Match Preview
- 10/10 横浜FM戦
- メディア
代表ウィークが明けて再開される明治安田J1リーグ。負けなしのホームにて、リーグ戦4試合ぶりの勝利を目指す
代表ウィークが明けて再開される明治安田J1リーグ。セレッソ大阪は、ホームに横浜F・マリノスを迎え、明治安田J1リーグ第9節に挑む。直近のリーグ戦は3試合未勝利と足踏みが続いているだけに、再び勢いを付けるためにも、是が非でもホームで勝利を掴みたい。
リーグ戦の中断期間はカップ戦の2試合が行われ、Jリーグ ヤマザキビスケット ルヴァンカップ1stラウンド2回戦では藤枝MYFCに2-1、天皇杯3回戦では鹿児島ユナイテッドFCに2-0で勝利した。いずれもJ2、J3と下のカテゴリーが相手だったとは言え、しっかりと公式戦2連勝で終えたことでチームの士気も高まった。代表活動で抜けていた選手たちもいたが、開幕からリーグ戦8試合を戦った中で見えた課題、3バックの利点も含め、今季のスタイルを改めて見つめ直す時間にもなった。パブロ マチン監督も、「成長しているところはたくさん見受けられます」と手応えを示し、公式戦3試合連発中のルーカス フェルナンデスも、「自信を持ってリーグ再開に臨めます」と表情を引き締めた。もちろん、再びJ1の舞台に戻ることで、相手のレベルも上がる。「そうした相手に自分たちが成長している姿を見せられるか。そこは私自身も見ていきたい」と指揮官は冷静な視点も持ち合わせている。中断期間の収穫としては、より多くの選手がプレーすることで、今季のスタイルへの理解を深めたこと。藤枝戦はゴール、鹿児島戦ではアシストと結果を残したパブロ サバックら、カップ戦の2試合はリーグ戦での出場時間が短い選手たちも多くプレーしたことで、チーム全体の底上げにもつながった。今月は最大で公式戦8連戦という過密日程となる。チームの総力を上げていく作業はこれからも欠かせない。

今シーズンの横浜FMはスティーブ コリカ新監督を迎えてスタート。鹿島アントラーズとの開幕戦では、打ち合いの末に3-4で敗れたが、初戦から指揮官の色はピッチに落とし込まれていた。センターバック、ボランチを中心とした強度の高い守備、ウイングを生かした縦に速い攻撃が特長であり、1トップには先日の日本代表に初招集された谷村海那もいる。まずは各局面におけるデュエルで負けないことが重要であり、守備では、ボックス内での決定力が高い谷村にいいボールを配球させないようにしたい。天野純、かつてセレッソでもプレーしたジョルディクルークスら名手の左足には警戒が必要だ。攻撃では、鹿児島戦でも有効だったサイドチェンジ、大外からの仕掛けは今節も発揮していきたい。直近のリーグ戦は4試合連続でミラーゲームとなった中、今節は4バックの横浜FMが相手。サイドを中心にミスマッチも発生する中、ウイングバックがいかに高い位置を取れるか。押し込むためにはそこがバロメーターになる。また、横浜FMのジェイソン キニョーネスとは、「コロンビア時代、デポルティーボ・カリのU-20で一緒にプレーしていた」と話すサバックは、「対戦が楽しみ」と今節に向けて胸を高鳴らせる。彼らのマッチアップも注目ポイントだ。
6位・横浜FMとの勝点差は3。セレッソとしては、勝てば彼らに並ぶことができる重要な一戦。シーズンも序盤から中盤に差し掛かっていく第9節。上位に食らい付いていくためにもここで離されるわけにはいかない。新体制になって開幕から公式戦負けなしが続くホームのファン・サポーターの声援も力に変えて、勝点3だけを目指して戦い抜く。
試合前日コメント
パブロ マチン監督

