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Match Preview

  • 5/3 福岡戦
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3試合ぶりにホームに戻る今節。ラストパスの質と決定力を高め、前節の勝利で増した一体感をさらに強固にする勝利を目指す


前節のヴィッセル神戸戦から中3日。セレッソ大阪は、3試合ぶりにホームに戻り、アビスパ福岡との明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンド第14節に挑む。YANMAR HANASAKA STADIUMにスタジアム名が変わって2試合目。前回の京都サンガF.C.戦に続き連勝を目指す。

前節・神戸戦に向けた前日会見では、いくつかのポジションで選手変更を明言していたアーサー パパス監督だが、当日発表されたスタメンは驚きの総入れ替え。激闘の広島戦を経て、コンディションも含め、「勝てるメンバー」(パパス監督)を選んだ。同時に、ピッチに立った選手たちの特長も踏まえ、より最大値を出せるようシステムも3バックに変更。首位・神戸相手に不安要素がないわけではなかったが、立ち上がり20分までに迎えた2度の被決定機でキム ジンヒョンがビッグセーブを見せてチームを落ち着かせると、守備ではコンパクトな陣形を維持しながら対応。前半の終盤には相手陣に侵入して決定機も作った。後半も神戸の圧力を受けながらもチャンスの数を増やし、交代選手も含めて試合の流れを押し戻した。アウェイの地で堂々、神戸と渡り合って中身の濃い90分を戦った末にPK戦での勝利。「全員がこのチームの中での存在価値を感じることができた、チームに貢献できることを示せた試合」(パパス監督)になった。そこから中3日で迎える今節は、前々節・広島戦のメンバーが先発に戻る可能性が高いと思われるが、「前節の試合を無駄にしないためにも、明日も勝つ必要がある」(パパス監督)。引き続き総力戦の中で、先発で出る選手、途中から入る選手がしっかりバトンをつないで90分での勝利を目指す。


福岡との前回対戦時は前半からボールがスムーズに回り、19分に櫻川ソロモンが先制点、44分にチアゴ アンドラーデが追加点を決めて2-0で勝利。内容も伴った素晴らしい試合を演じた。福岡はその試合から6連敗を喫するなどリーグ前半戦は低空飛行を続けたが、第8節でPK戦の末に勝利して以降はコンスタントに白星を重ね、チーム力は向上。直近の数試合を見ても、アウェイのガンバ戦ではロングスローとCKの流れからクロスで2得点。前節の広島戦では高い位置で奪ってのショートカウンターとミドルシュートから2得点。ストロングポイントを生かした攻撃の鋭さは増している。もっとも、そうした福岡の強みにも警戒しつつ、セレッソとしては何より自分たちの良さを出すことに注力したい。前々節の広島戦では前半から軽快なパスワークと鋭い攻撃を披露。守備でも高い位置から相手のボールを奪いにいく姿勢ではめ込み、奪ってからの速攻も機能した。攻守にハイパフォーマンスを発揮した広島戦の前半をアベレージにしていくことができれば安定した強さを示していける。さらにそこから「作ったチャンスを効率よく決め切ること」(パパス監督)も意識していきたい。昨シーズン、ホームとアウェイの両方で福岡から得点を決めた“アビスパキラー”の柴山昌也、さらには中島元彦ら2列目の選手たちのゴールにも期待したい。

明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンドも残すところ、あと5試合。WESTは首位の神戸こそやや抜けているが、2位以下は大混戦。一つでも上の順位で終えるためにも、ここからは一戦必勝の精神で勝点3を積み重ねていきたい。ゴールデンウィーク唯一のホーム開催となる今節。サポーターと一丸となって勝利を掴み、試合後に喜びを分かち合いたい。

試合前日コメント

アーサー パパス監督


Q:先発を総入れ替えして臨んだ前節のヴィッセル神戸戦で掴んだ勝利は、改めてチームにとってどのような意味を持つ1勝になりましたか?

「全員がこのチームの中での存在価値を感じることができた、チームに貢献できることを示せた試合になりました。ここまで多くの出場機会を得ていない選手たちがチームに貢献できることを証明したことが、一番大きなことでした。今シーズンずっとハードワークしてきた選手たちが出場して結果を出したことで、チーム全体に対して、いいプレッシャーがかかったと思います。誰もがチームにおいて、ポジションが保証されているわけではないことを示せました。私自身、常に競争を促していますが、その競争の中で出場した時に自分自身の最大限を表現することが大事です。その意味で今週はポジティブな1週間を過ごせています」

 

Q:システムも、約1年ぶりに採用した3バックが守備を中心に機能したことは、今後の采配においても幅が広がるのでは?

