合目となる今節、チームの総力でリーグ戦6試合ぶりの勝利を目指す。

前節は開始10分にFKから失点。19分にもFKの流れから大畑歩夢が退場。相手の素早いリスタートへの対応に課題を残した。オフサイドで取り消しにはなったが、サイドで起点を作られてクロスからネットを揺らされる場面もあった。「相手のリスタートに対してしっかりオーガナイズして準備することは、今一度、全員で確認しました」と奥田勇斗も話したが、セットプレーやクロスに対し、今節は一人一人がよりアラートな対応を心掛けたい。また、前節は4失点中3失点がミドルシュート。10人になっていたこともあるが、自陣のバイタルエリアを空けてしまい、相手に気持ち良く足を振らせてしまった。押し込まれた際、引くのではなく、押し出す守備も意識したい。そうした課題が見られた一方、リーグ戦としては5試合ぶりに複数得点が生まれたことは収穫。PKを決めたルーカス フェルナンデスは直近の公式戦6試合中5試合で得点を挙げており、完全復活を印象付けている。加入後、リーグ戦では初ゴールを決めた小見洋太は、オン・ザ・ボールだけではなく、背後への抜け出しも含めたオフ・ザ・ボールでの貢献も見せている。カップ戦での横山夢樹や上門知樹も含め、シャドーに入る選手に得点やアシストなど数字が付いてきていることは、今後へ向けた明るい材料だ。また、今節はジャクソン アーバインと大畑が出場停止。先発の変更はあるだけに、カップ戦で好プレーを見せている香川真司や阪田澪哉らのパフォーマンスにも期待したい。



現在、名古屋とは勝点12で並んでいるが、直近の成績は対照的だ。リーグ戦5試合未勝利のセレッソに対し、名古屋は直近の2試合、川崎Fと柏レイソルを敵地で下して2連勝中。現在の勢いという点では相手に分がある。この2試合、名古屋の戦い方としては、マンツーマンの強度の高い守備をベースにセットプレーとカウンターから効果的に得点を重ねており、前線の永井謙佑が攻守に大きな役割を果たしている。小屋松知哉やマテウス カストロといった負傷者も戦列に戻ってきた。アウェイということも含め、セレッソとしては厳しい展開になることも予想されるが、現状を打破していくためにも、何とか歯を食いしばって立ち向かっていきたい。指揮官が代わった分、一概に比較はできないが、明治安田J1百年構想リーグの対戦では、アウェイは0-3、ホームでは6-1。相手の守備をまともに受けると前に進めず、一つはがせばスペースを活用できる。そうした展開が見られた。今節に関してはミラーゲームも予想されるだけに、対面の相手がハッキリする。いかに1対1で負けないかも重要になる。その上で、上手くポジションを取りながら数的優位も作り、ボールを前に運んでゴールに迫りたい。

前節でリーグ戦も節目の10試合が終了。順位表を見ると、上位、中位、下位と3つのグループに分かれつつある。現状、中位の下位に位置するセレッソとしては、今節と次節・ジェフユナイテッド千葉戦は今季の命運も分ける大一番。下位に吸収されないためにも、この2試合で勝点を積み上げなければならない。“鬼門・豊田スタジアム”で勝利を挙げれば、士気も高まる。チーム全員で現在の停滞した流れを払拭する大きな勝利を掴みたい。

試合前日コメント

パブロ マチン監督



Q:前節から中3日と短いですが、今節に向けて特に確認したことは?
「前節は一人少ない状況で2度追い付いた後、最後にやられてしまった。気持ち的にも下がる部分はあったと思うので、まずはそうしたメンタル面を上げることを意識しました。試合の入りで強度が上がらなかったことが敗戦にもつながったので、そこをしっかり修正することも話しました。ただし、一人少ない状況の中でも強い気持ちを出して2得点を取れたことは収穫です。そのまま終わるか、3点目を取れたら良かったですが、前に行く気持ちが出た分、相手のカウンターから失点してしまった。次の試合では良い時間を長くする、悪い時間を短くすることを意識して試合に臨みたいと思います」

