Match Preview
- 8/15 福岡戦
- メディア
新体制における初のアウェイゲーム。チーム一体で強固な集団となり、敵地でアビスパ福岡撃破を目指す
2-1と見事な逆転勝利を収めたファジアーノ岡山との開幕戦から中6日。セレッソ大阪は、連勝を目指して敵地に乗り込み、アビスパ福岡との明治安田J1リーグ第2節に挑む。
独特な緊張感に包まれた開幕戦。シーズン移行による初の8月開幕となった第1節のファジアーノ岡山戦は、開始8分に先制されるも、20分に櫻川ソロモン、24分に横山夢樹がゴールを決めて逆転に成功。後半は守勢に回る時間も続いたが、統率の取れた守備を披露して岡山に決定機を作らせず、試合をクローズ。新体制の初陣を勝利で飾った。「新チームとして始まったばかりなので、最初の試合で勝つことが重要でした。その意味では、開幕戦にしっかり勝てたことは良かった」とディオン クールズも話すように、何より勝点3こそが新体制を軌道に乗せていくために重要なこと。勝点を重ねていく中で修正していくサイクルを確立させたい。また、クールズは「監督が求めるシステムの理解もどんどん良くなっています」と内容面にも言及。パブロ マチン監督が推し進める3-4-2-1では、攻撃では両サイドが高い位置を取り、前に人数をかけることができる。1トップ、櫻川の近くにも人を配置することで、より分厚い攻撃を仕掛けることが可能になった。守備でも前からプレスをかける積極性と同時に、守勢に回った際はしっかりとブロックを作る柔軟性もあり、短期間で機能性を発揮している。そうしたチームに新たな力が加わった。先月まで行われていた北中米ワールドカップにオーストラリア代表として出場していたジャクソン アーバインと、25シーズンのKリーグ得点王の実績を持つパブロ サバックだ。まだチームに合流したばかりであり、ここからさらに連係面を深めていく必要はあるが、今後の活躍に期待したい。

今節の相手・福岡は、ホームにヴィッセル神戸を迎えた開幕戦は0-1で敗戦。前半23分、大迫勇也に決められたゴールを最後まで取り返すことができなかった。もっとも、岡山から加入した新戦力のウェリック ポポは相手に脅威を与えており、後半の途中からは、鹿島アントラーズから加入した師岡柊生も出場。他にもシャドーの名古新太郎。ボランチの見木友哉らキックの精度が高く、ミドルシュートが武器の選手たちもいる。セレッソとしては、まずはポポをしっかり抑えるとともに、開幕戦で課題となったクロス対応、セットプレーの守備では、より集中力を高く保ちたい。また、開幕戦のメンバーには入っていなかった碓井聖生が出てくれば、彼に対する警戒も必要だ。もっとも、そうした相手の長所を消すことと同時に、「自分たちが主導権を握って試合を進めていくこと、自分たちのゲームモデルをしっかりと使いながら、良い状況を作り出していくこと」(パブロ マチン監督)が何より大切。開幕戦でも機能した櫻川、横山、香川真司の1トップ2シャドーに両ウイングバック、さらにはボランチの田中駿汰も含めて「セカンドボールを回収して、いい攻撃につなげていきたい」(クールズ)。開幕戦と同様、今節もシステムは相手と同じミラーゲームが予想される中、「1対1が特に大切になる。デュエルでしっかり勝つことが、勝利につながる」(パブロ マチン監督)。
新体制としては初のアウェイゲームとなる今節。開幕戦の勝利で掴んだ上昇への機運をより高めていくためにも、是が非でも掴みたい勝点3。「スタメン、ベンチに限らず、出場する選手全員が大切。途中から出る選手もしっかりと力を発揮することがチームの成長につながる」と話すパブロ マチン監督のもと、サポーターも含めたチーム一体で強固な集団となり、敵地で福岡撃破を目指す。
試合前日コメント
パブロ マチン監督
Q:開幕戦は見事な逆転勝利を収めましたが、改善点も含めてフィードバックしたことは?