「このようにして戦おう、というアイディアはありましたが、しっかりと結果を求めた中でのアイディアでした。それをしっかり実行に移した選手たちの能力、それも神戸という強い相手にできたことは、選手たちが称賛を浴びるべきだと思っています。というのも、アイディアはあっても、選手たちがそれを信じて実行しなければそのパフォーマンスは生まれないわけで、選手たちがよくやってくれました」

 

Q:よりチームの底上げも進んだ中で、ここから残り試合、さらにどのような積み上げをしていきたいですか?

「志向するフットボールは変わりません。守備では高い位置からアグレッシブに奪いにいく、必要であればしっかりと後ろで守る。さらに今後に関しては、より効果的にゴール前で決め切れるようになっていかないといけないと思っています。十分にチャンスは作っているので、それを効率よく決め切ること。そして大切なことは、チームとしての一体感。お互いのためにハードワークすること。このチームに自分は価値をもたらしている、という実感を持つことが重要になると思います」

 

Q:今節の相手、アビスパ福岡も前節はPK戦の末にサンフレッチェ広島に勝利しています。直近の成績を見ても白星が先行しており、前回対戦時よりチーム力は上がっていると思われます。福岡はセットプレーも強みにしていますが、今節のポイントについて

「直近の6試合を見ると、福岡はこのリーグでベストな結果を残しています。選手たちにもハッキリ伝えていますが、『自分たちがベストな状態で、しっかりと強度を持って試合に入らなければいけない』と。それぐらい難しい試合になります。まずはしっかりと自分たちのベストを尽くすこと。そして、前節の試合を無駄にしないためにも、明日も勝つ必要があります。アビスパは得点の半分がセットプレーから生まれています。あとは、ダイレクトな攻撃とクロス。そこでやらせないことが大事ですが、我々もセットプレーから得点のチャンスは生まれると思うので、集中して取り組んでいきたいと思います」

 

奥田 勇斗選手


Q:前節は前々節から先発全員を入れ替えて勝利しました。より一体感が生まれる結果になったと思いますが、チーム全体の雰囲気はいかがですか?

「チーム全体でいい準備ができた証拠なので、全体が前向きに、いい方向に動いていると思います」

 

Q:右のウイングバックでプレーした中村拓海選手からも刺激を受けましたか?

「そうですね。僕とは違った良さを持っているので、プレーを見ながら学ぶことはたくさんあります。自分も途中から交代で出ましたが、(試合に)負けてはいけないと思ってプレーしました。いい形で後を継げたと思います」

 

Q:今季は控えからのスタートでしたが、第8節のヴィッセル神戸戦で今季初先発を飾り、そこからチーム全体のビルドアップも安定した印象です。ボール保持の局面で意識していることは?

「まずサポートを早くすること、ボールをいかに失わないか、常にボールを受けられる位置にいること、全体の中でいい距離感を保つことは意識しています。積極的な攻撃参加はできていると思うので、あとはクロスからのアシストやゴールに直結するプレーも出していきたいです」

 

Q:守備に関しても、前々節の広島戦では相手のウイングバックにボールが入った瞬間、距離を詰めて奪いにいく姿勢が見られました。高い位置から奪う守備の連動性も増していますか?

「3バックのチームは、こちらの4バックに対して相手は5枚で攻めてくるので、『バックラインの高さの調整とスライドが大事になる』と試合前からみんなで話していました。全体としていい準備ができた中で、ピッチでも全員でいいプレーができたと思います」

 

Q:パパス監督も「前節の試合を無駄にしないためにも明日も勝つ必要がある」と話していました。今節へ向けた意気込みをお願いします

「チーム全体としていい準備はできています。連戦ですが、誰が出てもいいプレーを出せる準備はしています。全員で戦えば自ずと結果はついてくると思います。相手は高さも強みにしていますが、しっかりと個人、個人でバトルして勝つことを意識してプレーすれば失点も防げると思います。攻撃では今まで積み上げてきたサッカーを信じてやるだけです。ゴールにつながるラストパスの質を高めることもチーム全体として意識していきたいです」

 

アビスパ福岡戦特設サイト

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