Q:「良い時間を長くする」ために必要なことは何でしょうか?
「集中力を高く、全員で戦うことです。一人一人が自分を出すこと、目の前の相手に勝つことも大事になります。相手の強みは、攻撃的に前に出てくること。1対1のデュエルが特長なので、その相手に対してデュエルで負けないこと、集団としてコンパクトに守って失点しないこと、勇気を持って攻撃すること。現代のフットボールはゾーンではなくマンマークで対応してくるチームも増えています、その分、強く戦わないといけない。個人、個人の差が試合の結果にも大きく影響します」

Q:名古屋はマンツーマンのハイプレスで来る分、一人はがせれば局面も変わります。一人一人がボールを運ぶことも大事になりそうですか?
「その通りですね。一人が運べばスペースも生まれますし、有利な状況も作れます。持っている技術をどこでいつ使うか、という部分が大事になります」

Q:今節はジャクソン アーバイン選手と大畑 歩夢選手が出場停止です。出場する選手たちに期待したいことは?
「ここまでスタメンを張ってきた重要な2選手ですが、スモールスカッドでやっている以上、ウチのチームは一人一人が主役です。出番が来る選手に期待することは、持てる力を出すことです。そこを求めていきたいです。出場停止はシーズンの中ではあることですし、一人の選手に頼るチームであってはいけません。全員でしっかり戦える集団として、次の試合に挑みたいです」

奥田 勇斗選手



Q:前節について、入りの部分でセットプレーとクロスから背後を取られるシーンも多かったですが、今節に向けて話し合ったことは?
「ああいうクイックリスタートをしてくるチームも多いので、前節の反省を生かして、相手のリスタートに対してしっかりオーガナイズして準備することは、今一度、全員で確認しました」

Q:こちらの監督も代わっているため一概には言えませんが、百年構想リーグの名古屋戦では、アウェイで0-3、ホームでは6-1。相手のマンツーマンのハイプレスをまともに受ける厳しい試合になり、そこで一つはがせばチャンスが生まれた印象です。今節に関してポイントになることはどう考えていますか?
「今回はミラーゲームになると思うので、1対1での球際の勝負は大事になってくると思います。言われたように、相手はマンツーマンな分、一人を外せばチャンスになると思うので、局面の1対1で負けないことを意識したいです」

Q:今シーズンから3バックに取り組むチームにおいて、攻撃の回数を増やすために、ウイングバックで意識しているプレーは?
「徐々に3バックの戦い方もチームに浸透してきている中で、ウイングのポジションは上下動が大事になりますが、そこにこだわらず、中に入ったり、自分たちで変化を加えながらボールを回していくと、自ずとビルドアップでも前進していけます。ディオンが高い位置を取った時に、自分の前のル-カスとコミュニケーションを取ってどっちが中に行くか、そういう変化を加えることで相手を惑わすことができれば、ボールを保持して前進できると思うので、上手く連係を取りながら攻めることを意識しています」

Q:パブロ マチン監督の求めるウイングバック像にどう適応しようと思ってプレーしていますか?
「3バックのウイングに(本格的に)取り組むのは初めてだったので、監督が求めるウイング像をしっかりと理解した上でチャレンジしています。今でも試行錯誤しながらプレーしていますが、求めるサッカーに取り組めるよう意識しています。(監督が求めるウイングバックは)積極的に攻撃に参加すること、守備でもしっかり戻ること。FWに背の高い選手がいるので、クロスの質も求められます。4バックのサイドバックだと前のウイングと連係を取って攻めていけるのですが、ウイングバックはサイドのレーンに僕一人になることも多いので、守備でも攻撃でも1対1の強さが求められます」

Q:監督も常々、「デュエルで勝つ」ことの重要性を話していますが、デュエルへの手応えはいかがですか?
「攻撃では、自分は1対1でガンガン仕掛けるタイプではないですが、そこにもチャレンジしていこうと思っていますし、僕は僕なりに上手く周りと連係を取って攻めていくことは意識しています。監督からも『勇斗はそういうプレーが特長だから』ということは話してもらっているので、そこは存分に生かしていきたいです。今節の名古屋戦はミラーゲームなので1対1のバトルが重要になってきます。守備も意識してプレーしたいと思います」

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