「まず不可欠なところは、自分たちのゲームモデルに沿って、今節の相手とどう戦うか、というところです。フィジカル的な向上と、新たに加入した選手たちとの連係も確認しました。また、前回の相手に多く作られたシーンとして、ダイレクトプレーがありましたので、その対策もしました。自分たちが劣勢に回った部分をどう改善するか、ということをこの1週間、取り組んできました」
Q:今節の相手、アビスパ福岡は、開幕戦の相手、ファジアーノ岡山と特長が似た部分もあります。今節のポイントはどのように見ていますか?
「福岡さんと僕らはシステムこそ似ていますが、強みは違う部分もあるので、そこをしっかり理解しながら対応することが大事です。それに加えて、自分たちが主導権を握って試合を進めていくこと、自分たちのゲームモデルをしっかりと使いながら、良い状況を作り出していくことも大切です。あと、とにかく大事になると思っていることは、基本的にシステムが同じなので、1対1が特に重要になります。デュエルでしっかり勝つことが、勝利につながると思っています」
Q:新たに加入したジャクソン アーバイン選手、パブロ サバック選手のコンディションと、今節へ向けての見通しは?
「ジャクソン選手はセレッソに来る前もしっかりとプレーしていたので、コンディション的にも調子は良いです。パブロ選手は少し試合からは離れていましたが、こちらに合流してから少しずつ体のキレも上がっていますので、大きな心配はしていません。2人が加わることは、チームにすごくプラスになります。もっとも、2人に限らず全員が大切です。スタメン、ベンチに限らず、出場する選手全員が大切です。途中から出る選手もしっかりと力を発揮することがチームの成長につながります。また、チアゴとルーカスもまだ100%ではないものの、そこに近い状態まで戻ってきていますので、チームの中で良い競争が始まっているのかなと思います」
ディオン クールズ選手
Q:新監督を迎えてスタートしたシーズン、ドルトムント戦、開幕戦と勝利が続いています。新チームになって、現在の状態はどう見ていますか?
「新チームとして始まったばかりなので、最初の試合で勝つことが重要でした。その意味では、開幕戦にしっかり勝てたことは良かったです。監督が求めるシステムの理解もどんどん進んでいます。今後、もっと良くなっていくだろうな、という感覚もあります。ただ、それはハードワークを続けていくことが前提にあります。明日の試合もしっかり戦います」
Q:中村拓海選手と縦関係を組む右サイドが機能しています。岡澤昂星選手、香川真司選手も含めた連係面も良いですが、右サイドでの攻撃面での手応えについては?
「(中村拓海とは)互いによく理解できている、同じイメージ、同じ絵を描けている感覚があります。お互いの強みを生かしながら右サイドを崩せていると思います。ここからもっとチャンスの数を増やして、得点に関わるプレーを出していきたいです。開幕戦も右サイドの昂星からゴールが生まれましたが、そのような回数を増やしていきたい。右サイドをより支配的にやっていければなと思います」
Q:今週の公開練習では、ジャクソン アーバイン選手、パブロ サバック選手と楽しそうに話している姿も見られました。彼らがチームに加わることで、どのようなプラス面をもたらしてくれそうですか?
「ジャクソンに関しては、経験とリーダーシップをもたらしてくれます。Jリーグにおいてはサイズも武器になると思うので、大きな期待をしています。パブロに関しても、(25シーズンの)Kリーグ得点王ということで、ゴールを期待しています。僕の経験からも、Jリーグは簡単なリーグではないので、なるべく早くチームに馴染んでもらうことが大切です。そのために、僕の役割も重要になると思っています。言語のことも含め、彼らがチームに馴染む手助けをすることは、僕に期待されている役割だと思っています。小さなことでも、チームに馴染めるよう、気を配っていきたいです」
Q:今節の相手、福岡には前線に強力な選手が複数いますが、守備面も含めて勝つために必要になることは?
「この半年で2試合戦っているので、相手の強みはよく理解しています。よく知るからこそ、タフな試合になると思っています。カギになるのは、球際とセカンドボール。相手はダイレクトに、直線的に攻めてくると思うので、セカンドボールを回収することが大事です。そして、その回収したボールをいい攻撃につなげていきたい。しっかりと自分たちがボールを握りたいと思っています」