Q:リーグ戦としては3週間ぶりになります。再開されるリーグ戦へ向けた意気込みをお願いします
「正直、そんなに空いたのか、という感覚です。その間にカップ戦もあったので、中断期間は短く感じました。リーグ戦の再開をホームで迎えられることを嬉しく思います。サポーターの皆さんの前で勝利を挙げられるよう、全力を尽くします。カップ戦では2試合勝利しましたが、どんな時でも応援して下さるファン・サポーターの皆さんのために、リーグ戦でも良い試合をして、勝利をお届けしたいと思います」
Q:天皇杯3回戦の鹿児島ユナイテッドFC戦は、4バックの相手にサイドチェンジが効いていました。ウイングバックが高い位置を取ることも含め、少しずつ監督のスタイルが浸透してきた手応えもありますか?
「成長しているところはたくさん見受けられます。新しいシステムを使うことに関して、監督である私自身も選手を見てアジャストしないといけないですし、選手もシステムにアジャストしないといけません。そういったところをしっかりと一人ひとりが汲み取って、自分たちのシステムを理解し始めているところかなと思います。鹿児島戦に関しては、いい攻撃といい守備ができましたが、リーグ戦に戻れば相手のレベルも上がります。そうした相手に自分たちが成長している姿を見せられるか。そこは私自身も見ていきたいと思います」
Q:横浜FMの印象と、彼らの強みをどう認識されていますか?また、試合のポイントについてはどうお考えですか?
「歴史あるクラブで素晴らしい選手も揃っています。個々のデュエルも強い印象がありますし、サイド攻撃も魅力的です。ウイングとサイドバックの選手の関わりも良いと思います。試合のポイントについては、戦術的なこと以外が大事になると思います。全ての試合において言えることですが、自陣ではミスを少なく、相手の陣地では決定機を仕留めること。この2つが大事になります。そのためにもデュエルで勝つこと、セカンドボールを拾うこと。それができれば主導権を握ることができます。主導権を握れば相手の特長も抑えることができます。その先に、自分たちのフットボールを表現することにもつながっていきます。全てがつながっているという意味では、試合のポイントを一つに挙げることはできませんが、今、話したことが試合に勝つために必要になると思います」
ルーカス フェルナンデス選手

Q:リーグ戦の中断期間、チームはカップ戦に2試合勝利して、ルーカス選手もゴールという結果を残しました。リーグが中断していた3週間はチームにとって、ルーカス選手個人にとって、どのような期間になりましたか?
「チームにとっても個人にとっても、非常にいい時間になりました。自分自身も試合に出ることで試合勘をかなり取り戻せたと感じています。チームとしても、試合に勝ったことで自信が付きました。明日からリーグ戦が再開されますが、自信を持って臨めると思います」
Q:ルーカス選手は北海道コンサドーレ札幌時代、ペトロヴィッチ監督のもとで3バックも経験している分、3-4-2-1のやり方は理解されていると思いますが、この中断期間も含め、改めてパブロ マチン監督が志向する3バックへの理解度も深まった感覚はありますか?
「そうですね。システムだけで話すと、ミシャさんのもとでプレーした経験は生かされています。ミシャさんのもとではウイング(バック)でプレーしていましたが、この形の基本的な考え方、原理・原則は理解しているつもりです。ただし、システムは同じでも、監督が違えばサッカーも変わります。そうはいっても、ミシャさんのもとでプレーした時間がパブロ マチン監督のサッカーをやる上でも助けになっています」
Q:再開されるリーグ戦へ向けて「自信を持って臨める」という言葉もありましたが、改めて、横浜FMの印象や強みも含め、今節へ向けた意気込みをお願いします
「皆さんが知っている通り、横浜FMはいいチームで攻撃的なチームです。何試合か見ましたが、アグレッシブなチームという印象です。前線には速い選手もいて、クラブ自体が速い攻撃をスタイルとして持っています。彼らの強みも頭に入れて、いい意味でリスペクトしながらも、自分たちのホームですし、自分たちのサッカーを展開して勝ちたいと思います」
Q:相手の攻撃陣を抑えるためには、前線からの守備、攻守の切り替え、セカンドボールを拾うことも大事になりますか?
「そうですね。プレッシャーをかけて相手にリズムを作らせないことは大事です。相手は隙を見せれば得点につなげてくる攻撃力があるので、開始から終了の笛が鳴るまで集中を切らさないように戦うことも大事です。セカンドボールの回収に関しては常にパブロ マチン監督から強く求められています。監督が求めるサッカーを体現する上で必要な要素なので、そうしたところもチーム全体で表現しながら、勝利に向けて良いパフォーマンスを発揮したいです」
