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Match Preview

  • 9/12 広島戦
  • メディア

今シーズン序盤の大一番。対広島、アウェイ、2つの壁を撃破して、上位進出を目指す

0-0で今季初の引き分けに終わった前節の東京ヴェルディ戦から中5日。セレッソ大阪はアウェイに乗り込み、サンフレッチェ広島との明治安田J1リーグ第7節に挑む。5位・広島との勝点差は1。勝てば相手を上回り、上位に近づく重要な一戦だ。

前節の東京V戦は、序盤のピンチをしのぐと、前半の中盤から後半にかけて試合を支配。かなりの時間を敵陣でプレーしたが、最後まで1点が遠かった。リスク管理を徹底して無失点で終えたことは評価に値するが、固められた相手をこじ開ける部分で課題は残った。「相手がゴール前に人数を固めてくる中で、ミドルシュートとか相手を引き出す駆け引きは足りなかった。相手の5バックをどうズラすか、どうスペースを空けさせるか、そのアイディアの共有が今日は少なかった」と試合を振り返ったのは畠中槙之輔。東京Vの5バックを動かせず、構えられた中にクロスを放りこんでしまった。今後もミラーゲームでは同様の展開が起こることは考えられるだけに、うまくポジションを変えながら相手のWBを引き出し、3バックの脇を攻略していきたい。もっとも、前節も収穫はあった。後半途中から出場したルーカス フェルナンデスがCKも含めて良いクロスを何本も入れており、得点の匂いは漂った。同じく途中出場したパブロ サバックのコンディションの高まりも感じられ、今後に期待が持てるプレーを披露した。個々のクオリティーをどうチームとして集約させ、最大値を発揮していくか。引き続き攻撃での連係を高めていきたい。もっとも、今節の広島戦に関しては、どちらか一方がボールを持つというより、攻守に入れ替わりの激しい、インテンシティの高い試合になることが予想される。一瞬の隙をどう突くかという部分も含め、より強かに相手ゴールを狙っていきたい。



広島は優勝候補の一角であり、ここまでの6試合を見ても十分にその強さは伝わってくる。セバスティアン アレー、鈴木章斗、加藤陸次樹の1トップ2シャドーは強力で、背後を狙う鮎川峻にも警戒が必要だ。ボランチの川辺駿と中島洋太朗がボールを動かし、東俊希と新井直人の両WBも高い位置を取る。3バックの攻撃参加も特長で、セレッソとしては1試合を通して難しい守備を強いられるだろう。GK中村航輔の仕事も増えそうだが、良い形でフィニッシュさせないよう、守備陣を中心に個々の競り合いで負けないことが大前提になる。前節、広島はアウェイでファジアーノ岡山に2-3で敗れた。連敗阻止へ、ホームで戦う今節は並々ならぬ気持ちで臨んでくることは想像に難くない。そうした相手の強いモチベーションに対し、気持ちで負けないことも重要だ。また、広島戦は後半の終盤にスコアが動くことも多い。土壇場の失点により勝点を失った試合が何度もあるだけに、今節こそ90分+後半アディショナルタイムまでしっかり戦い抜き、勝ち切りたい。「素晴らしい選手と対戦できることを凄く楽しみにしています。その相手に自分の価値を証明しないといけません。アウェイではまだ勝点3を取れていないので、今節しっかり取って、ここから連勝をしていく第一歩目の試合にしたいです」とは櫻川ソロモン。今シーズン好調をキープしている背番号9の力強いプレーで広島のゴールをこじ開けたい。

「近年の歴史を振り返っても、広島相手に良い形で終われていない試合が続いています。さらに今節はアウェイということで、その2つの壁をどう破るか、我々の挑戦になります。今年のチームでこの壁をぶち壊して、次に進んでいきたい」とパブロ マチン監督。剛健さが増している現在のチームなら、個々の強さでも十分、広島と渡り合う力はある。敵地に詰めかけるサポーターとともに、2021シーズン以来となる広島戦での勝利を掴み取り、上位に突き進んでいきたい。

