• X
  • LINE
  • Facebook

Match Preview

  • 9/19 長崎戦
  • メディア

前節の大敗を受けて、どう立ち直った姿を見せるか。今シーズン全体を考えても重要な一戦に


1-6で敗れた前節のサンフレッチェ広島戦から中6日。セレッソ大阪は、アウェイに乗り込み、V・ファーレン長崎との明治安田J1リーグ第8節に挑む。前節の大敗を受けて、どう修正し、立ち直った姿を見せるか。今シーズン全体を考えても、非常に重要な一戦となる。

前節の広島戦は、立ち上がりからピンチを招くと開始10分、CKの流れからハンドによるPKを与えて失点。敵地で苦しい入りになると、立て直す間もなく18分に2失点目。試合後、「攻めながらの守備ができなかった」とパブロ マチン監督も振り返ったように、この試合では攻撃から守備の局面で相手に圧力がかからず、いとも簡単にボールを自陣ペナルティーエリア内まで運ばれる場面が目立った。前線3人からどうプレスをかけるか、それに連動して、ボランチ2枚と3バックがどう全体を押し上げて相手を潰し切るか。単騎で奪いに行くとはがされてスペースを空けてしまうだけに、11人全体での守備のつながりを徹底したい。今節も警戒したいのは長崎のカウンター。名古屋グランパスに2-0で勝利した前節、長崎の2点目は、中盤でボールを奪った長谷川元希から1本のパスで背後に抜け出したチアゴ サンタナがGKとの1対1を決めたものだった。10番のマテウス ジェズスも含め、長崎の1トップ2シャドーは独力でフィニッシュまで持って行ける力があるだけに、彼らに良い形でボールを収めさせないことが重要になる。そうしたチーム全体で相手の攻撃を防ぐことと同時に、最後は、「相手に入ったところを潰さないといけない。そこでの厳しさは必要になる」(田中駿汰)、「個の能力で打開してくる相手に1対1で負けないことが大事になる」(畠中槙之輔)と、局面ごとの戦いで負けないことも意識したい。

6失点に至った守備の改善が必要な今節だが、前節はチャンスの数も少なかった。相手のプレスをかいくぐれず、攻撃に精彩を欠き、前線、中盤で良くないボールの失い方をしたことも6失点につながった要因の一つだけに、今節はどう相手の陣地に進入してシュートまで持って行くか。攻撃の再構築も求められる。前節、後半途中から出場してドリブルで押し返した横山夢樹は、今節はU-21日本代表活動により不在。“飛び道具”を一つ失う形になるだけに、いかにチーム全体で連動して攻め切るか。クロスの精度やセットプレーもしっかり合わせていきたい。今節が終わるとリーグ戦は3週間の中断期間に入る。それだけに、今節をどう終えるかはシーズン序盤の成否にも直結する。開幕からここまでホームでは3勝1分、4得点1失点。アウェイでは3戦全敗、1得点10失点と対照的な数字が並ぶ。第2節のアビスパ福岡戦、そして前節と、アウェイでは1失点目から2失点目の時間も早い。「前節と同じ失敗を繰り返さないようにしたい」と田中も話すように、今節は、まずは試合の入りで、無失点で進めていくこと。途中、例え失点しても崩れない強さが欲しい。スタジアムの雰囲気も含め、ホームに流れが傾く時間帯をいかに耐えて押し返すことができるか。そこが勝負の分かれ目になる。

前節の試合後、「自分たちを厳しく見つめ直した上で、立て直していきたい」と話したジャクソン アーバイン。今節へ向けては、「今シーズンここまでのアウェイでのパフォーマンスを払拭するような試合をしたい」と意気込んだ。ピッチで味わった悔しさはピッチで晴らすしかない。「あのような大敗の次、どのような試合をするか問われている。綺麗なサッカーでなくてもいい。泥臭くても絶対に勝たないといけない」とは畠中。アウェイにおける今季初勝利を収め、長崎に集うサポーター、そして画面越しで応援してくれるサポーターと喜びを分かち合いたい。

試合前日コメント

パブロ マチン監督



Q:前節の大敗を受けて、今週の練習で強調されたことは?
「一言で言うと、戦うことです。チームとして一人ひとりが戦うことです。前節の結果に関しては、酷いとしか言えない試合になりました。もちろん、広島さんも良かったです。決めるべきところを決めてきました。その中で、戦うことをもう一度チームに浸透させること。そこはすぐにでも向上できますし、基本となる部分です。それに加えてミスを減らすこと。前節は全体的に一人ひとりのレベルを出せなかった。そうした教訓を経て、次の試合はしっかり戦うことから入ることを意識して、今週の練習に取り組んできました」

Q:前節の試合後は、「攻めながらの守備」を課題に挙げていました。今節に関しても、攻め切ること、攻撃から守備への切り替えは大事になる?
「おっしゃる通りです。守備においても攻撃においてもオーガナイズされた形を求めたい。バランスを取る部分に関しては、攻撃をしながらも守備のことを考えること。リスク管理もすること。カウンターを防ぐことはすごく大事です。そのためには、しっかりと攻撃をいい形で終わらせること。そうすれば自分たちが整えた上で守備ができます。いい形で終わらなくてもリスク管理ができていれば相手のカウンターは防げます。相手の攻撃を受ける前の準備をしっかりすることがカギになります」

Q:ここまで7試合J1リーグで指揮をされて、イメージ通りだったか、意外な部分もあったか。また、ここからさらに、どのようなチーム作りを目指していきたいですか?
「驚くことはないです。セレッソの監督に就任する前から、Jリーグにはどのような選手がいるか知っていました。戦術的な部分で自動化された仕組みもありますし、選手一人ひとりの技術、フィジカルも高いです。実際に対戦して、よりその高さを感じます。セレッソに関しても、育成年代から高い技術をもった選手がいます。練習参加する選手の質を見ても、そう思います。育成年代から育つ環境が日本にはあると感じています。ここからのチーム作りという部分では、今いる選手の良さを引き出すこと。今使っているシステムを存分に生かしながら、選手の特長を引き出せるようにすること。攻撃的なアグレッシブなサッカーを発揮することで見る人を楽しませたいですし、若手の育成も中長期にやっていきたいです」

Q:今節が終わるとリーグ戦は3週間の中断に入ります。今節をどう終えるかで、シーズン序盤の成否も変わると思います。今節どのような姿を見せたいですか?アウェイに駆け付けて下さるサポーターさんも含め、応援して下さる方々にメッセージをお願いします
「どんな時も素晴らしい応援をしてくれているサポーターの皆さんには感謝の気持ちしかありません。そうした応援を受けながら、前節はいいところを見せられず、あのような結果になってしまったので、心は痛みました。そこから何を示すのか、今節はもの凄く大事になります。僕としては、常に全員で戦いたいと思っています。セレッソファミリーという意味で、その全員の中にはサポーターも含まれています。サポーターの皆さんも僕らと一緒に戦う気持ちを持って欲しいですし、感謝の思いをしっかりと結果で伝えられるような長崎戦にしたいです」

ジャクソン アーバイン選手



Q:前節の大敗を受けて、今週の練習で意識して取り組んできたことは?
「まずはしっかりと前向きなリアクションを取ることです。ボディランゲージで伝えることも意識して取り組みました。改めて、ゲームの入りの重要性も認識しました。戦術的な修正としては守備の安定をもたらすことですが、どちらにしても強いメンタリティーを示すことが大事になります」

Q:「戦術的な修正」という部分では、「相手のカウンターをどう防ぐかも大事」という監督の話もありました。長崎にはマテウス ジェズス選手など、一人でゴールまで運べる選手もいます。相手にとって有効なカウンターを防ぐために、必要になることは?
「おそらくそこが、今節に向けて我々が一番改善しないといけないところです。攻めながらどういうオーガナイズを取るか。オープンにしない、ディフェンスの前で脆さを見せない、特に切り替えの局面での意識を高めています。いつリスクを取るのかを考えて、攻め切る、クロスを上げ切る、シュートを打ち切る、相手にトランジションの局面を与えないことが重要になります」

Q:田中駿汰選手とのコンビが中盤の軸になっていますが、彼のプレーヤーとしての印象と、彼とのコンビでチームにもたらせる強みについて
「非常に素晴らしい選手です。技術も高く、ボックスtoボックスのオールラウンダーな選手です。お互いに補完し合える関係だと思いますし、試合を追うごとにお互いの理解も増しています。バランスも良くなっています。2人で出ることで守備の安定を図れると思いますし、どちらもゴール前に飛び出せる選手なので、どちらかが飛び出すことで、攻撃に厚みももたらせると思っています」

Q:今節が終わるとリーグ戦は3週間の中断に入ります。今節をどう終えるかで、シーズン序盤の成否も変わると思います。今節どのような姿を見せたいですか?アウェイに駆け付けて下さるサポーターさんも含め、応援して下さる方々にメッセージをお願いします
「今シーズンここまでのアウェイでの試合は残念としか言えません。遠くまで駆け付けて下さるファン・サポーターにとって見応えのある、応援しがいのあるパフォーマンスを見せないといけないです。時間と労力をかけて来て下さっているので、今シーズンここまでのアウェイでのパフォーマンスを払拭するような試合をしたいです」

TOP > ニュース一覧 > Match Preview