試合前日コメント

パブロ マチン監督



Q:サンフレッチェ広島は穴の少ないチームだが、どう攻略していく?
「近年の歴史を振り返っても、広島相手に良い形で終われていない試合が続いています。さらに今節はアウェイということで、その2つの壁をどう破るか、我々の挑戦になります。アウェイに関しては、前回の神戸も続いて広島も良いチームであることは分かっていますが、敵地でもしっかり勝つことを求めていきたいです。勝つための明確な方法はありませんが、全員でしっかりと勝てるように向かっていくことが大事になります」

Q:アウェイ初勝利へ向けて重要になることは?
「ホームで結果が残っていることに関しては、もちろんサポーターの後押しも大きく影響していると思います。アウェイに関しては、まだ2試合を戦ったばかりなので何とも言えないですが、僕自身も早く勝ちたい思いはあります。良い選手が揃っている広島を相手に挑戦だと思っています。前節、広島さんもアウェイで負けているので、今節に懸ける思いは強くなっているとは思いますが、その相手を上回りたい思いは持っています。今年のチームでこの壁をぶち壊して、次に進んでいきたいです」

Q:前節の試合後、「(得点を取るために)正確さも求めたい」と話されていましたが、今週の練習で取り組んだこと、行った声掛けなどは?
「毎週フィニッシュワークのトレーニングはしていますが、試合によっては、それがゴールにつながらない日もあります。今週の練習に関しては、いつも通り自分たちのシステムや戦い方に焦点を当てながら、一人ひとりのポテンシャルを引き出すことにもフォーカスして行ってきました。失点ゼロは継続しながら今節はフィニッシュワークも発揮して、得点を取りたいです。もちろん、練習で起こる現象と試合で起こる現象は違いますが、練習でやったことが出れば良いと思います。3回チャンスがあれば1回は仕留める。その決定力を試合の中で発揮できれば嬉しいです」

Q:今シーズンここまで櫻川ソロモン選手の成長を感じます。彼のどういう良さを引き出そうとされている?
「パフォーマンスに関しては、前シーズンから少しずつ良くなっているのだと思います。僕の展開する形にも上手くハマるFWだと思っています。ターゲットになる選手、背後にも走れて収められる選手が僕の好きな9番像なので、良いパフォーマンスを出してくれています。点を取る以外の仕事を頑張っていることも評価できます。僕らの攻撃の作り方としても、長いボールの受け手になってくれる、そこから攻撃を展開できる意味でもチームの助けになっています。周囲からの信頼も勝ち得ていると思います。ただ、評価はしていますが、本人にもいつも言っているのですが、『自信と自信過剰は紙一重だ』と。自分に矢印を向け続けて努力することの大切さは、本人も分かっていると思います。良い部分は継続して、もっともっと成長できる選手だと思っています」

櫻川 ソロモン選手



Q:前節は押し込みながらも無得点で引き分け。悔しい試合になったが、映像で見返して、得点を取るために必要だったと思う部分はありますか?
「後半のようにクロスが入りやすい状況、ゴールに近いボールを配球する時間を長く作ることが大切です。前への意識を持つことも必要だと思います」

Q:パブロ サバック選手との2トップは迫力があって今後もオプションになると思ったが、彼と前線でコンビを組んだ感触はいかがですか?
「体格は似ているところはありますが、僕とはまた違ったタイプの選手だと思うので、上手く共存できると思います。彼とちゃんとプレーしたのは2試合目だったので、ここからもっと合わせて、試合でもアジャストできればいいと思います」

Q:ここまでリーグ戦6試合で3得点。自身の中での手応えと課題は?
「内容としては良いパフォーマンスを出せているのかなと思いますが、得点数には物足りなさもあります。どんな形でも良いので、これからより多くのゴールを取って、チームを勝たせたいです」

Q:今週の公開練習では、背後を取る意識も強く感じました。起点を作ることと背後は、次の試合でも両方狙っていく?
「その2つはパブロ監督になってずっと求められているところです。相手の陣地でプレーする時間を長くするためにも、まず僕が背後を取ること。その意識は強く持って練習にも臨んでいました」

Q:広島の荒木選手、佐々木選手らJリーグを代表する屈強なCBとの対戦に向けて
「素晴らしい選手と対戦できることを凄く楽しみにしています。その相手に自分の価値を証明しないといけません。アウェイではまだ勝点3を取れていないので、今節しっかり取って、ここから連勝をしていく第一歩目の試合にしたいです」

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